まるでダメな男の日記

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第1867回 静粛に、天才只今勉強中! 3巻

Posted by ヒッター7777 on   0 comments   0 trackback

倉田 江美「静粛に、天才只今勉強中! 新装版」 3巻

 故郷ナントに帰ってきたジョゼフ・コティは、僧院の教師を辞めて商人の多いナントで」政治的基盤を築き始める。
 従妹ソフィの友人である富豪の娘マリー・オベールを妻に迎え、町の名士として信頼を得ていくが立法国民議会選挙には立候補しなかった。
 マクシミリアン・ロペスピエールがパリで政治活動をしている今、議会外に居た方が自由に動けるという計算が働いていた。

 1781年。国王ルイ16世、王妃マリー・アントワネットと王子、王女らは変装して応急を脱出。
 王妃の実家であるオーストリアへ逃亡しようとするが、国境の手前のヴァレンヌで捕まり、パリに連れ戻される。
 マルティニック島へ戻っていたマリー・ジョセーフローズも、パリへ戻れば王妃となるという予言に惹かれ暴動の起きたマルティニック島から脱出する。
 
 1792年。植民地の離反活動が高まる中、砂糖などの値段は高騰し、ドイツへ逃亡した亡命貴族はオーストリア軍、プロイセン軍を率いてフランスへ進軍してくる。
 迎え撃つフランス軍は腰が引けているが、その中にナポレオン・ボナパーテの姿もあった。
 8月10日、ロベスピエールに扇動されたパリ市民による「テュイルリー宮殿襲撃事件」が起きる。

                 静粛に!天才只今勉強中 3
 終盤でマルセイユの義勇兵たちが行進しながら歌っているのが、後のフランス国歌「ラ・マルセイエーズ」ですね。
 「テュイルリー宮殿襲撃事件」というのは、フランス革命のひとつの節目になる「8月10日の革命」と呼ばれるものです。
 ブルボン家の王権廃止、王党派であったフイヤン派の失脚、ブルジョワジー政治の終焉という流れが次巻で描かれるのでしょう。
 ナポレオンとコティが表舞台に出てくるのはまだ先ですね。

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