まるでダメな男の日記

このブログでは趣味のゲームや読書感想など非生産的な駄文を書き連ねていく予定です。

第1639回 蔵書管理 2016年8月

Posted by ヒッター7777 on   0 comments   0 trackback

蔵書管理 2016.08

 月イチの個人ネタ。単なるメモである。8月に読んだ本をチェックする。
 ACCCESSデータベースに登録した蔵書は2016年8月31日で22,372冊(先月増+36冊)となった。 
 暑い中、よく読んだものだ。

 内訳は
 小説  7,142冊
 コミックス 14,780冊
 エッセイ、NF他 450冊 である。

・2016年9月の予定
 ちょっと分厚い長編があるので挑戦してみたい。
 アンソロジーものが溜まっているな。消化せねば。
 ------------------------------------------------------------
 昔読んだ本ネタ 第37回

 米田淳一 「プリンセス・プラスティック」シリーズ

 人間サイズの女性型戦艦のはしりともいう作品。
 最初は講談社ノベルスで発売された。
 謳い文句は
「風呂敷はワイドスクリーン・バロックより大きく、集積度はサイバーパンクより高く。
 貞本義行のキャラに士郎正宗の蘊蓄をぶちこんで、ポスト・エヴァンゲリオン時代のラディカル・ハードSFが誕生した。
 戦闘総質量十万トンのデビュー作。2135年、シファリアス級女性型戦艦、進空! 第五次大戦勃発か。
 ・「プリンセス・プラスティック -母なる無へ」
 プリンセス・プラスティック
 時空潮汐力・特等突破戦闘艦『シファリアス』級のシファとミスフィのデビューであり、米田淳一さんのデビュー作でもあります。

 ここから設定をやり直し、性的表現を外して新たに新ストーリーでハヤカワ文庫から全5巻で発売された。
 1.エスコート・エンジェル 
 2.ホロウ・ボディ 
 3.フリー・フライヤー 
 4.グリッド・クラッカーズ
 5.ハリアー・バトルフリート

 エスコート・エンジェル ホロウ・ボディ
 フリー・フライヤー グリッド・クラッカーズ
 ハリアー・バトルフリート

 数年前にKindle版が出てるな。
 アジア共同体両用艦隊・第99任務群に所属。旗艦はシファリアス。
 身長1720ミリ。わりと包容的な感じを抱かせる。容貌・身体はシファとミスフィ共に同じであるが、性格は異なる。
 ワームホール内戦闘論理質量118920トン(後に300トン追加)
 ”ワームホールシステム”という無限拡張要素を持ち、拡張は永遠に続いていく。
 ウイングレット付きで滑空比70を誇る高性能自己成形可変翼を背中に装備。
 プラズマロケット・エレクトリックファンによる垂直離発着飛行が可能であるほか、高出力プラズマカプセル砲・高出力任意波長レーザー砲/加速粒子砲・8連装ミサイル発射管など強力な武装と、SAIS中枢部と同等以上のコンピュータ処理能力を備えている。
 両用艦隊の戦艦として任務に就くほか、内閣調査庁・警察の特殊任務にも就く。
 核兵器ではない。時空兵器であり、非核三原則規制には合致する。
 (核分裂は制限されているが”核融合”は非制限という解釈改憲がなされている)
 アメリカでも日米安保条約に準じて活躍。アメリカでも米軍によってシファ級の配備が計画されているが、議会との交渉で頓挫している。
 
 シファたちの名称は正式にはBN-X(次期高機動突破戦闘艦)と公表され、採用名は『時空潮汐力特等突破戦闘艦・シファリアス』『同ミスフィオス』である。
 戦艦としての巡航任務の他に、要人警護・敵要人暗殺などを任務目的としている。
 世界最強のボディーガードであり、暗殺者である。

 シリーズはまだ続いていて、
 エピソード0になる「フレンド・エネミー
 シリーズ第6作「デカップルド・ディフェンス
 講談社版をリビルドしたシリーズ第7作「7ナウト・ナウト
 最終作(?)になるかもしれない第8作「プライマリー・プラネット
 があるのだが、ヒッターは未読です。

関連記事
スポンサーサイト

第1638回 大宇宙を継ぐ者(41)

Posted by ヒッター7777 on   0 comments   0 trackback

ペリー・ローダン

 Nr.1042~1044
 521巻「水宮殿の賢人」後半「M-19からの危機」
 Gefahr aus M19
 522巻「ヴァマヌ来訪」
 Vamanu/Die schwarze Macht
 522 ヴァマヌ来訪

 新銀河暦425年。M-19球状星団(dem Kugelhaufen M-19)方向から太陽系に向かってくるアステロイドを、アマチュア天文家が発見した。
 その頃からテラの人間や植物、動物が知性を高め始めた。
 同時にその影響が《首席テラナー》ジュリアン・ティフラー、レジナルド・ブルにも表れる。ふたりは《セト=アポフィス》の休眠工作員だったのだろうか。
 だがティフラーがローダンたちにも秘匿していた新銀河暦5年の「遺伝子戦争(Genetischen Krieg)」の物語は、M-19球状星団から来たアステロイドに付着したヴィールスの実験によるだった。
 ならば、宇宙港で起きた細胞プラズマ盗難事件など、《ヴィールス・インンペリウム》研究家・キウープも関係しているのだろうか。それとも正体不明の工作員がいるのか。

 発見された犯人の意外な正体。アヴァタル人(der Avatarus)ヴァマヌ(Vamanu)と名乗る異人は《コスモクラート》の依頼で、アステロイド宇宙船《サムサル(dem Samsaru)》で《ヴィールス・インンペリウム》の研究をしていたが、500年前、原材料を探しに《サムサル》を離れている間に宇宙サイクロンに遭遇し、休眠状態にあったという。
 420年前に《サムサル》に侵入したアラス族科学者がコバルト・ヴィールスに感染し、「遺伝子戦争」の原因となった。また、ヴァマヌの代理として《コスモクラート》に派遣されたのがキウープらしい。
 脳に直接、情報を送ってくるインフォ・ヴィールス感染症(die Info-Seuche)に対抗するスーパー・インターフェロンを独力で開発したヴァマヌ。
 状況が一段落した段階でローダンとヴァマヌは、500年前に起こった《サムサル》へ侵入し、コバルト・ヴィールスを作った者の捜索のためM-19球状星団向かう。
 そこで発見した不時着した宇宙船には物質暗示能力(Materie-Suggestoren)を持つ種族ダルゲーテン(die Dargheten)の死体があった。
 宙航日誌には《セト=アポフィス》の圧力があったと記されている。すでに《サムサル》にあったヴィールスは全て汚染された。
 テラに帰投したヴァマヌはローダンに別れの言葉を告げて去る。
 その後、ローダンはアステロイド宇宙船《サムサル》が太陽へのコースをとったことを知る。
 Nr1042.jpg

