まるでダメな男の日記

このブログでは趣味のゲームや読書感想など非生産的な駄文を書き連ねていく予定です。

第1486回 蔵書管理2016年 3月

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蔵書管理 2016.03

 月イチの個人ネタ。単なるメモである。3月に読んだ本をチェックする。
 ACCCESSデータベースに登録した蔵書は2016年3月31日で22,202冊(先月増+42冊)となった。 
 2月よりはちょっと頑張ったが月50冊台に持っていきたい。

 内訳は
 小説  7,062冊
 コミックス 14,692冊
 エッセイ、NF他 448冊 である。

・2016年4月の予定
 ペリーローダンの消化と本国版のまとめ。
 アンソロジーもの、長編ものの消化が厳しかったので、こちらも頑張らねば。
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 昔読んだ本ネタ 第32回

 遠藤明範 電脳都市OEDO808

 1990年代初頭の小説、アニメ(OVA)、コンピュータ・ゲームというメディアミックス作品。
 サイバーパンクが流行った頃なので海外でも高評価を受けたようだ。
 
 1.反逆の孤狼(ヴェーオウルフ)
 2.華麗なる堕天使(ルシファー)
 3.魔眼の闘士(ヘラクレス)
 反逆の孤狼 華麗なる堕天使
 魔眼の闘士

 小説の並びはこうだったが、アニメでは

 電脳都市OEDO808 Vol.1 古の記憶(いにしえのメモリー)
 電脳都市OEDO808 Vol.2 囮の機構(おとりのプログラム)
 電脳都市OEDO808 Vol.3 紅の媒体(くれないのメディア)

 と、順番と内容が異なっている。

 機動刑事として選ばれたセンゴク、ベンテン、ゴーグルの3人を中心に、未来都市における電脳犯罪との戦いが描かれる。
 DVD化されたいるようなので見かけたらレンタルしてみよう。
              OEDO0808

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第1485回 魔界都市〈J〉

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菊地秀行 「魔界都市〈J〉」

 〈新宿〉の天才少年錬金術師が創り出した〈甲冑王〉。
 性能は不明だが、まかり間違えれば世界を滅ぼしかねない物が盗まれて〈区外〉へ持ち出された。
 〈新宿〉の誇る魔界医師は不在。
 〈魔法街〉のでぶ女はアメリカのハンバーガー早食いコンテストに出場中。
 〈西新宿〉のせんべい屋の主人はインフルエンザで入院中。
 かくて新宿警察の〈凍らせ屋(スパインチラー)〉屍刑四郎と、メフィスト病院に収監中の古株錬金術師・銀城怪異が無法都市といわれる麝鏡市へ回収に向かう。

 〈甲冑王〉の守りについたのはガーレン・ヌーレンブルクと双璧を成すといわれた〈魔法使い〉ミッテ・ヌーレンブルク。
 屍の“ジルガ”の技と、銀城の錬金術はミッテを打ち破れるのか。
                   魔界都市〈J〉

 〈魔界都市〉外への出張ものですね。
 かなり買い置きの山の底の方にあったのですが、他にも未読の菊地秀行作品が数冊出てきました。(笑)
 菊池作品は読み出すとメモなんか取らずに、早々に読み終わるので重宝する。
 今回はヌーレンブルクの一族の登場で、ガーレン婆さんは早く退場しすぎたのではと今更ながらに残念に思ったなあ。
 

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第1484回 GATE(12)

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柳内たくみ 「GATE(ゲート) 自衛隊 彼の地にて、斯く戦えり」
  正式版

 ゲート24

 アニメの方は駆け足で終わってしまった。もうちょっと丁寧に制作して欲しかったな。
 この作品はWeb小説として発表されていたものであるが、書籍化に際して大幅に内容の変更があった。
 元ネタは正式版と弱毒版があり、第3部冥門編は大加筆大改訂されていることがわかる。
 正式版は結構過激な発言がありますな~

 ・プロローグ
 ピニャ率いる騎士団、あらゆる種族の戦士達、魔導師達、伊丹たち陸上自衛隊がアルヌスの“門(ゲート)”を包囲している。
 “門(ゲート)”を閉ざすまいと、国連旗と共に、紅地に黄色い星だの陰陽図をモチーフにした旗が翻るアルヌス・ウルゥの丘への総攻撃が始まろうとしていた。

 ・接触篇(にあたる部分)
 伊丹の誘導による「銀座事件」の詳細はない。
 「序の1」:銀座事件の補償を求め、「特別地域」の勢力の捜査と強制執行を国会で可決する。
 「序の2」:元老院議員カーゼル侯爵による皇帝モルト・ソル・アウグスタスへの糾弾。
 「序の3」:連合諸王国軍によるアルヌスの丘攻撃。特地侵攻にあたって、宮崎○氏や富野△氏などが、市ヶ谷に集められて参考意見を求められたという。(笑)

 書籍版でカットされた部分。イタリカ防衛をしているピニャがロウリィを見てグレイに「使徒」の恐ろしさを語る場面。
 8代ほど前の皇帝が白馬と白鯨を殺してはならない、食してはならないという布令を発した。
 しかし使徒たちはこれを嘲笑し、ある使徒が皇帝の目の前で白馬と白鯨を焼いて食べたという。
 特定の種だけ聖なるものとして「命の選別」をするのは傲慢だと言い、皇帝だ、貴族だと言っても、所詮は流刑囚の子孫ではないかと嘲ったという。
 宮廷前は屍山血河となり果て、この布令どころか、皇帝自身の存在が歴史から抹消された。
 かく「神」の行動は予測できない、ヒトには理解できない価値感『神槌の覿面』という実例が皇家には伝わっていたのですね。

 この「使徒」の価値観については、国会に証人として呼ばれたロウリィへの野党議員の非難に対して厳しく返答していますが、ここもカットされているな。

 フォルマル家のメイドさんにシャンブロウがいますね。(笑)
 スネークマンショーのネタはさすがにやばかったですな(笑)

 ・炎龍篇(にあたる部分)
 ストーリーはほとんど書籍版と同じ。まあ、細かい設定、表現は異なっている。
 栗林のゾルザル拷問には18禁にならないように配慮されている。(笑)

 ・自衛隊 彼の地にて、斯く戦っちゃってます。-湯煙温泉篇-(15禁相当)
 箱根の温泉旅館「山海楼閣」の夜の出来事。
 特戦群のコードネーム“アーチャー”赤井弓人三等陸尉、ロウリィの着替え中に目が合い殺視線を受ける。
 ピニャの騎士団に男性がいた頃、入浴を覗き見するピニャたちと防衛する男衆たちの攻防を聞き、「腐ってやがる」という栗林。
 梨紗とレレイの微乳談義。
 栗林の巨乳に関する女衆の触感報告。
 ロゥリィ・マーキュリー、961才にして石鹸というものを知る。ヌルヌル、スベスベというのは血の感触らしい。。。゙(ノ><)ノ ヒィ
 ピニャ・コラーダ、初めて等身大の鏡に全裸を映して自己陶酔に陥る。
 テュカ・ルナ・マルソー、サウナで水の精霊を呼び出したため、梨紗とともに蒸し焼きになりかける、
 梨紗と伊丹の関係に、妙に突っかかる栗林。(これはラストへの伏線だったのか?)
 富田とボーゼスの深夜デート。
 温泉宿にあるビデオ付きテレビ。うっかりリモコンのスイッチを入れてしまったレレイ、テュカ、ロウリィは「教育上、子供に見せることは不適切とされる番組」を約40分ほど視聴してしまう。(笑)

 ここから物語は書籍版と大きく変わっていきます。(続く)

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第1483回 マルドゥック・アノニマス(1)

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冲方 丁「マルドゥック・アノニマス 1」 Mardock Anonymous

