まるでダメな男の日記

このブログでは趣味のゲームや読書感想など非生産的な駄文を書き連ねていく予定です。

第1942回 蔵書管理2017年 6月

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蔵書管理 2017.06

 月イチの個人ネタ。単なるメモである。6月に読んだ本をチェックする。
 ACCCESSデータベースに登録した蔵書は2017年6月30日で22,716冊(先月増+44冊)となった。 
 今月はコミックをまとめ買いしたからな。

 内訳は
 小説  7,284冊
 コミックス 14,982冊
 エッセイ、NF他 450冊 である。

・2017年7月の予定

 なんとしてもローダンを片付ける。

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 昔読んだ本ネタ 第47回

 吾妻ひでお 

 最近、やたらと吾妻ひでおが読みたい。
 読みたいのだが埋まっている地層が深すぎて、取り出せない。

 やはり、この「吾妻ひでお作品集」「Hideo Collection」がベストだった時代なんだよなあ。

 吾妻ひでお作品集
 1.メチル・メタフィジーク
 2.贋作ひでお八犬伝
 3.格闘ファミリー
 4.ざ・色っぷる
 メチル・メタフィジーク 贋作ひでお八犬伝
 格闘ファミリー  ざ・色っぷる

 Hideo Collectionは表紙が素晴らしい。裏表で1枚の絵になっているのだ。
 1.ひでお童話集
 ひでお童話集

 2.十月の空
 十月の空

 3.すみれ光年
 すみれ光年

 4.天界の宴
 天界の宴

 5.大冒険児)
 大冒険児

 6.陽はまた昇る
 陽はまた昇る

 7.ときめきアリス
 ときめきアリス

 中古を探してみようかしら?

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第1941回 スノーホワイト

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森川智喜 「スノーホワイト (名探偵三途川理と少女の鏡は千の目を持つ)」

 女子中学生探偵・襟音ママエ(エリオト ママエ)は〈なんでも知ることのできる鏡〉を持っていた。
 これさえあれば、依頼人が言いにくそううな依頼内容から、事件の手口、真相まで〈鏡〉が教えてくれるのだ!

 えーと、襟音ママエちゃんの本名はマルガレーテ・マリア・マックアンドリュー・エリオットちゃんです。
 助手の身長数インチの小人・グランピー・イングラムくんが帳簿付けや雑用を一手に引き受けています。

 ふしぎの海のふしぎの島にあるふしぎの国のバンダースナッチ・ヴィルドゥンゲン王が亡くなった。
 王家のしきたりで次の王位継承者であると信じていた王妃ダイナ・ジャバーウォック・ヴィルドゥンゲンは、王家代々の家宝の〈鏡〉に問うた。
 「新王にふさわしいのは誰?」
 「マルガレーテ・マリア・マックアンドリュー・エリオットです。」
 なんと彼女は先王と当時の使用人の間に生まれた娘だったのです。

 さて、富豪の屋敷に招かれた3人の私立探偵。
 女子中学生探偵・襟音ママエ。
 高校生探偵・三途川理(サンズノカワ コトワリ)。
 おなじく高校生探偵・緋山燃(ヒヤマ モユル)。
 依頼内容は殺害予告の真意と犯人の特定。緋山と三途川は論理的に仮説をたてて警備計画を立てていく。
 さっそくママエは〈鏡〉に犯人の姿を映してもらったのだが?
                スノーホワイト
 えー、ここまでが前振りですね。
 ここからの展開がすごいです。
 第2作にしてふたりの高校生探偵の丁々発止。「探偵」の敵は「探偵」。童話に登場する小人の数は?
 あいかわらず三途川探偵は悪い奴です。
 さすがわ第14回本格ミステリ大賞(小説部門)受賞作です。

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第1940回 大宇宙を継ぐ者(54)

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ペリー・ローダン

 Nr.1077~1080
 539巻「異変の《ソル》」
 Aura des Schreckens/Die Seth-Apophis-Brigade
 540巻「自由民の基地」
 Station der Freien/Das Ende eines Experiments
 異変の《ソル》 自由民の基地

 五惑星施設の主要拠点惑星ズルウトで、ネガティヴ化した《ポルレイター》により拘束された巨艦《ラカル=ウールヴァ(RAKAL WOOLVER)》。
 技術的にテラナーを上回る《ポルレイター》は、《細胞活性装置》をふたたび機能不全化し、ミュータント部隊の超能力まで封じてしまった。
 現在はアンドロイド体に入っている《ポルレイター》だが、禁忌が破れた以上、知性体の肉体を乗っ取る可能性がある。それに《カルデクの盾(Die Kardec-Schilde)》という究極の個人装備兵器で武装している。
 テレキネシス、テレポーション、分子破壊フィールド、個体バリア、催眠暗示、物質透過など多くの能力を持つ《カルデクの盾》を装備した2千体の《ポルレイター》は、ふたたび《コスモクラート》の監視騎士団としての使命を果たすべく、ローダンとサリクの《深淵の騎士》の資格を剥奪しようとする。
 nr1077.jpg

 ネガティブ超越知性体《ゼト=アポフィス》によって支配された超長距離世代型宇宙船《ソル》は大マゼラン星雲の到達した。
 ここには《宇宙ハンザ》のバザールの一つがある。
 アトランとゲジールも改変された《スプーディ》の影響下にある。
 《ゼト=アポフィス》の精神支配を受けたアトランは、球状星団M-3に向けてハイパー送信で帰還を告げる。
 
 巨艦《ラカル=ウールヴァ》を《ポルレイター》に強奪されたローダンたちは、無念の思いで銀河系への帰路に着いた。
 だがアトランからの突然の呼びかけに、425年ぶりに再会するアトランとローダン。そしてローダンは《黒い炎》の女・ゲジールとも出会う。
 《ソル》艦内に異常を感じるグッキーだが、確証を掴めない。
 