  《セト=アポフィス》に操られて“デポ”へ向かうため、銀河間長距離飛行用母艦《バジス》を乗っ取りを画策するハルト人イホ・トロトと工作員(die Seth-Apophis-Agenten)ブルーク・トーセン。
 艦載脳《ハミラーチューブ》を特殊連続体プロジェクターで麻痺させ、特殊ガスと精神に影響を与える音楽で則りは成功するかと思えた。
 だが、トロトの“手袋”を拾った悪童オリーのいたずらが偶然、トロトの計画を妨害した。
 《ハミラーチューブ》本体を狙った第2次攻撃も、“目”を使って無間隔移動してきたローダンに阻まれ、トロトとトーセンはハルト船で《バジス》を離脱する。
 しかし“手袋”は《バジス》に残されたままだ、
 Nr1044.jpg

 今回は1冊半だけだな。読む時間が取れなかった。
 次も同じペースになりそう。この“手袋”は一体何なんだ?

関連記事

第1637回 月面の聖戦 2

Posted by ヒッター7777 on   0 comments   0 trackback

ジャック・キャンベル 「月面の聖戦 2 指揮官の決断」 Ethan Stark:Stark's Command

 イーサン・スターク軍曹が起こした小さな反逆は、ドミノ倒し的に月面アメリカ軍に飛び火した。
 士官は全て武装解除されて拘禁。下士官と兵卒だけの軍が守るコロニーを狙い、諸外国連合軍の大規模攻撃が始まる。
 否応なく司令官にされてしまったスタークを含め、分隊指揮経験しかない軍曹たちは大規模戦闘の指揮経験が無い。
 壊走する自軍を止めるため、スタークは前線で指揮を執る。

 いや~、この戦いはなかなかのものです。面白かったですねえ。
 しかし、企業が所有権を持つコロニーでは民間人が、自分達を守るアメリカ陸軍月面軍に疑いの目を持ちます。
 地球との通信謝絶、軍高官との連絡途絶。スタークに面会を求めてきた民間人の指導者はスタークを信じきれず、スタークの参謀たちも民間人を信じていません。
 この時代、軍人になるのはもともと軍人の家に生まれた者がほとんどで、スタークのように父親に反抗して軍に入った元民間人など、ほとんどいないのです。
 両者の不信感をともに理解するスタークは、なんとか協力関係を取り持とうとします。

 さらに航宙軍まで広がった反乱により、アメリカ軍は3つの旅団の内、防衛任務の第2旅団を残し、第1旅団の反乱と第3旅団の壊滅で全体の3分の2の戦力を失った。
 コロニーの所有権を盾に無条件降伏を迫る地球企業、政治家、国防総省ペンタゴンに対し、企業奴隷として月に送り込まれた民間人たちも待遇改善を求めて対抗意識を燃やし、月面軍との共動を模索する。

 第1部 戦闘の嵐
 第2部 もうひとつの勇気
 第3部 栄光は残らず

                  月面の聖戦2

 この第2巻では12名の部下だけ見ていれば良かった第1旅団第2大隊ブラボー中隊第2小隊第3分隊隊長スタークが、一気に旅団規模の指揮をわけも判からず取らなくてはならなくなり、視野の拡大を迫られます。
 白髪が増えそうですねえ。(笑)

 3部作の第3巻ではどうなるのか楽しみです。

関連記事

第1636回 TOUGH 龍を継ぐ男(2)

Posted by ヒッター7777 on   0 comments   0 trackback

猿渡哲也 「TOUGH 龍を継ぐ男」2巻

 鬼龍の血を引くふたりの男。鬼塚姫次と長岡龍星。
 小学生の時に殺人を犯した姫次は、灘・真・新影流の開祖・宮沢熹一に引き取られ、その指導を受けていた。
 《肉包丁(ブッチャーナイフ)》と呼ばれる貫手を得意とし、宮沢静虎をもってしてもその動きを捉えきれない。
 1ヶ月後の死合に向けて龍星は静虎の特訓を受けるが、灘新影流の技は姫次に通用するのか。

 姫次を引き取った宮沢熹一の真意はどこにあったのか。
 父親である静虎は責任を感じる。
 熹一が17歳で体得した灘新影流・殺人奥義《破心掌》を龍星は会得できるのか。

          龍を継ぐ男2

 面白いですねえ。
 この巻の最初の姫次とラストではイメージがまったく変わってしまいました。
 良い兄弟になってくれればと思います。
 次巻をお待ちしています。

関連記事

第1635回 クビキリサイクル PV

Posted by ヒッター7777 on   0 comments   0 trackback

アニメ「クビキリサイクル  青色サヴァンと戯言遣い」

 いよいよ公開まで2ヶ月を切ったアニメ版「戯言遣い」。
 OVAで全8話ですか。そのあとの作品も作やってくれるのだろうか?
 まあ、シャフトさんが頑張ってくれるだろう。

 配役は
 主人公のぼく役を梶裕貴さん
 玖渚友役を悠木碧さん
 園山赤音役を嶋村侑さん
 伊吹かなみ役を川澄綾子さん
 逆木深夜を浜田賢二さん
 姫菜真姫を遠藤綾さん
 佐代野弥生を池澤春菜さん
 赤神イリアを伊瀬茉莉也さん
 班田玲を桑島法子さん
 千賀あかりを桑谷夏子さん
 千賀ひかりを新谷良子さん
 千賀てる子を後藤邑子さん
 哀川潤を甲斐田裕子さん

 声優の名前を見ても、すぐに声が思い浮かばないな、(笑)

 

関連記事

第1634回 陽だまりの樹(4)

Posted by ヒッター7777 on   0 comments   0 trackback

手塚治虫 「陽だまりの樹」全4巻

 第4巻 星霜の彼方の巻
            陽だまりの樹 4
 文久二年(1862年)
 小姓組百石取りの身分となった伊武谷万二郎は、江戸城二の丸御留守居役・勝海舟より陸軍歩兵隊の訓練を命じられる。
 幕府が正洋式軍隊を作るためのテストケースである。
 
