まるでダメな男の日記

このブログでは趣味のゲームや読書感想など非生産的な駄文を書き連ねていく予定です。

第605回 アストレイ・ブルーフレーム

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PG 1/60 ガンダム・アストレイ ブルーフレーム

 プレミアム・バンダイから、またお知らせが届く。
 アストレイは詳しくないのだが、どちらかというとジオン系のカスタム機体の方が好きだ。

 今回は1/60ですか~、作ってみたい気もするがお値段は19800円!!
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 ここまでプラモデルに可動域が必要なのか?
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 デカールが多いな・・・
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 年内にはバンシィを完成させたい "o(-_-;*) ウゥム…。
 モチベーションが下がったまま、回復しないな。
 押入れに入りきれないガンプラの山が背後にそびえ立っている・・・
ガンプラ

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第604回 インシテミル

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米澤穂信 「インシテミル」

 ネタバレが含まれています。
 ミステリーものはまとめるのが難しい。面白いものほど、詳しく書くとんネタバレになって興を削ぐからだ。
 しかし、是非、紹介したいのでご容赦を。

 「烏丸ルヴォワール」の解説で取り上げられていた「インシテミル」が面白いというので読んでみる。
 2011年に実写映画化されていたのを寡聞にして知らなかった。

 時給11万2千円という破格の報酬の広告に応募した12人。24時間、7日間、プライバシー無しの社会学的実験のモニターだという。
 当然、まともなバイトではない。主催した<クラブ>の<主人>からは、この<実験>で何が起きてもその責任は<クラブ>が負うと念を押される。

 地下に設置された「暗鬼館」。ラウンジに置かれた12体の人形。
 「暗鬼館」の構造を見て、ここでヒッターはニヤリとしました。
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 さて、<実験>開始の前夜。鍵のかからない各個室に入った彼らは、各自に割り当てられたカードキーの条文を読む。
 <十戒>
 一.犯人は<実験>開始時に建物内にいた人物でなければならない。
 二.各参加者は超自然的な手法を用いてはならない。
 三.二つ以上の秘密の部屋や通路を使用してはならない。
 四.未知の毒物や長い解説が必要な装置を用いて殺人を行ってはならない。
 五,各参加者は中国人であってはならない。
 六.探偵役は偶然や直感のみを犯人指名の根拠としてはならない。
 七.探偵役となった者は殺人を行ってはならない。
 八.主人(ホスト)に対し手がかりを隠蔽してはならない。
 九.ワトスン役の知能は<主人>のそれよりも僅かに劣ることが望ましい。
 十.各参加者は双生児であったり犯人に瓜二つであったりしてはならない。

 各人に与えられた秘密の殺人アイテム。各自は自分が何を与えられたか人に言おうとはしなかった。(一人を除いて)

 一日目
 朝食の席に集まった12人は自己紹介をしていく。
 一人の参加者がリーダーシップを取り始める中、スピーカーから<主人>が実験のルールを説明し始めた。

 行動に関するルール
 ・モニターは、〈夜〉PM10:00~AM06:00の間は、自分の個室から出てはならない。外や別人の個室にいるところをガードに発見された場合、3回までは警告を受ける。3回警告を受けた者が次に発見された場合、ガードによって殺害される。
・事件が起きたら、モニターはそれを解決することができる。〈解決〉においては、直感によらない理由で犯人を指摘し多数決で決定する。
・一人以上のモニターが館内にある秘密の通路から外に出た場合、残りの人数が2人になった場合、7日未満で実験を終了することがある。

 報酬に関するルール
 ・犯人ボーナス - 他の参加者を殺害したものは、総額が2倍となる。このボーナスは累積する。(2人殺したら4倍)
・探偵ボーナス - 殺人事件に対して、〈解決〉の場で正しい犯人を指摘したものは、総額が3倍となる。累積する。(2件<解決>したら6倍)
・証言者ボーナス -〈解決〉にあたって、証言が根拠として認定されたものは10万円のボーナスが与えられる。
・被害者ボーナス - 他の参加者に殺害されたものは総額が1.2倍となる。
 ・助手ボーナス - 〈解決〉の際に、助手として指名され役にたったものは総額が1.5倍となる。
・ガードの攻撃によって死亡した場合、3億円が支払われる。その場合は「被害者ボーナス」を加えた額が直近の家族へと送金される。
 ・<解決〉の際に、探偵として殺人を犯していない相手を犯人と指名してしまいそれを自身で訂正できなかった場合、探偵ボーナスを全て取り消しかつ総額が0.5倍になる。累積する。ただし<実験>終了までに自ら訂正した場合はこの限りではない。
・監獄に入れられた者は、以降の時給が780円となる。
・殺人を行おうとする際に第三者に見つかり制止されても従わなかった場合、全額没収となり、以降監獄に収容される。

 ルールは説明されたが、誰もこんなバイトで殺人を犯したりするはずはないと思っていた。

 二日目
 少しずつ打ち解けていく12人。しかし、いくつかのグループ、個人主義者に別れて行動し始める。

 三日目
 最初の犠牲者の<銃殺>死体が<霊安室>で発見される。凶器は見つからない。<霊安室>には十個の棺桶が準備されていた。
 り-ダー役はこれから3人以上のグループで行動することを提唱する。
 しかし、<夜>には各自の個室に入っているのがルールだ。防音ドアには鍵は無いのだ。

 四日目
 二人目の犠牲者がボウガンで<射殺>される。
 緊急の<解決>によって犯人は多数決で決定。
 犯人は<監獄>に収容され、犠牲者の<惨殺>用の凶器・手斧とのボウガンは12人のカードキーで開閉される<金庫室>に放り込まれる。
 ここでリーダー役と探偵役2名による3つの派閥がほぼ出来上がる。
 互いに信用しない彼らも、各自の凶器を確認しようとする。まだ、最初の犠牲者を撃った銃は見つかっていない。
 二手に別れ、最低でも2名に自分の凶器を見せることにするが、ここで銃の持ち主は特定されなかった。
 この段階で判明したのは<殴殺>、<絞殺>、<薬殺>、<毒殺>用の凶器。
 そして、ランダムに選ばれたかのようにみえたモニターたちは、最低一人は知り合いが混じっていることに気づいていた。
 AはBと知り合い。BはCと知り合い。CはDと知り合いだが、それ以外のモニターは面識がないという事実が判明した。

 五日目
 第三、第四の犠牲者が<圧殺>される。
 残った7人は犯人を推理するが、その席で一人が犯人とされた者を<射殺>し、自分は<自殺>した。

 これで円環は閉じたかのように思われたのだが・・・

 六日目
 
 七日目


 残り二日は書かないでおこう。ここがミステリー小説の面白い部分ですね。
 真の探偵役は誰だったのか? この「暗鬼館」を作った<クラブ>の目的は?
 