 ついに《メンタル・ショック》を受けたイホ・トロトは《細胞活性装置》の力で狂気に陥らずに済んだが、錯乱した状態と正気の状態を繰り返す。
 ステーションから宇宙服だけで飛び出したトロトはすべてを破壊する《自転する虚無》に流されていく。
 だが右手に取り付いた「黒い手袋」のおかげで、宇宙服の酸素枯渇寸前であるステーションに飛び込めた。
 メンタル防御バリアを持つステーション《トライアム(TRAAYM)》は、《ゼト=アポフィス》の影響を脱した自由民の篭っている場所だった。
 だがここには究極生物《アウエルスポール(Auerspor)》が潜んでいた。
 トロトから離れた「黒い手袋」は《アウエルスポール》に装備された。
 トロトは強大な力を持つ2体と話しかけると、《アウエルスポール》は意外な回答を返す。
 《アウエルスポール》は《フロストルービン》を操作しようとするものを排除するために存在する。
 《自転する虚無》とは《フロストルービン》なのか?
 《ゼト=アポフィス》さえ《アウエルスポール》に干渉できないらしい。
 トロトは《アウエルスポール》の排除対象にされてしまった。
Nr1079
 
 惑星ロクヴォルトで行われている《ヴィールス》実験で、微小な超ヴィールスに感染した24人のテラナーは決断力、知性、健康が上昇した。
 頭皮下に根付いた“微小回路の集合体”だけでこのような効果が出るのなら、《ヴィールス・インペリウム》はどれだけの能力を持つのか。
 異人キウープは謎の少女スリマヴォを《ヴィシュヌ成分》と呼び、《ヴィールス・インペリウム》の断片から遠ざけようとする。
 だが《ワールゴル》という存在が《ヴィールス・インペリウム》の断片に強襲をかける。

 テラに着陸した《ラカル=ウールヴァ》から降り立った2千人の《ポルレイター》は、新たな監視騎士団としてテラとLFTの支配権を要求したというニュースが届く中、《ヴィールス・インペリウム》実験は最終段階に入る。
 スリマヴォは超ヴィールス感染者とともにテラへ向かう。


 540巻の表紙のスリマヴォちゃんが可愛いです。
 イホ・トロトも《フロストルービン》の謎へほんの少し触れたようです。
 問題は《ゼト=アポフィス》の影響下にあるアトランとゲジールですねえ。
 第15サイクル「宇宙ハンザ」も残り10冊です。
 

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第1939回 瑠璃と料理の王様と 5巻

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 きくち正太「瑠璃と料理の王様と」5巻

 今回のテーマは器と料理。
 親友である古物商の娘・五木沙羅ちゃんの助っ人で、料理、陶芸の大家・北大路大観が焼き上げた器を使って瑠璃が挑む食事会の料理。
 はたして北大路大観を唸らせることができるのか?!
                 瑠璃と料理の王様と5
 いやいや、出てくる料理はどれも垂涎ものですな。
 ビールが美味しく飲めるという琉球ガラスのコップが欲しくなりました。
 昔から分厚いステーキ皿が欲しかったのですが、今度買ってみようかしら?

 6巻を楽しみにしています。

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第1938回 製造人間は頭が固い

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上遠野浩平「製造人間は頭が固い」 No Control Man With No Future

 いつの頃からか、〈システム〉と言われる組織が「人類の守護」をテーゼとして活動し始めた。
 「人類の守護」とはすなわち「人類」を脅かす異物の駆逐であり、その対象は特殊能力を持つ「超人類」である。
 そのため、〈システム〉は「超人類」に対抗できる特殊能力を持つ兵器を製造した。

 製造人間ウトセラ・ムビョウ。
 能力は「処置」、すなわち人間を合成人間を変換する能力を持つ。そのため、多くの反〈システム〉組織は彼の確保を重要目標としていた。
 その作戦の一つでムビョウは、本来なら心臓の疾患で死ぬはずの赤ん坊を助けた。
 しかし、合成人間としての能力を現さないまま少年に成長したコノハ・ヒノオ。
 彼には〈未来〉が託されているのだろうか。
                  製造人間は頭が固い
 ・製造人間は頭が固い The Institutional Man
 ・無能人間は涙を見せない The Incompetent Boy
 ・双極人間は同情を嫌う The Injured Girls
 ・最強人間は機嫌が悪い The Invincible Man
 ・交換人間は平静を欠く The Interchangeble Man
 ・製造人間は主張しない The Industrial Man


 SFマガジンに掲載されたウトセラ・ムビョウを狂言回しとする6つの短編に、断章として
 ・奇蹟人間は気が滅入る The Incomparable Lady Act1~7
 を書き下ろしで挟んだ「ブギーポップ」シリーズのスピンオフ。

 ヤナギサワ・モトキって、何かに出てきたっけ?
 特別製(スーパービルド)合成人間のリミット(雨宮美津子)とリセット(雨宮世津子) は、ふたりとも少女時代はアーミャという姓だったようだが、ミッちゃん、セッちゃんのフルネームはなんなのだろう。
 さて、「ブギーポップ」シリーズの過去編であった本作。
 無能人間コノハ・ヒノオ少年は、この先、どういう形で本編、またはスピンオフに登場するのだろうか。
 物語の続きを楽しみにしています。

