まるでダメな男の日記

このブログでは趣味のゲームや読書感想など非生産的な駄文を書き連ねていく予定です。

第1303回 蔵書管理2015年9月

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蔵書管理 2015.09

 月イチの個人ネタ。単なるメモである。9月に読んだ本をチェックする。
 ACCCESSデータベースに登録した蔵書は2015年9月30日で21,971冊(先月増+40冊)となった。
 涼しくなって読書量は増加したが、若い時に比べ3~4割落ちているな。
 一気に読む気力が続かない。
 
 内訳は
 小説  6,973冊
 コミックス 14,554冊
 エッセイ、NF他 444冊 である。

・2015年10月の予定
 アンソロジーものの消化。月2冊は行きたい。
 また、ペリーローダンが溜まってきた・・・
 
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 昔読んだ本ネタ 第26回

 上遠野浩平「戦地調停士シリーズ」

 なかなか6巻目が出ないシリーズ。
 各巻で語り手が異なるが《戦地調停士》と呼ばれる数人の人物が調査する「事件シリーズ」とも呼ばれる。
 「ブギーポップシリーズ」とは"別次元の世界"としてリンクしている。

 《戦地調停士》とは"国土なき帝国"と称される世界最大の通商連合「七海連合」に所属する特殊戦略軍師。総員23名。(4作目でひとり追加で24名となる)
 “弁舌と謀略で歴史の流れを押さえ込む”とまで言われ、状況次第では連合に不利益な決断も2度まで無条件で承認される。
調停の場では何ものにも揺るがされずに常に中立を保ち、自分の意見を貫き通す必要が多くあるためか、全員が揃いも揃って捻くれ者や変人ばかりである。
 あくまで問題の調停が主で手段は問われないため、調停士によってはその後の住民達の生活などをまるで考慮しない者もいる。

 1.殺竜事件 - a case of dragonslayer
 人類が生まれる前から存在した最強・不死身・無敵と評される絶対的存在の竜が刺殺された。
 第一の容疑者として“死の紋章”の呪いを掛けられた仮面の《戦地調停士》EDは、1か月の猶予内にこの事件の謎を解かなければならない。

 2.紫骸城事件 - tinside the apocalypse castle
 最も優れた魔導師を決める“限界魔導決定会”の会場となっていた「紫骸城」に、前優勝者―ニーガス・アンガーが死体となって現れ、大量殺戮事件が幕を開ける。
 一週間の大会期間中は巨大密室となった「紫骸城」にで、「冷酷」の代名詞を持つ悪名高き双子の《戦地調停士》ミラル・キラルとフロス・フローレイド魔導大佐は調査に乗り出す。

 3.海賊島事件 - the man in pirate’s island
 海賊―ムガンドゥ一族が支配する通称―海賊島。
 国際的高級サロン「落日宮」で“この世で最も美しい死体”となった夜壬琥姫の殺人事件の真相を探る仮面の《戦地調停士》ED。

 4.禁涙境事件 - some tragedies of no-tear land
 あらゆる魔導が無力化される非武装地域「禁涙境」。この街で起きた三つの難事件、“希望街の妊婦殺害”“幸運街の殺人鬼”“無用街の暗殺”。
 怪人“残酷号”によって破壊された「禁涙境」を仮面の《戦地調停士》EDが訪れる。

 5.残酷号事件 - the cruel tale of ZANKOKU-GO
 非国境特別未定地帯「冷めないスープ」。無敵の力で各地の悪と闘い始めた怪人“残酷号”。
 前代未聞の力に各大国が動き出す中、仮面の《戦地調停士》EDが“残酷号”の調査を開始する。

 殺竜事件 紫骸城事件
 海賊島事件 禁涙境事件 残酷号事件

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第1302回 ハーモニー 旧版

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伊藤計劃 「ハーモニー」 Project Itoh:harmony

  ハーモニー 旧版 ハーモニー 旧版裏

 日曜日に買い置きの本の山脈を掘り進めていたところ発見した。
 2011年の地層である。
 なんとなく「虐殺器官」の旧版と一緒に買ったような記憶があるが、あちらだけ読んで忘れていたようだ。
 「ハーモニー(新版)」との違いは巻末に評論家・佐々木敦氏のインタビューが載っていないことだけである。 

 八戸フォーラムでは上映するのかな?

 

 

 

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第1301回 艦これプレイ(6)

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 ゲーム「艦隊これくしょん」
        艦これ 9月 2

 プレイ開始から6ヶ月。8月はパソコンの不調でまったくプレイできなかった。
 少し涼しくなったので再開したが「2015年 夏イベント」は「E1 『発動準備、第二次SN作戦!』ショートランド沖」をやったのみで終わった。
 資材が溜まりまくっている。冬イベントに賭けよう。
        艦これ 9月

 進捗度は北方海域3-4.北方海域全域 、西方海域4-3.リランカ島空襲 まで解放された。
 10月には南方海域へ侵攻したい。
       艦これ 9月 3
       艦これ 9月 4

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第1300回 数学ガール

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春日 旬 (著), 結城 浩 (原著) コミック版「数学ガール フェルマーの最終定理」全3巻

              数学ガール フェルマーの最終定理1

 239、251、257、263、271、283
 仲間外れの数字はどれ?

 前作「数学ガール」より先に「フェルマーの定理」という文字に引かれてこちらを購入した。
 原作小説の2巻目になる。
 いや、作画が同じ人なら「数学ガール」から買ったのだが、こちらの絵の方が気にいったのよね。
 
 高校2年生の「僕」と同級生の才媛ミルカ、後輩の巨乳少女テトラ、従妹の中学生2年生ユーリと共に挑む数学の楽しさ。
 中学生のユーリには高等数学は難しかったかな? って、高校生でも解らねーよ(笑)

 原作の方は5巻まで出ているようで、そのうち読んでみよう。
 1.数学ガール
 2.数学ガール/フェルマーの最終定理
 3.数学ガール/ゲーデルの不完全性定理
 4.数学ガール/乱択アルゴリズム
 5.数学ガール/ガロア理論 

 数学ガール フェルマーの最終定理2 数学ガール フェルマーの最終定理3

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第1299回 量産型百式改

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MG 1/100 MSR-100S 量産型百式改

 百式は好きな機体なので嬉しい。
、やはり量産型にもMSN-100百式(δガンダム)の耐ビーム・コーティングは採用されたようだが、これを再現するには自分で塗装するしかないようだ。
 r_hyakushikikai_02.jpg
 r_hyakushikikai_03.jpg
 r_hyakushikikai_07.jpg
 購入予定。

 MSK-00100 ザンダクロスは出さないで欲しかったな。

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第1298回 火の鳥 乱世編

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手塚治虫「火の鳥 乱世編」

 いや~、乱世乱世。
 コンビニ版の火の鳥を集め始めたのが2年前だが、一気に集めすぎて読むのが億劫になっていた。
 意を決して読み始めることにする。

 西暦1172年。平清盛が権勢を強めた時代。
 樵の弁太は京の洛中で高価な螺鈿の簪を拾ったことで、両親を切り殺され、許嫁のおぶうを連れ去られる。
 都の五條橋で通りかかる侍から太刀を取り上げながらおぶうの行方を探す弁太。
 ある時、鞍馬の山奥に暮らす両腕のない男に、牛若という少年に引合される。
 もう400年も生きているというテングは、飼っていた猿の赤兵衛と犬の白兵衛の事を語って息絶えた。

