まるでダメな男の日記

このブログでは趣味のゲームや読書感想など非生産的な駄文を書き連ねていく予定です。

第1541回 深紅の碑文(2)

Posted by ヒッター7777 on   0 comments   0 trackback

上田早夕里「深紅の碑文(上)」The Ocean Chronicles Ⅱ

 前作「華竜の宮」で語られなかった空白の40年。

 第二部
 赤道沿いに並ぶ十基の海上都市群《マルガリータ・コリエ》建設が進み、青澄誠司の年齢は五十歳を越えていた。
 民間救護団体「パンディオン」理事長として次代の後継者を育てながら活動するが、いまだ《海上民》と《陸上民》の対立改善の目処が立たない。
 《海上民》のコミュニティを襲う「海上強盗団(シガテラ)」だけではなく、機械船、潜水艦まで使い《陸上民》の艦船を襲う「ラプカ」と言われる思想グループ。
 《陸上》側も軍だけではなく民間軍事会社を雇い応戦する。
 両者の緩衝役として青澄が接触を持とうとする「ラプカ」のリーダーの一人にザフィールという男がいた。

 若い頃は医者である父の背中を追い、《陸上》の大学で疎外されながら医師資格を取った《海上民》ヴィクトル・ヨーワ。
 しかし、薬品も清潔な水も不足している医療の現場に心を折られ、放浪の医師として過ごす間に彼の心は変質していく。
 医者として人命を救う立場から、冷酷に人命を奪う「ラプカ」への転向。
 彼が辿ってきた数奇な運命はどこで青澄と交わるのか。


 いやいやザフィールさん、凄まじい遍歴でしたね。
 こんな経験をしたら人生観変わりますよね。
 〈殺戮知性体〉に追っかけられるとこは怖かったです。
 彼の〈魚舟〉のガルくんはどこへ行ってしまったのでしょう。

 、「深紅の碑文(上)」には第三部が二章分ほど収録されていますが、これは下巻の方で書きましょう。
 なかなかいいところで終わっています。
 リーさんが青澄に渡したデータは一体何なのだろう?

関連記事
スポンサーサイト

Post comment

管理者にだけ表示を許可する

Trackback

trackbackURL:http://hitter7777.blog.fc2.com/tb.php/1544-dc0a6469