まるでダメな男の日記

このブログでは趣味のゲームや読書感想など非生産的な駄文を書き連ねていく予定です。

第1351回 犬はどこだ

Posted by ヒッター7777 on   0 comments   0 trackback

米澤穂信 「犬はどこだ THE CITADEL OF THE WEAK」
 THE CASE-BOOK OF"KOYA SEARCH & RESUCU" 1


                 犬はどこだ
 紺屋長一郎、25歳。
 大学を出て銀行勤めをしていたが、病気により退職。田舎に戻り、なぜか調査業を始める。
 半田平吉。24歳。
 紺屋の高校時代の後輩。変な美意識で探偵業に憧れている。

 開業した当日にいきなり舞い込んだ仕事は行方不明の孫娘を捜して欲しいというもの。
 2日目には謎の古文書の解読作業。
 なぜ「犬捜し」のために始めた探偵事務所に予想外の依頼が来るのか?

 うーん(笑) やはり「力不足」と「役不足」の使い方を間違える人は多いんですね~。
 最近はこの誤用が定着しちゃって、本来の意味とは逆でも通じてしまうようです。
 指摘すると、空気読めよと逆切れされそうですね。

 さて、2人の探偵の1人称で語られていく物語はすれ違いながらも交錯していきます。
 なかなか面白い視点の入れ替えです。
 この作品は古典部シリーズの「クドリャフカの順番」の次に書かれたミステリー小説。作中年代は2004年でインターネットを活用する場面が多いですね。
 やはりネット時代に入って探偵業も方策が多様化しますが、まだスマホが登場していない時代。10年経つと「探偵の探偵」みたくなるのでしょうね。
 ケースブック1ということで次作の構想はあるようです。

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