まるでダメな男の日記

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第1809回 幼女戦記(4)

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カルロ・ゼン「幼女戦記 4 Dabit deus his quoque finem.」 前半

 ネタバレ<あらすじです。

              幼女戦記4

 第壱章 長距離偵察任務      Long Range Reconnaissance Mission

 統一歴一九二六年三月十五日。
 帝国の東部国境線は緊張に包まれていた。多くの帝国軍情報部員(カナリヤ)からルーシー連邦軍に動きアリと報が入った後、連絡が絶えたのだ。
 帝国軍上層部としては、これは未曾有に事態だった。まさかこの時期に連邦が参戦してくるとは、如何なる“神の見えざる手”が働いたのか。
 参謀本部は急遽、南方戦線から第二0三航空魔導大隊を呼び寄せ、極秘の越境偵察任務に就かせる。

 だが偽装による国境侵犯偵察任務はすでに遅かった。国境付近にまで戦車師団、列車砲が集結し宣戦布告がなされた。
 第二0三航空魔導大隊は戦時即応プランに移行。遊撃戦に転ずる。
 しかし連邦軍は魔導師部隊も航空部隊もいないのはどうしたことか。
 帝国軍側が押され気味になっている中、ターニャの目は敵首都を見据えていた。

 第弐章 親善訪問  Goodwill visit
 レルゲン大佐の熱意ある推薦により、上奏されたターニャ・フォン・デグレチャフ魔導少佐の首都モスコー襲撃作戦は参謀本部で認可された。
 ダキア大公国首都直撃、共和国ライン戦線司令部強襲、南方戦役のチュルス軍港包囲敵中突破という断首戦術の実績には事欠かない。
 (レルゲン君もすこしターニャに毒されてきたようだ。完全に擁護者に回っている。(笑))

 大規模な魔導師狩り、収容所送りを行った首都モスコーの防空網は穴だらけだった。
 次々と政府施設、共産主義の御旗となる銅像、秘密警察本部ビルを破壊していく第二0三航空魔導大隊。響き渡るのは天使のような幼女の祈りの言葉と、そこから生み出される炎の煉獄。
 だが、赤の広場に帝国旗を掲げるターニャに注がれる一対の欲望の眼差し。それは内務人民委員部長官ロリヤのもの。彼は“悪魔”と手を結んででも彼女を手に入れようと誓う。

 連合王国はこの報を聞き、動揺した。航空機ではなく魔導師による長距離浸透攻撃など、現在の首都防空能力では防ぎようもない。
 新たな防衛軍を作るとしたら、南方大陸の共和国残党の支援をしている余裕はない。人員を引き上げざるを得ないだろう。

 しかし、ターニャは流石にやりすぎた。
 参謀本部は前線の圧力緩和の陽動としての敵首都襲撃を許可したつもりだった。まさか連邦軍部はそのままに政治中枢を破壊し、戦争早期終結の講和の伝手ををぶっ壊し、泥沼の戦争の終着点が見えなくなった。
 こうなったら面子にかけても連邦軍は引かないだろう。
 世界大戦第二幕の始まりである。

 第参章 完璧な勝利  Magnificent Victory
 統一歴一九二六年三月ニ十五日。
 連邦軍の猛攻により戦線は後退していた。現状ですら帝国が戦線に動員できる数のニ倍が投入されており、連邦軍にはまだまだ余力もある。
 なによりも北方、西方の戦役で人員も兵装も疲弊して、学兵や予備役動員までしている。頼みの綱は、それでも連邦軍の装備の方が劣悪だというだけだ。
 連合王国軍も着々と軍備を整えているので北方、西方方面軍から引き抜きもできない。

 参謀本部より「狂犬」と名付けられたデグレチャフ魔導少佐と第二0三航空魔導大隊は、機動遊撃部隊として東部方面司令部で待機していたが、戦線の後退で取り残されたティゲンホーフ市の友軍から救助要請が届く。
 この第二0三宅配便航空魔導大隊のティゲンホーフ包囲突破救出作戦は戦線の後退を止める拠点となった。

 連邦軍前線司令部の軍将校や政治将校は苦悩していた。
 初戦は勢いをもって押し込めた戦線が、わずか2週間で膠着した。しかも相手は東部方面軍だけで、まだ中央の大陸軍は出てきていない。
 帝国軍の後退は共和国軍に行った誘引作戦なのではないかという恐れ。だが進撃を停止すれば、党に反逆者として処分されるだろう。
 そこにティゲンホーフ近郊に展開している魔導師部隊は、あの首都襲撃を行った部隊だと報告があがった。
 ならば、あの部隊を叩けば面目が保てる。
 かくして予備戦力八個師団がティゲンホーフ市一点を目指して進撃を開始する。
 ( 増強一個大隊Vs八個師団って戦力比1:2000じゃねーか。(笑))

 《存在X》は連邦の最高指導者の夢にまで現れて戦争を起こさせました。
 ひとえにターニャちゃんに信仰心を目覚めさせるためですね。
 そして次席指導者は真性ロリコンです。(笑) 捕虜になったらターニャちゃんは押し倒されてしまうのでしょうか? 楽しみです。
 ティゲンホーフ市を守る第二十三魔導大隊長とターニャちゃんのやりとりが好きですね。軍人同士の誠意ある挨拶でした。

 

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