 西暦1176年。入道相国・平清盛の側女となった吹子(おぶう)は清盛から火焔鳥の話を聞く。
 その鳥の生き血を飲めば不老不死になるという。
 清盛の命により、その年、金の小粒を餌にして蓬莱で捕えたという火焔鳥が宋の国から届けられた。
 翌年4月13日。反・平家の烽火が上がる。


 さて、ここまでで物語の半分ですね。
 平家と源氏の物語の行く末はご存知でしょうから割愛します。
 この乱世編の凄いところはラストの平清盛と源義経の転生の物語です。
 ここで二人の前世が猿の赤兵衛と犬の白兵衛だったということを火の鳥は語ります。
 輪廻転生(リインカネーション)と業(カルマ)の物語だったのですね。

 序盤で登場したテング。
 仏師の茜丸という男を知っていたということは、ナントカ編(昔読んだが忘れた)に登場していた人物ですな。
 他の作品も読み直さなければならないな。
                火の鳥 乱世編

 コンビニ版「火の鳥」飛翔プロジェクト、2冊目でした。
 

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第1297回 テレビばかり見てると馬鹿になる

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映画「テレビばかり見てると馬鹿になる」

 気になったのでDVDを借りてくる。

 引きこもり女性とカウンセラーのやり取りを描いた、山本直樹の原作コミックを亀井亨監­督が実写映画化。

 有紀は高校を卒業後、一度は就職したものの、すぐに辞めてしまった。
 ゴミだらけの狭いワンルームで、テレビを見ては眠りにつくという生活を続けてもう5年になる。
 訪ねて来るものといえば、NHKの集金と実家の母親から送られてくる食料の配達。そして、伊藤と山崎の2人だけ。
 伊藤はインターネット上で有紀と知り合い、彼女の部屋に小型カメラを設置し、ネット配信している男。定期的にやって来ては、カメラによく映るようにして有紀を抱く。
 有紀は習慣としてご飯を食べる。お腹が満たされれば、また眠る事が出来る・・・ただ、それだけ。夜通しテレビを眺め、やがて朝が来る。
 そこに、母親から頼まれ、有紀を社会復帰させようとカウンセラーの馬戸明が現われる。
 「テレビばかり見てると馬鹿になりますよ」と、あれこれ話しかけるが「ぬかに釘」である。そんな有紀に馬戸はシンプルな提案をする。じゃんけんをして、負けたほうが外に出ると。
 だがその時、凶暴で少し頭の弱い山崎が現われた…。

 固定カメラのような撮影方法で1シーンが75分。
 全カット数3カット。
 総キャスト4人。
 ここまでやるのか!というほど原作どおりでしたね(笑)
 馬戸明(まど あける)役の田村泰二郎さんが気にいってしまった 。

 有紀役は普通の女優さんの方が良かったような気がするが、まあ、あの役じゃ仕方あるまい。
 5年ぶりに人混みに出たら、気分悪くて死にたくなるのだろうか。
                   テレビばかり見てると馬鹿になる

 テレビばかり見てると馬鹿になる 予告編
 http://www.nicovideo.jp/watch/1304308554

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第1296回 天冥の標(8)

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小川一水 「天冥の標Ⅵ 宿怨 PART3」

 全人類に対し宣戦布告した《救世群(プラクティス)》。異星人技術を搭載したブラス・ウォッチ艦隊は地球を急襲し、6基の軌道要塞を撃破。赤道上6箇所の軌道エレベーターを占拠した。
 《ロイズ非分極保険社団》は太陽系艦隊(システム・フリート)を招集するが、ステルス性、運動能力、索敵能力に格段の差があるブラス・ウォッチ艦に歯が立たない。
 致死率95%の“冥王班”ウィルスの原種を使用したバイオ・テロにより、次々と降伏していく都市共同体。
 そのひとつ。汎天体動的共同体(パン・アストロ・ダイナミック・コミュニティ)の主星パラス。
 ヴァンディ農場で《偽薬売り(ダダー)》のノルルスカインは、ある戦略を披露する。

 数千万年にわたり、“拡大する生態系”オムニフロラと数億回の闘いを続けてきたが、友人であったミスチフさえ取り込まれて敵に回り、敗退を余儀なくされ逃走したノルルスカイン。
 後に《ドロテア・ワット》と名付けられた都市宇宙船で木星に辿り着いたミスチフの1ストリームは、西暦2000年代にクトコトという六本足の猿に似た生物を媒介に、地球へ“冥王班(プルートスポット)”ウィルスを送り込んだが失敗。
 少数の《救世群(プラクティス)》ができただけだった。
 太陽系全域の数億匹の食用羊遺伝子修正チップに潜んだノルルスカインと、《救世群(プラクティス)》を早々に見捨てて《ロイズ非分極保険社団》という隠れ蓑を纏ったミスチフは小競り合いを続けてきた。
 太陽系戦場でのAAD(全領域膠着状態)は、第三の異星人の登場で状況は変わった。
 ノルルスカインはこの第三勢力《穏健な者(カルミアン)》と手を結ぼうとする。

 ノルルスカインの恒星間移住用ウィルス被展開体の一部は羊ではなく人間ゲノムにも展開した。
 かつてアニー・ロングイヤーに個体展開した副意識流(トリビュータリ)は、その子孫アリカ・ヴァンディにまで知識をサブセットとして遺伝させていた。
 そしてノルルスカインの思考ストリームであるフェオドールは、200年間封印していた《ドロテア・ワット》をアイネイア・セアキに委ね、ブラス・ウォッチ艦隊と対峙する。
                    天冥の標 Ⅵ PART3
 ええええええっ! この終盤の展開はなんだ? 人類、どうなっちゃうの?
 こりゃあ、第1巻に繋がるまで、もうふた捻りくらいあるよな。
 まあ、まだ第6巻なのだから、あと4話あるわけで楽しみではある。
 現在、7巻と8巻は購入済みであるが、一気に読むのはもったいないな。

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第1295回 明日また連絡するよ

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山本直樹 「ベスト・ワークス 明日また連絡するよ」 

 収録
 みはり塔(初出:1997年ビッグスピリッツ)
 うん、この話は好きだな。なぜか、ゆうきまさみ「でぃすXこみ」の冒頭が脳裏に浮かんだ。

 ぽつん(初出:1998年ビッグスピリッツ)
 ほほう、扉絵の公園のトイレの落書きは実物があったのですか。
 コンブ取りの季節には生徒がいなくなるっていうのは、ヒッターの田舎ではナマコ漁解禁の時と同じですね(笑)

 泳ぐ(初出:1998年週刊漫画アクション)
 海岸の小屋は山本直樹定番のアイテムですな。丸型消波ブロックは見たことがない。

 コールド(初出:2000年週刊ヤングジャンプ)
 一方が左子だからもう一方は右子かと思ったら、双子じゃないのね。
 成形した医者が同じだからって(笑)