 マルドゥック3部作の完結編がついに登場した。
 「マルドゥック・スクランブル」の事件から2年後。
 〈イースターズ・オフィス〉は“禁じられた科学技術”による《強化された者(エンハンサー)》たちを増強し、ウフコックは新しいパートナーであるロックと行動を共にしていた。
 だが、弁護士サム・ローズウッドが持ち込んだ依頼はウフコックに新たな試練を与えることになる。

 現場捜査、証人保護、法的交渉、犯人逮捕の主要業務《四分の四(カトル・カール)》を行う〈イースターズ・オフィス〉。
 所長 ドクター・イースター
 秘書の人体マニア  エイプリル・ウルフローズ
 ネズミ型万能兵器 ウフコック=ペンティーノ
 トマト由来の貪欲な電子の巨木 〈ウィスパー〉
 トレイン=〈ザ・コードブレイカー〉
 ウェイン・ロックシェパード=〈ザ・ステアー〉
 アレクシス・ブルーゴート=〈ザ・カクテルシェイカー〉
 イーサン・スティールベア=〈ザ・パウダー〉
 ダーウィン・ミラートーブ=〈ザ・シェイプシフター〉
 ウォーレン・レザードレイク=〈ザ・モールト〉

 彼らと同等以上の《エンハンサー》である敵。
 暗殺、脅迫、誘拐、拷問、そして監禁を生業とする《五重奏(クインテット)》を名乗る集団と、その影にいる〈ドクター・ホイール〉とオクトーバー社。
 さらに《五重奏(クインテット)》に敵対する複数の《エンハンサー》のチーム。

 《五重奏(クインテット)》
 ハンター:《五重奏(クインテット)》のリーダー
 3匹の強化猟犬:ナイトメア、シルフィード、双頭のジェミニ
 バジル=〈ザ・ハンギング〉
 ラスティ=〈ザ・ゴーバッド〉
 シルヴィア=〈ザ・ホットキス〉
 トレヴァー=〈ザ・ジューシーボディ〉

 《ファイブ・スター》
 ハイドラ=〈ザ・ジェリーロール〉
 エリクソン=〈ザ・サンドプリンター〉
 オーキッド=〈ザ・エコーマン〉
 バルーン=〈ザ・アシッドマン〉

 異能力者たちの戦いが始まる。

 「マルドゥック・フラグメンツ」収録の「Preface of マルドゥック・アノニマス」でガス室の場面とルーン・“バロット”・フェニックスの登場が描かれていたがようやく本編が読めたな。
 まだ1巻目だが、「フラグメンツ」ではダンテの「神曲」になぞらえて「ヴェロシティ」が地獄編、「スクランブル」が煉獄編、「アノニマス」が天国編になると語られていた。
 この作品も全3巻ぐらいになりそうだから、次巻を楽しみにしよう。
                マルドゥック・アノニマス 1

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第1482回 アニメ暦物語(12)

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アニメ「暦物語 第拾弐話こよみデッド」

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 ついに最終回です。OPはありません。
 3月13日の早朝、北白蛇神社へ向かった阿良々木暦を待ち受けていたのは?
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 さらば、阿良々木暦!
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 そして・・・
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 うーん、はやく「終物語 下」がアニメ化されないかな~~~。

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第1481回 キューティーハニー対デビルマンレディー

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永井豪「キューティーハニー対デビルマンレディー」

 最近小説を続けて読んでいたので、ここらで軽いコミックをと買い置きの山を漁る。
 やはり永井豪先生ですね。
 乳魂の一作です。えっちいです。
 ふたりのヒロインが互いを敵ではないかと疑って戦います。
              CH VS DL

 高遠るいさんの「キューティハニー」を読んでみたいと思うのはヒッターだけだろうか。(笑)

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第1480回 大宇宙を継ぐ者(32)

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ペリー・ローダン
 
 Nr.1007~1012
 504巻「宇宙ハンザ」
 Die Kosmische Hanse/Ein Computer spielt verrückt
 505巻「マルディグラの工作員」
 Agenten auf Mardi-Gras/Der Computermensch
 506巻「第五使者の誕生」
 Angriff der Brutzellen/Der programmierte Mann


 504 宇宙ハンザ  505 マルディグラの工作員  506 第五使者の誕生

 新銀河歴424年。
 テラニア・シティ。かつて艦隊司令部《インペリウム・アルファ》と呼ばれた場所は、汎銀河交易機構《宇宙ハンザ》の本部となっていた。
 《コスモクラート》から贈られた6隻の直径1126kmの球形宇宙船《播種船》は名称を変え、巨大転送システムの中継ポイントを兼ねたコズミック・バザールとなっていた。
 
 ガネルクの《ゴル=ヴァウル》⇒《ハンブルグ》、プロヴゴン・ファウストへ。
 アリオルクの《ボルテル=サン》⇒《ノヴゴロド》、球状星団M-13へ。
 バルトクの《アベト=デン=マル》⇒《ダンツィヒ》、エルガウル星系へ。
 ムルコンの《ノーゲン=ツァンド》⇒《ベルゲン》、大マゼラン星雲へ。
 ロルヴォルクの《ワステン=ガルト》⇒《リューベック》、銀河系イーストサイドへ。
 ケモアウクの《フォルドゥン=ファルバン》⇒《ロストック》、二百の太陽の星近郊へ。

 銀河系を去った一部のオービターを除く7万8千隻のオービター艦は《宇宙ハンザ》に接収された。この他に《自由テラナー連盟(LFT)》艦隊と《銀河系諸種族の尊厳連合(GAVÖK)》所属艦が加わる。
 表向きの仕事は復興した銀河系の繁栄と諸種族の結束を促すものだが、本来の使命は「超越生命体Es」に敵対する「セト=アポフィス」の工作員の活動の察知である。
 この潜在的工作員は、指令により活性化するまで自分でも使命を知らず、ミュータントにも発見できない。
 ローダンは「Es」の倫理規定に従った事案ならば、《ライレの眼》により無間隔移動で《宇宙ハンザ》の勢力圏内ならどこにでも移動できる。
 アトランは《物質の泉》の彼岸から戻らず、最後の《深淵の騎士》ジェン・サリクは姿を消したまま伝説となっている。
 アンソン・アーガイリスはオリンプ皇帝の座に戻ったが、その正体は公にしている。
 
 ヴェガ星系で発見された未知の精神バリアに包まれた物体。そこに眠っていた異星人キウープ(Quiupu)は“コスモクラート”“ヴィールス・インンペリウム(Virenimperiums)”“ヴィシュナ(Vishna)”という言葉以外は記憶を失っていた。
 そして「3つの究極の謎(Die drei Ultimaten Fragen)」とは?

 惑星マルディグラのハンザ商館で起こったコンピュータ・ネットワークの障害。
 ファージ型悪性セルによる攻撃にローダンは無間隔移動で向かうが、事前に情報を得ていながら後手を踏んだため《宇宙ハンザ》の活動は大きく後退を余儀なくされる。
 
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 翻訳されている「第五使者」ってなんだろうと元の文章を読むと“die fünfte Generation von Computerbrutzellen”となっている。なんでこんな訳にしたんだろう?

