まるでダメな男の日記

このブログでは趣味のゲームや読書感想など非生産的な駄文を書き連ねていく予定です。

第1409回 星の涯の空 (上)

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ヴァーナー・S・ヴィンジ「星の涯の空 (上)」The Children of the Sky

 買ってから2年近く埋めておいたので、程よく発酵しただろうか(笑)
 「Zones of Thought'(思考圏)」シリーズの第3作目。

 このシリーズの設定については第697回の「昔読んだ本ネタ 第6回」に書きました。
 http://hitter7777.blog.fc2.com/blog-entry-699.html

 第1作「遠き神々の炎 A FIRE UPEN THE DEEP」の《星間船の丘》での戦いから2年後。
 「低速圏」に属する犬型集合知性体《鉄爪族》の住む惑星では、人類の子供たちが冷凍睡眠から目覚め始めていた。
 ラヴナ・バークスヌトは「疫病体」がまだこの星を目指していることを憂慮する。彼我の距離はたった30光年でしかない。
 再び物理法則が変化して光速の限界がなくなれば、すぐにでも「疫病体」艦隊はやってくるだろう。
 ヨハンナとイェフリのウルスヌト姉弟の友人も目覚めていたが、《星間船の丘》での戦いでは半数の151人の子供が目覚めることなく焼き殺されていた。
 東海岸に数年ごとに流れ着く熱帯種の《鉄爪族》は、この年、200体以上に及び、ヨハンナによってある事件が引き起こされる。

 《星間船の丘》での戦いから3年後。
 「大富豪」による熱帯種の調査が知能をもつイカ(単独《鉄爪族》よりも知能は高い)によって行われるが失敗する。

 《星間船の丘》での戦いから10年後。
 ヨハンナは24歳になった。難民である人間族も第二世代が生まれ始めている。第一世代は医学的処置を受けており、200年は生きられるだろうが、第二世代に処置を施す技術はここにはない。
 ラヴナは子供たちが成長したことで《鉄爪族》の「木彫師」との共同女王を降りて「疫病体」艦隊問題に専念しようとしていたが、解凍された年長組は両親たちの研究が銀河文明の大半を破壊した《災厄》への疑問を持ち始めていた。
 
 《鉄爪族》の方も知恵をつけ始めた熱帯種問題が緊張を孕んでいく。


 かなり設定を忘れているな~
 《鉄爪族》は集合するほど知性が増し、最大でも8体で群れを作る。3体ほどだと雑用ができるくらいのレベルまで知性の低下が見られる。
 熱帯種は個体活動を好み、ほとんど群れを作らない。

 《災厄》に時にライブラリ司書だったラブナは20代半ば。しかし「中層際涯圏」から「低速圏」に落ちてきて10年の間にほとんどのハイテク機器は使えなくなった。
 幼いヨハンナとイェフリとともに《鉄爪族》同士の争いに巻き込まれながらも、追跡してくる「疫病体」艦隊に対抗しようと努力したが、その彼女は10年後、守ってきた同じ人類の若者たちに裏切られる。
 再び動乱の時代に入った《鉄爪族》世界。迫り来る「疫病体」艦隊。
 下巻も楽しみです。
  星の果ての空 上

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