 文久三年(1863年)
 この年、芹沢鴨、近藤勇、土方歳三らが参加した浪士組が京へ向かった。
 手塚良仙は医学所頭取・緒方洪庵より陸軍駐屯地付き軍医の職を推薦を受けて悩んでいたが、師である洪庵の死去により、軍医となる決断をする。
 上総国小関村に立て篭った「真忠組」討伐を果たした万二郎の歩兵隊の成功により、幕府は二十万人規模の徴兵に踏み切る。
 
 文久四年(1864年)
 万次郎は百石の加増を受けて大手門歩兵組大隊の大隊長となる。
 長州軍の京侵攻に対する征伐軍に参謀・西郷隆盛の部下として同行。
 西郷から倒幕の誘いを受けるが決別。さらに坂本龍馬との関わりを疑われ、解任される。
 海軍操練所の勝海舟も一切の役を解かれた。

 慶応三年(1867年)
 「大政奉還」

 慶応四年/明治元年(1868年)
 「鳥羽伏見の戦い」、そして江戸城の無血開城。
 ついに「陽だまりの樹」は倒れた。
 彰義隊に加わった万二郎は「上野戦争」で西郷の明治新政府軍と戦う。

 明治10年(1877年)
 手塚良仙、「西南の役」に軍医として従軍する。
  陽だまりの樹 4-1 陽だまりの樹 4-2

 長い物語が終わりました。幕末ものはどの作品でも主義と主義がぶつかり合う悲しいものです。
 その中でも己の中の信義を貫いた男と、時代に流されるしかなかった男たち。
 これも手塚先生の名作の一つですね。

関連記事

第1633回 ビアンカ・オーバースタディ

Posted by ヒッター7777 on   0 comments   0 trackback

筒井康隆 「ビアンカ・オーバースタディ」

 名作「時をかける少女」の筒井康隆先生です。
 しかもライトノベルです。
 しかし、やはり、あの筒井康隆先生です。
 「狂気の沙汰も金次第」「虚構船団」「バブリング創世記」など、多くの作品を世に送り出したSF御三家の一角です。
 ただのライトノベルではありません。(笑)

 ネタバレが含まれています。
 
 ビアンカ北町。生物研究部所属の高校2年の女子高生。
 彼女の研究課題はウニの生殖であったが?

 1.何を思ったか彼女に惚れている下級生の男子を使ってスペ〇マ採取(手コ〇)に挑む。
 2.ふと思いついて、自分の排卵した卵子に受精させるため、また下級生男子からス〇ルマ採取(手〇キ)を行う。
 3.先輩の生物研究部部長が未来から来た未来人だとわかる。
 4.先輩のスペ〇マを採取(手コ〇)して下級生男子のス〇ルマと戦わせると、明らかに未来人の生殖力が衰えていることがわかる。
 5.未来では巨大カマキリに衰退した人類の存続が脅かされていた。
 6.先輩はその対策にこの時代に来てアフリカツメガエルを天敵にできないかと研究していた。
 7.ビアンカは未来技術を使ってアフリカツメガエルと人間のハイブリッドを作ることを思いつく。
 8.顧問の先生からもス〇ルマを採取する。(さすがに校内淫〇は自粛)
 9.採取したス〇ルマを冷凍保存するより、精巣のまま冷凍保存する方が長持ちすることを知る。
10.計画に加担していた同学年の女子高生が、言い寄ってきたヤクザから陰嚢を切り取ってくる。(いや、これはもう犯罪だから) 
11.体長50cmまで育ったハイブリッドカエル30匹が逃げ出す。
12.慌てた先輩とともにビアンカはタイムリープする。
              ビアンカ・オーバースタディ

 まだ途中ですが、狂気の女子高生による21世紀の「時かけ」ですね。
 さすがわSF御三家のSFラノベです。 ハイデガーにマルクスですか。
 国家資本主義とかオリンピックへの冷笑が見られます。
 次作「ビアンカ・オーバーステップ」というアイディアもあるそうですが、面倒なので誰か代わりに書いて欲しいそうです。(笑)

関連記事

第1632回 掟上今日子の家計簿

Posted by ヒッター7777 on   0 comments   0 trackback

西尾維新 忘却探偵シリーズ7「掟上今日子の家計簿」

 今回は3巻、5巻と同じ「今日子さんと警部さん」ものですね。

 第一話 掟上今日子の誰がために(クイボノ)
 吹雪に閉ざされたペンションで起こった殺人事件。
 依頼を受けた今日子さんに与えられたタイムリミットは1時間。
 時給数万円のお仕事とは効率がいいですね~。しかも割増料金を請求するんですか? そこの交渉でさらに残り時間が・・・

 「クイボノ」って普通のミステリ好きでも、あまり知らないですよね。

 第二話 掟上今日子の叙述トリック
 まあ、これは説明しないほうがいいだろう。(笑)

 第三話 掟上今日子の心理実験
 「心理試験」というと江戸川乱歩の作品ですが、これはあれとは関係ないですね。
 これもいわゆる「叙述トリック」ですが、仕掛けが大げさ過ぎますな。(笑)

 第四話 掟上今日子の筆跡鑑定
 忘却探偵と仕事を共にする上での《二大タブー》なんてものが警察にはあったのですね。(笑)
 今日子さんは初っ端から敵意むき出しです。
 今回のタイムリミットも1時間です。
 まあ、ヒッターはあるアイテムを持っていないので、この謎は解けませんね。(笑)
                 掟上今日子の家計簿

 次巻は10月発売の「掟上今日子の旅行記」です。
 早すぎるんじゃね?

関連記事

第1631回 プロトポリス編 完結

Posted by ヒッター7777 on   0 comments   0 trackback

迫 稔雄 「嘘喰い」第43巻

 13冊に及んだ「プロトポリス編」が完結した。
 最後の「エア・ポーカー」のような頭脳戦が大好きですね~
 ヰ近立会人が生きてて良かったです!
               嘘喰い43

 いよいよ「屋形越え編」に突入ですか。
 この間、ヤンジャンをちらっと読んだら凄いことになってましたね。(笑) 
 荒木飛呂彦先生の10周年お祝いイラストが素晴らしい!!