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第1479回 中国武将列伝 (2)

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田中芳樹 「中国武将列伝 上」後編

 なかなか名将が多くて人選に苦労したという時代が続きます。

 ・後漢時代(AD25年~220年)
 026 鄧禹(とうう)
 光武帝に仕えた参謀、宰相。後漢創業の臣のひとり。雲台二十八将の筆頭。

 027 馮異(ふうい)
 光武帝に仕えた将軍。同じく後漢創業の臣のひとり。雲台二十八将の第7位。

 028 岑彭(しんほう)
 光武帝に仕えた将軍、宰相。同じく後漢創業の臣のひとり。雲台二十八将の第6位。

 029 馬援(ばえん)
 後漢初期の将軍。「南越(ベトナム)のジャンヌ・ダルク」と言われる徴姉妹を討ち取った。  
 南方鎮護で神格化され、後に諸葛孔明が霊を祀ったという。

 030 班超(はんちょう)
 長く西域を保持した軍人。
 「虎穴に入らずんば虎児を得ず」の言葉を残した。

 031 曹操(そうそう)
 後漢の皇帝を擁して天下を狙う武将、政治家。
 三国鼎立の要因を作った。

 032 関羽(かんう)
 劉備に使えた武将。死後、神格化される。

 033 周瑜(しゅうゆ)
 孫堅、孫策、孫権に仕えた武将、政治家。
 「赤壁の戦い」で曹操を破る。

 後漢末期の名将は多すぎるので代表。(笑)

 ・三国時代(AD220年~265年)

 034 司馬懿(しばい)
 魏国の武将、政治家。
 呉、蜀の二国を相手に一歩も惹かなかった。
  
 035 陸遜(りくそん)
 三国鼎立の時代に入り、呉を建国した孫権に仕えた武将。
 関羽亡き後の劉備の軍を叩きのめした。

 036 鄧艾(とうがい)
 魏国の武将、政治家。
 蜀の成都を急襲し滅ぼした。

 ・東西両晋時代(AD265年~420年)
 037 杜預(とよ)
 魏・西晋に仕えた武将、学者。
 呉の陸遜と長く対峙し、知略、人望に優れた名将。

 038 王濬(おうしゅん)
 魏・西晋に仕えた武将。
 呉を滅ぼし、晋の天下統一に貢献した。

 039 陶侃(とうかん)
 西晋、東晋の武将、宰相。 
 多くの乱を鎮めた功績。

 040 祖逖(そてき)
 西晋から東晋にかけての武将。
 北伐によって長江以南を安定させた。

 041 謝玄(しゃげん)
 東晋の貴族で武将。東晋の名臣謝安の甥。
 前秦の苻堅 (ふけん) が100万の兵で大挙南下したところ、「淝水の戦い」において6万の寡兵で破る。

 ・南北朝時代(AD439年~589年)
 042 檀道済(たんどうせい)
 東晋を簒奪し末王朝を立ち上げた劉裕(りゅうゆう)に仕えた名将。

 043 韋叡(いえい)
 南朝の宋・南斉・梁の武将。
 武勇、知略に優れ激戦を重ねた名将。

 044 楊大眼(ようたいがん)
 北魏の軍人。優れた身体能力を持ち、の武勇は「六軍に冠する」と称された。
 妻である潘氏もまた女傑であり、戎装してともに狩猟にでたり、戦場で活躍したという。

 045 斛律光(こくりつこう)
 北斉の武将、左丞相。異民族出身で斛律が姓。

 046 高長恭(こうちょうきょう)
 「蘭陵王」として知られる北斉の皇族、武将。
 斛律光と共に北斉を支えた武将だが、二人とも皇帝に疎まれて賜死する。

 047 蕭摩訶(しょうまか)
 陳国の軍人。関羽の再来と言われるほどの武将だった。

 ・隋時代(AD581年~618年) 
 048 韓擒虎(かんきんこ)
 北周、隋の大将軍。
 死後、閻魔大王になったという民間説話があるほど

 049 劉方(りゅうほう)
 煬帝の下で出世し、ベトナム、インドシナ半島など海外遠征で知られる。

 050 張須陀(ちょうすだ)
 煬帝の軍人。元来、官僚であったが太守として反乱軍を鎮める。

 ・唐時代(前)(AD618年~) 
 051 李靖(りせい)
 太宗(李世民)に仕えた軍人・政治家。
 李世民の部下となったのは47歳。老年になってから功を得た軍師。

 052 李勣(りせき)
 太宗(李世民)に仕えた軍人・政治家。
 李靖と並び立つ軍師。高句麗征服など数々の功績を挙げた。

 053 秦叔宝(しんしゅくほう)
 唐の軍人。唐の凌煙閣二十四功臣のひとり。
 武勇と親孝行で知られる。後世には尉遅敬徳とともに門神として信仰された。

 054 尉遅敬徳(うっち けいとく)
 唐の軍人。唐の凌煙閣二十四功臣のひとり。
 京劇「秦尉大戦」にもなったように秦叔宝と一騎打ちをしたが勝負がつかなかった。

 055 蘇定方(そていほう)
 唐の軍人。高句麗遠征、西域遠征で武勲を上げる。
 唐の勢力圏は中央アジアに広がった。

 056 薛仁貴(せつじんき)
 唐の軍人。「薛仁貴、三箭をもって天山を定む」と言われる弓の腕前で人気は高い。

 057 王玄策(おうげんさく)
 太宗、高宗に仕えた文官。
 インドへの三度に渡る渡航でネパール兵を率いた。四度目は寺巡りだったらしい。

 058 裴行倹(はいこうけん)
 則天武后の時代、西域で西藏(チベット)や突厥の軍と戦い武功を挙げた。

 しおり (1)--2

 ここまでで八世紀前半です。長いなあ。
 エピソードを全部上げたら大変なことになりますね。
 田中先生もおっしゃるとおり、「隋唐演義」とかもっと日本人に読んで欲しいものです。
 「中国武将列伝 下」はそのうちにまた。

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第1478回 中国武将列伝 (1)

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田中芳樹 「中国武将列伝 上」 前編

 中華歴代の帝王から百人を選んだ『百帝図』という画文集に習い、田中芳樹先生が我流で選んだ武将たちである。
              中国武将列伝 上

 選考基準で
 1.傑出した武将でも、帝位に就いた人物は除外する。
 2.軍事的業績より政治的業績の多い文官を除外する。
 3.清朝以降の近代の人々を除外する。
 4.特定の時代に偏ることを避ける。

 ・春秋時代(~BC403)
 001 孫武(そんぶ)
 斉の軍略家。軍の訓練の必要性について王の寵姫を隊長にして訓練をするが、命令を聞かないので切り殺してしまった。

 002 伍子胥(ごししょ)
 呉の政治家。父と兄の復讐に生涯を捧げた。

 003 范蠡(はんれい)
 越の政治家、軍人。呉王闔閭を補佐したは伍子胥・孫武のライバルとも言える、隣国越王勾践の謀臣。

 004 趙襄子(ちょうじょうし)
 晋の重臣で趙国の始祖。王は名乗らなかった。
 春秋時代の終わりを告げる戦いにおいて、衰えた晋国から趙国を立ち上げる。

 ・戦国時代(BC403~BC778)
 005 呉起(ごき)
 政治家、軍事思想家。衛国に仕え、孫子と並び称された兵法家。

 006 孫臏(そんぴん)
 斉国の軍人・思想家。孫武と同じく孫子と呼ばれる兵法家で「孫臏兵法」を書いた人物。

 007 楽毅(がくき)
 燕国の武将。
 008 田単(でんたん)
 斉国の武将

 このふたりは武田信玄、上杉謙信のようにライバル関係に有り、知力を尽くして戦った。

 009 廉頗(れんぱ)
 趙国の武将。外交に優れた政治家藺相如(りんしょうじょ)との友情で有名。

 010 趙奢(ちょうしゃ)
 趙国の政治家、将軍。
 息子の趙括との論議で必ず負けるというので有名だが、趙括が将軍に任命されたとき、母親は趙王に息子は机上の空論で父親を言い負かすだけだから、この人事を止めてくれと頼んだという。

 011 信陵君(しんりょうくん)
 魏の公子であり、政治家・軍人。
 姓は姫、氏は魏、諱は無忌。戦国四君の一人。
 虎符を奪って大軍を動かし、秦軍を撃破したペテン師。((笑))

 012 李牧(りぼく)
 趙国の武将。匈奴に対して「長城」という防御戦術を考えた。
 この「長城」はのちの「万里の長城」の基礎となる。
 
 ・秦時代(BC778~BC213)
 013 白起(はくき)
 戦国時代末期の秦の武将。四十万人の捕虜を生き埋めにしたという猛将。
 案の定、011の趙奢の息子の趙括将軍が率いた軍であった。

 014 王翦(おうせん)
 戦国時代末期の秦の武将。六国統一に功のあった名将。
 主君に疎まれず天寿を全うした少数例でもある。

 015 蒙恬(もうてん)
 秦の武将。「万里の長城」建設の指揮をとる。
 蒙古を利用して匈奴と戦わせるということもしている。
 毛筆の発明をしたという伝説も?

