まるでダメな男の日記

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第1296回 天冥の標(8)

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小川一水 「天冥の標Ⅵ 宿怨 PART3」

 全人類に対し宣戦布告した《救世群(プラクティス)》。異星人技術を搭載したブラス・ウォッチ艦隊は地球を急襲し、6基の軌道要塞を撃破。赤道上6箇所の軌道エレベーターを占拠した。
 《ロイズ非分極保険社団》は太陽系艦隊(システム・フリート)を招集するが、ステルス性、運動能力、索敵能力に格段の差があるブラス・ウォッチ艦に歯が立たない。
 致死率95%の“冥王班”ウィルスの原種を使用したバイオ・テロにより、次々と降伏していく都市共同体。
 そのひとつ。汎天体動的共同体(パン・アストロ・ダイナミック・コミュニティ)の主星パラス。
 ヴァンディ農場で《偽薬売り(ダダー)》のノルルスカインは、ある戦略を披露する。

 数千万年にわたり、“拡大する生態系”オムニフロラと数億回の闘いを続けてきたが、友人であったミスチフさえ取り込まれて敵に回り、敗退を余儀なくされ逃走したノルルスカイン。
 後に《ドロテア・ワット》と名付けられた都市宇宙船で木星に辿り着いたミスチフの1ストリームは、西暦2000年代にクトコトという六本足の猿に似た生物を媒介に、地球へ“冥王班(プルートスポット)”ウィルスを送り込んだが失敗。
 少数の《救世群(プラクティス)》ができただけだった。
 太陽系全域の数億匹の食用羊遺伝子修正チップに潜んだノルルスカインと、《救世群(プラクティス)》を早々に見捨てて《ロイズ非分極保険社団》という隠れ蓑を纏ったミスチフは小競り合いを続けてきた。
 太陽系戦場でのAAD(全領域膠着状態)は、第三の異星人の登場で状況は変わった。
 ノルルスカインはこの第三勢力《穏健な者(カルミアン)》と手を結ぼうとする。

 ノルルスカインの恒星間移住用ウィルス被展開体の一部は羊ではなく人間ゲノムにも展開した。
 かつてアニー・ロングイヤーに個体展開した副意識流(トリビュータリ)は、その子孫アリカ・ヴァンディにまで知識をサブセットとして遺伝させていた。
 そしてノルルスカインの思考ストリームであるフェオドールは、200年間封印していた《ドロテア・ワット》をアイネイア・セアキに委ね、ブラス・ウォッチ艦隊と対峙する。
                    天冥の標 Ⅵ PART3
 ええええええっ! この終盤の展開はなんだ? 人類、どうなっちゃうの?
 こりゃあ、第1巻に繋がるまで、もうふた捻りくらいあるよな。
 まあ、まだ第6巻なのだから、あと4話あるわけで楽しみではある。
 現在、7巻と8巻は購入済みであるが、一気に読むのはもったいないな。

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