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第1937回 ベルセルク 39巻

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三浦建太郎「ベルセルク 39巻」 BERSERK

 待ちに待った最新刊です。
 ようやくパックの故郷である妖精島にたどり着いたガッツ一行。
 警戒されて手荒な歓迎を受けますが、なんとか迎え入れてもらえました。

 “花吹雪く王”ダナンはキャスカの閉ざされた心を開くにな、「夢の回廊」が必要だという。
 シールケとファルネーゼはキャスカとともに「夢の回廊」へ挑み、その失われた記憶の欠片を探していく。
                ベルセルク39
 改めて三浦建太郎先生の緻密・精密な絵と、散りばめられたギャグのセンスに感心します。
 さんざん待たされた気持ちが、この1冊で報われました。
 残念なのは40巻がいつ発売されるか判らないことですね~

 でも「ギガントマキア」のような奴も、別に描いて欲しいというのは贅沢でしょうか。(笑)

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第1936回 トランプソルジャーズ

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森川智喜 「トランプソルジャーズ (名探偵三途川理VSアンフェア女王)」

 名探偵・三途川理(サンズノカワ コトワリ)10才は、地面に空いた底知れぬ穴に落ちた姉のあとを追って不思議な街についた。
 謎の女王に支配され、決闘は必ずトランプで行うという恐怖政治の世界。
 時計屋のウサギとともに決闘場へ引き出された三途川理は、喋るトランプカードというアンフェアな勝負に勝てるのか?

 第1試合:神経衰弱(イカサマ有り)
 第2試合:ババ抜き(イカサマ有り)
 第3試合:ポーカー(イカサマ有り)

 悪辣さでは弟に負けない女王・三途川数(サンズノカワ カゾエ)を、三途川理は出し抜くことが出来るのだろうか。
                    トランプソルジャーズ
 今度はルイス・キャロルできましたか。
 最悪な性格の三途川姉弟のためにえらい迷惑を被った不思議の国。
 どうすればこの異邦の客を追い返せる?
 立ち上がる時計屋のウサギさんと市民たち。
 探偵による直接的暴力で死者1名、重傷者1名で済んだのは僥倖だったのだろうか。(笑)
 まだ4冊買ってあるな。

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第1935回 ガンダムTR-1 [ヘイズル改]

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 MG 1/100 RX-121-1 ガンダムTR-1 [ヘイズル改]  

 元ネタの『ADVANCE OF Z ~ティターンズの旗のもとに~(ADVANCE OF Ζ THE FLAG OF TITANS) 』というのは、『機動戦士Ζガンダム』の外伝ですか。
 小説版がメディアワークス文庫で出ていたそうですが、読んでませんね。(笑)
 こういうものもガンプラ化するんですか。大したものです。
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 http://p-bandai.jp/hobby/special-1000007685/

 値段が手頃なMGだし、押入れの肥やしとして買ってもいいかななんて考えたりします。(笑)
 夏休みが来る前にあれを作らなきゃな。
 

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第1934回 海街diary 8

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 吉田秋生「海街diary 8 恋と巡礼」

 4月に出ていたのに気がつかなかったです。(笑)


 四女・浅野すずが香田家に来てもう2年。
 静岡の高校に新設される女子サッカー部の特待生として面接に挑む。

 三女・香田千佳はふたたびエベレストに挑む勇気を振り絞った店長・沢田に、妊娠のことを告げられなくて悩んでいた。

 次女・香田佳乃は新しい恋に挑む。

 長女・香田幸は医師・井上とついに・・・

 ・乙女の祈り
 ・恋と巡礼
 ・姉との旅
 ・満月と言霊

 の4話を収録。 
                       恋と巡礼
 複雑な人間関係で苦労した四姉妹。その中で最初に母になるのは、母親の記憶を一番持っていない千佳でした。
 香田家の四姉妹にいよいよ別れの時が来るのか。
 すずの中学の最後の夏休みは大波乱で過ぎて行きました。
 やはりラストはすずの卒業あたりでしょか。あと2冊くらいなのかな。
 なんか最後にヒッターは泣いてしまいそうな気がしてきました。

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第1933回 キャットフード

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森川智喜 「キャットフード (名探偵三途川理と注文の多い館の殺人)」

 名探偵・三途川理シリーズの第1作ですね。

 化けネコ・プルートは人肉を加工販売する事業計画を立ち上げ、部下の化けネコを使い、ミンチ工場可動の試験として4人の高校生をとある島のコテージに呼び寄せた。
 しかし、この一行の中には人間ごっこをするのが趣味の化けネコ・ウィリーが混じっていた。
 飼い主(仮)の狼森(オイノモリ)ユキの友人・緋山燃(ヒヤマ モユル)に化けたウィリーはプルートにこの計画に誘われたことがあり、このままでは人間たちが殺されてしまうことを知ってしまった。
 なんとかプルートたちにユキたちを殺さないよう交渉するが決裂。だが、プルートたちはウィリーが4人のうちの誰に化けているのか判らない。
 猫族の掟では同族殺しは御法度である。
 ウィリーとプルートの知恵比べは、プルートの部下から死者を出した時点でプルートの敗北。
 プルートは「奥の手」として彼女の飼い主を呼び寄せることにした。
 高校生探偵・三途川理(サンズノカワ コトワリ)の登場である。
                   キャットフード
 さて、人間の手を借りたネコたち。
 三途川理は、どうやって4人の中からウィリーを見つけ出すのか。
 「自分以外の人間が死のうが生きようが興味がない」と言い放つ三途川理は、プルートの正体を知った上で化けネコ側についた。
 ウィリーは飼い主(仮)・狼森ユキを護り通せるのか。

 これが作者のデビュー作ということで、ネコVSネコ、ネコVS人間、人間VS人間の知恵比べゲームでした。
 やはりキャラとしての三途川理が面白いですね。
 探偵としての立ち位置は銘探偵・メルカトル鮎の上を生きます。探偵役が多いのもあちらのシリーズ譲りでしょうか。
 このシリーズは全部注文をかけたので、楽しみはまだ続きます。