 実写映画では参加者が10名に減らされているようだ。テン・リトル・インディアンズに掛けたのだろうか。
 小説があまりに面白いので、映画は観る気がしない。
 ストーリーがだいぶ変えられているようだ。

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第603回 宇宙戦艦ヤマト2199(11)

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アニメ「宇宙戦艦ヤマト 2199」第七章 そして艦は行く

 やっとDVD版の発売である。TV版は見ないで我慢していた。
 先行上映版、TV版に多数の作画修正とシーンが追加された完全版のはずだが、当然、前の二つは見ていないので、どこが変わったのかわからない。

 第23話「たった一人の戦争」 26分05秒

 ガミラス本星の防御力が薄すぎる。
 せめて「アルテミスの首飾り」くらい配置しておかないのか。
 防衛艦隊がミサイル数発で沈むんじゃねえ!

 ヤマトの姿勢制御バーニアは何カ所あるのだ? 
 上下左右はわかるが、逆噴射のやつは小さすぎる気がする。
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 デスラー総統の意図が今一つ掴めません。もうちょっと人格を深く設定して欲しかった。
 人類滅亡まで、あと210日

 第24話「遥かなる約束の地」 26分05秒 

 イスカンダル人は何故、滅んだのだろうか。
 旧作では説明があったっけ? 内戦でもあったのかな。
 イスカンダルの海にも生物はいないのだろうか
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 波動砲発射孔を塞いだだけで良いのか?
 地球に戻るまで取り外し可能にしておかないと困る気がする。

 人類滅亡まで、あと199日

 第25話「終わりなき戦い」 27分54秒

 この話だけ27分54秒あるな。
 はて、ミーゼラ・セレステラはどうしてあんなところで遭難していたのだろう?
 次元潜航艦ふたたび。必ず出てくると思っていました! 
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 このシーンを見て「伝説巨人イデオン 発動篇」でソロ・シップを急襲するバッフ・クランとの白兵戦を思い出してしまい、次々と主要人物が殺されていくのだは? と思ったりしちゃいました。
 
 デスラー総統はあれで助かるとは思えんから、もう御登場はないだろうな(たぶん)
 
 人類滅亡まで、あと143日

 第26話(最終話)「青い星の記憶」 29分06秒

 沖田館長の病名は「遊星爆弾症候群」だったのか。「宇宙放射線病」だと思っていた。

 ここでも出てきたか、A.C.クラークの第三法則「十分に発達した科学技術は魔法と見分けがつかない」
 しかし、このコスモリバース・システムは納得がいかないな。
 プシオン・エネルギーを小道具とするのはペリー・ローダンでもやっているのでSFの範疇だが、死んだ人間を生き返らせるのはやり過ぎだろう。
 古代守の意識が森雪の肉体に移ったというのならわかるが、そうするとその跡のシーンが気持ち悪い。

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 沖田館長の名セリフに目がうるうる。
 ラストに青く輝く地球の姿が・・・。えっ? どうやったの?
 どうも納得がいかない終わり方だった。
 コスモリバース・システムは設定ミスなのではなかろうか。

 さて本作は終わったが、来年は案の定というか新作ストーリーの劇場版をやると言い出している。
 「宇宙戦艦ヤマト」はすっきりと終わらせられない呪いでも掛かっているのだろうか・・・

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第602回 激昂がんぼ

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原作:田島隆、作画:東風孝広 「激昂(ブチキレ)がんぼ」8巻(完結)

 まとめ読みをしようと思っていたので、完結した6~8巻を買ってくる。

 第1部「極悪がんぼ」(全16巻)で、広島をテリトリーとする秦秘密探偵事務所で事件屋の道へ足を踏み入れた神崎守。
 一癖も二癖もある先輩たちに鍛えられながら、命がけで借金を返すために奔走する。
 ある事件がきっかけで先輩の金子は秦所長と袂を分かち、市会議員への道を歩み、神崎も独立をする。
 この第2部からは、総務省から広島県庁への出向官僚・二宮亮も加わり、神崎は政・官にパイプを持ち力を蓄えていく。

 6巻から大阪の事件屋・三村が現れたことで、神崎と金子の計画が頓挫。舞台は大阪に向かい、宿敵・秦所長との壮絶な潰し合いに発展していく。

 うーん、こういうストーリーは好きだな。「カバチタレ!」とは違い、こちらは法律の裏側、経済の裏側、官僚の裏側、政治の裏側を暴いていく物語である。
 第3部「がんぼ ナニワ悪道編」の展開が楽しみだ。

激昂がんぼ

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第601回 鬼物語

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アニメ「鬼物語」其ノ壱

 いやー、アニメのセカンドシーズンしか見てない人らは戸惑っただろうな。前回までのあらすじってなんだ(笑)
 これは「傾物語」の続きであり、この後はファイナルシーズンへ続いていく物語なのだから。
 「囮物語」が間に入ったので、「傾物語」のラストを思い出してもらわなければならない。

 本当の年齢を100歳ほどごまかしていたキスショット・アセロラオリオン・ハートアンダーブレードさんがメインヒロインと思いきや、真のヒロインの座はラストで持って行かれてしまうのだが・・・
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 「終物語」の発売に合わせたかのようなオープニングだったな。
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 ナメクジ真宵から八九寺真宵に戻った。やはり、カワイイなー!
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 セカンドキッス? いいのか?
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 吸血鬼パンチ再び。暦くんの思考がモロすぎる(笑)
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 少女と幼女と童女のハーレムは近い・・・
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 「恋物語」が始まるときは、また「囮物語」を観直さなきゃならんな。
 「花物語」はネット配信なのだろうか?

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第600回 終物語(上)

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西尾維新 「終物語(上)」

 第1話 おうぎフォーミュラ

 これは前回、先行発表版で紹介したので大筋の説明は省く。
 学糾会がクダグダになるシーンはあっちの方が面白かったのだが、レイアウトが難しいな。
 読者への挑戦もカット。
 先に掲載しておいたヒッターに先見の明があったということだろう。

 扉絵で忍野扇が背にしている黒板。真後ろに書かれているのが「オイラーの公式」ですね。
 owari.jpgオイラーの公式

 第2話 そだちリドル

 新旧文房具女対決! 育vsひたぎ
 阿良々木暦を文房具で攻撃して良いのは、ひたぎさんだけなのか(笑)

 でましたね~、「モンティー・ホール問題」。
 これも、かなり前の雑学カテで紹介していたヒッターに先見の明があったということか。
 読者の予想のナナメ一歩上を行くというケイマ飛び展開を読み切ったからという訳ではありませんが・・・

 前話は2年前の記憶、そしてこれは5年前の記憶への旅。
 老倉育はなぜ暦を嫌うのか?