 渚にて(初出:1998年週刊ヤングジャンプ)
 三菱のトッポBJ。これって2013年まで販売してたんだな。
 高速道路を走るのはきつい。
 これをアシさん使わないで一人で描いたのですか=

 アナログ温泉(初出:1996年ビッグスピリッツ)
 麻雀知らないなら、麻雀シーンを描くなよ(笑)
 3Dソフトを使いたかっただけか。当時のレベルでもこんなのも描けるんだね。

 テレビばかり見てると馬鹿になる(初出:2000年週刊漫画アクション)
 ものすごく手抜き感があるのに面白いのはなぜだ!
 これを映画化したというのが凄いな。

 肉彦くんとせんせい(初出:1996年ビッグスピリッツ)
 ああ、なんか記憶にあると思ったら「フラグメンツ」の一編か。
 男の先生がキモイ。

 Cl2(初出:2002年スピリッツ増刊)

 イソジンってイソラのオマージュ?パロディ?
 なんかそんな気はしていたんだ。

 呼ぶ声(初出:2001年リイドコミック爆)
 真夏の夜の夢? 15年も引きこもってちゃあ、社会復帰できないだろう。
 暑くても窓の鍵は閉めましょう。

 明日また連絡するよ(初出:2000年スピリッツ増刊Manpuku)
 泉谷しげるのウタは聞いたことがないんですが、ファンは多いようですね。
 遠距離恋愛をしていた男女の微妙な距離を描いた作品で好きです。

 むう、ベスト・ワークスはあと2冊あるのか。一度に買えないな。       
 巻末に『山本直樹の歴代ハマリモノ集成」5ページ掲載
                 明日また電話するよ

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第1294回 海から何かがやってくる

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田中芳樹 「海から何かがやってくる 薬師寺涼子の怪奇事件簿」

 事件簿第10作目ですね。先に「アルスラーン戦記」書いてよ!

 シベリアの次は亜熱帯の南の島ですか。(ただし東京都下)
 涼子さん、○ベノミクスで2000億円稼いでたんですか!
 高級リゾートホテルのある絶海の無人島に、団扇を配る女性国会議員と後援会一同と共に閉じ込められたお涼さま。
 今回は自衛隊出動となる大怪獣の出現です、

 今度は海自に喧嘩を売るんですか(笑)
 ついに「ある目標」に目覚めたヒロインは、これからどこへ向かうのか?
 
 おもしろくて読みやすいんだが、薬師寺涼子が無敵すぎる。
 もっと、強力なライバルが欲しいところだ。
 小早川 奈津子と対戦させるのはどうだろうか?
                  海から何かがやってくる

 

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第1293回 ARIEL SS(3)

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笹本祐一 「ARIEL SS(サイド・ストーリーズ) 終わりなき戦い」

 来年はARIEL30周年ですか。早いもんですなあ。

 プラス1話「終わりなき戦い」
 最新鋭電子戦艦ルキフェウス1隻しか持たない「オフィス・リムゲート」が受注したのは、3度の公示でも落札されずに価格が跳ね上がった、とっっっっても面倒くさい物件だった。
 拡大する銀河帝国の辺縁の自由貿易星系ロクサン18の惑星ユスルは、予てから癒着があった海賊組織を追い出し、主権を主張する。
 しかし海賊組織は利権を手放そうとせず、実力行使を行った。海賊に対抗するため、裏から手を回していた反帝国主義辺境連合軍もロクサン18に集結し、戦況が膠着し睨み合う中、帝国の侵略会社がいきなり出張るわけにはいかない。
 しかもゲドー社がユスル侵略を請け負ったことは公示されているのだ。。
 下手な介入をすればあっという間に予算超過になると苦悩するゲドー社のアバルト・ハウザー艦長。
 そこに通りかかったのはこともあろうに岸田博士であった。

 地球が侵略されてから数年。帝国所属になることで先進技術を手に入れた地球人類は、数隻の超光速宇宙船を入手し、銀河系へと乗り出した。
 惑星ユスルの情報収集のため、ソル3所属・超光速宇宙調査船「摩利支天」(中古練習船大幅改造)に便乗したハウザー艦長一行は、宇宙に乗り出したばかりの未開人が銀河の外交的力学関係を学ぶためだという岸田博士の口車に乗るのだが?

 やはりあれは艦首波動砲なんですな。そんな改造するなよ(笑)

 うん、やはり「ARIEL」は面白いな。
 新作を期待したいが「ミニスカ宇宙海賊」がまだ続いているので難しそうだ。
 次はあちらにも手を出してみよう。

 「ARIEL07」に書き下ろされたマイナス7話「戦士と乙女」も収録でした。

                 終わりなき戦い

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第1292回 ログ・ホライズン(16)

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橙乃ままれ「ログ・ホライズン」 LOG HORIZON

 やっと10巻「ノウアスフィアの開墾」が発売か。なんか長かったような気がするな。
 原作の方はダエピソード11「クラスティ・タイクーン・ロード」に入っているが、なかなか進まない。
 少し貯まったら読むか。

 《『ログ・ホライズン』×『オーバーロード』コラボCM》
 

 声優さんが被ってるのねって、演技の仕方が変わるだけでヒッターには判らねえよ(笑)
 声優オタクといわれる人たちは、ある意味ですごい耳を持っていると尊敬するな。

                   ログ・ホライズン10 ノウアスフィアの開墾

 

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第1291回 河原町ルヴォワール

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円居 挽 「河原町ルヴォワール」

 ルヴォワール・シリーズ四部作の第四部。とうとう完結です。

 落花流水(フェアウェル・マイラブリー)
 龍師・“白澤”城坂論語の離反により、大きく戦力を削られた龍樹家。
 さらに当主・“紅龍弁天”龍樹落花の死が衝撃を与える。

 “好ましからざる龍師(ドラゴン・ノングラータ)”龍樹大和。
 四年前、父である先代当主・龍樹山風の死と共に出奔し、行方知れずだった龍樹家の龍師。
 今は青蓮院所属の大和が姉の落花の死に関与しているらしい。
 姉の死を乗り越えられぬまま、撫子は龍師の最大勢力である黄昏卿の青蓮院に挑む。

 黄龍師として龍壇に上がる龍樹撫子。御贖(みあがない)は龍樹大和。青龍師として立つ城坂論語。鳥官は瓶賀流。
 禁断の同門対決となった「双竜会」。


 さて、帯にある「どんでん返しに次ぐ、どんでん返し」は伊達ではありません。どんでん返しが5、6回ありましたね~
 龍樹山風を殺したのは誰だったのか。
 龍樹落花を殺したのは誰だったのか。
 龍樹家の遺伝病「落龍疫」。龍樹一族の人間に長命の者はいない。
 一千年を生き、「現実を改変する」力を持つという黄昏卿は何者なのか。

 途中で「え? これなに? SFなの?」って、すっかり騙されてしまいました(笑) 
 新作にも挑んでほしい。
                河原町ルヴォワール
 孔子のライバルって陽虎っていうんだね。