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第1932回 静粛に、天才只今勉強中! 5巻

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倉田 江美「静粛に、天才只今勉強中! 新装版」 5巻

 リヨンに赴任したジョゼフ・コティは1千人以上の市民を処刑し、虐殺者として告発を受ける。
 パリの公安委員会はマクシミリアン・ロペスピエールの、ほぼ専制政治に近い運営が行われていた。
 ジャコパバン党右派のジョルジュ・ダントンを処刑したロベスピエールは、ジョゼフ・コティと完全に袂を分かち、ふたりは暗闘にはいる。
 ロベスピエールの完全主義への反発を利用したコティは国民公会を操り、クーデターを起こす。

 ジャコバン党内部からも支持を受けられなくなったロベスピエールは弾劾され、派閥議員は全員逮捕された。
 だが、パリ市長をはじめとするパリ市議会(コミューン)は国民公会に抵抗しようとしていた。
                 星宿に!転載只今勉強中 5
 「テルミドールの9日のクーデター」ですね。
 この事件により、実質的に一連のフランス革命は終焉したと言われます。
 そろそろナポレオンの登場かな?

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第1931回 忘れられた花園(下)

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ケイト・モートン「忘れられた花園(下)」 The Forgotten Garden

 1890年台終盤から1913年まで、数奇な運命をたどった女性たち。
 ジョージアナ・マウントラチェット。その娘イライザ・メイクピース。イライザの従妹であるローズ・マウントラチェット。マウントラチェット家のメイド、メアリ。
 1913年から1975年まで、自分のルーツを探し求めたネル・アンドリュース。彼女は4歳で死んだとされたアイヴォリー・マウントラチェットなのか。
 2005年。祖母ネルの遺産のコテージと隠された花園を受け継いだカサンドラは、「真実」にたどり着けるのか。

 3つの時間軸で三つ編みのように紡がれていく物語。
 ネルがたどり着けなかった「真実」を見つけるには、ネルが花園の管理を任せた痩せっぽちの少年が、30年後にネルの孫のカサンドラと出会うまで待たなければならなかった。
                     忘れられた花園(下)
 昨夜、2時まで読んでいたので眠いです。(笑) 読むのを止められなかったんだもの。
 ジョージアナが出奔した理由があまりはっきりしないですね。あの兄とのトラブルだけで家出をするでしょうか。
 後書きを読むと、いろいろと作者はやらかしているようですが、勢いで全部読ませられたので細かいことは気にしないでおきましょう。

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第1930回 カイジ スピンオフ

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原作:萩原天晴・漫画:橋本智広、三好智樹・協力:福本伸行「中間管理録トネガワ」
原作:萩原天晴・漫画:上原求、新井和也・協力:福本伸行「1日外出録ハンチョウ」


 中間管理録トネガワ

 福本伸行「賭博黙示録カイジ」シリーズからのスピンオフである。
 シリーズのサブキャラである帝愛グループ幹部の利根川幸雄と、地下労働施設のE班班長・大槻を主人公としたある意味本編よりも面白いシリーズ。
 1日外出録ハンチョウ

 本編の「カイジ」は第3部までは面白かったので全部持っているのだが、そのあとがちょっと失速してしまった。
 いいところで止めておけば良かったのに、と思っていたが、このスピンオフは嬉しいな。
 原作者・萩原天晴とはどういう人なのかと調べてみたら、「京都精華大学 マンガ学部 マンガプロデュースコース」の卒業生という経歴。
 マンガ学部なんて大学にあるのか!
 30年前にあったら島本和彦先生も入学したのだろうか?

 次巻を待っています。

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第1929回 忘れられた花園(上)

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ケイト・モートン「忘れられた花園(上)」 The Forgotten Garden

 ロンドン 1913年 ある少女が“おば”と共に父のいるニューヨークへと出港しようとしていた。
 ブリスベン 1930年 ネル、21歳の誕生日。父のヒューから、ある“事実”を打ち明けられる。
 ブリスベン 2005年 カサンドラは祖母のネルの臨終に立ち会う。葬儀の後、ネルの妹たちから、ある“事実”を聞かされる。

 1週間後、カサンドラはネルの友人だった弁護士のベンから、ネルの遺言状を受け取る。
 ネルの全財産は仲の悪かった娘のレズリーではなく、一緒に暮らしていた孫のカサンドラへ移譲されるという。
 そしてもう一つ、イギリスにあるという不動産の証書があった。
 1975年、ネルはイギリスに渡り、この不動産を購入したらしい。

 ネルは1975年にロンドンで自分のルーツを探っていた。
 カサンドラはネルの秘密の家と、その足跡を追う。
                 忘れられた花園 上
 第1部は2005年のカサンドラが、ネルのノートによって、彼女のたどり着いた情報を知った部分までです。
 同時に1900年のロンドンでの、ある少女の物語が語られていきます。

 ここから第2部に入ると、いよいよ表題の「迷路庭園」が登場します。
 ネルのたどり着いた解答には、いくつかの事案が残されている。
 イギリスに渡ったカサンドラは、その謎を解けるのか?
 ということで下巻に進んでいきます。
 

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第1928回 あげくの果てのカノン

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米代恭「あげくの果てのカノン」 AND HE ARRIVED AT THE KANON

 ちょっと気になっていた作品なので1~3巻を購入。

 ヒロインは高月かのん(23)。
 彼女が小学生の頃、東京に最初のゼリー状の異星生物が襲来した。
 国会議事堂を壊滅させた異星人の影響で副都心は廃墟と化し、常に雨が降るこの地域には不定期に異星生物が襲来する。
 住民は安全と思われる地上で生活を続けるが、襲来時には地下生活を余儀なくされていた。
 あげくの果てのKANON 1

