まるでダメな男の日記

このブログでは趣味のゲームや読書感想など非生産的な駄文を書き連ねていく予定です。

第1369回 神子上典膳

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月村了衛 「神子上典膳」

 一刀流剣術の祖・伊東一刀斎には二人の高弟がいた。
 兄弟子を小野善鬼、弟弟子を神子上典膳という。一刀斎は一刀流秘伝書の継承を賭けて二人を闘わせ、神子上典膳が継承者となった。
 のちに改名し小野忠明を名乗り、徳川将軍家剣術指南役となる。


 下野国で主家に謀反を起こした重臣から逃れた領主の娘・澪姫と小姓の小弥太. 追手に囲まれた二人は、偶然通りすがった黒羽織の男に助成を求めた。
 一刀流一陽来復の極意「切落(きりおとし)」の技を使う男。その男の名は・・

 一刀流と同じく中条流を祖とする外他流、白木蔵人。
 豊臣家の隠し御留流の鏡心黒蓑流の使い手、黒蓑右門、左京次兄弟。
 強敵の追手から深傷を負いながらも二人に同行する黒羽織の男の正体は!

 これが村了衛さんの本来のデビュー作のようで、「機龍警察」より先に書かれていたとのこと。
 いや~、途中まで騙されてました(笑)
 主人公が並みの人間ではないが無敵ではなく、その心に懊悩を秘めているところが好きです。
 なぜ理もなく一国を敵に回してまで悪を討とうとするのか。
 己という男の生き様を憎んでいるため、他人からの情けや施しを拒絶する侍。
 一刀流秘奥義「夢想剣」を修めた男が語るのは?

 ハードボイルド時代小説でした。
 「機龍警察」の2巻も読まねば・・・
                  神子上典膳

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