 第3話 そだちロスト

 知らない事を知っている女 vs 何でもは知らないわよ、知っている事だけ女
 扇vs翼 (こう書くと、扇は羽を押さえ込んでいるのか?) 
 二者択一を迫られた阿良々木暦に対する、羽川翼の最終奥義、炸裂!

 これは「姑獲鳥の夏」かっ! 暦くん、ヒントを50も出されている間に、全部説明されてるじゃないか(笑)

 終盤、いよいよ正体の片鱗を表してきた扇ちゃん。
 
              終物語

 ここまでの3話が「囮物語」へと繋がっていくのか。
 第15作が第10作の前に置かれるわけだな。
 時系列だと3>6>1>2>4>5>8>7>11>15>10>12>13>(14)-->9 という具合だが、16、17がどこに入るか、まだタイトルから判断できない。

 9月発売予定だった伝説シリーズ第4弾、「悲報伝」は11月発売に延期になったので、その次の「非業伝」は早くて来年の2月だろう。
 まさか、「終物語(中)」なんか書いてなければ・・・
 西尾維新だけにありそうな話だ。
 一応、次は「終物語(下) 第4話 おうぎダーク」らしい。

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第599回 闇の守り人

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上橋 菜穂子「闇の守り人」

 《新ヨゴ皇国》を立ったバルサは青霧峠の東方、ジグロと共に抜けてきた秘密の洞窟の抜け道を通り、《カンバル王国》へ戻る。
2巻 地図

 途中でヒョウル(闇の守り人)から幼い兄妹を助けたバルサは、ジグロの短槍と同じ文様をつけた短槍を持っていたため、その正体を知られることになる。
 25年ぶりに会った父の妹のユーカ叔母から、自分の行方不明の間の情勢を聞いたバルサは、父の死後も大きな陰謀が行なわれたことを知る。

 追っ手の毒刃を受けたバルサを助けたティティ・ラン(オコジョを駆る狩人)と牧童トゥ・カル(大きい兄弟)たち。 
 バルサに語られる養父・ジグロが教えなかった《槍の舞い手》の秘密。
 バルサはその恐ろしさを今まで知らなかった。ただ、ジグロへの追っ手の八人への償いのために用心棒を続けてきたのだ。
 カンバル王国の《地上の王》と《山の王》。両者の間に約二十年ごとに交わされていたが、なぜか中断していた《ルイシャ贈りの儀式》がバルサの帰還によって三十五年ぶりに開かれる。

 バルサはジグロの甥・カッサと共にスーティー・ラン(水流の狩人)に乗り、《山の王の宮殿》へ向かう。
 《新ヨゴ皇国》ではナユグ(精霊の世界)と呼ばれたものは、《山の王の民》にはノユークとして知られていた。
 《山の王の宮殿》はノユーク側にあるらしい。
 バルサはそこでヒョウル(闇の守り人)との《槍の舞》に自分の想いの全てを乗せる。

 なるほど、アニメの後はこう続いてくるのか。
 第1部も面白かったが、こちらも同等以上に面白いじゃないか。シリーズに深みを与えているのは、この物語が続けて書かれたからだろう。
 《山の王の民》はドワーフ、ティティ・ランはコロボックルがモチーフであろうか。

 まだシリーズ第2作。あと8冊も読めるのが嬉しい。

闇の守り人

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第598回 変幻退魔夜行 カルラ舞う!

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長久保貫一 「変幻退魔夜行 カルラ舞う!」

カルラ舞う!少年陰陽師 3

 いつの間にか出ていた「少年陰陽師編」3巻。
 これで第1シリーズに繋がっていくのだな。前日譚でした。

 第1作の初出は1986年だとぉ! もう連載30年近く経っていたのか。
 後に”闇の死繰人(シグルド)”と呼ばれるようになる剣持司少年の物語でした。

 次は第5部の続きをやってほしいな。すっきりしないラストだったので、あれは尾を引くだろう。


 新装版も出ているようだが、新規で読む人にはいいだろう。昔のはもう、手に入らないからね。 

 既刊
 第1部 カルラ舞う! -変幻退魔夜行- 全18巻
 1~3巻   奈良怨霊絵巻
 4~5巻   仙台小芥子怨歌
 6~11巻  飛騨怨霊絵巻
 12巻    冬樹裂風録
 13~16巻 瀬戸内怨霊経
 17巻    辰王鬼礫行
 18巻    伏見狐勧請戸籍譚

第2部 新・変幻退魔夜行 カルラ舞う! 全18巻
 1~2巻   諏訪恐霊祭  
 3巻     安倍清明の末裔 
 4~6巻   奈良の太陽神
 7巻     伊豆の事代主 
 8~10巻  吉備の護法神
 11~12巻 吉備死闘編 スサノオ
 13~14巻 カルラ外伝 安倍清明  
 15~16巻 出雲の暗黒神 
 17~18巻 カルラ外伝 安倍清明(青春編)

 第3部 真・カルラ舞う! 全8巻
 第4部 超・カルラ舞う! 熊野の破壊神 全5巻
 第5部 変幻退魔夜行カルラ舞う!  聖徳太子の呪術 全3巻
 第6部 カルラ舞う! 少年陰陽師 全3巻

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第597回 烏丸ルヴォワール

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円居挽 「烏丸ルヴォワール」

烏丸ルヴォワール

 ルヴォワール・シリーズの第2会。

 謎の稀覯本『黄母衣内記』。
 不審死をした持ち主とその処遇をめぐって兄弟に起こる骨肉の争い。
 平安時代より続く私闘制度「双龍会(そうりゅうえ)」で決着がつけられることになるが・・・。
 兄の側に付いたのは龍樹家の三龍師、龍樹撫子、”白澤”・城坂論語、”發王”・御堂達也。
 なぜか敵の弟側に回ってしまった”亜鴉”・瓶賀流(みかが みつる)。
 高校時代の流と達也の出会った頃が語られる。