 雨により活性化する異星生物は心臓と呼ばれる部分を破壊すると天候は一時的に“晴れ”となる。
 異星生物対策委員会(SLC)は研究の結果、このゼリー状の物体を人間に移植すると、通常なら死んでもおかしくない肉体損傷を“修繕”できることを発見した。
 ただし、代償として“心変わり”と呼ばれる精神的変化が生ずる。

 かのんの高校時代の先輩・境宗介は、対異星生物特殊部隊のリーダーであり、ゼリーの移植を受けた人物であった。
 いまだに宗介に恋心を抱くかのんは、宗介が既婚者であることも承知していた.
 そしてSLCの研究員である宗介の妻・初穂も、宗介が“修繕”の度に食事や女性の好みが変わることを知り、その対策法を研究していた。
 あげくの果てのKANON 2 あげくの果てのKANON 3
 高月ヒロは血の繋がらない姉のかのんに想いを寄せる。
 初穂はかのんと不倫をしている宗介を取り戻すため、最終手段に出た。
 ドロドロの人間関係ですねえ。
 ラストのあれって変貌した**なのか?
 連載を読んでいないので第4巻が出るのが待ち遠しい。

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第1927回 緋沙子さんには、9つの秘密がある

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清水晴木「緋沙子さんには、9つの秘密がある」 Hisako has Nine Secrets

 高校2年の6月に転校してきた少女・佐治緋沙子の挨拶は「私と誰も仲良くしないでください。」だった。
 なりゆきで学級委員長をやらされている三橋由宇は、担任から緋沙子の秘密の一つを聞かされる。
 クラスの女王を敵に回して一歩も引かない緋沙子さんに憧れを感じた由宇は、いつしか彼女の秘密をいくつも発見していく。
 緋沙子さんの前では楽しくなるようなことをしてはいけないのだ。
 クラスメートには内緒で緋沙子さんと接触を深めていく由宇に、緋沙子さんは由宇が自分でも気が付いていなかった事実を指摘してきた。

 由宇が緋沙子さんと過ごしたった4ヶ月の物語。
 由宇は緋沙子さんの秘密を8つ知った。
 緋沙子さんが由宇に残していったものは?
                  緋沙子さんには9つの秘密がある
 こういう切ない物語はあまり大人になってから読むものではありません。
 ヒッターのあまり楽しくない学生生活を思い出します。
 心が痛みます。
 まあ、年に一回は読んでもいいかな。
 中高生には読んでもらいたい。

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第1926回 ゴブリンズ・ライ

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坂田靖子「ゴブリンズ・ライ -変人探偵エム-」

 語り手のエルディ・アートは古家具屋を営み、最近、ジェシイと結婚したばかりの新婚ホヤホヤである。
 偶然出くわした元クラスメートの変人エム・ケルスナーは万能相談所を経営していた。
 新婚家庭に食事を相伴に現れるエムは、様々な不思議な相談にエルディを引っ張り込む。

 第1話 たたり The curse
 第2話 超アンティーク Super antique
 第3話 嵐のあと After storm
 第4話 夢 A dream
 第5話 チェスト The chest
 第6話 ゴーストバスターズっぽい?! Does it look GHOST BUSTERS?!
 第7話 ゴブリンズ・ライ Goblin's rye

                 ゴブリンズ・ライ
 新妻のジェシイが可愛いっすね!
 嵐とともに飛んできた不思議なモノたち。
 夢の世界へ行ってしまった老人。
 主人のチェストを護る騎士の古着
 古屋敷に棲むナニカ。

 怖そうで怖くないこの感覚が坂田靖子ワールドですね。
 久々に浸れました。

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第1925回 陰陽師 蛍火ノ巻

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夢枕獏 「陰陽師 蛍火ノ巻」

 約1年ぶりの「陰陽師」。

 ・双子針
 ・仰ぎ中納言
 ・山神の贄
 ・筏往生
 ・度南国往来
 ・むばら目中納言
 ・花の下に立つ乙女
 ・屏風道士
 ・産養の磐
                      陰陽師 蛍火ノ巻
        
 うち三篇は蘆屋道満が主役ですが、此奴もなかなかの好漢。
 しかし、寂しがり屋とみえる。
 酒をせびりながらの人助けですな。
 「おにのさうし」も買ってみよう。 

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第1924回 ポム・プリゾニエール

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鶴田謙二「ポム・プリゾニエール」La Pomme Prisonnière

 沙村広明さんが「幻想ギネコクラシー」を掲載していた季刊誌『楽園』で長期連載していた裸画集「ひたひた」の漫画版。
 「ひたひた」第二章リベンジマッチです。
 コンセプトは「廃墟」「猫」「裸」。
 この「ひたひた―鶴田謙二イラスト集」はもう中古版しか手に入らないですなあ。買っておけば良かった。

 ひたひた ふたりの天使
 ひたひた それでも夜は明ける
 ひたひた ジェルソミーナの歩いた道
 ひたひた そしてふりだしにもどる
 ひたひた 塔の上のわたし
 ひたひた 真夏の夜の決闘
 ひたひた アヴェ・マリエル①~③
 ひたひた ラ・フェニーチェに行こう
 ひたひた ヴァポレットに乗ろう
 ひたひた 霧を愉しもう
 ひたひた 猫の女王①②
 ひたひた 女王様の作戦①~③
 ひたひた しあわせをよぼう
 Pomme Prisonnière
 Pomme Prisonnière C
            ポム・プリゾニエール
 沙村広明さん、木尾士目さんらがイラストを寄稿していますが、木尾士目さんの描いてはいけないところまで描いてしまったバージョンを、是非、拝見したいです。

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第1923回 伊藤計劃トリビュート2

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早川書房編集部 編「伊藤計劃トリビュート2」 Project Itoh Tribute 2


 前作と同じく「テクノロジーが人間をどう変えていくか」というテーマの短編中編集。
 執筆は10代、20代の若手作家である。

 草野原々「最初にして最後のアイドル」
 これは最初からすごいものを読ませてもらった。猟奇SFですか?
 アイドルというものの見方が変わってしまいました。(笑)
 まさしく「虐殺器官」ですね!
 「百合」ってこういう関係のことなのですか?