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第1290回 シュマリ

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手塚治虫「シュマリ」上・下巻

 コンビニで下巻を見かけたので購入。上巻をAmazonに注文する。
 シュマリF シュマリB

 幕末から明治へと移行した時代。北海道(エジ)の開拓が始まり、札幌が開府された明治2年(1869年)。
 アイヌ語でシュマリ(キツネ)と名乗る和人(シャモ)がいた。
 不貞を働いた妻と一緒に逃げた旗本を追っていたシュマリは、途中で間違いで人を殺し、指名手配となる。
 投獄されたシュマリは、五稜郭陥落前に榎本武揚が隠した軍資金三万両の探索を、開拓判官・島義男に命じられる。

 三十年以上にわたるシュマリという男の一代記です。
 かなり昔に読んだのですが、ほとんど記憶に残っておらず読み返していて新鮮でした。
 ヒッターにも北海道夕張市、札幌市には親戚がいて、不幸があった時に訪れたことがありますがやはり広いですねえ。
 あれがもともと原野だったのであれば、開拓民の苦労も絶えなかったでしょうが、先住民であるアイヌの土地を奪っていくやり方というのは何処の先進国でも同じなのですね。

 手塚治虫先生のSF作品は面白いですが、こういう人間臭い作品もとても好きです。
 次はあれを読むか。

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第1289回 十二大戦

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西尾維新「十二大戦」

 十二年に一度、開催される「十二大戦」。
 その戦いに勝利した者は、どんな願いでもたったひとつだけ叶えることができる。
 十二回目になる今大会のルールは、「参加者は黒い宝石、猛毒結晶「獣石」を飲み込み、それを十二個集めたものが勝者となる」というもの。
 ただし「獣石」は十二時間で胃液と反応して飲みこんだ者を死に至らしめるので、副賞の解毒剤を飲まないと優勝者でも死んでしまう。
 今ここに壮絶なバトルロイヤルが始まる。

 第一戦 猪も七代目には豚になる
 『亥』の戦士:”豊かに殺す”伊能肉(いのう しし)。
        本名・伊能淑子。四月四日生まれ。身長176cm。体重60kg。
        使用武器:両手に機関銃「愛終」と「命恋」を持つ。

 第二戦 鶏鳴狗盗
 『戌』の戦士:”噛んで含めるように殺す”怒突(どつく)。
        本名・津久井道雄。五月五日生まれ。身長177cm。体重53kg。
        武器を持たず、その牙「狂犬鋲」での噛み砕く戦闘スタイル。 
  
 第三戦 牛刀をもって鶏を裂く
 『酉』の戦士:”啄んで殺す”庭取(にわとり)。
        本名・丹羽遼香。六月六日生まれ。身長153cm。体重42kg。
        使用武器:トライデントのように見える鋤(すき)「鶏冠刺」。 

 第四戦 敵もさる者ひっかく者
 『申』の戦士:”平和裏に殺す”砂粒(しゃりゅう)。
        本名・袖木美咲。七月七日生まれ。身長150cm。体重40kg。
        武器は314の戦争と229の内乱を和解に導いた停戦交渉と和解案。

 第五戦 羊の皮をかぶった狼
 『未』の戦士:”隠して殺す”必爺(ひつじい)。
        本名・辻家純彦。八月八日生まれ。身長140cm。体重40kg。
        第九回大会の優勝者。
        武器は投擲手榴弾「醜怪送り」

 第六戦 千里の馬も蹴躓く
 『午』の戦士:”無言で殺す”迂々真(ううま)。
        本名・早間好実。九月九日生まれ。身長230cm。体重150kg。
        絶対の防御術「鐙(あぶみ)」の使い手。鎧(よろい)と漢字を間違えたらしい。

 第七戦 竜頭蛇尾(先攻)
 『巳』の戦士:”遊ぶ金欲しさに殺す”断罪(たつみ)兄弟・弟
        本名・積田剛保。十月十日生まれ(戸籍上)。身長164cm。体重58kg。
        武器は双子の兄とのコンビネーションと火炎放射器「人影」。

 第八戦 竜頭蛇尾(後攻)
 『辰』の戦士:”遊ぶ金欲しさに殺す”断罪(たつみ)兄弟・兄
        本名・積田長幸。十一月十一日生まれ(戸籍上)。身長164cm。体重58kg。
        武器は双子の弟とのコンビネーションと氷冷放射器「逝女」。

 第九戦 二兎追う者は一兎も得ず
 『卯』の戦士:”異常に殺す”憂城(うさぎ)。
        詳細不明
        使用武器:両手に大鉈「三月兎」「白兎」を持つ。

 第十戦 虎は死んで皮を残す
 『寅』の戦士:”酔った勢いで殺す”妬良(とら)。
        本名・姶良香奈江。一月一日生まれ。身長154cm。体重42kg。
        酔拳および格闘技全般に通ずる。

 第十一戦 人の牛蒡で法事する
 『丑』の戦士:”ただ殺す”失井(うしい)。
        本名・樫井英児。二月二日生まれ。身長181cm。体重72kg。
        通称・皆殺しの天才。武器はサーベル「牛蒡剣」。

 終戦 大山鳴動鼠一匹

 『子』の戦士:”うじゃうじゃ殺す”寝住(ねずみ)。
        本名・墨野継義。三月三日生まれ。身長170cm。体重55kg。


 さて、十二人のバトルロイヤル終了です。コミックの原作に良さそうな作品ですな。
 イラストは「聖・お兄さん」「荒川アンダー・ザ・ブリッジ」の中村光さんです。
 あとがきを読むと後日談が九人の漫画家さんとのコラボ漫画短編集「大斬」に収録されているとのこと。
 そちらも読みたいものである。
                   十二大戦

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第1288回 天冥の標(7)

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 小川一水 「天冥の標Ⅵ 宿怨 PART2」

 《バハマナン飛来体》。それは「星々の危機」を察知した恒星カシミアのアリのような女王支配型社会を持つミスン族が送り出した百隻の恒星間分封船の一隻。
 人類を遥かに凌ぐ技術力(テクノロジー)を持つ《穏健な者(カルミアン)》がファースト・コンタクト相手に選らんだのは人類ではなく、《恋人たち(ラバーズ)》だった。
 知性の高い《穏健な者》は、《第二準位非展開体》のノルスカインが存在することを、たった数年で見抜いた。
 恒星船を分解して《ハニカム》とドッキングさせ、人類には不可能な方法で移動し、《救世群(プラクティス)》の住む小惑星エウレカと公転合体した。
 「星々の危機」とはノルルスカインの仇敵オムニフロラの侵攻である。しかしノルルスカインを胡散臭いと思った《穏健な者》は《非展開体》を排除し、「星々の危機」に対抗するため、《救世群》の硬殻体(クラスト)化を図る。
 それは《救世群》に強大な戦闘力と“冥王班(プルートスポット)”感染への対策も与えた。