 千年前から「双龍会」を仕切ってきた青蓮院。
 そのトップの座に千年君臨する”黄昏卿”のお墨付きで、『黄母衣内記』の正当所有者は「双龍会」に掛けられないらしい。
 京都には他にもいろいろと龍師はいるようだ。
 龍樹家の”紅龍弁天”龍樹落花の向こうを張る力を持つ天親(あまちか)家の”虎徹判官”・天親寅彦。”嵯峨野の豹子頭”・天親雹平。
 元・龍樹家の龍師、”烏有(うゆう)”・鳥野辺有(とりのべ ゆう)と、落花の師匠だった特級龍師”空黒衣(からくろご)”・ささめきの山月。
 仮面に素顔を隠した山月とは何者なのか。
 記録に残されなかった伝説の名勝負。龍樹家代表のささめきの山月と天親家代表の天親大河の「双龍会」以来、両家が交われば共に滅びるという事態になったらしい。 

 山月が瓶賀流を使って仕掛ける「双鴉(そうあ)の計」と「又鴉(ゆうあ)の計」、そして「乱鴉(らんあ)の計」。
 味方を騙すには、まず敵からなのか、言吹きの論語よ(笑) 
 
 そして、驚天動地の「双龍会」が始まる。
 はたして、今回の御贖(みあがない)になったのは?

 黄龍師に対する青龍師・瓶賀流の連続代打打線。
 龍師の語ることは真実でなくてもいい。真実に見えさえすればいいのだ。


 うーん、過去と現在のイメージを上手く繋げて強調しているな。
 鴉と烏、9年前の因縁が、今、明かされる。
 そろそろ、御堂達也の過去も明かして欲しいな。

 第3会「今出川ルヴォワール」の文庫化を待つ。                                         
 

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第596回 アステロイド・マイナーズ

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あさりよしとお 「アステロイド・マイナーズ」1,2巻 ASTEROID MINERS

 あさりよしとお氏による宇宙開拓物語。
 人類って宇宙で暮らすのに向いてないことがよく解る。
 せつない話もあり、地球生まれ、コロニー生まれ、どちらも相手を羨ましがっているのね。

 なるほど、よくアニメでは地球重力圏内の宇宙空間での戦闘が行われるが、敵に向かって加速すると、逆に遠ざかってしまうのか。
 物理学って偉大だな。少なくとも月軌道内での戦闘行為は止めておいたほうがいいだろう。


 SF小説での宇宙空間での戦闘行為を考証すると、結構面白いものがある。
 宇宙船に溜まる熱の排出、惑星の重力に影響を受けない宙域での亜光速戦闘。氷を厚く付着させた対レーザー装甲など、上手く書いているミリタリーSFが好きだ。
 特に戦闘時の宇宙船同士の速度というものは、シビアに考えるとそりゃあ不可能じゃねぇ?と思えるものが多い。

 谷甲州さんの「航空宇宙軍史シリーズ」、「軌道傭兵(オービット・コマンド)シリーズ」をまた読みたいものだ。(どのへんのダンボールに入っているだろう?)

アステロイド マイナーズ

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第595回 メルカトルかく語りき

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麻耶雄嵩 「メルカトルかく語りき」 Mercator talked like this.

 メルカトルかく語りき

 悪徳銘探偵・メルカトル鮎シリーズ。一昨年、買ってきてあったものを掘り出して読む。

 なんと第1作が最後の事件になってしまったシリーズであるが、一風変わった性格の探偵物である。
 これ、調べたら1991年に買って読んでるんじゃないか(笑) 最初に読んでから20年以上経ってるぞ。
 作者のもう一つのシリーズ「探偵・木更津悠也」とも被っている。

 本作には五つの短編が収められた。

 ・死人を起こす
 高校三年の夏休み。日本びいきのドイツ人が建てたという売り物家屋に泊まり込んだ六人の男女。
 そこで一人の少年が事故死した。
 その後、それぞれの進路に進んだ五人は一周忌の席で顔を合わす。
 問題の一泊ツアーを計画した少年は、当時のことを疑問に思い、伝手を頼って高名な探偵を起用して皆を誘う。
 問題の家屋に登場したタキシードにシルクハットの銘探偵と友人の美袋三条。
 その場に出来上がったばかりの第2の死体が・・・

 いや、登場時の助手の美袋(みなぎ)との会話には笑ってしまった。
 さて、死体があっても警察に連絡しない悪徳銘探偵の推理は? (してねーじゃねえかっ!)

 ・九州旅行
 銘探偵が歩くと事件に当たる。というか、自分で殺しておいてから事件に遭遇している振りをしているのではないのか?
 またメルと美袋は警察に通報しないのか? 短編小説のネタにするとはいえ、いいのか美袋さん(笑)死体の横で2時間もジグソーパズルのピースを数えてるんじゃねえ!
 メルカトル鮎の邪悪な推理が冴える一品。

 ・収束
 嵐の孤島で起きる殺人事件。
 ある依頼をされたメルは美袋とともに島にやって来た当夜、依頼人が殺された。
 メルカトルは華麗な推理で容疑者を絞り込んでいくが・・・

 やはり、メルも美袋も外道でした。そりゃ事態は収束するだろうさ・・・

 ・答えのない絵本
 メフィスト学園(なんというネーミング!)でアニメオタク教師が殺害された。
 頭部に付いた5つの傷跡の謎。
 なんと警察から極秘に依頼を受けたメルは美袋を連れて学園に乗り込む。
 容疑者は放課後に残っていた高校生一年生たち20名。
 さて、メルカトル鮎の推理は?

 これは麻耶さんからの読者への挑戦状だろう。
 はたして真犯人は?

 ・密室荘
 メルカトル鮎の別荘。
 そこで起きた殺人事件。容疑者はメルカトル鮎か美袋三条しかいない。
 果たして、真相は・・・

 短編の方が面白いな。


 既刊
 ・翼ある闇 メルカトル鮎最後の事件(木更津悠也・初登場)
 ・夏と冬の奏鳴曲(ソナタ)
 ・痾(あ)- ↑の続編
 ・メルカトルと美袋(みなぎ)のための殺人(短編集)
 ・木製の王子(木更津悠也がメイン)
 ・鴉(からす) - 1999年度の「本格ミステリベスト10」(東京創元社)で第1位

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第594回 パラダイス学園

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川原正敏 「パラダイス学園」全3巻

 「ふでかげ」1~5巻を買ってきて読んだのでデータベースに登録していたら、これを思い出した。
 当時とは、もう絵が全然ちがう(笑) まあ、デビュー作だしな。
パラダイス学園