 ぼくのりりっくのぼうよみ「guity」
 アンチ・ユートピアものですね。
 『ハーモニー 』 へのアンチテーゼを掲げたものですが、やはり正解というものはやっってみなくては判らないものです。
 ラストがイマイチでした。

 柴田勝家「雲南省スー族におけるVR技術の使用例」
 生まれてから死ぬまでVRワールドで生活する部族がいるという、
 フィールドワークで訪れた研究者のレポートは果たして現実にあったことなのか。
 ラストでリアルとヴァーチャルの区別がつかなくなるのはゾッとしました。

 黒石迩守「くすんだ言語」
 インプラント端末でネットワークに繋がる時代。
 だが情報の相互干渉で広がる目に見えない領域に潜むのは、人間という種の集合意識へとなっていくのか。
 これも『虐殺器官』へのオマージュですね。

 伏見完「あるいは呼吸する墓標」
 これは短編で終わらせるにはもったいないですね。
 長編ならもっと面白かったかも。

 小川哲「ゲームの王国」
 これ1篇でほかの5篇を合わせたより長いじゃないか!
 これ1本で文庫化できるんじゃないか?

                   伊藤計劃トリビュート2
 いろいろな傾向の作品を収録していますが、最初の「最初にして最後のアイドル」でド肝を抜かれてしまい、後の作品が霞んでしまいました。
 やはり“死”と“言語(情報)”を見つめる作品が主体ですね。
 いつかVol.3を出してください。

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第1922回 はぐれアイドル地獄変 5巻

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高遠るい「はぐれアイドル地獄変」5巻

 南風原海空(はえばるみそら)の強さの秘密は、その鍛え方にあることが科学的に証明されましたねえ。
 お父さんの訓練の賜物です。
 
 「アイドルはトイレに行かない」んじゃなかったんですか?
               はぐれアイドル地獄編 5
 前巻で期待させてくれた「戦乙女闘宴(ヴァルキリーオペラ)」がいよいよ開幕。
 鯨岡ミカさん、「ミカるんX」から出張ですか?
 次巻が楽しみです!
 エロ7:バトル3くらいにしてください。

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第1921回 バベルノトウ

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森川智喜 「バベルノトウ 名探偵三途川理VS赤毛そして天使」
 
 人里離れた田舎に富豪が建てた13階建ての〈塔〉。
 地上に遊びに来た天使をうっかり目撃してしまった富豪に掛けられた悪戯。
 対象者の言語を弄ってしまう奇跡〈言語攪乱〉によって、古今東西で一切使われていないシャムニャゼク語しか理解できなくなってしまう。
 主人の難儀に困った使用人たちが呼んだのは、燃えるような赤毛の高校生探偵・緋山燃(ヒヤマ モユル)と、ライバルの極悪高校生探偵・三途川理(サンズノカワ コトワリ)。
 ブッキングしたが興味深い依頼にふたりは協力して調査に当たる。

 思いもよらぬ翻訳作業の急進展に慌てた天使は三途川理にも〈言語攪乱〉を掛けた。今度は50%だけだが、古今東西で一切使われていないリルーレ語である。
 互いに十分な意思疎通ができない探偵たちと被害者の富豪。
 だが問題はそれだけではなかった。
 探偵が登場する限り、ほぼ確実に起こるもの。すなわち「殺人事件」である。
 ダイイングメッセージは言葉ではなく記号の“∴”だけ。
 天使が見守る中、ふたりの高校生探偵は推理を続けるが?
                バベルノトウ
 面白そうなので買ってみたらシリーズものだったのね。
 調べるとかなりトリッキーなシリーズのようだ。主人公も元々まともな言語感覚を持っていないようである。
 これは集めてみよう。

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第1920回 超昂神騎エクシール

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ALICESOFT「超昂神騎エクシール」 

そろそろ、ランスシリーズ最終作が出ないかなと待っているヒッターの望みの叶わぬ今日この頃。
 新作「超昂神騎エクシール」が7月に発売される。

 


 「超昂天使エスカレイヤー」、「超昂閃忍ハルカ」につづく3人目の超昂戦士ですな。
 ALICESOFTのゲームをやり出すと、ほかのゲームをやる時間が無くなってしまうのが問題だ。
 1周、2周では終わらないからなあ。
 購入するかちょっと保留。

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第1919回 サイコザク

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MG 1/100 高機動型ザク “サイコ・ザク” (GUNDAM THUNDERBOLT版) ラストセッションVer.


