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まるでダメな男の日記

このブログでは趣味のゲームや読書感想など非生産的な駄文を書き連ねていく予定です。

第670回 おもいでエマノン

Posted by ヒッター7777 on   0 comments   0 trackback

梶尾真治 「おもいでエマノン」

 復刻版刊行開始。
 読んでいて懐かしかった。ああ、こんなエピソードがあったなぁと思い出す。
 すっかり忘れていた設定もあった。
おもいでエマノン 〈新装版〉

 地球に生命が誕生して三十億年。
 総ての記憶を持ち続ける美少女。
 何のため、彼女は果てしない旅を続けるのか?

 「名前なんて記号よ。エマノンでいいじゃない。NO NAMEの逆さ綴りよ。」

 ・おもいでエマノン
 1967年。九州北部へ向かうフェリーの中で、ぼくは不思議な少女・エマノンと出会った。
 彼女は自分の年齢を30億歳くらいだと言う。
 いつの間にか船から消えていた彼女が残したメッセージを、ぼくはずっと定期入れに入れて持っていた。
 そして13年後、僕が出会ったのは・・・

 ・さかしまエングラム 
 家族とともに交通事故に会い、一人だけ生き延びた少年。自己以来、彼は生前から始まる膨大な記憶を持っていた。
 「エングラム」と呼ばれる精神疾患。事故の際に少年を助けたエマノンという女性は彼に輸血をしていた。
 精神科医は催眠療法で少年を過去の記憶へ導いていく。

 ・ゆきずりアムネジア
 これはコミックス「續さすらいエマノン」の元ネタ。
 1990年。八十歳近い老人が良三を訪ねてくる。亡くなった奥さんのことを話してくれ、と。
 昭和47年、構成作家の良三は九州の山岳地帯で、記憶喪失の少女・荏麻(エマ)と出会う。
 そして荏麻は娘の荏衣子(エイコ)を出産する。
 老人は良三に告げる。自分は荏麻と名付けられた少女の父親だと。


 ・とまどいマクトゥーヴ
 1988年、高校生のエマノンは不思議な少年と出会う。
 彼はひと目でエマノンが三十億年の記憶を持つ歴史の生き証人だと見抜く。
 驚異的な肉体再生力と未来視を行う彼は新人類なのか?

 1994年、カルフォルニアでエマノンは意外な人物と出会う。
 生命の進化のプログラムの中で、彼が担った役割とは?

 ・うらぎりガリオン
 アリゾナの砂漠でエマノンを拾った母子。彼女らはエマノンをガリオン研究所へ導く。
 隕石から抽出されたDNA。それをバクテリアに埋め込み進化させたバイオ・チップ素子。
 200万年前に生物の進化に関わった”ガリオン”と、当時のことを覚えているエマノンが対決する。

 ・たそがれコンタクト
 事故によってテレパシー能力を得たヨシフミ。予知能力を持つヒデノブ。
 数年前からヒデノブは”エマノン”という女性が、自分の人生のターニング・ポイントになることを予知していた。
 ”永遠の未来の記憶”を持つヒデノブと、”永遠の過去の記憶”を持つエマノン。
 二人の記憶がヨシフミの中継で交差する時・・・

 ・しおかぜエヴォリューション
 九州の天草で起きた奇妙な事件。
 エマノンの分身のような存在にエマノンは呼び寄せられる。
 動物界へ進出したエマノンと同様に、植物界にも30数億年の記憶を持つもの「アイオン」がいた。

 ・あしびきデイドリーム
 ああ、暉里(ヒカリ)はここが初登場だったのか。
 
 1994年、突然、布川輝良(アキラ)の部屋の前に立っていた少女。いつの間にか輝良はヒカリと暮らし始めていた。
 ある日、アキラはヒカルが同世代の少女といっしょにいるところを見かける。
 その少女の名はエマノンと言った。何かを頼んだり頼まれたりしたようだが、数日後、ヒカリはアキラの前から消えた。
 彼女がここに住んでいた形跡はすっぱりと消えていた。

 6年ぶりに大学時代を過ごした街に戻ってきたアキラは、当時、自分は一人で過ごしていて、ヒカリという女性のことは誰も覚えていないことを知る。
 ヒカリを求めて、彼女の故郷だと言っていた山岳部の集落を訪れたアキラの前に現れたのは、あのエマノンという少女だった。

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