 ・漢楚争覇時代(BC213~BC206)
 016 項羽(こうう) 
 秦末期の楚の武将。
 『史記』を編纂した司馬遷は、項羽を政治家としはズタボロに評価しているようだ。
 しかし「項羽本紀」での誉めよう好きでたまらなかったらしい。(笑)

 017 張良(ちょうりょう)
 前漢初期の政治家、軍師。
 実は大したことはしていない。しかし、この人の戦略がなければ劉邦は天下をとれなかったんだね。

 018 韓信(かんしん)
 秦末期から前漢初期にかけての武将。
 「韓信の股くぐり」で有名な名将。劉邦の覇権を決定付けた張良・蕭何と共に漢の三傑の一人。

 ・前漢時代(BC206~AD8年)
 019 周亜夫(しゅうあふ)
 前漢前期の武将、政治家。
 文帝の時代に「呉楚七国の乱」において功績を上げたが、後年は不幸な最期を遂げる。

 020 李広(りこう)
 前漢時代の将軍。文帝・景帝・武帝に仕えた。
 弓の腕前で「飛将軍」とも呼ばれる。

 021 衛青(えいせい)
 前漢の武帝に仕えた武将。対匈奴戦で功績を挙げる。

 022 霍去病(かくきょへい)
 前漢の武帝に仕えた武将。衛青の甥で、同じく対匈奴戦で功績を挙げるが夭逝する。

 このふたりは北方謙三「史記 武帝記」でも活躍するが、田中先生もお気に入りなのは「銀河英雄伝説」でモデルにしているからだな。

 023 趙充国(ちょうじゅうこく)
 、前漢の将軍。「百聞は一見に如かず。」という言葉を最初に使った人。

 024 鄭吉(ていきつ)
 宣帝の時代に西域全体の匈奴防衛を果たした。
 中華から西域の南北両道の監督役となる。

 025 陳湯(ちんとう)
 前漢後期の人物。 
 西域での功績の大きさと素行の悪さでは本書の中では最大の問題児。

 しおり (1)--1

 面白くて読み入ってまとめるのが大変なので2回に分けます。(笑)

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第1477回 NOVA6

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大森 望 責任編集「NOVA Vol. 6」---書き下ろし日本SFコレクション

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 斎藤直子「白い恋人たち」
 似た者夫婦というのがあるが、これはもう出来ちゃった者同士だから仕方ないとして、似た者恋人同士というのは周りから見て鬱陶しい以外の何者でもない。(笑)
 もげろ! 彼女が可愛すぎるぞ!! なぜ、おいらはモテないんだ!!!

 明日から生徒は全員、頭部をマスクで覆う校則を作ろうっ!
 やはり女体は一部隠れている方がエロティックなのですね。

 七佳弁強「十五年の孤独」
 これはすごい! 軌道エレベーターの人力登攀とはすごいアイディアです。
 そして謎の風宙鳥という存在が興味深い。
 火の鳥のようにひとつ上の次元から人間を眺めているような存在でしょうか?
 良い作品でした。

 蘇部健一「硝子の向こうの恋人」
 タイムマシンによる時間改変SFですが、蘇部さんのことなのでどうなることかとヒヤヒヤしながら読んでました。(笑)
 めでたしめでたし。

 松崎有理「超現実な彼女」
 〈北の街〉を舞台にしたシリーズの1作。 ヒッターも仙台には十数年いたので地名はわかりますよ。(笑)
 いや、このシリーズ読んでみたいな。注文しておこう。
 ところで、これはSFなの?

 高山羽根子「母のいる島」
 うーむ、十六人姉妹とはシュールな。
 全員、何らかの力を受け継いでいるのですね。
 これは短編ではなく、中編にして詳しく書いて欲しかった。

 船戸一人「リビング・オブ・ザ・デッド」
 今更だが伊藤計劃「ハーモニー」は《百合SF》だったのか?(笑) いや、そんなジャンルがあるとは知りませんでした、
 たしかに「ハーモニー」へのトリビュートにも思える。
 感情さえサプリメントで制御し、頭部に装着した端末で他者との空気を読んで暮らす世界。
 逆に言えば、それは他者をコントロールすることも可能となる。
 その世界に素のままの、自分を律しない人間が紛れ込んだら?

 樺山三英「庭、庭師、徒弟」
 すいません。哲学ものは難しくてよく解らなかったです。
 m(o・ω・o)m

 北野勇作「とんがりとその周辺」
 社員食堂シリーズをやってほしかったが、今回は日本初《保育園送り迎えSF》である。
 また新しいジャンルが増えたようだ。 

 いやいや、設定説明読まないと解らないよ。(笑)

 牧野修「僕がもう死んでいるってことは内緒だよ」
 個人記憶の並列化。作業工程記憶の注入による無意識作業。
 共通化した集合的無意識は病んだ記憶までも共有する。
 
 まさしくこれはデストピアですね。テクノロジーの進歩も考えものです。

 宮部みゆき「保安官の明日」
 アニメ「ビッグO(オー)」を思い出しました。
 現実を模倣した巨大な空間で、リセットされ、繰り返される日常を演じるキャラクターたち。
 人は本質は環境で変わるものなのか、それともいかなる環境でも変わらないのか?
 これって仮想空間でシミュレートするのと、どちらが経済的なんだろうと考えるヒッターは俗物なんでしょうか。(笑)


 やっと第1次「NOVA」シリーズも後半に入れた。
 アンソロジーものはネタがバラエティに富んでいて面白い。今月中にもう1冊読めるかな?
 

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第1476回 EVIOLIN 1.0

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VIOLIN DANCE NAORchestra 「EVIOLIN 1.0」

 ネットをウロウロしていたところ見つけたのだが、なかなか耳にのころ演奏だったのでCDを注文。
 耳にしたのは「Decisive Battle」というBGM曲。
 別のサウンドトラックでも数種類のバージョンがあり、好きな曲だったのだが、この演奏の入り方が妙に気に入ってしまった。
 低音の打楽器と中高音の弦楽器のバランスが絶妙である。
 打楽器を活用する曲が好きなのだが、石橋尚子さんのバイオリンの演奏がヒッターにマッチしたのであろうか。

   EVAIOLIN NAOrchestra

 試聴
 http://www.amazon.co.jp/EVAIOLIN-NAOrchestra/dp/B009GFR698
 
 収録 
 1. At The Very Beginning
 2. 残酷な天使のテーゼ
 3. 魂のルフラン
 4. 2EM03_0908
 5. The Beast II
 6. G線上のアリア
 7. ANGEL ATTACK
 8. Misato
 9. 歓喜の歌
 10. Decisive Battle
 11. 次回予告
 12. The Final Decision We All Must Take
 13. 2EM28_EM13
 14. 集結の園へ
 15. 2EM34_E13
 16. 集結の運命
  17. 主よ人の望みの喜びよ

 OST「Evangelion 3.0」に収録の「Decisive Battle / Bataille D'espace」も捨てがたい。

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第1475回 アニメ暦物語(11)