 やはり「修羅の門」、「海皇紀」などで作風が大きく変わったというものもあるが、今の絵で「パラダイス学園」を描いたら少年誌ものではなくなってしまうな。
 いや、当時の月刊少年マガジン、月刊少年ジャンプは、とても少年誌ものとは言えない作品が多く載っていたので、それはそれで面白かったのだが・・・
 毎回、ちひろちゃんが脱がされるのを楽しみにしていた(恥)

 このころの作品といえば
 上村純子 「1+1=パラダイス」、「いけない!ルナ先生」、「あぶないルナ先生」
 遠山光 「ハートキャッチいずみちゃん」
 中西やすひろ 「Oh! 透明人間」
 みやすのんき「やるっきゃ騎士(ないと)」
 永井豪 「けっこう仮面」(この人は定番だな)
 帯ひろ志 「ミラクル ランジェリー」
 
 蔵書リストを見るとまだ探せるのだが、思いつくのはこんなとこだな。
 いまだと「ヤングジャンプ」、「ヤングマガジン」の年齢層にあたる作品だろう。
 
 読み返したいが、ダンボールに入って書庫の奥の方にあるな・・・ 

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第593回 銀の匙 9巻

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荒川弘「銀の匙 Silver Spoon」⑨

 アニメ一期が終わってしまい、寂しいが来年の再開が楽しみである。
 実写の方の出来がどうなるのかは疑問だが・・・

 原作の方は八軒くんがお父さんにしっかりと言いたい事を言った。
 アキちゃんもちゃんと将来の夢を家族に語ったのだから、自分も言わなきゃね。
 
 寮のパソコンはウィルス対策をしていないのか?
 ウィルスに突っ込むところが違うぞ(笑)

 八軒が加わることで生産から販売までの過程を皆が考えるようになった。
 こういうのを触媒効果というのだろうか。

 次巻はロシア人の義姉の登場と、豚肉の腸詰め作りか。待ち遠しいな。

        銀の匙 Silver Spoon 9

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第592回 水曜どうでしょう

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水曜どうでしょう 2013年新作 第1夜

 もう17年目か。初期の頃からずっと観続けている番組である。
 しばらく新作が出なかったが、大泉洋さんも売れっ子になってスケジュールが取れなかったのだろう。
 今月、DVD第20弾が出るのだが予約してなかったな。まあ、買えるだろう。
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 いつもながら、何処へ行くのかは、知らされていない(笑)
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 今回は初のアフリカ編である。ケニア、タンザニアへ行くようだ。
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 車内での打ち合わせはあっという間に終了。
 このあと、20時間もの旅の様子を撮ってもしょうがないというので、次の場面はいきなり到着後の食事風景となる。
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 実は第2夜も昨日、観ている。ナイロビって大都会なのねー。
 軍団の散髪編、面白かったです(笑) アフリカではヘアスタイルは1種類しかないのかっ! 
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 全何夜なのだろう? いつも適当だからな・・・

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第591回 史記 武帝紀(七)

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北方謙三 「史記 武帝紀(七)」

史記 武帝紀〈7〉

 漢主・劉徹が留守の間に江充を処断した皇太子・劉拠は挙兵し、謀叛と断じられる。
 皇后の衛子夫と皇太子は自裁し、衛青の一族で残ったのは霍去病の異母弟である霍光であった。
 文官の霍光は、匈奴の地への遠征を進める漢主を諫めない罪は桑弘羊にあると糾弾する。
 そして匈奴の将軍になった李陵に孫広は勝てないと、李広利将軍と反発する。

 孫広の歩兵の奇襲で負傷した李陵は戦の無い間、夏から冬の初めまで北の地の蘇武のところで過ごすようになっていた。
 匈奴ですら住まない過酷な地での生活を、蘇武は生き甲斐を持って暮らしている。
 李陵にはそれが羨ましく思えた。

 頭屠の息子、光谷児は二千の騎馬を率い、李陵の三千騎とは別の常備軍となる。
 頭屠の率いる五万を中核として、漢軍十四万との戦が始まる。

 「太史公書」を書き上げた司馬遷はなにかから解き放たれたように、かつての狷介な性格は消えていた。

 ここまでで最終巻の三分の一。残り三分の二のストーリーは書かないでおきましょう。
 劉徹が玉座について五十五年。前半は衛青と霍去病、後半は李陵と蘇武の物語が好きだった。
 その治世の間に歴代の帝が達し得なかった偉業を行った漢主・劉徹。
 匈奴と戦い、武帝と諡をされ、前漢の最盛期を作った男も人の子に過ぎなかった。
 その業績は司馬遷が書いた「太史公書」(後に「史記」と呼ばれる)にあるとおり、治水事業や戦のために過酷な税を国民にも課した側面も持つ。

 歴史小説はやはり面白いな。
 北方先生は次は何に挑戦するのだろう?

 目星いのは「隋唐演義」とか、殷周革命の太公望や紂王の話、春秋戦国時代の始皇帝の話などであろうか。

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第590回 世界の果てでも漫画描き

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ヤマザキ マリ「世界の果てでも漫画描き 1 キューバ編」

世界の果てでも漫画描き 1 キューバ編

 書店で見かけたので買ってくる。
 「テルマエ・ロマエ」の漫画家さんである。
 この人の経歴の凄さは西原理恵子さんの著書や「テルマエ~」でも読んでいたが、本人の語る内容も凄いものだった。

 ・14歳の時、母親に勧められてドイツとフランスを一人旅する。
 ・17歳でイタリアに渡り、フィレンツェ・アカデミア美術学院で美術史と油絵を学びながら11年間過ごす。
 ・フィレンツェ在住時にボランティア活動でキューバに滞在する。(本巻の内容)
 ・イタリア人詩人と恋愛するが、イタリアに戻ってからキューバ時代での妊娠が発覚、その詩人とは別れ、男児を出産してシングルマザーとなる。
 ・生活費を稼ぐため漫画を描き始める。
 ・平成8年、イタリア暮らしを綴ったエッセー漫画でデビュー。イタリアから一時帰国し、北海道大学及び札幌大学でイタリア語の講師を務める。
  北海道のローカルテレビ局で旅行・温泉のレポーター、ラジオパーソナリティなども務める。
 このあとは2巻に続くらしいので、とりあえず、2巻「エジプト・シリア編」、3巻「チベット編」を注文しておく。

 ・平成14年、イタリア文学研究者となる夫と、留学先のエジプトのイタリア大使館で結婚。
 ・シリアのダマスカスや北イタリアでの暮らしを経てポルトガルのリスボンに暮らしていたが、その後、夫がシカゴ大学で比較文学を研究することになりシカゴに転居している。
 漫画原稿はアメリカから送っているらしい。

