まるでダメな男の日記

このブログでは趣味のゲームや読書感想など非生産的な駄文を書き連ねていく予定です。

第1984回 宇宙軍士官学校 2

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鷹見一幸「宇宙軍士官学校 -前哨(スカウト)- 2」

 人類の遺伝子にあらかじめ植えつけられていた先天的ファームウェア。
 それは15年前、“至高者(オーバーロード)”の到来によって起動した。
 マインドリセットと呼ばれる全人類の脳に届いた言葉は、人類に国境という言葉の無意味さを実感させた。
 高度な科学技術の産物の無償供与、宇宙船の貸与など、15年の間に人類は“至高者”を善良で友好的な異星人という認識に慣れてしまった。
 今回の「宇宙軍士官学校」設立に際し、15~6歳の少年少女を選抜して軍事教育をさせるというニュースに、世論は肯定的な意見が多く、貧困な生活を送る地域では、率先して子供にエリート教育を受けさせようという機運さえある。
 だが人類はこの先になにが待ち受けているのか、気づいていなかった。

 人類と交配も可能だという雌雄同体の天使のような外見を持つ“至高者”。
 彼らは約980年前に母星アロイスと4つの植民星を失い、55万人の脱出者を乗せてスペースコロニー〈アルケミス〉で避難した者たちだった。
 銀河文明評議会の管理下に置かれたアロイスの難民たちは〈教導者(インストラクター)〉として2つの使命を得る。
 未開の文明レベルα種族をβランクに引き上げる「リフトアップ・プロジェクト」。
 そして、最初に敵に接触して状況を報告。先兵として後続の部隊集団に道を開く斥候を育成する「スカウト・プロジェクト」。
 いったい、銀河文明評議会は何と戦っているのか?

 最初に選抜され45名の士官候補生は、不適格者を除いて40名が最終ステージに残っていた。
 最終ステージは有坂恵一を艦長とする練習戦艦〈アルケミス〉を使った実戦規模の研修。
 乗員は死亡判定が下れば記憶が消去される。
 アロイスも人類も、最初から脳のバックドアに情報端末を持つ“至高者”の眷属であった。
 人類が立ち向かわなくてはならない〈敵〉の正体。それは銀河文明評議会の行う〈リフトアップ〉を、摂理に背く行為として憎む敵対機関〈粛清者〉だった。

 1.練習戦艦アルケミス
 2.最初の試練
 3.インターバル
 4.救難信号
 5.単艦反航戦
 6.救命筒(レスキューポッド)
 7.ダメージコントロール
 8.一週間の休暇

                   宇宙軍士官学校 前哨2

 凄まじい実戦訓練ですねえ。最初から“死”が想定されている訓練であり、全滅した場合は、自分たちの死の瞬間まで追体験させて何が悪かったのか学習させる。
 軽症から重症まで全て治療槽で完治され、あらかじめ採取された細胞から予備臓器まで作られている。
 訓練途中で死んだ者はその記憶がリセットされ、12時間後に復活する。
 上位指揮者が死亡した場合は、その穴を残った者が埋めて作戦継続するパターンまで訓練内容に含まれる。
 ともかく死なないこと。なんとしてでも生き延びる方法を考えることを要求される。

 今巻では〈敵〉の正体が解ってきましたが、まだまだアロイスには隠し事はあるようです。
 3巻まで買ってあるが、残りも注文しちゃおうかな。

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