 西暦2502年。
 26世紀の始まりを記念する国際会議Q2UA(2222(クァッド・ツー)年第3次拡張ジュネーブ条約についてのアップデート会議)が準惑星セレスで開催される。
 史上初めて参加を承認された《世界冥王班患者群連絡会議(プルートスポット・プラクティス・リエゾン)》の大使として、内継嗣イサリとミヒルの姉妹は仮想敵《ロイズ非分極保険社団》の支配するセレスへ乗り込む。
 だが、そこには誰も想像していなかった“テロリスト”、過激派の《独立居住者(ビーバー)》が潜んでいた。
 イサリはふたたびアイネイアに救出されるが、Q2UAでは《ロイズ》の奸計が《救世群》を抑え込んだ。

 同年、5月。《救世群》は全て硬殻化(クラストライゼーション)し、翌6月に全人類に対し宣戦布告をする。
 慣性制御など圧倒的な異星人技術を搭載した《救世群》艦隊が地球に向かって侵攻する。
 だが《救世群》の人々は《穏健な者》のもたらした硬殻体(クラスト)のもう一つの意味を知らなかった。


 むう、最後の3ページで唸ってしまった。そうだよな、ここまででヒントは出ていたんだよなあ。
 これはPART3が楽しみだ。
               shukuen part2

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第1287回 算法少女

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秋月 めぐる (著), 遠藤 寛子 (著) 「算法少女 1」

 昔、ヒッターが病院の待合室の置き雑誌で読んだ漫画を探していたのだが、やっと発見した。
 この楕円の面積を求めるのに大根にヒントを得る話を読んだんだな。

     算法少女1-1
 楕円の面積の計算は中学校で習うが、日本で初めて公式化したのは算学の天才・関孝和である。
 現代の中学生、高校生でも解くのに難儀する問題を、よく江戸時代の人々は面白がって挑戦していたのだな。

 「半円の中に直角三角形と2つの同じ大きさの内接円がある。小円・甲の半径を四寸とするならば、大円・乙の半径はいくらか」
   算法少女1-2

 答えは伊藤大雄先生のHPに。
 http://www.alg.cei.uec.ac.jp/itohiro/columns2.html#column070116

 これは原作本を読みたいな。

            算法少女1

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第1286回 NOVA5

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 大森 望 責任編集「NOVA Vol. 5」---書き下ろし日本SFコレクション

 上田早夕里「ナイト・ブルーの記憶」
 人間の脳の「身体拡張機能」。欠損した部位にも感覚があるという疑似記憶。
 機械と人間が神経接続され始めた頃、本来、ハードウェアに存在しない機能を脳は認識し始めた。
 「ヒト機械同化症候群(MMAS)」。それはただの脳の情報処理の混乱なのか? 

 海洋SFの短編ですが、このアイディアは長編にもできるだろうな。
 
 図子彗「愛は、こぼれるqの音色」
 これも人間の脳機能を題材としたSFですが、処理の方法がダークサイドですねえ。
 主人公が非情にクールで、非常に好きな短編です。

 須賀しのぶ「凍て蝶」
 山好きだった父親の描いた一枚の絵が引き合わせた女・ヨール。
 痛覚が鈍く、普段はほとんど寝ている彼女と暮しはじめてから三年。
 彼女とその家族に起きた数奇な運命は、自分にも無関係ではなかったと語り手は気付いてしまう。

 SFというよりファンタスティック・ホラー系ですね。
 こういう話は好きですが、生まれた娘もあちらへ引っ張られるのでしょうか。
 菊地秀行系が少し混じってる気がする。

 石持浅海「三階に止まる」
 都心に近い築三年の七階建てマンション。
 誰も呼び出しを押していないのに、かならず三階で止まるエレベーターの謎。

 これ、完全にホラーじゃないか(笑)

 友成純一「アサムラール バリに死す」
 外国人が滅多に口にしない超ローカルな食物を、長期間、恒常的に摂取することで罹患する奇病「アサムラール」。
 友成さん、バリに移住してたんですね。どうりで新作が出ないと思った。SF作家ではなくSM作家になっていたのですか。
 この小説はほぼ実話らしい(笑)
 
 宮内悠介「スペース金融道」
 宇宙の高利貸し・取り立て屋。萬田銀次郎さんですか?
 500年前の借金だろうが、数光年離れた惑星だろうが取り立てに行くんですね (笑)

 いや~、これは面白い。
 量子金融工学。市場の予測できない動きを確率的に記述する学問。
 しかし、価格の変動が光速に近づいた時、アインシュタインの相対性理論の壁が立ち塞がった。

 東浩紀「火星のプリンセス 続」
 連作の第3回。
 人類がその目的を理解できないまま利用し続けた異星人のワームホール・ゲート。
 それは移動装置ではなかった。なぜ異星人は太陽系近縁にワームホール・ゲートをばらまいたのか。
 トモノミヤ・スミカは何処へ消えたのか。
 次回で完結編を待とう。

 伊藤幸太郎「密使」
 タイムトラベルSFというのはSFの一大分野である。
 ヒッターは長年、SF小説を読んできて、タイムトラベルものには時間改変をするために世界線の分岐を促す分岐拡散型(パラレルワールド)タイプと、時間改変を許さない分岐収斂型(リライト型)に分れると思っていた。
 よく思い出せば、荒巻義雄さんの時間土木SFには別パターンがあったんだよな。
 この前読んだ河川の流れと時間浸食もそうだな。
 新たな目を開かれました。


 うむ、これで2011年代のSFアンソロジーは読み終わったな。
                   NOVA 5

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第1285回 ごほうびごはん(2)

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こもとも子 「ごほうびごはん」2巻

 おや、いつの間に2巻が出ていたんだ。
 食い物マンガに目がないヒッターですが、これも「ワカコ酒」のように5分アニメになるんだろうか?

 前巻で正月休みに帰省したままなのね。
 今回のメニューは

 ・香ばしマヨネーズ
 ・ようこそ磯へ (ううう、生牡蠣くいてえ~~)
 ・雨の日のひきこもり (金欠の時は自家製手打ちうどんを)
 ・りんごノスタルジー
 ・新聞紙の魔法 (おお、新聞紙にそんな使い方が)
 ・バレンタインミッション
 ・まぼろしのユリ根
 ・新発見デパート (オリーブオイルって食い物なんですね)
 ・牛スジに捧ぐ
 ・傷心上京物語 (やはり受験の前には)
 ・ホワイトデーラビリンス (さて、バレンタインのお返しは?)
 ・スパークリングな宴 (ヒッターも馬刺し好きです)
 ・ごほうびたまご (部長の卵かけごはんは邪道だと思う。主任のはOK。)
 ・背徳の4股 (鶏の半身揚げ。女性一人で食ってしまえるのか・・・)
 ・極楽ウィークエンド (みんな自分にご褒美を上げてるんですね)
 ・千と千尋の謎のアレ (肉圓ですか)
 ・サンデートリップ (ヒッターも貝焼きと昼酒は大好きです)
 ・読書のお供 (ヒッターの場合は酒です)
 ・Top of Tokyo (むう、ツリー丼は食ってみたい)
 ・お寿司は回る (恐るべし、アブラボウズ)
 ・甲州よいとこ (やはりほうとうですな)
 ・夜の憩い場 (お、2週連続か)
 ・上を向いて食べよう (こ、これは明日、作らねば!)


