まるでダメな男の日記

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第1976回 異世界食堂 4巻

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犬塚惇平 「異世界食堂」4巻

 ネタバレが含まれています。

 数百年続いた魔族との戦いに終止符を打つべく、最悪の悪鬼(オウガ)と呼ばれた鬼の雄の精と、闇の神殿の巫女である人間の女の腹を用いて作られた対魔族用の戦闘人間ヨミ。
 四英雄の一角として『魔王』と呼ばれる強力な魔族を狩っていたヨミだが、戦いを決した70年前、魔王が呼び出した、かつて『六柱』が滅した『混沌』の一部を全精力を使って叩き返した反動で、ヨミも相打ちになったかと思われていた。
 だが、ヨミが飛ばされたのは見知らぬ『異世界』の海原だった。

 プロローグ これから
 第61話 アーモンドチョコレート: 10年前に行方不明となっていたウィリアム=ゴールド・ジュニア。サラの従兄弟であるトレジャーハンターは、エルフ族の残した『転移装置』で南大陸に飛ばされていた。
 間にある『竜神海』のモンスターのせいで、北半球の東大陸、西大陸は、南大陸の存在を知らなかった。
 ジュニアがサラに渡した分厚い手帳は、後に南北の世界を繋ぐことになる。
 第62話 ライスバーガー: エルフのファルダニアと、旅の連れになった『取り替え子』アリス。きんぴらかき揚げライスバーガーに舌鼓を打つ。後にエルフ料理の開祖となる少女と、その一番弟子の旅が始まる。 
 第63話 ライスバーガーふたたび: アレッタの今夜の賄いは特製カルビ丼風ライスバーガーととりつくねライスバーガー。新たな『ねこや』メニューに載せられるか?
 第64話 スコーン: 『異世界の扉』の秘密を共有し、『ねこや』にスィーツを提供する『フライングパピー』の店長。お得意様のアレッタにスコーンと自家製イチゴジャムを進呈する。この『ベリーの砂糖煮』をめぐって、とある姉妹が争うのは余談となる。
 第65話 イチゴヨーグルトムース: 『光の神』の禁欲派高位司祭セレスティーヌ、3人の弟子を連れて来店する。異世界のお菓子の再現を目指す彼らの努力が花開くのは、まだ先のことである。 
 第66話 オニオングラタンスープ: 『光の神』の享受派高位司祭ブリジット。『ドワーフ殺し』の異名を持つ大酒飲みも老いて、以前ほどの無茶はしない。最後にオニオングラタンスープで腹を休める。後任のセレスティーヌが訪れる10年前の話である。
 第67話 フライドチキン: 老侍タツゴロウは魔物退治の後の疲労に老いを実感する。今回は気分を変えて昼間からフライドチキンとジントニックとレモンシャーベットアイスを胃袋の限界まで楽しむ。
 第68話 お子様ランチ: 公国の第一王子アルフレッドと第一王女マルガレーテ、城の西側の塔『魔女の住処』に探検にゆく。そこで発見した冷気を発する宝石箱の中のプリン。そう、そこは子供たちの伯母・ヴィクトリアの部屋だったのである。
 第69話 親子丼: 一年前、『ねこや』での再会を約束した旅芸人のハチロウ。山の中に捨てられていたハチロウを拾ったのは旅小人(ハーフリング)の夫婦だった。年老いてもなお旅を続ける両親と食べるのは、先代店主の教えてくれた親子丼である。
 第70話 アイスクリーム: 定期的に行う「季節の催し」。普段はバニラ、チョコ、ストロベリーの3種類しかないアイスクリームのメニューが大幅に増えるという。『光の神』に仕えるセレスティーヌ一行がそれぞれ選んだアイスは?
 第71話 ツナマヨコーンパン: 『ねこや』にパン類を供給している『ベーカリーキムラ』の息子・将一。週一でアルバイトしているらしい金髪外人のアレッタに、自作のツナマヨコーンパンをプレゼントする。
 第72話 フルーツゼリー: エルフの料理研究家ファルダニアとアリス。港町でフル-ツゼリーという食べ物を知る。