 何カ国語喋れるんだろうね~。

 大ヒットした映画「テルマエ・ロマエ」の原作使用料は100万円ぽっちだったそうだ。

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第589回 精霊の守り人

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上橋 菜穂子「精霊の守り人」

 アニメはまとめて一気に見ていたのだが、原作を買ったまま読んでいなかった。
 アニメの余韻が消えるのを待っていたというのもあるが、先に短編集を読んだので本編にそろそろ手をつけようと買い置きの山から取り出してみる。

 むう、さすがに文章が良いな。読みやすい。
 そしてこの情報量はなんだ? アニメの方はかなりオリジナルを入れて、設定の話をカットしたのか。(いつものことだが)
 物語に登場する場所。宮殿や山や橋や川にはちゃんと名前が付けられており、<新ヨゴ皇国>の成り立ちから星読博士の権力の源の説明もきちんとなされている。
概略図

 戦闘シーンがアニメよりすごい。
 ニュンガ・ロ・イム(水の守り手)に関する<新ヨゴ皇国>建国正史の真実。
 ニュンガ・ロ・チャガ(精霊の守り人)となったチャグムをバルサは守りきらなければならない。
 現実の世界(サグ)と精霊の世界(ナユグ)のイメージは、ヒッターの脳内ではかなりアニメの影響を受けているようだ。
 トロガイ師はト・ロ・ガイ(地上の民)の意だったのね。ヨナ・ロ・ガイ(水の民)、ヂュチ・ロ・ガイ(土の民)って出てきたっけか?


 「精霊の守り人」以降の話を交えてアニメでのシナリオを作ったようだ。
 人種差別表現を恐れてか、元々のこの地域に住んでいたヤクー族の血を引くトロガイ師やタンダの肌の色は、漆黒にちかい黒から普通の肌色に変えたのだな。
 かなりアニメオリジナルが入っている。それはそれで完成した物語で良い。
 しかし、シリーズの第1作目としては、この小説の方が完成度が高いな。
 とても児童文学のジャンルに収まらない和製ファンタジー小説である。
精霊の守り人

 全巻買ってきてあるので、おいおい読み進めよう。

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第588回 ガンダム・アストレイ

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ガンダムアストレイ ノワール

プレイミアムバンダイから「MG 1/100 ガンダムアストレイ ノワール」の案内が来る。

 「機動戦士ガンダムSEED DESTINY」のスピンオフの方は全く読んでいないのだが、レッドフレームやらゴールドフレームやらがあるのは知っていた。
 今度はブラックですか。一体いくつ作る気なのだ。
 MG 1/100なので結構値段が張る。
 子供のおこずかいではちょっと買えないだろうが、どれくらいの年齢層向けの発売なのだろう。
 かく言うヒッターもガンプラは集めては押し入れにしまい込む方なので、買っておくのはやぶさかではないのだが、作っている暇がないので溜まる一方である。
Aノワール
Aノワール S

 黒いアストレイで思い出したのが、去年もちょこっとっ紹介したルイ・ヴィトン・ガンダムである。

 http://rocketnews24.com/2012/06/16/222102/

 こちらは1/60と大型なので、作りがいがあるだろうなと思うのだが・・・

 サイトをウロウロ見ていると「名言湯呑」を見つける。
 ここまでやるか、バンダイ・・・
湯呑

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第587回 特上カバチ!!

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東風 孝広 (著), 田島 隆 (原著) 「特上カバチ!! -カバチタレ!2- (34)」 <完>

 まとめて読まないと話が判りづらいので、いつも数冊まとめて買うようにしていたのだが、しばらく買っていなかったので一気に6冊買う羽目になった。

 大野経営コンサルタントの大危機を迎える最終33、34巻は、新たな物語への幕開けになる。

 もともと、民事系の法律の話が出てくる「ミナミの帝王」や「ナニワ金融伝」が好きである。
 身近で起きそうなトラブルへ、どう対処するべきか。
 読んでおけばいつか役に立つ日も来るだろうと思いながら、楽しんで読める。

 前作「カバチタレ!」(全20巻)から通算で54冊。連載開始から14年。
 次作は真打ち、「カバチ!!! -カバチタレ!3-」である。
 また身につまされながらも面白い話を描いて頂きたい。

特上カバチ!!-(34)

 なんか調べたらTVドラマ化されていたのか。
 よほどのことがないとTVドラマは見ないので、この十数年で何を見たかな? と思い返してもなかなか出てこない。
 友人から借りて面白かったものを思い出したので、そのネタをそのうちに書こう。
 

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第586回 アクセルワールド(7)

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川原礫「アクセル・ワールド15 ―終わりと始まり―」

終わりと始まり

 大天使メタトロンを宿す強化外装「メタトロン・ウィング」
 従来の10枚のフィン状の銀翼、第二段階《心意技》「光速翼(ライト・スピード)」に上乗せされた純白の四枚の翼は、シルバー・クロウに時速千二百二十五kmで音速を突破させる。
 ギリギリでブラック・バイスの「潜影」に飛び込んで運ばれた先は、加速研究会の本拠だった。
 襲いかかるテイム(魅了)された巨獣(ビースト)級エネミー。
 発動する「メタトロン・ウィング」の第二の力(アビリティ)《エクテニア》。その翼は自動追尾能力を持つ白刃と化す。

 しかし、ブラック・バイスを追うクロウの背から白き翼は消え去り、さらに全高15cmほどの3Dアイコンが現れた。
 頭上に光輪を輝かせているのは大天使メタトロン。クロウたちは、まだ第一形態のメタトロンを倒したに過ぎないと言う。
 スザクやセイリュウら《四神》よりも高度なAIを持つと思われる《四聖》の大天使は、第二形態まで倒さないとならないらしい。
 だから一時的にしか力を貸さないというのだ。

 レベル8に達したブラッド・レパードは《遠隔の赤》の真骨頂たる技を解放し、《四眼の分析者(クアッドアイズ・アナリスト)》アルゴン・アレイを追う。
 しかし、アルゴン・アレイも《心意技》「無限配列(インフィニット・アレイ)」で反撃する。

 離脱ポータルに向かったブラック・ロータス、スカイ・レイカー、アクア・カレント、アーダー・メイデンの前に現れたのは、当初の最終目標「ISSサーバー」の本体であった。
 破壊を目論む彼女らの前に現れたのは・・・