 ううう、やはり酒好きな社会人独身女性の食い物嗜好はすごいですな。
 なんか途中で馬刺しソーダという飲み物を思い出したな。

                     ごほうびごはん2

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第1284回 アニメ「終物語」予告

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アニメ「終物語」予告

           終物語 忍野扇

 おお! 初回は1時間スペシャルですか!!

 「第1話 おうぎフォーミュラ」だろうな。
 「終物語」は1クールということなので

 第1話 おうぎフォーミュラ 全1話 60分枠
 第2話 そだちリドル 全1話
 第3話 そだちロスト 全1話
 第4話 しのぶメイル 全4話
 第5話 まよいヘル 全2話
 第6話 ひたぎランデブー 全1話
 第7話 おうぎダーク 全2話 

 ぐらいのバランスだろうか? なんかおかしいな。
 どこかで「こよみデッド」を入れなければならないはずだが、「まよいヘル」に突っ込むのが一番だろうな。
 「ひたぎランデブー」まで12話か13話やって、「おうぎダーク」はネット配信だろうか。
 
 

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第1283回 プリニウス 3巻

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ヤマザキマリ&とり・みき 「プリニウス」 Ⅲ巻 PLINIVS
                      プリニウスⅢ F

 皇帝ネロを見限り、ローマを脱出したプリニウスたちは療養を兼ねてアッピア街道を南下していく。
 港町ヘルクラネウムに打ち上げられた巨大なタコ。
 羊の大量死(亜硫酸ガスを吸った?)
 枯れる水源と、突然湧き出す温泉。
 空に浮かぶ異常な月。

 紀元79年のヴェスヴィオ火山噴火の予兆ですね。
 ポンペイとヘルクラネウム、二つの町がこの噴火によって埋没しました。
 その前の噴火は紀元79年よりさらに3750年前と言われているので、誰もヴェスヴィオ山が噴火するなんて思っていません。
 プリニウスたちはどうするのでしょう?

 次巻を待て!

 この時代にも毛生え薬ってあったんですね~(笑)
 プリニウスⅢ B

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第1282回 キマイラ・吼(7)

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 夢枕 獏 キマイラ吼・シリーズ
 「キマイラ13 梵天変」「キマイラ14 縁生変」


 真壁雲斎の小舎の庭に植えられたソーマ。
 それを九鬼玄造に見せまいと宇奈月典膳と闘う九十九三蔵。
 だが突然現れた吐月によって、それは中断された。九鬼玄造、その男は20年前、チベットで吐月に陳岳陵と名乗った男だった。

 この13巻、14巻は若き日の九鬼玄造と、玄造の運命を変えた師・馬垣勘九郎の物語である。

 21歳の九鬼玄造は警察に追われていた梶井知次郎を助けた縁で、馬垣勘九郎という老人に知己を得る。
 馬垣勘九郎は明治時代三度に渡って中央アジア全域を調査した大谷探検隊のメンバーだったという。
 馬垣が中国武術に造詣が深かったため、若き日の真壁雲斎も馬垣の家に顔を出していた。雲斎が上海へ出立する前日に玄造は雲斎と顔を合わせている。
 柔道の大会で優勝しながらも自分の中に物足りなさを感じていた玄造は、69歳の老人に手も足も出ない自分を面白がった。まだまだ自分には吸収できるものがあるのだ。
 馬垣に家には警察官、医者、英文学翻訳家など様々な人間が出入りしていた。玄造は自分の知らない武術の他に中国語なども学んでいく。
 
 ある日、梶井知次郎は馬垣勘九郎から油脂に包まれた本を預かった。その日を境に馬垣の武術の教え方が変わった。禁じ手とされるえげつない裏技を玄造に伝えていく。
 明治の初期、講道館の前田光世に辻勝負で敗れた古流柔術家の勘九郎の父は、修行のため勘九郎を連れて大陸に渡った。だが勘九郎は敦煌で圧倒的な力と美しい恐怖に遭遇する。
 大谷探検隊の橘瑞超が極秘に持ち帰った「キマイラの腕」と二冊の手記を玄造たちに残し、馬垣勘九郎は謎の外国人に殺された。

           kimaira13.jpg kimaira14.jpg

 この過去編になってからがシリーズが長引いた原因だな。
 今回2冊続けて読んだから話が見えてきたが、これがあと2冊、計4冊分が過去編だったはず。つまり、旧ソノラマ文庫版は12巻から話が前に進んでいないのである。
 角川文庫版は記憶を呼び戻すには丁度よかったな。もう2冊読んだら朝日ノベルズ版に移ろう。

 夢枕獏「キマイラ」あらすじ動画 ていうのがあったのね?
 全然、あらすじになってねえ!!
 

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第1281 回 聖闘士星矢 Episode G アサシン

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岡田芽武「聖闘士星矢 Episode G アサシン」1~4

 書店で4巻の平積みをみて、ああ、このシリーズは買ってなかったなと1~3巻を捜してレジへ持っていく。
 財布から2千円出して待っていると
 「3588円になります。」
 「・・・む?」
 とりあえずもう2千円追加して支払い、レシートを見ると1冊897円だ。
 なるほどフルカラーだったのか。お高いわけだって、ちゃんと帯に書いてあるじゃないか。
 聖闘士星矢 EpisodeG アサシン 1 聖闘士星矢 EpisodeG アサシン 2

 聖域(サンクチュアリ)に造反し、戦神アテナの神託(オラクル)によって“暗殺者”を暗殺する“暗殺者”、黄金聖闘士・山羊座(カプリコーン)のシュラ。
 聖域からの追手、獅子座(レオ)のアイオリア。
 闇のギルド「顔の無い者」に狙われる少女・火野吉野。
 神話の剣闘士(グラディエーター)を相手に「聖剣所持者(セイクリッドソード・ホルダー)」同士の聖剣戦争が始まる。
 裏切りの魔剣アロンダイトを持つ円卓の第一騎士ランスロット。
 黄金の柄を持つ聖剣デュランダルの所持者、聖騎士ローラン。
 憤怒の魔剣グラムの所持者、英雄シグムンドの息子・シグルス。
 
 なぜ、「嘆きの壁」前で消滅した黄金聖闘士がこの世界に存在するのか。
 かつての青銅聖闘士たちはその謎を追う。
 乙女座(バルゴ)の黄金聖闘士・瞬。
 天秤座(ライブラ)の黄金聖闘士・紫龍。
 水瓶座(アクエリアス)の黄金聖闘士・氷河。

 シュラ達を送り出した「刻の神(クロノス)」の目論見は? というところで4巻は終わりですね。
 次巻を楽しみにしましょう。
 聖闘士星矢 EpisodeG アサシン 3 聖闘士星矢 EpisodeG アサシン 4

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第1280回 天冥の標(6)