それは年を取らない『岬の魔女』の魔法の粉を使ったものだった。
 70年前に一瞬だけ現れた『万色の混沌』の監視のため、『青の神』から遣わされた大神官カミラがファルダニアたちに出会うのは、このすぐ後である。
 第73話 ペペロンチーノ: 西大陸の砂漠で難儀をしていた商人ナーデル。真夜中に発見した『扉』の先でぺぺロンチーにを食べる。明晰な商人であるナーデルは、これなら材料さえあれば作れそうだと思案する。
 第74話 チーズケーキふたたび: 魔族の傭兵『夜駆け』のヒルダは、うっかり同僚の傭兵『雌熊』アリシアと『毒蛇』ラニージャに後をつけられた。仕方なく誘った『異世界食堂』で、3人の女魔族は「レア」「ベイクド」「スフレ」と好みのチーズケーキの味で揉める。
 第75話 ポテトチップス: かつて常連客だった『コロッケ』。今の店主が小学校の家庭科の授業で育てた男爵芋を買い取る。これが帝国の拡大戦略を止め、大量の開拓者が帝国の人口を増やすことになるとは知る由もなかった。
 現在では帝国でもダンシャクの薄切り油揚げが売られている。
 第76話 モーニングふたたび: アレッタが勤め始めて1年。給与は20%アップである。(14時間勤務)
 従兄のジュニアのわざと読みにくくして、祖父も使っていた暗号を使用した手帳の清書作業を行っているサラは、アレッタのお持ち帰りのコーンポタージュで朝食を取る。
 第77話 三色丼: 『闇の女神』に仕える高司祭にして侍のオニワカ。伴のショウジロウと満月の夜に出現する死霊(レイス)退治に出かける。ふと見つけた『扉』の先で楽しんできたオニワカは、取り残してきたショウジロウに土産を持ってきた。
 第78話 バーベキュー再び: 夏のお祭り企画。いつもより銅貨2枚高いが食べ放題になる『バーベキュー』(飲み物は別)。年に一度のこの日を狙ってきた常連客は大喜び。『岬の魔女』カミラに誘われたエルフの料理研究家ファルダニアとアリスも、ショウユベースのソースを塗った『異世界』の野菜メランザ(ナス)、オラニエ(タマネギ)、シータケ。そして初めて見るトーモロコシに夢中になる。 
 第79話 チーズチキンカツ: とある地方領主ジェラールが先代の別宅で見つけた『扉』。先代の娘である妻のクラウディアに聞くと、子供の頃に両親と行ったことがあるが、両親の急死で所在がわからなくなっていたという。
 賢者様もご推薦だったという両親の好物は?
 第80話 ロースカツ: 前店主の妻・暦。今は孫が継いだ『ねこや』に10年ぶりに現れる。久しぶりの店内にまさかあの『赤いの』と同等の存在『黒いの』がウェイトレスとしているのに驚く。
 天敵だった魔族の娘に30年ぶりの友・ロースカツと同じものを頼み、あちらの世界の近況を聞く。
 かつてこちらの世界にも攻め込んできたエルフ族。しかし、こちらの世界の病を持ち帰り、そのおかげで大衰退をしてしまった彼らの『転移装置』が骨董品として残されていた。
 40年の研究の末、前店主と相談した暦はそのドアベル型の『転移装置』を発動させ、最初に繋がったのは友・アルトリウスの部屋だった。
 この扉のマスターキーは暦が持っていた。これを折ればもう『扉』開かない。
 『異世界食堂』を続けるか閉ざすか。マスターキーは孫に引き継がれる。

 番外編:あさごはん:新しい食堂を開くために借りたビルの地下一階。ここには非業の死を迎えた前の借主の邪霊が取り憑いていた。
 新たな店の門出に、深夜、暦は除霊に訪れる。

                  異世界食堂4
 5巻が出るのを待ちきれす、ヒッターはWeb版も全部読んでしまいました。
 本巻ラストで『異世界食堂』は将来どうなるのだろうと心配しましたが、ちゃんと3代目は引き継いでくれそうです。
 まだ伏線が回収されていない話がありますね。
 これも楽しみです。

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