 いやー、大天使メタトロンさま。表紙を飾った上に、いい性格をしていらっしゃる。
 第二形態を倒したら、そのまま専属AIになってくれるのだろうか。

 なるほど、「ブレインバースト2039実験」が行われたのは、当時の小学一年生たち。
 つまり2032年生まれの子供達で、黒雪姫の姉と同い年の者が「最初の百人(オリジネーター)」である。
 しかし、オリジネーターの”子”は適正があればオリジネーターより年上でもバーストリンカーにはなることができる。当時は複数の”子”を作ることができたのだ。
 ならば、もっと実年齢が上のバーストリンカーがいてもおかしくはない。1~2年の年長差ならニューロリンカーとの親和性でカバーできるでしょう。

 出てきましたねー。”魂(フラクトライト)”のコピー技術。
 これは「ソードアート・オンライン」における記憶を消したオリジナル・キリトと、記憶を残したコピー・キリトを思わせる部分です。

 決戦の場は東京タワーを望む校舎・加速研究会の本拠地。
 スカーレット・レインを黒の十字架に磔たブラック・バイスとアルゴン・アレイ、ウルフラム・サーベラス。
 対するはシルバー・クロウ、シアン・パイル、ライム・ベル、ブラッド・レパード。
 クロウの見つめるレインの姿は初代ディザスター、クロム・ファルコンのパートナー、サフラン・ブロッサムの姿に投影された。

 初代・赤の王、レッド・ライダーがロータスたちに語ったのはISSサーバーの秘密と、ロータスがライダーを全損させた第一回七王会議の裏の理由。

 ついに目覚めたウルフラム・サーベラスの第三人格。それはあの・・・ (お前とは二度と会いたくなかったヽ(`Д´)ノ)

 対《四神》ゲンブ用の技が公開されたことで、”土”の《四元素(エレメンツ)》グラファイト・エッジの復活は近いのか。


 加速研究会にも予期できなかった想定外の出来事に波乱の「以下次号」にっ!!
 いちおう、ISSキット編は終わりでいいのでしょうね?
 そして???編の始まりです。
 ・・・タイトル通りですね。
 
 イラストレーターさんはよほど女性陣の服を描くのが嫌だったのでしょう。
 楓子さん、胸でかすぎないですか?

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第585回 十二国記 6 図南の翼

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小野不由美 十二国記6「図南の翼」

 恭国の先王が崩御してから二十七年。国の勢いは大きく傾き、妖魔が出没し始めていた。
 黄海に近い町・乾の宿屋の前で猟尸師の頑丘(がんきゅう)は、たったひとりで首都・連檣からやって来たという一二歳の少女、珠晶(しゅしょう)と出会う。
 彼女は王になるために昇山すると言うのだ。

 朱氏の頑丘を雇った珠晶は、途中で出会った青年・利広と共に、令乾門から水のない海、妖魔の住む黄海へ入る。
 同じ目的で進む様々な一行四百人と共に、五山までひ一月半の旅が始まる。
 途中で妖魔に襲われながらも要所を切り抜ける彼らの中で、黄海の旅に詳しい剛士(雇われた護衛)たちは、あまりに楽過ぎると言う。
 犠牲者の数が少なすぎる。一行の中に鵬(ホウ)がいる。鵬翼に乗っているとしか思えない。
 この中に新たな王がいるのだ。

 一行は大きく三つのグループに分かれた。
 珠晶に雇われた頑丘は黄海で騎獣を狩るから危険は判っている。他の剛士もそうだから、互いに情報を交換し合い安全策を取る。
 聞きに来たら答えるが、わざわざ、教えに行くことはない。助け合うというのは、互いに相手を助ける力がある場合で、一方に力が無いのならば、それは荷物を抱えたのと同じだと言う。
 一行の中で大所帯の室季和(しつ きわ)は、素人に情報を教ようとせず商売をしている剛士を嫌い、雇わなかった。だが、見よう見まねで剛士たちと同じ行動を取る。。
 同じく大所帯の聯紵台(れんちょだい)は剛士に頼るのを端から嫌っていた。人に頼るのは王ではないと言う。剛士の知識は尊敬するが、自分でそれを学ばなければと言う。
 珠晶にはそれぞれが正しいことを言っているのが解った。
 では、誰が最も正しい方法をとっているのか。
 そして、謎の青年・利広の目的は何なのか。

 剛士たちのやり方が気に入らない珠晶は、頑丘と喧嘩別れをして季和と共に別行動をとる。
 しかし、その道は剛士たちも避ける大妖魔の棲む場所だった。

 珠晶はこの旅の間に国と人と王というものを考え、その資質を現していく。

 背は泰山の如く、翼は垂天の雲の如し。
 羽博いて旋風を起こし、弧を描いて飛翔する。
 雲気を絶ち、青天を負い、そしてのちに南を図る。
 その鳥の名を鵬という。


 o( ̄ー ̄;)ゞううむ、今まで一番好きだったのはアニメ化された「風の万里 黎明の空」だったのだが、こちらの方が感動した。
 「風の万里 黎明の空」でも登場し、芳国を追放された祥瓊(しょうけい)を引き取った恭王・蔡晶。わずか一二歳での登極までの若き日の姿である。
 性格、変わってないじゃん(笑)
図南の翼 十二国記

     地図1  地図3

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第584回 島耕作シリーズ

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弘兼憲史 「島耕作シリーズ」

 先月から週刊モーニングで「会長 島耕作」が始まり、今週で隔週刊イヴニングで係長 島耕作」が完結した。
 「係長~」の続きが第1作「課長 島耕作」につながるので、これでヤング編は終了かと思っていたら、それは間違いであった。

 なんと、「学生 島耕作」が始まるのである。
                   学生 島耕作

 「係長 島耕作」の3巻に高校時代の耕作を描いた「少年 島耕作」が収録されたが、モテモテぶりは当時かららしい。
 学生服を着た予告編が載っていたので高校時代からの話なのだろうが、まさか中学生?