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小川一水 「天冥の標Ⅵ 宿怨 PART1」

 物語は後半に入る。

 西暦2499年。
 主小惑星帯(メインベルト)の生体保存天体群スカイシー3で《救世群(プラクティス)》の少女イサリ・ヤヒロは、《非業者(ジャームレス)》の少年アイネイア・セアキとロボットのフェオドールに出会った。
 《斥候(スカウト)》であるアイネイアたち9人のグループとの3日間の冒険行は、まだ13歳のイサリの心に《救世群》の人間に対するに無償の勇気ある行為として刻み込まれた。

 準惑星セレスのアイネイアの家にいるスターレス・ディープナイトシリーズ84年型メイドロボットのカヨは、アダムスのとこのカヨとは違う機体なのね。
 この時代、《ロイズ非分極保険社団》傘下のMHD(マツダ・ヒューマノイド・デバイシズ)社製のロボットは、太陽系世界全域に物理的影響力をもたらすほど行き渡り、倫理兵器(エチック・ウェポン)の純潔(チェイスト)と遵法(ロウフル)は警察活動が可能な高度のAIを装備し、各種の宇宙戦艦の開発もMHD社が行っていた。
 保険契約に伴う「ロイズ」の情報収集力は太陽系の情報変動に敏感であり、人類社会を(特に保険金支払いを)常に脅かす大規模感染症(パンデミック)に対抗するため、《日本特定患者群連絡医師団(リエゾン・ドクター)》も「ロイズ」に買収されて傘下に入った。
 MHD社筆頭執行責任者(FOO)ジェズベル・グレンチュカ・メテオールは、息子のアイネイアがスカイシー3で《救世群(プラクティス)》次期議長格のイサリ・ヤヒロと出会ったことを知る。
 防護服を着ずに動き回る《救世群》は何を求めて生体保存天体群を訪れたのか?
 “冥王班(プルート・スポット)”に感染した母を持つジェズベルは《救世群》への新たな対応を決断する。

 準惑星セレスの南極大盆地には西暦2311年以来、あるものが居座っていた。《ドロテア・ワット》に今でも存在する六本足の猿に似た生物クトコト。
 《救世群》と手を組んだ《酸素要らず(アンチ・オックス)》、《恋人たち(ラバーズ)》の混合部隊はグレア・アイザワの血を引くミヒル・ヤヒロを伴い《ドロテア・ワット》を急襲した。
 《水の担い手》カナコの従者のAI・フェオドールは《冥王班生還者(プラクティス)》の聖祖チカヤ・アイサワの血筋を持つ存在を待って《ドロテア・ワット》を封印していたのか?

 《救世群》の人々は500年の間、虐げられてきた。
 しかし《倫理兵器(エチック・ウェポン)》を上回る戦闘力「硬殻化(クラストライゼーション)」を手に入れ、500年ぶりに「クトコト」が《救世群》の手にもたらされた。
 ここに”宿怨”を晴らす準備が整おうとしていた。

 サー・アダムス・アウレーリア主教の提唱した「系外恒星間有人探査計画」から200年。
 5代後のオラニエ・アウレーリアに時代に完成した冷凍睡眠装置の完成によって、いよいよアウレーリア一統の私的計画は実働段階に漕ぎ着けた。
 3年後の発進に備え、第1陣12名のひとりにに選抜されたしたアイネイア・セアキ。

 イサリ・ヤヒロは聖祖チカヤ・アイサワにも《健常者》の友人アオバ・キノカワがいたことを知る。
 《救世群》にとって《非業者》は敵ばかりではないのだ。
 しかし、グレア・アイサワの時代に改ざんされた聖典は、《救世群》をテロの道へ推し進めようとする。


 さあ、面白くなってきました。いよいよ第1話「メニー・メニー・シープ」と繋がってきましたね。
 前巻ラストで登場した太陽系外からの宇宙船《バハマナン飛来体》は何処に行ったのか。

 巻末に年表と人物・用語集が掲載されて助かる。
 《ドロテア・ワット》が木星に出現したのはBC.6250年、ノルスカインの地球到着はBC.2000年に決定。

 このままPART2へ。
                  天冥の標Ⅵ PART1

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第1279回 櫻子さんの足下には死体が埋まっている

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アニメ「櫻子さんの足下には死体が埋まっている」

 もう9月の第1週も終わるので2015年の秋アニメ視聴の予定を見繕っているのだが、前々から気になっていた文庫本の「櫻子さんの足下には死体が埋まっている」(太田紫織:著)がアニメ化される。
 PVを見て面白そうなので原作を読んでおこうかと思っている。



 Wikiによると
 「元は著者が書籍投稿コミュニティ『E★エブリスタ』にEleanor.S名義で掲載したWEB小説で、『E★エブリスタ 電子書籍大賞ミステリー部門』(角川書店)優秀賞、並びに『怪盗ロワイヤル小説大賞』優秀賞、『E★エブリスタ×『カルテット』小説コンテスト』大賞を受賞し、2013年2月23日に角川文庫より書籍化された。第2巻以降は書き下ろしで、既刊7巻が刊行されている。」

 既刊7巻ということで、面白ければ集めよう。
  桜子さんの兄下には死体が埋まっている

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第1278回 一の食卓(2)

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樹なつみ 「一(はじめ)の食卓」2巻

 新選組十番隊組長・原田左之助登場!
 明治4年12月の二卿事件に関わるストーリーですね。
 ”幕末四大人切り”というのがあったんですね~。
 なるほど、薩摩藩の中村半次郎、田中新兵衛、土佐藩の岡田以蔵、熊本藩の河上彦斎ですか。
 大久保利通卿はダンディすぎますね(笑)
 フェリックスさんもクール系サムライ、やんちゃ系サムライ、従者系サムライに囲まれて嬉しそうです。

 半年に1冊とは良いペースですね。
 今回は沖田総司、土方歳三を見れて満足でした。
 3巻もお待ちしています。

                一の食卓2

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第1277回 ABARA

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弐瓶勉 「ABARA 新装版」

                 ABARA.jpg

 いつもは行かない書店を覗いて発見。衝動買いする。

 その塊はあまりにも古くから そこに存在したために
 殆どの人々が 地形の一部だと信じていた
 どんな仕掛けがあるかなど 知っている者はいない


 奇居子(ガウナ) 
 「第四紀連の時代によく現れた、人の眼に写らない正体不明の生物。人を喰べて大きくなり、最終的には恒差廟を喰べる。かつては、その模造品に退治された。」(「異相の書」による)
 「胞」(えな)と呼ばれる外骨格様の装甲に身を包み、何らかの要因によって人間が変態することによっても出現する。
 人間が変化したものは示現体とも呼ばれる。

 ダークハードSFと銘打った2005年~2006年に連載された作品。
 いや~、二瓶勉さん。最後の方は自分でも何が起こっているのかわからなかったって。(笑)
 自分の作品の謎を考察しないでください。
 ラストシーンは「ERGO PROXY」の最終回を連想したが、ちょっと違うか。

 巻末には本作との関わりがある短編「DEGIMORTAL」を収録

 ABARA 帯

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第1276回 岳飛伝(14)