関連記事

第1630回 絶対可憐チルドレン(9)

Posted by ヒッター7777 on   0 comments   0 trackback

椎名高志 「絶対可憐 チルドレン」46巻 ZETTAI KAREN CHILDREN

 《B.A.B.E.L》、《P.A.N.D.R.A》双方に侵食していく《黒い幽霊(ブラックゴースト)》の精神汚染。
 人事によりチルドレンと引き離された皆本。
 兵部京介も腹心の真木との対決を選択する。
 広がる精神汚染への反撃の糸口はどこに?
               絶チル46

 ということで、味方がどんどん敵側に変貌していきます。
 セクハラをすると最北の支部に飛ばされるんですね!
 ヒッターも手打ちラーメンも食べたいです。
 機会があったら挑戦してみよう。

関連記事

第1629回 陽だまりの樹(3)

Posted by ヒッター7777 on   0 comments   0 trackback

 手塚治虫 「陽だまりの樹」全4巻

 第3巻 コロリ参上の巻

 安政五年(1858年)。
 長崎に入港したアメリカの艦船からコレラ(コロリ)が蔓延。
 箱根を越えて江戸にまで被害が広がる。
 同年、第13代征夷大将軍・徳川家定が死去。そして「安政の大獄」といわれる攘夷志士たちの大規模な捕縛投獄が行われた。
 その中で西郷隆盛らと面会していた伊武谷万二郎も疑念を抱かれ、常陸府中藩を追われる。
 手塚良庵らの手助けで脱獄した万次郎は大老・井伊直弼を糾弾すべく、水戸藩の力を得るため江戸を立つ。

 安政七年/万延元年(1860年)。
 「桜田門外の変」で井伊直弼が討たれる。
 伊武谷万二郎は罪を許され百石で幕府に召抱えられ、ふたたびアメリカの通詞ヒュースケンの護衛に付く。

 万延二年/文久元年(1861年)
 万次郎が護衛の任を解かれたのを見透かすように、ヘンリー・ヒュースケンが暗殺される。

 文久二年(1862年)
 父・手塚良仙の死により、手塚良庵は三代目・手塚良仙を継ぐ。
                陽だまりの樹 3
 
 「風雲児たち 幕末編」でも尊皇派はともかく、攘夷志士たちの行動は現代人には納得いかないでしょう。 
 まあ、不公平な通貨取引を締結した幕府も、そこから莫大な利益を得た諸外国も悪いんですがね。
 外交下手なのは日本のお家芸ですね。
 ヒュースケンは馬鹿だと思ってましたが、この巻で本当に嫌いになりました。
 さあ、最後の4巻目に突入します。
 

関連記事

第1628回 混物語 第2弾

Posted by ヒッター7777 on   0 comments   0 trackback

混物語 第2弾

 昨日、市内の「ほんだらけ」に寄って物色していると、ライトノベルの棚に「混物語 第忘話きょうこバランス」がビニールに包まれて1千円で売られていた。
 え? これって販売しちゃっていいの?
 1千円で買う人いるの? と思って、しげしげと眺めていた。

 劇場版アニメ「傷物語Ⅰ 鉄血篇」で来場特典で配布されたのは
 ①「第忘話きょうこバランス」-忘却探偵シリーズ
 ②「第強話 じゅんビルド」-最強シリーズ
 ③「第法話 のみルール」-伝説シリーズ
 ④「第眼話 まゆみレッドアイ」-美少年シリーズ
 であった。
 これ4作で1千円なら買うかもしれないなあ。

 「傷物語Ⅱ 熱血篇」来場特典は
 ⑤「第病話 くろねこベッド」-世界シリーズ
 ⑥「第血話 りすかブラッド」-りすかシリーズ
 が予告されている。

 最後に全15話をまとめて出してくれないかなあ。
 第病話 くろねこベッド 第血話 りすかブラッド

関連記事

第1627回 新本格もどき

Posted by ヒッター7777 on   0 comments   0 trackback

霧舎巧 「新本格もどき」

 記憶喪失の患者・吉田さん、小児科の看護師・エリちゃん、カレーショップ「牧場」のマスターが3ヶ月ごとに集まるとき、なりきり探偵がミステリに挑む。
 連作の謎解きの中で吉田さんの記憶は徐々に戻ってきます。

 三、四、五角館の殺人
 元ネタ:綾辻行人「六角館の殺人」

 二、三の悲劇
 元ネタ:法月綸太郎「二の悲劇」

 人形は密室で推理する

 元ネタ:我孫子武丸「人形はこたつで推理する」

 長い、白い家の殺人
 元ネタ:歌野晶午「長い家の殺人」「白い家の殺人」

 雨降り山荘の殺人
 元ネタ:倉知淳「星降り山荘の殺人」

 13人目の看護師
 元ネタ:山口雅也「13人目の探偵士」

 双頭の小悪魔
 元ネタ:有栖川有栖「双頭の悪魔」
                  新本格もどき

 まあ、元ネタを知らなくても面白く読めるが、知っていたほうが誰の役になりきっているのかで楽しめるという趣向。
 ヒッターはこの元ネタの中で2作しか読んでません。(笑)
 3ヶ月ごとというのは掲載誌にそのペースで発表されたからですね。
 いやいやミステリ作家ってネタを考えるのが大変なんですね~
 お疲れ様です。

関連記事

第1626回 ケルン市警オド 1巻

Posted by ヒッター7777 on   0 comments   0 trackback

青池保子「ケルン市警オド」1巻

 「修道士ファルコ」シリーズからのスピンオフ。
 オドアケル・ショルツ修道士が、まだ俗世の治安役人だった頃のお話ですね。
 あまりにも有能すぎ、ケルン市の議員や豪商でさえ容赦なく逮捕するオドを煙たがっても、その能力ゆえに市警を解雇するのが躊躇われる市長と警視たち。
 モグリの娼家事件、鉄鋼商の使用人失踪事件、謎の修道院と殺人事件に挑む赤マントの男・オド市警。
 領収書を貰うのは忘れません!
            ケルン市警オド 1

 彼が俗世を捨て、修道士になるまでを描いてくれるのでしょうか。
 次巻をお待ちしてます。

関連記事

第1625回 陽だまりの樹(2)

Posted by ヒッター7777 on   0 comments   0 trackback

 手塚治虫 「陽だまりの樹」全4巻

 第2巻 唐人お吉の巻

 安政三年、大老・阿部正弘に目をかけられた伊武谷万二郎は、下田でアメリカ大使ハリスと通詞のヒュースケンの護衛役を命じられる。
 五十石の加増を受け、老中会議の評定の席に参加できるようにとの阿部の差配であった。

