まるでダメな男の日記

このブログでは趣味のゲームや読書感想など非生産的な駄文を書き連ねていく予定です。

第1735回 うたかたエマノン

Posted by ヒッター7777 on   0 comments   0 trackback

梶尾真治 「うたかたエマノン」

 文庫化されるのを待っていました。
 今回は初の長編です。

 生物が誕生してから30億年間の記憶を持つ少女。
 1987年、夏。カリブ海に浮かぶフランス領アンティル諸島のマルティニーク島で、画家ポール・ゴーギャンとジャン・ジャック・モリスは旅の少女と出会う。
 2年後、ジャンは彼女と再会した。
 フランス語にもクレオール語にも堪能な彼女はマルティニーク島に来たのは数度目らしい。
 なんと40年前にも来たとい少女は、その時の記憶を探していると言う。
 エマノンと名乗る存在に起こった記憶の欠落。

 新聞記者ラフカディオ・ハーンにブー(細巻き葉巻)の味を教えられたエマノンは、これが手放せなくなるというエピソードがいいですね~。ここの鶴田謙二さんのイラストが素敵です。
 40年前にエマノンとそっくりな女性に会ったというマム・ロペール。
 だが、エマノンにはその時の記憶が欠落している。
 当時のエマノンは、なにかの生き物を籠に入れてベレー山に登っていったらしい。
 はたしてベレー山で何が起こったのか。
           うたかたエマノン

 カラー口絵のエマノンは単行本の表紙ですね。
 エマノンの咥えタバコとジーンズ姿のルーツはこの時代から始まったんですな。

 さて、このあとは未収録短編が4本あるようですね。
 もう1~2作たまったら新刊が出るかな。

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