まるでダメな男の日記

このブログでは趣味のゲームや読書感想など非生産的な駄文を書き連ねていく予定です。

第1637回 月面の聖戦 2

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ジャック・キャンベル 「月面の聖戦 2 指揮官の決断」 Ethan Stark:Stark's Command

 イーサン・スターク軍曹が起こした小さな反逆は、ドミノ倒し的に月面アメリカ軍に飛び火した。
 士官は全て武装解除されて拘禁。下士官と兵卒だけの軍が守るコロニーを狙い、諸外国連合軍の大規模攻撃が始まる。
 否応なく司令官にされてしまったスタークを含め、分隊指揮経験しかない軍曹たちは大規模戦闘の指揮経験が無い。
 壊走する自軍を止めるため、スタークは前線で指揮を執る。

 いや~、この戦いはなかなかのものです。面白かったですねえ。
 しかし、企業が所有権を持つコロニーでは民間人が、自分達を守るアメリカ陸軍月面軍に疑いの目を持ちます。
 地球との通信謝絶、軍高官との連絡途絶。スタークに面会を求めてきた民間人の指導者はスタークを信じきれず、スタークの参謀たちも民間人を信じていません。
 この時代、軍人になるのはもともと軍人の家に生まれた者がほとんどで、スタークのように父親に反抗して軍に入った元民間人など、ほとんどいないのです。
 両者の不信感をともに理解するスタークは、なんとか協力関係を取り持とうとします。

 さらに航宙軍まで広がった反乱により、アメリカ軍は3つの旅団の内、防衛任務の第2旅団を残し、第1旅団の反乱と第3旅団の壊滅で全体の3分の2の戦力を失った。
 コロニーの所有権を盾に無条件降伏を迫る地球企業、政治家、国防総省ペンタゴンに対し、企業奴隷として月に送り込まれた民間人たちも待遇改善を求めて対抗意識を燃やし、月面軍との共動を模索する。

 第1部 戦闘の嵐
 第2部 もうひとつの勇気
 第3部 栄光は残らず

                  月面の聖戦2

 この第2巻では12名の部下だけ見ていれば良かった第1旅団第2大隊ブラボー中隊第2小隊第3分隊隊長スタークが、一気に旅団規模の指揮をわけも判からず取らなくてはならなくなり、視野の拡大を迫られます。
 白髪が増えそうですねえ。(笑)

 3部作の第3巻ではどうなるのか楽しみです。

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