 手塚良庵も大阪の適塾から江戸に帰還する。
 二人は漢方医だけで構成されている奥医師たちの妨害を受けながら、種痘所の発足運動に巻き込まれていく。

 時代は阿部正弘から井伊直政へ主導権が移り、阿部の息のかかった者は尽く左遷させられ、その中には伊武谷万二郎もいた。
                 陽だまりの樹 2

 この2巻は難関を乗り越えて東京大学医学部の礎となった「お玉が池種痘所」の発足までを描いています。
 数々の人間模様がありましたが、細かいことを書くのはよしましょう。
 ご自分のご先祖様の人生に、これだけのドラマを絡ませて描き上げた手塚先生はすごいですね。
 後半の3巻に突入します。

関連記事

第1624回 アニメ「屍者の帝国」

Posted by ヒッター7777 on   0 comments   0 trackback

アニメ「屍者の帝国」

        屍者の帝国 000

 円盤を借りて観る。
 うーん、こうなっちゃいましたか~。なんか非常に残念です。
 まあ、尺の関係から全部入れられないだろうとは思っていませんでしたが、説明不足過ぎるな。
 これじゃあ、伊藤計劃さんの目指したものを汲み取ったとは言えないし、円城塔さんの書きたかったものを汲み取ったとも言えない作品だ。

 左下のフライデーのアホ毛が揺れているのに笑った。
 屍者の帝国 001

 やはりヒロインは美しい方がいい。
 屍者の帝国 002

 この眉毛は何の意味が?
 屍者の帝国 003

 ああ! ぼくの秘書嬢まで!!
 屍者の帝国 004

 守りたい、この笑顔!
 屍者の帝国 005

 素材が良いだけにもったいないな。
 ヘルシング教授も出てこなかったし、ナイチンゲールの「フランケンシュタインの三原則」にも触れられなかった。
 ヒッターの評価は60点というところか。

関連記事

第1623回 ガンダム デスサイズヘル EW(2)

Posted by ヒッター7777 on   0 comments   0 trackback

MG 1/100 XXXG-01D2 ガンダムデスサイズヘル EW版

 ヒッターは二日酔いである。
 朝からYくんがせっつくので、簡単な部分を作らせてみる。
 足先、ショルダー、前腕のシールド。
 これは切り離してはめ込むだけなのだが、やはり最初は戸惑うようだ。
 意外とガンプラは指先の力が必要なので、小3には厳しいのだな。
 P100072823.jpg

 その間にヒッターは片脚部を組んでみる。
 Yくんにゲート処理、レタッチ、スミ入れを教える。
 P100073025.jpg

 さて、難関の一つ、アクティブ・クローク。
 これは初心者の小3では無理だろう。
 ヒッターでも小1時間かかった。問題は慣れと手の大きさである。
 複数のパーツを一気に挟み込むのだが、絶対にうまくいかない。(笑)
 P100072722.jpg

 2時間ほど遊んでみんなと種差海岸へドライブ。
 帰ってきてビール飲んで昼寝をしている間にYくんが何やらやっていたが、あとでチェックしなければなるまい。
 明日の完成は無理だな。(笑)

関連記事

第1622回 ガンダム デスサイズヘル EW(1)

Posted by ヒッター7777 on   0 comments   0 trackback

MG 1/100 XXXG-01D2 ガンダムデスサイズヘル EW版

 お盆で親戚が遊びに来ている。
 小3のYくんがヒッターの部屋の未制作のガンプラの山を見て、「なんか作って!」というので、先日、ガンダムヘビーアームズ改 EWを注文したことから「デスサイズヘル EW版」を選択。
 これならパーツ数も少ないから、一緒に作ろうと言うと、Yくんはプラモデルを作ったことがないらしい。
 ガンダムも最近のやつは知っているが、「新機動戦記ガンダムW」や「 Endless Waltz」は見ていないという。(そりゃそうだな)
 とりあえず、箱絵を見て気にいったようなので開封すると、さすがわMGシリーズ。意外とパーツ数がある。
 P1000712.jpg
 P1000715.jpg
 デスサイズヘルEW

 そうか、対象年齢が15歳以上となっているんだったな。
 小3だとアルファベットも、まだ習ってないか。
 そのへんは指示して、余分なところを切り取らないように、ニッパーの使い方を教えて簡単な部分から組立r。

 ビームシザース(パーツ数5)完成。

P10007172.jpg

 つづいて頭部に挑戦。
 こんな小さな工作物を作るのは初めてだというので恐る恐るやるが、なかなかコツがつかめず、ヒッターと交代。
 仮組みするが、Yくんがメインカメラのレンズ部分を切り取ってしまっていた事が判明。(笑)
 まあ仕方ないね、初めてだからねと慰める。ここまで約2時間。
 P10007232.jpg

 親戚が来ているのにずっとガンプラ作っているわけにもいかず、頭部と武器を作ったところで焼肉へ向かう。
 これ3日以内にヒッターは徹夜で作らなきゃならんのか?
 

関連記事

第1621回 陽だまりの樹(1)

Posted by ヒッター7777 on   0 comments   0 trackback

手塚治虫 「陽だまりの樹」全4巻

 長編なので手を出しにくかったのだが、意を決して読み始める。
 
 第1巻 三百坂の巻

 時代は安政二年(1955年)。
 常陸府中藩二万石の小大名・松平播磨守の家臣、伊武谷万二郎(26歳)は、北辰一刀流玄武館の千葉周作門下となるが、たった三日で千葉周作が亡くなり、その席のいざこざで、門下生・清河八郎と真剣勝負をする次第となる。
 傷を負った万二郎の手当をしたのは、蘭方医・手塚良仙の息子、手塚良庵(30歳)であった。
 (この人、江塚治虫先生の曽祖父なんだね)

 元麻布の善福寺の娘・おせきをめぐって対立する二人だが、いまだ蘭学に厳しい時代。手塚良仙の種痘案に反発した漢方医の刺客に襲われた良庵を助けるために、玄武館の兄弟子たちを斬ってしまう万二郎。

 大阪の緒方洪庵の開いた適塾入塾を許された良庵は江戸を立つ。
 だが到着早々、曽根崎の遊技・十三奴の腹痛の診断で漢方医と対立する。
 儚くなった十三奴のため、医者としての意地にかけて良庵は腑分けに挑むのだが・・・
            陽だまりの樹 1