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アニメ「暦物語 第拾壱話こよみナッシング」

 なんとなくこうなりそうだったが、予想通りOPなしでした。(笑)
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 影縫いさん、阿良々木ハーレムに入りたいんですか?
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 影縫余弦と斧乃木余接の関係を知るためには、暦は余弦に1発入れなければならないという無理ゲー。
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 そんな無茶を振られても!
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 兄妹でプリン風呂ですかっ!
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 ああ、この時着替えさせてたんですね。
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 火憐ちゃんは一年中、寝相が悪いのか(笑)
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 たすけて! しのぶエモ~~ン。パラパパッパパ~~!
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 さて、影縫余弦は消えてしまいました。続く・・・
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 次回はいよいよ問題の最終回ですね。あの少女の登場が待ち遠しい。
 「暦物語」のBD&DVDが6月発売ということだから、次のアニメ化は早くて7月かな。

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第1474回 大宇宙を継ぐ者(31)

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ペリー・ローダン
 
 Nr.1001~1006
 501巻「白い船の異人」
 Die Jäger von Chircool/Das weiße Schiff
 502巻「第八艦隊ネスト」
 Neulinge an Bord/Die Stufen der Erkenntnis
 503巻「惑星クラトカンの罠」
 Todesfahrt nach Felloy/Die Falle von Cratcan

  501 白い船の異人  502 第八艦隊ネスト  503 惑星クラトカンの罠

 新銀河歴424年。
 超長距離世代宇宙船《ソル》で反乱を起こし、惑星キルクール(Chircool)に追放されたソラナーたちの子孫は、20世代にわたり原始惑星で過酷な狩猟生活をしていた。
 ベッチデ人(Betschiden)と名乗る一団は、この世界を宇宙船の内部だと信じ込んで精神の安定を図っていたが、それをもう信じていない者たちもいた。
 周期的に大移動する獰猛な生物によってパニック状態になった村に、伝説とされていた姿を見せない守護者《山の老人(Alten vom Berg)》がその存在を公にした。
 そして見知らぬ白い宇宙船が着陸し、ライオンと狼が混じったような容姿のクラン人(Kranen)が姿を見せる。

 《クランドホルム公国(Herzogtums Krandhor)》という新進の星間帝国の属する宇宙船は、知性を向上させる共生生物スプーディ(Spoodie)を広めながら、傭兵を集めているという。
 彼らが探しているのは幽霊船《ソル》。かつて《ソル》から追放された反逆者とともに船を降りた《山の老人》ことドウク・ラングルは3人のベッチデ人の傭兵たちと共に惑星を去る。

 公国に併呑された59種族の傭兵たちを乗せた白い宇宙船《アルサロム》は時間軌道(Zeitbahn)を出たところで襲撃を受け、大破しながらも第八艦隊のネスト(集結地)にたどり着く。
 だがそこにも敵の侵入が行われていた。妨害工作を撃退した3人のベッチデ人傭兵は注目を集め始める。

 数百万人のの脱落者のでた新人傭兵の試験地惑星Ⅰで、かつてない驚異的な速度で試験を突破していくベッチデ人傭兵たち。
 だがここにも《アイチャルタンの宙賊(Aychartan-Piraten)》の罠が仕掛けられていた。
 共生生物スプーディを失った3人は、徐々に思考能力が原始惑星の狩人に戻っていく。

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 http://www.perrypedia.proc.org/wiki/Quelle:PR1006

 6話に渡って3人の狩人/傭兵たちの物語でした。
 謎の幽霊船は本当に《ソル》なのか? まだまだ波乱の冒険が続くようです。
 

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第1473回 屋根裏の美少年

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西尾維新 美少年シリーズ3「屋根裏の美少年」

 美少年探偵団の溜まり場である美術室の天井裏から発見された33枚の絵画。
 なぜか既視感と欠乏感を感じさせる絵画の謎。
 そしてそれは7年前に全校生徒を誘拐するという不可能犯罪を成し遂げ、行方不明になった美術教師にたどり着く。
 美しき「謎」を提示された団長は団員に宿題を課す。

 いやいや、探偵にとって「犯人の自白は証拠にならない」んですか?団長(笑)

 根暗で人嫌いな眉美さんに接触してきたのは?
 33枚の絵画と全校生徒行方不明の謎を「微少年探偵団」は解くことができるのか。
               屋根裏の微美少年

 蛇足と論じられた8ページでちゃんとネタ振りをしていきましたね。
 次巻は「押し絵と旅する美少年」、そのあとは「パノラマ島美談」です。

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第1472回 華竜の宮(下)

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上田早夕里「華竜の宮(下)」The Ocean Chronicles

               華竜の宮 下
 第二部

 アジア海域は複数の地殻プレートが錯綜し、海水を含んだ海洋プレートが大陸プレートへ沈み込んでいる。
 含水鉱物層には大量の酸素と水素が岩石に化学結合している。
 マントル層では下降対流によるコールドプルームが存在する場所だが、地球科学シミュレーションではこの近隣にマントル上昇による第2のホットプルームが現れるという計算結果が出た。
 このホットプルームが含水鉱物層に到達すると、巨大なマグマ溜まりができる。
 この《竜の宮》ができる場所はアジア大陸中央部。
 数千キロに渡るマグマの地上噴出は、膨大な火山灰による《プルームの冬》をもたらし、今度こそ地球上の生物は絶滅に瀕するだろう。

 地上民、海上民のどちらかが生き延び、人類の遺伝子を未来へ残すには、一部の人類を深海に適合した肉体に作り変えるしかない。
 光の届かない深海での知覚能力、脳の言語野の保存、両性具有、または単体生殖の機能の追加。
 そしていつの日か《プルームの冬》が終わり、深海に光が届くとき、彼女らは再び地上への道を歩み始める。
 “光”を意味するルシィの名を冠した極限環境対応計画(L計画)に残された時間は最大で50年とされた。
 必要なのはワクチン無しで病潮に遭遇しても罹患しない、人間と同じ体を持つ《獣舟》変異体の遺伝子データ。


 そして48年後。大地から燃え盛る無数の竜が解き放たれた。

 
 《The Ocean Chronicles》シリーズの第1長編。
 第32回日本SF大賞受賞、第10回センス・オブ・ジェンダー賞大賞、『SFが読みたい!2011年版』のベストSF2010投票の国内篇1位。
 加筆修正の上で2分冊文庫化されたものです。

 こういうカタストロフィものはその設定と規模を理解させ、対処に立ち回る人々の困難さをどれだけ読者に共感させられるかが肝ですね。
 人類とは滅びの間際になっても利己的な勢力は無くならず、足を引っ張り合うばかりです。

 「そして48年後」といきなり話を飛ばしましたが、じつはこの空白の40年は本書に書かれておりません。
 第2長編「深紅の碑文」がこの期間の物語となっていて、買ってきてあるので読み進めたいと思っています。

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第1471回 探偵の鑑定Ⅰ

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松岡 圭祐「探偵の鑑定Ⅰ」 Detective versus Appraiser PART1

 鑑定業を再開した《万能鑑定士》凜田莉子のもとへ持ち込まれた詐欺被害者たちの証拠品。
 同じくスマ・リサーチを含む複数の探偵事務所にも、犯人の特定依頼があった。
 いままで莉子は警察に協力しているが、それは探偵業法にぎりぎり抵触するかどうかの微妙な協力方法だった。民事専門の探偵の枠を超えて、刑事事件にまで手を出している。
 しかも、捜査ではなく友人の雑誌記者の取材という「隠れ蓑」をまとっている。
 かくしてスマ・リサーチの対探偵課に、凜田莉子への内定が行われることになる。

 だが、尾行中に命を狙われた莉子を、玲奈と琴葉は救ってしまう。
 謎の女詐欺師の容貌に、なにか見覚えのある須磨社長。
 合法、非合法に明るい社長の過去には何があったのか。
                 探偵の鑑定1

 角川文庫のシリーズと講談社文庫のコンボですか。
 ついに莉子を襲う悲劇。
 両シリーズの完結編は「探偵の鑑定Ⅱ」を待て!
 というところで前編が終わりです。
 どうせなら2冊一緒に出してくれよ!
 小笠原記者もここが人生の岐路のようです。

 来月が待ち遠しいのでAmazonに予約注文をいれておきました。(笑)

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第1470回 艦これ攻略

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超人気艦隊シミュレーションを最新研究&攻略!