 MG 1/100 フルアーマー・ガンダム(GUNDAM THUNDERBOLT版) ラストセッション Ver. と同時発売だが、こっちはいいや。
 高機動型ザクは欲しかったんだよね。
 申し込もうかな? ちょっとお高いな。
 サイコザク1
 サイコザク2

 フルアーマーガンダムより2千円高いのはパーツ数が多いからだろうな。
 うーん、悩むなあ。

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第1918回 大宇宙を継ぐ者(53)

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ペリー・ローダン

 Nr.1073~1076
 537巻「自転する虚無」
 Das rotierende Nichts/Lockruf aus M 3
 538巻「ポルレイターの秘密兵器」
 Die Waffe der Porleyter/Der Weg der Porleyter
 ローダン537 ローダン538

 《ゼト=アポフィス》の基地クセルフォン(XERPHON)から脱出をイホ・トロト。
 だが、イホ・トロトと同様に《ゼト=アポフィス》の呪縛から独力で解放されたサウバン人のグループがあった。
 “メンタル・ショック”に襲われて動けないブルーク・トーセンを人質にされているホ・トロトは、この一団の追跡に駆り出される。

 サウバン人は自分たちの有翼宇宙船で脱出を試みるが、船内には謎の大型猛禽類が住み着いていた。
 エネルギー兵器やミサイルも通用しない怪物と闘うはめになったイホ・トロトは、かろうじて撃退するが、宇宙船が停泊していたクセルフォン・プラットフォームは《自転する虚無(Rotierendes Nichts)》に破壊される。

 イェルフォン(YERPHON)基地にたどり着いたトロトと、彼らを追ってきた《究極生物(ultimates Lebewesen)》トラアー(Traah)。
 そして目覚める《ゼト=アポフィス》の使徒《アウエルスポール(Auerspor)》。
 ふたつの脅威にイホ・トロトが取った策は?
 Nr1073.jpg

 新銀河歴425年8月12日。ローダンは2千名の《ポルレイター》たちと共に《五惑星施設(Fünf-Planeten-Anlage)》を目指した。
 だが巨艦《ラカル・ウールヴァ(RAKAL WOOLVER )》は高弾性バリア(Formenergie-Barriere)にぶつかり、急停止させれる。
 この時、グッキーが受けたった短いインパルスはグッキーに救援を求めていた。
 小型艇で第二惑星ユルギルへ向かったグッキーはインパルスの導くまま、《硬直の霊堂(Gruft der Starre)》でかつての友の姿を発見した。

 西暦2401年に作戦中に消息を絶ったグッキーの友人キャラモンは、1611年間の深層睡眠から目覚めた。
 最高位ポルレイターを名乗るトゥルギル=ダノ=ケルグ(Turghyr-Dano-Kerg)は、掟を犯して知性体への寄生をするため、キャラモンの肉体を相対的不死に近い改造をしていたが、その精神的抵抗に阻まれていた。
 そのためキャラモンの戦艦《SODOM》で主要拠点惑星ズルウトへの施設へ向かうことができなかった。
 惑星ズルウトには秘密兵器とバリアの解除スイッチがある。
 
 かつて《ゼト=アポフィス》と戦い、平和の守護者であった《ポルレイター》は二百万年の間に変質してしまった。
 《ポルレイター》の集合的良心存在《ヴォワーレ(Voire)》は、ダンに秘密兵器の使用を拒否した。
 それは《ポルレイター》が堕落したときに、たった一度しか使えないものだった。
 しかし、キャラモンとダンとの戦いで《ヴォワーレ》は失われ、《ポルレイター》のネガティブ化を止める者はいなくなった。
 Nr1076.jpg

 この537巻と538巻の日本版カバーが秀逸だ。
 究極生命体トラアーとイホ・トロトの戦いの迫力が伝わってきます。
 538巻もCCことクリフトン・キャラモンさんの豪胆さが表現されています。
 いつか工藤稜さんの画集が出ないものか。
 
 

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第1917回 ばるぼら

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手塚治虫 「ばるぼら」

 耽美派の転載小説家・美倉洋介は、新宿駅の片隅でボロボロの服を纏う野良猫のような女・バルボラを拾う。
 異常性欲症の美倉と、飲んだくれのバルボラの奇妙な生活が始まる。

 意外に教養のある所を見せるバルボラ。彼女が来てから美倉洋介の創作意欲は増し、ヒット作を生み出した。
 しかし、バルボラがいなくなってから美倉洋介は小説が書けなくなった。
 果たして彼女はさまざまな芸術家の前に、姿を変えて現れるミューズ(芸術の女神)なのか。
 それともブードゥーの黒魔術を使う魔女なのか。
 謎の美術品収集家ムネーモシュネー。
 彼女が消えてから6年後、美倉洋介はバルボラそっくりの女・ドルメンに出会う。

  ばるぼら 黒ミサ ばるぼら 狂気の世界

 これ、モデルは野坂昭如先生ですか? 友人は筒井康隆先生ですね。
 娘のバルボラを不幸にした美倉に、記憶を支配する女神ムネーモシュネーの与えた罰。
 こういう神話をモチーフにした作品を読むと「原典」を探したくなりますね。
 昨日読んだ「巨神計画」はオリンポス十二神のの一柱でしたが、こちらはティーターン十二神でした。
 そろそろ「火の鳥」を読まねば。

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第1916回 巨神計画 下

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ルヴァン・ヌーヴェル「巨神計画 下」  SLEEPING GIANTS

 ベーリング海で発見された「巨人」の頭部をロシアの潜水艦と争奪戦を演じ、全てのパーツが揃った。
 だが、なぜ「巨人」は17のパーツに別けられ、世界中にばらまかれたのか。
 武装はエネルギー・ソードとエネルギー・フィールドで近接戦用と思われる。どちらも64段階で強度とを効果範囲を変えられるようだ。
 極秘裡にデンバー国際空港の地下で組み立てられ、操縦訓練をしていたカーラ・レズニックたちは事故で周囲500mの範囲を非物質化してします。多くの一般人とローズ・フランクリンを巻き込んで。

 クレーターの底の「巨人」の姿は全世界に公開された。
 合衆国は第三次世界大戦を避けるため、「巨人」をふたたび分解して深さ8千mのプエルトリコ海溝へ沈めることを発表した。
  