 やっと1冊目を読み終わった。 
 「風雲児たち・幕末編」にも登場する面々も大勢登場しますね。さすが幕末。
 物語は「安政の大地震」からアメリカ大使館のヒュースケン襲撃まで進みました。
 ぬくぬくと育ってきた「陽だまりの樹」には白蟻や木喰虫がはびこり、枯れ死寸前です。
 このまま読みすすめましょう。

関連記事

第1620回 新約 とある魔術の禁書目録 16巻 

Posted by ヒッター7777 on   0 comments   0 trackback

新約 とある魔術の禁書目録 16巻

 科学サイドの最高峰に位置した「学園都市」はたった3日でその機能を失った。
 12月だというのに摂氏50度を越える大熱波の襲来で、インフラが麻痺したのだ。
 そして地、水、火、風の属性を持つ《エレメント》が跋扈する「学園都市」で、230万の住民はそれぞれの避難場所に立て篭っていた。

 当初、《エレメント》に対抗できるのは、上条当麻の《幻想殺し(イマジンブレイカー)》のみかと思われたが、天空に“悪魔”のシルエットを映す御坂美琴の登場によって反撃の糸口が見つかる。
 《対魔術式駆動鎧(アンチアートアタッチメント)》。略称《A.A.A.》を擁する高レベル能力者集団「常盤台中学」を率いる二人のレベル5、御坂美琴と食蜂操祈。
 ついに食蜂は上条当麻へのリベンジを果たせるのか?

 ふむふむ、ここまではお笑いパートというものですね。
 お嬢様集団「常盤台中学」の火力と情報収集力は、今回の事件の根源を突き止めて、混乱に終止符を打とうとします。
 しかし、これはいわゆる「撒き餌に食いつかせる」という罠でした。
 《エレメント》の襲来と大熱波は、それぞれ、異なる勢力が起こしたものだったのです。
                新約とある16
 
 登場人物が全員水着で駆け回る中、終盤、上条当麻はある人物を見殺しにするような形で見葬ります。
 彼に付き従った者たちはほとんど敵側につき、上条当麻を追います。
 上条当麻に残された“希望”。
 それは《理想送り(ワールドリジェクター)》があちら側に送ってしまった人物を、こちら側に引き戻すこと。
 だが《理想送り(ワールドリジェクター)》が敵の手(文字通り右手)にある以上、《幻想殺し(イマジンブレイカー)》に勝ち目はない。
 以下次号!

 というような感じで、上条当麻に対する勢力図が書き変わってしまいまた。
 この展開は読めませんでしたね~
 《A.A.A.》を使い続けた御坂美琴も鼻血が止まりません。しかし、ヒッターは彼女の進化(間違った路線での)を期待しています。そっちのほうが面白そうですからねっ!
 年内にもう1巻出るかな?
 

関連記事

第1619回 ソードアート・オンライン(20)

Posted by ヒッター7777 on   0 comments   0 trackback

川原 礫 「ソードアート・オンライン18 アリシゼーション・ラスティング」

               SAO18.jpg
 原作Web版にだいぶ加筆修正してますね~
 いろいろ変更箇所や追加箇所をメモっていたら、大変な数になったので割愛しましょう。(笑)
 ここまで大幅改稿してきたラノベ版のネタを活かしてブラッシュアップさせています。

 ラストを変えるということでしたが、若干の修正が入っていますね。
 宇宙怪獣は出てこないかと思っていたら、ちゃんと登場しました。
 もっとも今後の話に影響を与えそうなものといえば、先日、「アクセル・ワールド」20巻にも登場した《SSSオーダー》の紋章。
 管理者(アドミニストレータ)権限にも干渉する“垂直に2本並んだ白と黒の剣と、その周りを囲む青い薔薇と金色の金木犀の花”をあしらった《星王の紋章》。
 旧Web版ではそれほど気にしていなかったけど、「アクセル・ワールド」に登場したことでびっくりしていました。
 本巻でラストを変えた部分にその秘密がありそうです。
 二つの物語から推測すると、7つ目の《七星外装(セブンアークス)》が解放されるとき、アンダーワールドとリアルワールドに変革が起きる。

 やはりグレッグ・イーガンの「クリスタルの夜」のようなことが起きないように、誰かが封印したのでしょうか。
 ぜひSAO5以降でミッシングリンクを埋めていって欲しいものです。

 SAO18b.jpg

関連記事

第1618回  ガンダムヘビーアームズ改 EW

Posted by ヒッター7777 on   0 comments   0 trackback

MG 1/100 ガンダムヘビーアームズ改 EW

 HA-EW01.jpg

 本日から受付が始まった「XXXG-01H2 ガンダムヘビーアームズ改」
 絶対に弾薬の供給が追いつかないだろうと思わせる飽和攻撃重視のモビルスーツ。
 どんだけ弾丸積んでるんだよ!!と心配させる、わりと好きなタイプである(笑)
 HA-EW02.jpg
 HA-EW03.jpg

 確かに登場シーンはいつもカッコイイよな!
 お値段も手頃というところか。注文しとくかな。
 http://p-bandai.jp/hobby/special-1000006405/

関連記事

第1617回 大宇宙を継ぐ者(40)

Posted by ヒッター7777 on   0 comments   0 trackback

第39サイクル「時の彼方の国々 Die Jenzeitigen Lande 」 2800-2874巻

 2843巻~2849巻までをまとめる。

 西暦紀元前9万9781年のラルハトーン銀河から、現在時間の銀河系に戻るための《ラス=ツバイ》は亜光速飛行で船内時間を遅らせる(Zeitdilatation Effekt)を利用することにした。
 だが出発して1週間後、艦載脳《アナンシ》がティウフォル人の兵器《インドクリネイター(den Indoktrinatoren)》を受けて《ラス=ツバイ》は紀元前8050年に不時着する。
 Nr2843.jpg