 書店で見かけたので衝動買いする。
 自分なりの考えで進行してきたが、ちょっと行き詰まってきたところなのでなんか指針が欲しかったところだ。
            艦これ攻略

 おお、いままであまり注意していなかった点がいろいろ判った。
 ・資源回収
 ・キラキラの付け方
 ・大破艦がいるときに進撃してしまった時の対処法
 ・工作艦「明石」の運用
 ・疲労度の判定
 ・効率の良い近代化改修
 ・艦種と装備の組み合わせによる相乗効果
 ・曜日と装備強化の組み合わせ
 ・空母の攻撃順
 ・作戦海域によるオススメ編成

 などなど。

 デイリー任務もなかなかやる時間がないのだが、今月中に南方海域を突破したい。

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第1469回 オルタナティヴ・エゴの乱逆

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上遠野浩平 「ブギーポップ・アンチテーゼ オルタナティヴ・エゴの乱逆」
 Boogiepop Antithesis :"Revolt of Alternative Ego"


                ブギーポップ・アンチテーゼ

 霧間凪の義弟・谷口正樹と、なんの能力も持たない合成人間・織機綺/カミールに接触してきた「統和機構」内の2つのサークル、〈カウンターズ〉と〈アンチタイプ〉。
 なぜ放置されたままの合成人間カミールを両者は取り込もうとしているのか?

 カミール自身さえも知らなかった合成人間製造の秘密。
 サークルの闘争の間に出没する“自動的”な漆黒の“死神”。
 自分のものではないのに、いつの間にか自身の“エゴ”となってしまったもの。
 それに囚われてしまった者たちに下った運命は・・・


 ここまで冊数が増えると、誰がどの巻で登場していたのか調べないと思いだせない。(笑)

 メロー・イエローさんは「沈黙ピラミッド」のほぼ主人公でしたか。
 マキシム・G(ゴーリキー)くんは「ヴァルプルギスの後悔」ですね、
 ふたりの特別製<スーパービルド>合成人間に対して臆さないカミールさんは、やはり自分の中の“もうひとり”の自分(アルター・エゴ)に気づいてしまったんですな。

 本編の物語の時制では正樹と綺が出会って1年経っていないらしい。(「ブギーポップ・リターンズ VSイマジネーター」)
 ネットで探したんだが誰も作品の時系列表を作れないようだ。
 作者は制作ノートでも作ってるのかな?
 

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第1468回 アニメ暦物語(10)

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アニメ「暦物語 第拾話こよみシード」

 これは「憑物語」のOPか。一回しか聞いてないな。(笑)
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 なにやら探し物があると言う余接ちゃん。
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 実はこの時期は暦の蒔いた「種」を誰かさんがかり取ろうとしていた真っ最中。
 じつにシュールな絵だ。(笑)
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 やはり種明かしはこの人でなくては。
 ここはアイスランドの世界最大の温泉施設「ブルーラグーン」!!
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 ここは南米ペルーのマチュピチュ?
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 このあと、可憐ちゃんと月火ちゃんは誘拐されるんだよな。
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 まあ、決勝までシードされてたんですな。
 締めはバサ姉さんでした。
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 のこり2回!!

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第1467回 リカーシブル

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米澤 穂信 「リカーシブル」 Recusi-ble

 【recursive】再帰的、帰納的、回帰的、再帰、再起的
 〔数学・コンピュータ〕帰納的な, 再帰的な

                   リカーシブル

 親の事情で母親の故郷だという常井町へ引っ越してきた中学1年生のハルカ。
 この町に来てから弟のサトルの様子が変わった。

 中学教諭・三浦が調べていた資料。
 天保12年(1841年)から平成10年(1998年)まで、この町で4回起こった事件。
 そのどれもに関わっている共通事項。 
 繰り返し生まれ変わり、未来の起こること、過去に起こったことを知る「タマナヒメ」の伝説。
 「タマナヒメ」はお願いをした後に自殺し、お願いされた人間は「報橋(むくいばし)」から転落死する。

 寂れた町への高速道路誘致運動。
 三浦の事故を予見したサトル。 
 不可思議な行動を取る同級生のリンカ。
 28ヶ所の公的図書館に収蔵されているはずなのに、どこにも見つからない「常井民話考」という本。
 この本の所有者は全員不思議な死に方をしたという。

 他所から来た者には異質に感じるものがこの町にはある。
 なにかを隠している母親。
 すべての意味を理解したとき、ハルカは「タマナヒメ」の正体に気づく。


 ラストページでタイトルの意味が解りました。
 この異様な雰囲気は「ボトルネック」の時にも味わったなあ。
 ヒロインは中学生じゃなくて高校生の方が良かったんじゃないかと思うのはヒッターだけだろうか。
 弟の方は小学生でもいいけどね。
 ちょっとゾクリとするお話でした。

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第1466回 ある日、爆弾がおちてきて

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古橋秀之 「ある日、爆弾がおちてきて」

 帯に“待望の最新作”とあるが、初版は2005年である。(笑)
 「ゼロ年代日本SFベスト集成〈F〉逃げゆく物語の話」に収録されたタイトル作が面白かったので注文した。
 古橋さんの作品は「ブラックロッド」「ブラッドジャケット」「ブライトライツ・ホーリーランド」の三部作しか読んでいなかった。
                    ある日、爆弾が落ちてきて

 ・ある日、爆弾がおちてきて
 空から女の子が降ってくる話って、何が最初なんだろう?
 「メリー・ポピンズ」かな?
 しかし、その女の子は新型爆弾だった。胸がドキドキすることをするとタイマーが回ってしまう子とデートをすることになった主人公は爆発を食い止められるのか?
 ピカリちゃんのイラストが可愛い!

 ・おおきくなあれ
 「ゴードン症候群」とはなんぞや? と調べたら世界で約50例しか報告のない疾患じゃないか。
 これちょっと違う病気かもと思って読み進める。
 
  身長差30センチ、体重差30キロのカップルですが、このふたりは良いなぁ。
 もう籍いれちゃえよっ!(笑)って、ラストページで「え?!」、と驚かされました。
 こういう作品、大好きです。(笑)

 ・恋する死者の夜

 死者が生者と同じように歩き回っている世界、というと最近では「屍者の帝国」を思い浮かべるが、リビング・デッドものというのは昔から結構ある。
 人間は死んだら何処へ行くのか? というのは永遠のテーマですね。

 ・トトカミじゃ
 百年の伝統を持つ古い中学校の図書館におわします小さな少女の姿をしたカミサマ。
 なんでBL本が好きなんですか(笑)
 図書委員に中で今年のネギサマを務めることになった主人公は、トトカミ様にお願いをする女子たちがいることに気が付く。

 うーん、名作です。うちの本棚にも神棚をつくってお供えをすれば宿っていただけるでしょうか?

