まるでダメな男の日記

このブログでは趣味のゲームや読書感想など非生産的な駄文を書き連ねていく予定です。

第1850回 レッド・クイーン

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ヴィクトリア・エイヴヤード「レッド・クイーン」 Red Queen

 この世界には二種類の人間がいる。
 赤い血の流れるレッドと、銀色の血を持つシルバー。
 シルバーは強靭な肉体を持つ〈ストロングアーム〉、超スピードで動く〈スイフト〉、皮膚を硬化させる〈ストーンスキン〉、治癒能力を持つ〈ヒーラー〉、念動力を持つ〈テルキー〉、心を読み精神を支配をする〈ウィスパー〉、水を操る〈ニンフ〉など特殊能力を持ち、レッドたちの上に君臨する超人たちである。

 スリで家族への生計を補助している少女メア・モリー・バーロウの住むノルタ王国は、隣国レイクランド王国と100年以上に渡って戦争を行っている。
 メアももうすぐ18歳になり、3人の兄と同様に徴兵される運命だった。
 運命を変えたのはシルバーへの反抗を掲げる組織〈スカーレット・ガード〉の宮殿爆破テロ。
 そして懐を狙って失敗した青年カルとの出会い。

 熱と炎を操る〈バーナー〉能力者。ノルタ国王タイペリアス・カロア六世。
 その第1王子カルに王宮へ召し上げられたメアは、彼の配偶者を選抜する《クイーンズトライアル》を目撃する。
 各有力ハウスから選出された妙齢の少女たち。手に触れた物を爆破する〈オブリビオン〉、大地と植物を操る〈グリーニー〉、動物を操る〈アニモス〉、金属と磁力を操る〈マグネトロン〉。
 次々と少女たちが能力を披露する中、メアは崩壊するアリーナで生命の危機に見舞われて電気を操る能力を目覚めさせる。

 レッドには絶対に不可能な〈能力〉の使用。その謎を解くために、捕らえられたメアは殺すわけには行かない。しかし諸ハウスの面々の前で行われたメアの〈能力〉の行使への説明が必要だった。
 戦争で失われたハイ-ハウス・タイタノスの遺児で、レッドに育てられた王女レディ・メアリーナ・タイタノス。タイペリアス・カロア六世の第2王子メイヴンの婚約者。
 家族と友人を人質に取られたメアは、この新しい身分を受け入れるしかなかった。
 
 複数の分身を作る〈クローナー〉、光を操る〈シャドウ〉、天候を操る〈ストーム〉、ネコ科の動物の特性を持つ〈シルク〉、少し先の未来を予見する〈アイズ)、シルバーの能力を封じる〈サイレンス〉、催眠応力を持つ〈シンガー〉。
 シルバーの〈能力〉はすべて事象を操作する事に限られている。
 だがメア/メアリーナの〈能力〉は電気を操作するのではなく、電気を生み出すダイナモのような力だ。
 そしてメアのような突然変異は彼女一人だけではない。
 王宮と言う蛇の巣穴でおこる裏切りの数々。
 メアは生き延びることが出来るのだろうか。
              RED QUEEN

 2015年発表の本作に、2016年の第2作「Glass Sword」。そして2017年発表の第3作「King's Cage」で三部作完結のようです。
 かなり米国産超能力映画に影響されてますね。(笑)
 レッドとしてシルバーを憎みながら、第1王子と第2王子の間で揺れ動く女心。
 レッドでもなくシルバーでもないメアの力。まだまだ謎を置く残して次巻に続きます。早く出してくれい。

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