 ローダンはこの時代の「超越知性体 Es」に協力を求めるべく、そのシュプールを探すことする。
 この時代の銀河系はアルコン帝国と、アンドロメダからやってきたマークス族との戦争状態にあった。
 搜索の手掛かりとしてマークス族に組みしたタウムウ族(die Taumuu)の知る《物言わぬ使者(Der Verschwiegene Bote)》クヴァクウ(Chuv'akhuu)に接触したローダン。
 彼は「超越知性体 Es」の使者としてアルコン人とメタン呼吸生物を見守っていた。
 だが敵対する「超越知性体 ズウン(der Superintelligenz XUUN)」の代理人コルム・ポトムプ(Corm Potomp)に重傷を負わせられ、ハイパー氷(Hyperfrost)で体を休めていた。
 重傷を負ったナート人の遺伝子を融合させて自己修復したクヴァクウは、ナノマシン《インドクリネイター》を艦載脳《アナンシ》から分離できないでいるローダンに、3基の《ハイパー氷発生基(drei Hyperfrostgeneratoren)》を与える。
 ローダンが与えた恒星転送機(Sonnentransmitter)のデータにより、マークスたちはアンドロメダ銀河に撤退。
 メタン戦争は終息に向かう。

 とりあえず《ハイパー氷発生基》で《インドクリネイター》部分を凍らせた《ラス=ツバイ》は、亜光速飛行で新銀河暦971年まで時間遅延飛行を続けた。
 可能性の未来では新銀河暦1542年にローダンと《ラス=ツバイ》はボスティク1世のロボット艦隊に攻撃されて死ぬ。
 新銀河暦1577年から新銀河暦968年にやってきた小型宇宙船《母(MUTTER)》の発信したハイパー無線がここで《ラス=ツバイ》を引き止めた。かくして惑星メデューサで《ラス=ツバイ》はハイパー氷に包まれて500年未来を目指すことになる。
 Nr2846.jpg

 新銀河暦1515年の極秘作戦「ウルティマ・マルゴ(最後の境界)」以後、身を潜めていた元アルコン皇帝ボスティク1世。
 新銀河歴1518年、《アトピック法廷》に対抗すべく、ボスティクはティウフォル人と手を結ぼうと考えていた。
 だが《ディス=クロン・ドリフト(Die dys-chrone Drift)》の発生は《アトピック法廷》が恐れる「GAヨマード(GA-yomaad)のエクピュロシス〈Ekpyrosis)」(世界を滅ぼす劫火〉が間近に迫っている証拠だという。
 《時割れ》から続々と現れるティウフォル人艦隊の増大を抑えるべく、ボスティク1世の音頭でオンリョン人艦隊、自由テラナー連盟による《時割れ》攻撃が行われる。
 ハイパー氷から解凍されたローダンの静止も間に合わず、解放されたシヴァ爆弾(SHIVA-Aufrissbombe)のエネルギーは動的時間変換作用(Chronokinetische Transformation)を引き起こし、《時割れ》の二つの出口の一方は銀河中心部のブラックホール《デンゲジャー・ウヴェソ(Dengejaa Uveso)》に向かう。
 そしてもう一つは《六次元封印》のあるソル太陽系へ向かっていた。
 Nr2848.jpg

 これで可能性の未来は避けられたのかな?
 ふう、やっと50巻分か。あと25巻分は2回くらいにまとまるだろうか。

関連記事

第1616回 聖女の毒杯

Posted by ヒッター7777 on   0 comments   0 trackback

井上真偽 「聖女の毒杯 その可能性はすでに考えた」

 第一部 婚(フゥン)
 とある地方に伝わる「カズミ様伝説」。
 不幸な婚礼を強いられた武家の娘が、婚礼の席で夫となる男や家臣を大量に毒殺したという伝説。

 今、姚 扶琳(ヤオ フーリン)の目前で、婚礼の儀式が行われていた。
 大杯に注がれたお神酒を新郎新婦と両家の人間が回し飲みした後、3人の人間と1匹の犬が死んだ。
 同じ大杯から酒を飲んだのは7人。
 容疑者は生き残った花嫁を含む4人と、倒れたものを開放した親族、酒を注いだアルバイトの中学生の少女の計7名。
 フーリンについてきた小学生探偵・八ツ星聯はこの謎に挑む。

 次々と上がる仮定推理と容疑者の乱立に、かつて破門された師匠・上苙 丞(うえおろ じょう)よろしく、否定推理を繰り広げる八ツ星少年。
 だが、決定的論証ができず、犯人は不明のままだ。

 しかし、読者だけには犯人の名が告げられます。

 第二部 葬(ヅァン)
 因縁の連鎖か。この事件の中に、かつてフーリンが所属していた黒社会の最高権力者の身内がいた。
 フーリンは否応なく、容疑者7人の中から真犯人を見つけなくてはならない。
 だが、八ツ星少年が元師匠に委細を伝えたとき、師匠は「容疑者の中に犯人はいない。これは《奇蹟》だ!」と言ったという。

 今回は「その可能性は既に考えた」という毒使いの論客を相手にしなければならない小学生探偵は、初恋の女子中学生の冤罪を晴らせるのか?

 第三部 悼(ダオ)

                   聖女の毒杯

 いやはや、二転三転する裏事情の開示によって、中盤以降にようやく全体図が見えてきました。
 犯人を途中で読者に向かって告げてしまうところにエンターティメント性が現れていますね。
 これで、このあとの展開が面白くなっています。
 次はデビュー作を読んでみるかな。

関連記事

第1615回 銀魂 実写化

Posted by ヒッター7777 on   0 comments   0 trackback

空知英秋 「銀魂」<実写化

 「ブルータス! おまえもかぁっ!!ではありませんが、日本映画界はネタ不足なのだろうか。
 オリジナルを作ってコケるのが怖くて人気作を次々と実写化していくのだろうか。

 主演:小栗旬って、この間織田信長をやってたよね~
 連続して時代劇もの主演ってんかイメージがかぶらないのだろうか。
              銀魂 65
 とりあえず親子ゲンカ、兄妹ゲンカに決着のついた65巻でした。
 次巻で「銀魂」最大長編「烙陽決戦篇」は終わりですね。

 

関連記事

第1614回 豹頭王の来訪

Posted by ヒッター7777 on   0 comments   0 trackback

五代ゆう グイン・サーガ 139「豹頭王の来訪」 THE PROVIDENCE OF THE PANTHER-KING

 なんかすっかり出番が減ってしまって、どこで何したんだっけ? と思い出しながらブランさん達のヤガの地下迷宮探索物語。
 どうやら〈ミロク大祭〉が近いようです。
 この爺さんたちはどれくらい強いのだろうか。

