まるでダメな男の日記

このブログでは趣味のゲームや読書感想など非生産的な駄文を書き連ねていく予定です。

第1610回 その可能性はすでに考えた

Posted by ヒッター7777 on   0 comments   0 trackback

井上真偽 「その可能性はすでに考えた」

  続編の「聖女の毒杯」が出ていたので、第1作から購入してみました。

 金銭感覚が麻痺している探偵・上苙 丞(うえおろ じょう)。
 青く染めた髪と翡翠色の右目、ターコイズブルーの左目の虹彩異色眼(オッドアイ)。
 白手袋と紅包(ホンパオ)のような上衣を着た白皙の美青年。

 裏の金貸業を営む中国人・姚 扶琳(ヤオ フーリン)
 長身・美貌の女性だが胸部が豊満というか、全身の肉が余裕がありすぎる金貸し。

 二人の元に依頼に現れたのは、かつて小学生の頃、自分は殺人を犯したかもしれないという少女だった。
 どんな可能性のあるトリックでも否定する探偵。
 あらゆる可能性を打ち破れば、そこに残るのは《神の奇蹟》だけだ。
 「この世界に奇蹟が存在することを証明する」
 
 謎の逆密室集団殺人事件の唯一の生存者。
 謎に挑む挑戦者(チャレンジャー)たちの推理を、すべて論理的に否定することができるのか?!

 従来のミステリの手法とは真逆の論理ですね。
 可能性を論ずる方は、事実に矛盾しなければどんなトリックを用いても良い。
 可能性を否定する方は、確実に事実に即していなければならない。

 魔女ベアトリーチェの密室殺人と、魔法など存在しない、全て人間のトリックだと主張する右代宮戦人の立場を入れ替えたようなものですな。
 こういう論理バトルは大好きです。
                その可能性はすでに考えた

 第一章 吉凶莫測(ジーシォンムォッツァ):吉凶読めす
 第二章 避坑落井(ビーコンルゥオジン):一難去ってまた一難
 第三章 坐井観天(ズォジングァンティアン):井の中の蛙
 第四章 黒寡妃球腹蛛(ヘイグァフーチュウフーヂュ):クロゴケグモ
 第五章 女鬼面具(ニュグゥミィエンジュ)
 第六章 万分可笑(ワンフュンカーシャオ)
 

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