 ・出席番号○番
 月本、火浦、水里、木崎、金子、土屋、日渡とネーミングが一巡してますな。
 憑依人格という肉体を持たないが“存在”しているクラスメートというとホラーっぽくなりそうですが、これは青春グラフィティーになってますね。
 良々。ヒッターはメガネっ娘が好きです。

 ・三時間目のまどか
 ここまで甲乙つけがたい良作が続いてきましたが、これが本書1番のお話だと思います。
 愛は運命を変えるんですね~

 ・むかし、爆弾がおちてきて
 時間テーマのSFとしては梶尾真治「美亜へ贈る真珠」に近いモチーフ。
 いやいや、突然駆け落ち相手の孫が登場したらビックリするんじゃね? とヒッターは突っ込みそうになったロマンティック短編でした。


 全体としてとても良かった短編集です。
 ボーイ・ミーツ・ガールという大枠で連載されたということで、巻末にちょっとした解説有り。
 「ある日、爆弾がおちてきて」は『世にも奇妙な物語 2013年 秋の特別編」で実写ドラマ化されたそうで視聴してみた。
 やはり一部ヤバイ部分は変更されているな。
 あの名前は配慮が必要なのだろうか?

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第1465回 ファイブスター物語

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月刊「New Type」2016年4月号

 30年に1回の特集(笑)ということなので、久しぶりに購入してみる。
 2万字を超えるロング・インタビューでさまざまな回答を得られましたが・・・
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 最後の質問
 「先生が最近笑った、おもしろかったことを教えてください」

 いやいや永野先生、{FFXI」ゲーマーだったのですか!
 12年というとヒッターと同じくらいの履歴ですね。どこの鯖でしょうか?
 2アカソロのみキック。パーティなんぞ誰がするか!(笑)
 しかも倉庫を入れた全13キャラを全部別ジョブでアイテムレベル119まで上げて、全員「星唄」ミッションクリアさせて「イージス」と「ガトラー」を同時に作ったんで1億8千万ギル吹っ飛んだって。

 いままでなんで「ファイブスター物語」が進まなかったのか解りました。(笑)
 1日の殆どの時間を「FFXI」やってたんじゃねーか!!

 「FFXI」プレイ時の画像が載っています。
 Maritaさん(ナイト/召喚士)とLithola(獣使い)さんが使用キャラですか。
 どちらもヒュム♀ですね。

 とっとと「ファイブスター物語」を進めてください(笑)

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第1464回 トラファルガー・ロー

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Portrait.Of.Piratesワンピース“I.R.O” トラファルガー・ロー

 プレミアムバンダイから案内メールが来ていたので、なんとなく開いたのだが・・・
 いやいや、ヒッターは「One Piace」信者ではないのですが、これは欲しいかも? と思ってしまいました。(笑)
 http://p-bandai.jp/item/item-1000102440/
  トラファルガー・ロー

 ワンピースの“イロイロ”なキャラクターが性別逆転した姿を、やりすぎくらいな造形&彩色アプローチで“イロっぽく”作り出すシリーズ。
 注目の第一弾はトラファルガー・ロー!

 えー、1/8スケール(全高約210mm)、 9,990円(税込)ですか~
 ヒップの光り方がヨイですネー。
 トラファルガー・ロー B

 第2弾がなんなのか気になる、

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第1463回 華竜の宮(上)

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上田早夕里「華竜の宮(上)」The Ocean Chronicles

                  華竜の宮 上

 第1短篇「魚舟・獣舟」より始まった「The Ocean Chronicles」シリーズの長編である。
 第32回日本SF大賞受賞作。

 プロローグ
 21世紀。日本の惑星科学者が地球表面の地殻移動(プレート・テクトニクス)と、マントル内の大規模対流運動(プルーム・テクトニクス)を視野に入れて啓発した理論。
 フィリピン海プレートの沈降によって頻発する地震で崩壊していく大陸棚。そこから漏れ出したメタンハイドレードは、二酸化炭素の20倍の温室効果をもたらす。
 この結果による小規模な海面上昇は8メートルにおよび、沿岸部の地震の被害からの復興を妨げる要因になる。
 だが観測されているマントル内のホットプルームの異常は、さらに大きな被害をもたらすだろう。

 賛否両論だったこのレポートは現実となった。 
 環太平洋巨大地震に影響されたポリネシア・ホットプルームの隆起により、海底そのものが膨れ上がり、地球表面の海面上昇は先の温室効果による上昇と合わせて260mにおよび、白亜紀(Cretaceous period)の頃の海面規模になった。この災厄は《リ・クリティシャス》現象と呼ばれることになる。
 縮小した陸地では崩壊していく国々の争いにより、世界の人口は35億人まで減少する。

 2億5千万年前のペルム紀末期に起こった最大のホットプルームの活動は地球上の生物の95%を絶滅させた。
 この環境の激変を乗り切るため、全世界共通の生命操作技術の基本が作られる。
 「環境適応のため、地球上のあらゆる生物に人為的に改変を加えることを容認する。この『生物』の定義には、すべての人類も含まれる。」
 
 なおも進行する《リ・クリティシャス》によって陸地はますます減少し、遺伝子改変された<新生物>や<殺戮する人工知性体>による攻防戦はエスカレートしていく。
 5億人未満まで減少し、国という枠を超えていくつもの連合を組んだ人類は、疲弊しつつも新たな生活圏を《海》へ求めた。
 巨大海洋生物《魚舟》を飼い慣らし、それに寄生して生きる人工的な《海上民》。
 そして旧来の人類は《陸上民》と呼ばれる。

 第1部
 25世紀。
 人間の体と<胞>という形態を同時に出産する《海上民》。
 変異し環境に適応進化していく人間のDNAを起源とする《獣舟》。
 補助脳の<アシスタント知性体>を通してワールドネットワークに接続し、体内にナノマシンを潜ませる《陸上民》。

 南北アメリカ、ロシア、オーストラリア、アフリカ、ユーロッパの一部から作られた巨大連合組織<ネジェス>。
 後に南、北、西の3つに分裂した、<ネジェス>と連合しないヨーロッパの国々や中東諸国で作る<汎ユーラシア連合>。
 中国と周辺諸国、東南アジア諸国で形成する<汎アジア連合>。
 さまざまなトラブルを抱える世界で日本政府の外交官として生きる青澄・N・誠司に、公海上でどの連合にも与しない大規模な《海上民》船団との交渉事が持ち込まれた。

 
 序盤でこの世界の成り立ちの経緯と状況が説明されます。
 疲弊しているが科学技術を残している陸側と、管理され徴税されるのを拒む海側の対立。
 <アシスタント知性体>マキから見た青澄という人間の複雑さ。《海上民》の生活が細かく書かれていきます。
 《魚舟》、《獣舟》の生態の謎は第1短編でざっと知っていたので話には入りやすかった。

 ペルム紀の末というと超大陸パンゲアが誕生し、スーパープルーム上昇によって世界各地の火山活動が活発になり、大量の二酸化炭素が吐き出された温室効果と、メタンと酸素の化学反応による著しい酸素濃度の低下(10%くらいになったらしい)が大量絶滅の原因とされているんですな。
 盤竜類は絶滅。獣弓類も哺乳類の先祖であるキノドン類を除いて絶滅。
 ジュラ紀が始まるまでの約1億年もの間続いた低酸素濃度時代に大気は乾燥しきり、水中で卵を産む両生類の時代は終わり、硬い殻を持つ卵を産む爬虫類、恐竜類の先祖が幅をきかせ始める。
 この辺を調べながら読んでいたら、話が前に進まなくなった。(笑)
 
 さて、人類を襲った災厄はまだ終わっていません。
 後半の第2部を読みたいと思います。


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第1462回 一の食卓(3)

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樹なつみ 「一(はじめ)の食卓」3巻

 新選組二番隊組長・永倉新八登場!
 3人目のサムライは王道系ということでフェリさんも大喜びです!