 イシュトヴァーンとキタイの竜王の手で蹂躙されたパロ。
 ケイロニア領ワルド城に辛うじて逃げ込んだりギア、マリウス、ヴァレリウス達だったが、アッシュの魔力の暴走により窮地に立たされていた。
 おりしもアキレウス帝崩御と女帝オクタヴィア擁立の報が知らされたワルド城に、突然現れたグイン。
 パロの悲報から導き出されたグインの知見は、イシュトヴァーンの背後に居る存在をヴァレリウスに示す。
 そしてその存在は既にイシュトヴァーンのストッパー役であった宰相カメロンも排しているに違いない。
 グインは囚われたリンダ女王の救出は一時断念し、新たな蒼き血の対抗者の擁立策をヴァレリウスに問う。
 だが、ヴァレリウスは躊躇した。
 そもそものパロの混乱の原因は、あの方と彼の君の対立から始まったのではないか。

 ヴァレリウスとグインの会話は人生相談のようなものですね。
 豹頭王といえども愚痴や悩みを聞いてくれる人がいないと、いきなりキレちゃうかもしれませんね。(笑)
             豹頭王の来訪

 「魔都フェラ-ラ」で《ミアルカの琥珀》の力を解放したスカールたちは、再び「黄昏の国」へ帰還した。
 豹の対星であり、深層記憶を共有する鷹の夢に現れた《ミアルカ》の語る秘事。
 果たしてランドックから追放される前のグインが遭遇した《暁(アウラ)》とは?

 ほほう、そうすると北の豹と南の鷹が出会うとき、消去されたグインの記憶が戻ることもあり得るのですかね?
 しばらくほおって置かれたレムスが再び表舞台に出てくるのか?
 まあ10巻くらい先かな。ケイロニアも大変だしなあ。

 では第140巻「ヤーンの虜」でお会いしましょう。

関連記事

第1613回 ゴジラ対エヴァンゲリオン

Posted by ヒッター7777 on   0 comments   0 trackback

エヴァンゲリオン初号機“G”覚醒形態
 
 EG000.jpg

 いやー。これは欲しいでしょう!
 お盆やお正月に親戚の子供たちが来た時、さりげなくサイドボードの上に置いておくと喜ばれるのは確実です!!
 やはり口から放射能を吐くのでしょうか!?
 背びれが光ったりしないのかな?
 シンジくんは中でどうなっているのでしょうか?
 EG001.jpg
 EG003.jpg
 EG002.jpg

 うう、お小遣いがあれば注文するのに・・・
 http://p-bandai.jp/item/item-1000105958/

関連記事

第1612回 赤目姫の潮解

Posted by ヒッター7777 on   0 comments   0 trackback

森博嗣「赤目姫の潮解」 Lady Scarlet Eyes and Her Deliquescence

 百年シリーズ最終作である。
 “前作までの”ミチルとロイディとしての存在は登場しない。

 死んでいる人形があるならば、その人形が生きていた時もあったはず。
 かつて人間は不純物が多く複雑であったが、医学の進歩、工学の発展で改良され、不純物は取り除かれた。
 肉体のほとんどを機械と取り替えたり、躰さえ無くして電子空間で暮らしているものもいる。
 しかし、新しい生物の枠組みを作る試みにもストレスによる歪みが生じる。
 コードの中に含まれるバグ。
 赤目姫とは誰だったのか。
                赤目姫の潮解

 これはなんと言うか、幻想的と言えばいいのか、人に説明するのが困難なお話です。
 「χの悲劇」を読んだあとなので、ああ、これはあちら側の世界なのだなというのは想像できます。
 これを読むまではと封印していたWシリーズに進もう。

 既刊
 女王の百年密室 God Save the Queen
 迷宮百年の睡魔 Labyrinth in Arm of Morpheus
     赤目姫の潮解 栞

関連記事

第1611回 銃夢火星戦記 3

Posted by ヒッター7777 on   0 comments   0 trackback

木城ゆきと 「銃夢火星戦記 3」GUNMU MARS CRRONICLE

 え~! 「銃夢」もハリウッド映画化ですか?
 いったいどの部分を映画化するのだろうか?
 バーサーカーボディやら機甲術(パンツァークンスト)は見たい気もするが、なんか微妙な気分になるのは「銃夢」ファンのみんなも同じだろう。
 たった2時間で「銃夢」の世界観を全く知らない人たちに伝えられるのだろうか。
               銃夢火星戦記3

 あまり期待しないように続報を待とう。

関連記事

第1610回 その可能性はすでに考えた

Posted by ヒッター7777 on   0 comments   0 trackback

井上真偽 「その可能性はすでに考えた」

  続編の「聖女の毒杯」が出ていたので、第1作から購入してみました。

 金銭感覚が麻痺している探偵・上苙 丞(うえおろ じょう)。
 青く染めた髪と翡翠色の右目、ターコイズブルーの左目の虹彩異色眼(オッドアイ)。
 白手袋と紅包(ホンパオ)のような上衣を着た白皙の美青年。

 裏の金貸業を営む中国人・姚 扶琳(ヤオ フーリン)
 長身・美貌の女性だが胸部が豊満というか、全身の肉が余裕がありすぎる金貸し。

 二人の元に依頼に現れたのは、かつて小学生の頃、自分は殺人を犯したかもしれないという少女だった。
 どんな可能性のあるトリックでも否定する探偵。
 あらゆる可能性を打ち破れば、そこに残るのは《神の奇蹟》だけだ。
 「この世界に奇蹟が存在することを証明する」
 
 謎の逆密室集団殺人事件の唯一の生存者。
 謎に挑む挑戦者(チャレンジャー)たちの推理を、すべて論理的に否定することができるのか?!

 従来のミステリの手法とは真逆の論理ですね。
 可能性を論ずる方は、事実に矛盾しなければどんなトリックを用いても良い。
 可能性を否定する方は、確実に事実に即していなければならない。

 魔女ベアトリーチェの密室殺人と、魔法など存在しない、全て人間のトリックだと主張する右代宮戦人の立場を入れ替えたようなものですな。
 こういう論理バトルは大好きです。
                その可能性はすでに考えた

 第一章 吉凶莫測(ジーシォンムォッツァ):吉凶読めす
 第二章 避坑落井(ビーコンルゥオジン):一難去ってまた一難
 第三章 坐井観天(ズォジングァンティアン):井の中の蛙
 第四章 黒寡妃球腹蛛(ヘイグァフーチュウフーヂュ):クロゴケグモ
 第五章 女鬼面具(ニュグゥミィエンジュ)
 第六章 万分可笑(ワンフュンカーシャオ)
 

関連記事