まるでダメな男の日記

このブログでは趣味のゲームや読書感想など非生産的な駄文を書き連ねていく予定です。

第1980回 宇宙軍士官学校 1

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鷹見一幸「宇宙軍士官学校 -前哨(スカウト)- 1」

 15年前、異星人“至高者”の到来が人類文明に転機をもたらした。
 人類が雌雄同体だという“至高者”の〈最初の降臨(ファースト・アドベント)〉を受けたとき、彼らのことを“天使”とと崇拝し、マインドリセットが行われた。だが、それでも国家や部族という枠組みにしがみつく者はいた。
 統合化戦争という大きな騒乱の後、国家という枠組みは解体され、いくつかの緩やかなブロックに再編された。
 〈フローターコイル〉という反重力装置の提供は、流通に大変革を起こし、人類の領土は冥王星宙域まで広がる。

 だが、それでも宗教的狂信によるテロ活動は止まず、解体された軍と警察機構を兼ね備えた“治安維持軍”が治安維持を行い、国境守備は異星人の宇宙船を貸与された“地球連邦宇宙軍”がそれを担う。
 治安維持軍の新任少尉・有坂恵一は、ある日、衛星軌道上の宇宙軍司令部からの辞令を受け取る。

 “オーバーロード”による全ての人間の脳への直接メッセージ。
 人類文明を長らく観察してきた“至高者”は、このマインドリセットにも屈せず、頑強な抵抗者のいる地球人類の特質に目をつけていた。
 〈最初の降臨〉から15年の間、無償で様々な技術的恩恵を受けた人類は、このまま〈他の文明に依存するも者(フリーライダー)〉のままでいるか、それ相応の義務を持つ銀河文明評議会の一員となるか、いずれ選ばなくてはならない。
 人類文明の歴史に精通する“至高者”の〈代理人(メッセンジャー)〉シャロムは、価値ある資源や高度な文明を持たない地球を、スイスという国に比した。
 彼の国は外貨を稼ぐため、国民を傭兵として外国に送り出すしかなかった。
 まず地球の専門的境域を受けていない柔軟な発想と概念を持ち、優秀な指揮官になる素質を秘めた者。さらに兵士になる素質をもつ若者を「人類の前哨(スカウト)」として選抜する。
 この非公式な打診は、15年間のあいだ受けたツケを返す時期がきたことを意味した。

 1.治安維持軍
 2.地球連邦宇宙軍
 3.士官学校
 4.訓練
 5.〈教導者(インストラクター)〉の世界
 6.自主訓練
 7.応用訓練
 8.対決
 9・最終選考

                宇宙士官学校 前哨1
 〈代理人(メッセンジャー)〉に選抜された45人の軍務経験を持つ20代の男女。
 3ヶ月の入校期間の間に異星人の新型兵器の取り扱い、集団運用に習熟し、その後、入校する800名の初任兵(15~16歳)の指導教官を務めることになる。
 有坂恵一のような治安維持軍出身者や、宇宙軍の事務官、整備士まで選抜された基準はなんなのか。

 前から気になっていたシリーズ。
 第1部「前哨(スカウト)」が終り、第2部「攻勢偵察部隊」が始まったよなので読み始める気になった。
 ええ?第1部だけで全12巻になったのか。第2部との間に「幕間(インターミッション)」が入っているな。

 本格SFというよりはジュブナイルを意識して書いたというシリーズ。
 続けて読んでいこう。

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