まるでダメな男の日記

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第1478回 中国武将列伝 (1)

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田中芳樹 「中国武将列伝 上」 前編

 中華歴代の帝王から百人を選んだ『百帝図』という画文集に習い、田中芳樹先生が我流で選んだ武将たちである。
              中国武将列伝 上

 選考基準で
 1.傑出した武将でも、帝位に就いた人物は除外する。
 2.軍事的業績より政治的業績の多い文官を除外する。
 3.清朝以降の近代の人々を除外する。
 4.特定の時代に偏ることを避ける。

 ・春秋時代(~BC403)
 001 孫武(そんぶ)
 斉の軍略家。軍の訓練の必要性について王の寵姫を隊長にして訓練をするが、命令を聞かないので切り殺してしまった。

 002 伍子胥(ごししょ)
 呉の政治家。父と兄の復讐に生涯を捧げた。

 003 范蠡(はんれい)
 越の政治家、軍人。呉王闔閭を補佐したは伍子胥・孫武のライバルとも言える、隣国越王勾践の謀臣。

 004 趙襄子(ちょうじょうし)
 晋の重臣で趙国の始祖。王は名乗らなかった。
 春秋時代の終わりを告げる戦いにおいて、衰えた晋国から趙国を立ち上げる。

 ・戦国時代(BC403~BC778)
 005 呉起(ごき)
 政治家、軍事思想家。衛国に仕え、孫子と並び称された兵法家。

 006 孫臏(そんぴん)
 斉国の軍人・思想家。孫武と同じく孫子と呼ばれる兵法家で「孫臏兵法」を書いた人物。

 007 楽毅(がくき)
 燕国の武将。
 008 田単(でんたん)
 斉国の武将

 このふたりは武田信玄、上杉謙信のようにライバル関係に有り、知力を尽くして戦った。

 009 廉頗(れんぱ)
 趙国の武将。外交に優れた政治家藺相如(りんしょうじょ)との友情で有名。

 010 趙奢(ちょうしゃ)
 趙国の政治家、将軍。
 息子の趙括との論議で必ず負けるというので有名だが、趙括が将軍に任命されたとき、母親は趙王に息子は机上の空論で父親を言い負かすだけだから、この人事を止めてくれと頼んだという。

 011 信陵君(しんりょうくん)
 魏の公子であり、政治家・軍人。
 姓は姫、氏は魏、諱は無忌。戦国四君の一人。
 虎符を奪って大軍を動かし、秦軍を撃破したペテン師。((笑))

 012 李牧(りぼく)
 趙国の武将。匈奴に対して「長城」という防御戦術を考えた。
 この「長城」はのちの「万里の長城」の基礎となる。
 
 ・秦時代(BC778~BC213)
 013 白起(はくき)
 戦国時代末期の秦の武将。四十万人の捕虜を生き埋めにしたという猛将。
 案の定、011の趙奢の息子の趙括将軍が率いた軍であった。

 014 王翦(おうせん)
 戦国時代末期の秦の武将。六国統一に功のあった名将。
 主君に疎まれず天寿を全うした少数例でもある。

 015 蒙恬(もうてん)
 秦の武将。「万里の長城」建設の指揮をとる。
 蒙古を利用して匈奴と戦わせるということもしている。
 毛筆の発明をしたという伝説も?

 ・漢楚争覇時代(BC213~BC206)
 016 項羽(こうう) 
 秦末期の楚の武将。
 『史記』を編纂した司馬遷は、項羽を政治家としはズタボロに評価しているようだ。
 しかし「項羽本紀」での誉めよう好きでたまらなかったらしい。(笑)

 017 張良(ちょうりょう)
 前漢初期の政治家、軍師。
 実は大したことはしていない。しかし、この人の戦略がなければ劉邦は天下をとれなかったんだね。

 018 韓信(かんしん)
 秦末期から前漢初期にかけての武将。
 「韓信の股くぐり」で有名な名将。劉邦の覇権を決定付けた張良・蕭何と共に漢の三傑の一人。

 ・前漢時代(BC206~AD8年)
 019 周亜夫(しゅうあふ)
 前漢前期の武将、政治家。
 文帝の時代に「呉楚七国の乱」において功績を上げたが、後年は不幸な最期を遂げる。

 020 李広(りこう)
 前漢時代の将軍。文帝・景帝・武帝に仕えた。
 弓の腕前で「飛将軍」とも呼ばれる。

 021 衛青(えいせい)
 前漢の武帝に仕えた武将。対匈奴戦で功績を挙げる。

 022 霍去病(かくきょへい)
 前漢の武帝に仕えた武将。衛青の甥で、同じく対匈奴戦で功績を挙げるが夭逝する。

 このふたりは北方謙三「史記 武帝記」でも活躍するが、田中先生もお気に入りなのは「銀河英雄伝説」でモデルにしているからだな。

 023 趙充国(ちょうじゅうこく)
 、前漢の将軍。「百聞は一見に如かず。」という言葉を最初に使った人。

 024 鄭吉(ていきつ)
 宣帝の時代に西域全体の匈奴防衛を果たした。
 中華から西域の南北両道の監督役となる。

 025 陳湯(ちんとう)
 前漢後期の人物。 
 西域での功績の大きさと素行の悪さでは本書の中では最大の問題児。

 しおり (1)--1

 面白くて読み入ってまとめるのが大変なので2回に分けます。(笑)

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