まるでダメな男の日記

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第1582回 岳飛伝(二)烽火篇

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 田中芳樹 編訳「岳飛伝(二)烽火篇」

 なんとか二巻と三巻を掘り出したが最終巻が見つからない。どうしようか?
                   岳飛伝(二)

 靖康元年(西暦1126年)。金軍五十万を率いた兀朮は“万人の敵”と恐れられた韓世忠将軍と女将軍・梁紅玉の守る両狼関を落としてさらに南下し、北京大名府を抜く。
 黄河を渡った金軍は東京開方府に迫り、奸臣・張邦昌の裏切りで皇帝欽宗、太上皇徽宗は金軍に引き渡され、靖康2年(西暦1127年)、ここに宋は滅びる。
 金国の都・黄龍府へ連行された皇族、官僚たちの中には後の重要人物・秦檜もいた。

 伏牛山の賊を討ち、梁王殺害の罪を許された岳飛だったが湯陰県を襲った疫病で床に伏し、数年続いた不作で義兄弟たちは武器を取って周辺の村や城市を横行していた。
 岳飛は諌めるが耳を貸さない兄弟たちに憤り、義を切ってしまう。
 岳飛の母・姚氏は息子が道を間違えて不義・不仁・不忠な漢にならないよう、背に「尽忠報国」の刺青を自ら針を持って刻みます。

 折しも金軍の手を逃れた欽宗の第九子・趙構が江南の臨安府で即位し、南宋の時代が始まる。
 まだ若い皇帝・高宗に招聘された岳飛はこの年、二十五歳であった。


 やっと岳飛の活躍する場面が出てきましたね。
 義兄弟たちとの縁を一旦切った岳飛ですが、新たな好漢たちも続々と参集し、佞臣の罠に落ちた岳飛を救うため心を入れ替えた義兄弟たちも戻ってきます。
 ここに岳家軍が誕生します。
 幼馴染の悪童だった偃月刀の王貴、鉤鏈鎗の張顕、爤銀槍の湯懷。
 気のいい乱暴者、二本の鉄鐧を使う牛皋。(この巻で一番目立ったな(笑))
 紅羅山の義侠組、画桿爤銀戟の施全、托天叉の梁興、大刀の趙雲、狼牙棒の吉青、鋼槍の周青。
 新たに従者となった鉄棍使いの張保、人呼んで「馬前の張保」。銅棍使いの王横、人呼んで「馬後の王横」。
 麒麟山、獅子山の好漢、張国祥と董芳。
 梁山泊の阮小二の息子、水練の達人・阮良。
 太湖の漁師、耿明初、耿明達兄弟。
 東洞庭山の水寨の頭領・楊虎。
 鄱陽湖の水賊の将、虎頭槍の余化龍。
 一騎当千の漢たちです。

 もう一方の金軍元帥・兀朮も一廉の傑物。
 不忠なる人物は好まないですが、勝利の為に仕方なく登用します。
 本巻で初めて岳飛と相見えましたが、金軍にももっと武将が登場して欲しいものです。
 

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