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北方謙三「岳飛伝(14)  撃撞(げきどう)の章」

                   岳飛伝14

 南宋宰相・秦槽と金国丞相・析律の極秘会談により、両国は淮北を境として2年間と区切って不戦を決めた。
 金国は対梁山泊戦を控え、南宋は北上してくる岳家軍、秦容軍を迎え撃たねばならない。
 梁山泊から飛脚網と交易路を受け継いだ轟交買(ごうこうこ)は戦場では物流を止める。以前の戦ではそのため物資の不足が民衆の蜂起を促したが、今回はその準備も怠りない。
 梁山泊からの支援を南に向けさせないことが重要だ。

 南宋の闇の組織に追われる王清は致死軍に手助けで南に向かうつもりだったが、張朔と出会ったことで日本へ渡り 瓊英亡き後の奥州の差配に就く。
 侯真の報告で聚義庁は楊令の遺剣である吹毛剣を胡土児に渡すことを決めた。
 任を受けた史進は胡土児に剣を渡すが、胡土児は「いつか誰かが剣を持って現れるだろう」と兀朮が予言したと史進に告げる。

 岳家軍は南宋と大理国の国境を抜け巴蜀の地、成都に拠点を定めた。南宋とも金国とも言えぬ微妙な位置である。税は両国が取り立てに来る。
 岳飛は役人を排除し、大理から成都の間に十の砦を築き、兵を募集し始める。その中核には南宋、金国全土に潜んだかつての岳飛軍の残党がいた。
 梁山泊が南宋の市場から米が消えるほど買い集めた莫大な物資は、すでに成都に運び込まれていた。
 南宋軍総帥・程雲は七万の軍勢を臨安府の西に配置し、秦容軍は大理と南宋の国境で動き回って南宋軍を引きつけている。
 西では砂谷津防衛のため西遼軍一万が金国太原府の軍二万を駆逐した。
 北では蒙古の動きが怪しくなっている。
 岳飛、秦容不在の南方には潘寛の軍五万が控えるが、南宋水軍は海からの攻撃を模索していた。


 やっと大きく状況が動きはじめました。
 また一人、湖塞時代の梁山泊の漢が逝った。西遼の顧大嫂さんは次巻あたりでお亡くなりになりそうだな。
 秦容の子・秦輝が生まれたが、この子が成人するまで物語は進むのだろうか?
 王清が日本に行ったことで梁紅玉との再会はあるのかな。
 玄旗隊を率いた胡土児が蒙古の若者たちをやり込めるシーンは、楊令と岳飛の出会いを思い出します。
        岳飛伝14

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第1275回 GATE(10)

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柳内たくみ 「GATE(ゲート) 自衛隊 彼の地にて、斯く戦えり」
  外伝4.白銀の晶姫編


 文庫化が待ちきれず単行本を購入。
 ネタバレが含まれています。

 前巻で自衛官としてはやってはいけない事をしでかした伊丹二等陸尉は、《門(ゲート)》再建に必要なガラスの製法の情報を拾ってきたことで首の皮一枚が繋がった。
 二つの世界線の接触点に開いた空間隙である《門(ゲート)》は保持固定する《門柱》が必要なのだ。
 《門(ゲート)》崩壊により日本と切り離された自衛隊員の士気は下がり始めている。自衛隊の活動に必要な物資、燃料は枯渇し始め、第五次石油精製プラント稼働実験も失敗に終わった。航空機は使用を控え、飛竜を借り受けて哨戒している。
 自衛隊には知識はあるが、それを生かす技術がない。「特地」での工業技術が上がるのを手助けすることは、将来的に困った問題が起きそうである。
 しかし、世界の歪みによる異常気象は、雨季と乾季しかなかった「アルヌス」地方に冬をもたらすと予測されている。油がなければ暖房にも事欠く。
 プラント稼働実験の失敗には何者かの破壊工作の兆候が見られた。「特地」に過剰な異世界技術を持ち込まないようにと釘を刺しているロウリィ・マーキュリーに疑いの目が向けられる。

 一方、「帝国」ではピニャ皇太女の即位に異を唱える一派がいた。
 内乱平定におけるピニャの勲功と手腕は文句を付けられないが、その出自に問題がある。
 現皇帝モルトは先代グレーン皇帝の弟であるが、グレーンは若い嫡子カティを残して早世したため、カティ皇子が成人すれば禅譲するということで帝位に就いたのである。
 そしてカティ皇子は夭逝し、グレーンの血筋は絶えた。
 グレーン皇帝は「帝国」の版図を最大にまで広げた勇猛な覇者であったが、モルトが帝位についてから皇太子ゾルザル内乱により「帝国」の力は衰退した。
 帝位を簒奪したモルトの血筋を認めない者達は担ぐ神輿を捜していた。
 ピニャ皇太女の従姉妹である皇弟ブレンデッドの娘として育てられたレディ。彼女こそカティ皇子の遺児だったのである。
 皇位奪還を志すレディだが、その道は遠く険しい。
 皇帝モルトの権力基盤の弱体化のため、経済制裁という絡めてで自衛隊と「アルヌス」「イタリカ」に標的を定めた。

 最年少導師号保持者レレイ・ナ・レレーラは《門(ゲート)》再建の宣言した。
 「アルヌス」に続々と集まってくる石工、ガラス職人、宝石細工師ら職工の群れ。その中には前回、ハーディが気まぐれに開いた門を固定するため「帝国」に雇われたドワーフの宮石工達もいた。
 レレイの設計した魔法装置《門柱》は、人間が《門(ゲート)》をコントロールするための強化版である。
 横幅22m、高さ20m、奥行き20m。呪刻を施した2万6千個の大理石の表面に宝石を嵌め込み、厚さ10cmの無色透明なガラス製ブロックで覆う。
 時間がかかる事業だが、さらに決起の根回しのため、なるべく時間を稼ぎたいレディの陰謀は《門柱》建設の妨害と、自分の異父妹だと知らぬレレイの身に向いていく。


 ということで外伝は短編集を除いて完結となります。
 本伝のラストで結果はわかっていますが、《門(ゲート)》再開通までの苦難の道のりでしたねえ。
 本伝のセカンドシーズンを期待しています。
 あと買っていないのは「外伝+ 特地迷宮攻略編」だな。

                  ゲート外伝4

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第1274回 白暮のクロニクル 6巻

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ゆうきまさみ 「白暮のクロニクル」

 6巻「壁のない迷宮」

 12年ごと、ひつじ年の暮れに女性を殺し、内臓を抜き取る殺人鬼“羊殺し”。
 1955年。雪村魁がオキナガになるまで、かつて恋仲だった棗が犠牲者となり、以来、雪村は“羊殺し”を追っていた。
 2015年。60年目の秋。
 今までと違い、年末ではなく起こった事件は本当に“羊殺し”の仕業なのか?
 そしてその事件を追う女性雑誌記者。

 面白くなってきましたねえ。うむ、“美”とは大きい羊なのですね。
 本巻では読者だけが知っていたある事実が雪村に知られてしまいました。
 これはいつ雪村が知ることになるのかと、待ちかねていた展開ですね(笑)
 次巻も楽しみです。

 全10巻ぐらいになるのかな? あまり引っ張らないでほしいな。

             白暮のクロニクル6

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