                 巨神計画 下

 以下ネタバレ

 かつて多くの植民地を持つ巨大な帝国があった。
 各植民地には自治性を持たせて過度な干渉はせず、物質とエネルギーを操る芸術家兼技術者の種族。

 その植民地の一つは戦士の種族が統治していた。
 帝国は他国の侵略を始めた植民地の王を捕らえて帝国に連れてきたが、穏やかな種族の皇帝は罪を許し、娘の武術指南役に迎えた。
 ここから悲劇が始まる。
 恋仲になった二人は皇帝に反逆した罪で引き裂かれ、王は数百万人の人民ごと、帝国から追放にされた。
 だが、数百年後、数千年後、数万年後、彼らは力をつけてふたたび帝国の敵になるだろう。
 皇帝は帝国中に数千体の防衛兵器「巨人」を設置した。
 帝国の片隅の小さな植民地には男性型と女性型が各6体の「巨人」と、それを操作する兵士たちの分遣隊が送られたという。
 植民地人は歩き回る「巨人」を《ティタニ」》と呼んだ。

 二千年以上経った頃、一体の「巨人」を残して撤去され、分遣隊の子孫は混血して植民地人と同化しながら《テーミス》と呼ばれる「巨人」を世界中に埋めた。
 文明が進歩した植民地人が、自らの力で「巨人」で戦えるように見守りながら。


 というわけで三部作の第一部終了です。
 ネタバレ部分は結構、早い段階で語られます。
 やはり最先端の技術は発掘から始まるんですね。
 ラストが衝撃の展開でしたね。ええ!?とヒッターは仰け反りました。
 第二部「WAKING GODS」をお待ちしています。

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第1915回 銃夢火星戦記 4

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木城ゆきと 「銃夢火星戦記 4」GUNMU MARS CRRONICLE

 古代火星人『九大始祖(アルト・ノイン)』の遺産の手掛かりの一つ「黄金の杖」が描く謎の暗号。
 それを解き明かしていくエーリカ。
 その頃、陽子・ドルンブルクは次期シドニア領主の座を狙うマルキ・バウムブルクの手の中にあった。

 ついに発見された秘宝「不滅の秘薬」。
 いま「黄金の杖」をもつムスターと、ドルンブルケの家宝「クラウゼヴィッツ戦争論 下巻」に関する過去が語られる。

              銃夢火星戦記4
 「火星の秘宝」ってなんだったか、いままでに出てきたっけ? 
 次巻は過去回になりそうだな。
 「銃夢」ハリウッド映画版は制作に入ったのだろか。

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第1914回 犬神 改 3巻

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外薗昌也 「犬神 改」3巻

 空気感染能力を得た「23細胞」によるバイオハザード。
 「23」はその原因となるゾンビ犬と闘う。

 おお、犬神様のお姿はこれだったか! なんか思い出してきました。
 菱美由梨子嬢と桐生の関係も明らかになりましたね。
 ここから先の展開が思い出せないので、先入観なく読んでいけそうです。
               犬神改 3
 「ゼロ」はAVを見せると大人しくなるんですか。
 年上の清楚系お姉さん好きなのは外園先生の趣味なのでは?

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第1913回 巨神計画 上

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シルヴァン・ヌーヴェル「巨神計画 上」  SLEEPING GIANTS

 サウスダコタ州の鉱山町に住むローズ・フランクリンの11歳の誕生日の夕方、プレゼントにもらった自転車でサイクリング中に落ちた地下空間。
 そこには手首から中指の先まで6.9mもある巨大な「掌」と、それを取り囲む16枚のパネルがあった。
 パネルには現在の言語体系と合致しない輝く文字列が有り、どうやら3千年ほど前のものらしい。
 だが、その手首だけのオブジェクトはさらに3千年は古いもののようだ。
 イリジウム合金らしい素材の割には、その体積に比して重量が異常に軽い。
 17年後、物理学者の道を選んだローズは軍の管轄から離れた調査チームに加わるが、これはわれわれ(人類)の作ったものではないと結論づける。

 シリアの地下核実験で発生した放射性同位体アルゴン40に反応した「前腕部」がトルコに出現したのは、人類がある段階に入ったことを示すキーだったのか?
 ローズ・フランクリンはこのことから他のパーツを探す手段を閃く。
 出現時に広範囲を破壊し、住民を殺傷し、航空機を墜落させる「巨人」のパーツ群は不可思議な機械的接合で合体していく。
 完成すれば全長60mを超える「巨人」。
 北極で発見された胸部形状から女性型と推測される「胴体」の背面にはハッチがあり、そこから直径9mの球体姿勢制御(ジャイロスコープ)の操縦室らしきものへ繋がっていた。
 どうやら操縦者は上半身用と下半身用で2名必要らしい。 
 どうみても膝の曲がり方が逆なので人類向きではない操縦システムに挑んだ女性パイロット、カーラ・レズニックは、激痛によるショック症状と引換えに、治らないと言われていた網膜剥離を完治させてしまった。

 そのうちに最初にしか発見されていなかったパネルの記号の解読が進む。
 このパネルを作ったモノたちは8進数を使い、左から右へと書き進めるらしい。
 内部まで完全に同質な素材で出来ているパーツを他国から略奪同然に集め続ける合衆国は、かつての冷戦状態に世界を巻き込んでいく。
            巨神計画 上
 えー、上巻では話が大きく進んでいません。
 パーツは全部揃いました。
 しかし、この巨大ロボットを誰が作ったのかも解りません。
 そもそも、アメリカ大統領を動かしてこの計画(プロジェクト)を進行させている謎の「インタビュアー」の正体も不明です。
 これは帯にも書いていますが、モロに日本アニメの影響を受けているなと思えますね~
 昨年の「ユナイテッド・ステイツ・オブ・ジャパン」もそうですが、ジャパニメーションかぶれのSF作家が増えているのだろうか?
 「 パシフィック・リム 」はヒッターは観ていません。(笑)

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