 本巻に登場する宣教師クリストファー・カロザース夫妻は実在の人物。
 明治4年の居留地事件を調べてみたが、該当するものは出てこなかった。

 新八の義弟・杉村直次郎の行方はまだ判らず、明(はる)の果実をベースにしたパン種作りも次巻へ持ち越しですね。
 明治まで生き残った新撰組上級隊士は数少ないので、これ以上の新メンバーは増えそうもない気がする・・・。
 藤田五郎(斎藤一)は明治5年に結婚しているのだが、どうなるの?

              一の食卓 3

 4巻は2016年9月発売です。

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第1461回 アニメ暦物語(9)

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アニメ「暦物語 第九話こよみトーラス」

 この曲は一番最近にかかっていたやつだな。
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 発端はひたぎが差し入れた自作のドーナツ
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 毎回登場の仕方がパナイですのう~
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 ひたぎが無償で差し入れ?!
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 はたしてドーナツ争奪戦の勝利者は?
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 翼さんに「変態!」と罵られた暦。天罰覿面です。
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 翼さんはこの真冬にどこにいたのか? 携帯が通じるなら沖縄あたりかな。
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 木を隠すには森の中。いやいや、それなら食べた時点で解らくはないか?
 隠されたドーナツの謎を解いたところで残り3話。
 次は余接ちゃんの回ですね。

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第1460回 大宇宙を継ぐ者(30)

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ペリー・ローダン
 
 学生時代、第2外国語としてドイツ語を履修したのはペリー・ローダンを独力で読もうとしたのが理由だったが、さすがに1年や2年では無理だった。(笑)
 しかし、努力は続けたい。

 Nr.1000
 500巻「テラナー」後半

 原作サイト
 http://www.perrypedia.proc.org/wiki/Quelle:PR1000
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 第500巻後半の第1000話「テラナー」から第16サイクル「宇宙ハンザ Die kosmische Hanse」が始まる。

 太古、《コスモクラート(Kosmokraten)》ティレク(Tiryk)が「超越生命体 Es(Superintelligenz ES)」に渡した2つの《細胞活性装置(Zellaktivatorträger)》。
 いつか「それ(Es)」が《コスモクラート》への道を歩むとき、その協力者となる存在がやがて2体現れる。
 その固有振動数を記録したメモリングを元に、悠久の時間と多くの人員を費やした捜索が行われた。

 最初に発見されたのは銀河系の渦状肢椀の1惑星LarsafⅢを防衛していたアルコン人アトラン。
 そして1万年後。その同じ惑星で二人目の候補者が発見される。だが、まだ該当者には受領資格がなかった。まだ宇宙に出ることもできない種族の子供だったのである。

 「それ(Es)」は密かに少年の精神に接触した。《コスモクラート》とて誤りを犯す。自ら試験を行わなければ信用できない。
 「それ(Es)」は1万年を遡り、銀河各所に“謎”を仕掛けた。この試練をクリアできたならば、2つめの《細胞活性装置》の所有者の資格がある。

 西暦3587年。ローダンは独自に《コスモクラート》の使者と接触した。罠にかかった「それ(Es)」の救出したが、代わりにアトランが《物質の泉(Materiequelle)》の彼岸へと去った。
 だが以降、「それ(Es)」からの接触はなかった。
 いや、ローダンはいつの間にか首席テラナーとして人類を指導するという重圧から心を閉ざし、「それ(Es)」からのコンタクトを拒否していたのだ。
 ライレの“目(Laires Auge)”で惑星エデンⅡに無間隔移動したローダン。そこは「それ(Es)」の《力の球形体(Mächtigkeitsballung )》の中心に位置する。
 ローダンは「それ(Es)」の管轄する《力の球形体》の全てを使って、巨大な交易機構「宇宙ハンザ(Kosmischen Hanse)」の設立を要請された。
 10万隻のオービター艦隊。6隻の《播種船》、その他にも銀河諸種族の力を結集して「それ(Es)」の宿敵「セト=アポフィス(Superintelligenz Seth-Apophis)」との戦いに備えること。
 
 テラナーはいつかほかの銀河諸種族の力を借りて「超越知性体」への道を進むだろう。2万年という猶予があるが、テラナー単独ではその達成は困難だ。
 進化の段階は最初はカオス的エネルギー。次いで無機物が生ずる。さらに有機物が生じ、単純な生命体から段階を経て知性体が生ずる。
 やがて宇宙飛行の段階へと至るが、「公会議(Das Konzil)」のようにネガティブな方向へ進むこともある。
 だが太陽系帝国時代のテラナーよりは「公会議」は1段進んだ知性体レベルだった。
 創設される「宇宙ハンザ」は「公会議」に等しい力を持ち、知性体の進化という段階をひとつ上ることになる。
 地球に戻ったローダンは新銀河暦(Neue Galaktische Zeitrechung (NGZ) )を宣言し、宇宙ハンザ元年が始まる。


 というところで、501巻から続きを読んでいこう。
 少し内容を知っているのだが、序盤がなんかかったるそうな展開。
 頑張って読もう。


 

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第1459回 伊賀野カバ丸

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亜月裕 「伊賀野カバ丸★そりから」

 本屋さんで平積みされているのを見て、懐かしくて手に取る。
           伊賀野カバ丸 そりから

 カバ丸たちが「金玉学院(きんぎょくがくいん)」を去って1ヶ月。
 疾風とカバ丸が再び学院に戻るためには、ある任務をやり遂げる必要があった。
 
 時価2億とんで150円のネックレスを怪盗WBから守ること。
 果たして二人は無事に自由を得て学院に戻れるのか?


 いやいや、32年ぶりですか!!
 「低俗霊狩り」復活で驚いていたが、それよりも古いやつじゃないか。

 ちょっと調べたら1983年の実写映画「伊賀野カバ丸(Kabamaru, The Ninja Boy)」って配給収入10億円突破してたのか!
 まあ、併映された映画の人気もあったからな。

 「コータローまかり通る!」は再開しないのだろうか?

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第1458回 尾張統一記(2)

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重野なおき 「信長の忍び 外伝 尾張統一記」②

           尾張統一記2

 ええ!?「信長の忍び」がアニメ化されるんですか?
 ネタが基本的に4コマなので脚本がうまくいくか心配です。(笑)

 問題はどこまでやるかという点。
 「信長協奏曲」「信長のシェフ」など、まだ連載中なのにアニメ化やドラマ化をやっちゃって「本能寺の変」までオリジナル脚本で進めるという暴挙をやっているので終わり方の方が問題です。

 1クールだとすると浅井・朝倉戦までくらいかな。
 武田の千代女が出てくるあたりまでは見たいものだ。

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第1457回 岳飛伝(16)

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北方謙三「岳飛伝(16)  戎旌(じゅうせい)の章」

 金国主海陵王と元帥兀朮の軍と対峙する梁山泊軍。
 岳家軍と秦容軍を相手に対応に苦慮する南宋軍。
 沙門島を狙う南宋水軍。
 南宋の造船所を急襲する致死軍。
 物語は終盤へ加速していきます。

 そして遂に最初の梁山泊に集った漢たちの最後の一人が・・・

 帯を見て嫌な感じがしていたんですが、この巻も前巻に続いて古参の登場人物たちが散っていきました。
 「水滸伝」が始まった時から作中では数十年、「楊令伝」の《方臘の乱》から30年経っているんですが、やはり当初からの登場人物がいなくなっていくのは寂しいものです。
 梁山泊はそれぞれの者が、それぞれの志を持ちながら消えていく運命なのでしょうか。
 旧宋を相手に「替天行道」というひとつの志を抱いて戦っていた時代を、今更ながら思い起こします。
 最後まで赤塗りの鉄棒を離さなかった漢よ、安らかに・・・

            岳飛伝16

 連載の方は終わったようなので、次巻が最終巻だな。

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