 このままいくと「小学生 島耕作」、「幼稚園児 島耕作」へと逆行しかねない。

 既刊
 エピソード1「課長 島耕作」(全17巻)
 エピソード2「部長 島耕作」(全13巻)
 エピソード3「取締役 島耕作」(全8巻)
 エピソード4「常務 島耕作」(全8巻)
 エピソード5「専務 島耕作」(全5巻)
 エピソード6「社長 島耕作」(全16巻)
 エピソード7「会長 島耕作」(連載開始)
 
 エピソード0-1「ヤング島耕作」(全4巻)
 エピソード0-2「ヤング島耕作 主任編」(全4巻)
 エピソード0.5「係長 島耕作」(既刊3巻、4巻で完結)

 という出版内容だが、「学生~」はエピソード-1なのだろうか。
 奥さんの柴門ふみさんも頑張って欲しい。

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第583回 バチバチBURST

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佐藤タカヒロ 「バチバチBURST」既刊6巻

 第1部「バチバチ」全16巻を大人買いして一気に読んだ。
 第2部の「バチバチBURST」も一気に読みたいと我慢していたのだが、堪えきれずに6冊買ってくる。

 かつて大関だった父親の火竜。
 荒くれ者の火竜は盛り場で暴れ、一般人に怪我をさせてしまう。
 横綱さえ狙える強さを持っていたが、相撲界を追放され、身を持ち崩して息子の鯉太郎を残して死んでしまう。

 強かった父親と、その後の落ちぶれた父親の姿を見て育った鯉太郎は、子供の頃から暴れ者となり近隣で喧嘩ばかりしていた。
 だが、地方巡業にやってきたかつての火竜のライバル、虎城の部屋の力士を土俵で破り、空流部屋にスカウトされる。
 空流部屋の兄弟子たちも曲者ばかり。
 しかし、孤独だった鯉太郎にとっては兄弟子や親方は、自分をまともな人間として見てくれる家族だった。

 ということで、いりいろと因縁のある相手を作った第1部。
 第2部からは弟弟子もふたり増え、空流部屋は賑やかになっていく。(相撲取りが四畳半に5人も寝ていたら、身動きできねーだろうが)

 これはオススメの漫画ですね。
 コミックスでまとめて読みたいので、雑誌の立ち読みなどしていません。

バチバチBURST 6

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第582回 デュマレスト・サーガ

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エドウィン・チャールズ・タブ 「デュマレスト・サーガ」

嵐の惑星ガース デュマレスト・サーガ1

 先日、デュマレスト・サーガの最後はどうなったんでしょうという質問を見つけた。
 いやー、懐かしいなと思って記憶と蔵書リストを検索する。
 たしか重要な情報を得たが、まだ主人公は地球に戻っていなかったはずだ。
 もともと、創元推理文庫から発売されていたシリーズ。

 主人公アール・デュマレストは地球生まれだった。
 しかし、子供のころに密航して宇宙に出て様々な惑星を渡り歩いた。
 故郷に戻りたくなって地球の座標を探そうとするが、誰も地球など知らないという。
 デュマレストの地球を探す旅が始まるが、それはとてつもなく困難な旅であった。

 デュマレストの特殊な技能として、反射神経の高さがある。
 デーブルから物が落ちても、床に落ちるまでに拾い上げるという運動能力で数々の危機を切り抜けていく。

 最後に読んだのが31巻だが、その後は発行されなかったので結末が解らなかった。
 調べてみると、だいぶ後になってから続編が書かれている。
 32巻に「RETURN」33巻に「EARTH」の文字があるが、これが完結編なのであろうか?

創元SF文庫で5巻まで復刻中
  タイトル(発表年/日本版発売年)
 1.『嵐の惑星ガース』 "The Winds of Gath" (1967 / 1982)
 2.『夢見る惑星フォルゴーン』 "Derai" (1968 / 1982)
 3.『迷宮惑星トイ』 "Toyman" (1969 / 1982)
 4.『共生惑星ソリス』 "Kalin" (1969 / 1982)
 5.『キノコの惑星スカー』 "The Jester at Scar" (1970 / 1982) 
 6.『聖なる惑星シュライン』 "Lallia" (1971 / 1982)
7.『科学惑星テクノス』 "Technos" (1972 / 1983)
8.『植民惑星ドラデア』 "Veruchia" (1973 / 1983)
9.『幻影惑星トーマイル』 "Mayenne" (1973 / 1983)
10.『誘拐惑星オウレル』 "Jondelle" (1973 / 1983)
11.『流血惑星チャード』 "Zenya" (1974 / 1983)
12.『テクノ惑星カモラード』 "Eloise" (1975 / 1983)
13.『秘教の惑星ナース』 "Eye of the Zodiac" (1975 / 1983)
14.『虚像惑星バラドーラ』 "Jack of Swords" (1976 / 1983)
15.『悪夢の惑星ホーガン』 "Spectrum of a Forgotten Sun" (1976 / 1983)
16.『野望の惑星ハラルド』 "Haven of Darkness" (1977 / 1983)
17.『死霊の惑星ザキム』 "Prison of Night" (1977 / 1983)
18.『希望の惑星アス』 "Incident on Ath" (1978 / 1983)
19.『砂漠の惑星ハージ』 "Web of Sand" (1979 / 1984)
20.『刺客の惑星ヒアカーヌ』 "The Quillian Sector" (1978 / 1984)
21.『空想惑星エスリン』 "Iduna's Universe" (1979 / 1984)
22.『秘薬の惑星エリシウス』 "The Terra Data" (1980 / 1984)
23.『異形の惑星クルディップ』 "World of Promise" (1980 / 1984)
24.『天翔ける惑星ザブル』 "The Terridae" (1981 / 1984)
25.『女帝の惑星ジュールダン』 "The Coming Event" (1982 / 1985)
26.『真珠の惑星サカウィーナ』 "Nector of Heaven" (1981 / 1985)
27.『鳥人の惑星ヘヴン』 "Earth Is Heaven" (1982 / 1985)
28.『超能力惑星バーツ』 "Melome" (1983 / 1986)
29.『遊民の惑星ライカン』 "Angado" (1984 / 1986)
30.『生命の惑星カスケード』 "Symbol of Terra" (1984 / 1987)
31.『最後の惑星ラニアン』 "The Temple of Truth" (1985 / 1989)
32. "The Return" (1997 / 未訳)
33. "Child of Earth" (2008 / 未訳)
Child of Earth

 翻訳を希望する。

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第581回 史記 武帝紀(六)

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北方謙三 「史記 武帝紀(六)」

史記 武帝紀〈6〉

 新しい単于には狐鹿姑(ころくこ)が就く。
 李陵は狐鹿姑の妹を妻とし、右校王として将軍・頭屠の指揮下から離れた独立軍を預かる。
 そこには頭屠の息子、光谷児も入隊した。

 前単于により北の流刑地へ流された蘇武は、はぐれ狼の”徹”と共に数年目の冬を越す。
 既に長安時代の頃を思い出さなくなってきている。
 今を生きることが全てなのだ。
 
 司馬遷は漢主・劉徹が「陵」の旗を掲げる匈奴の部隊が、李陵のものだと見破ったことを知る。
 黄帝の時代から劉徹の時代までの本紀、十二巻を書き上げ、列伝まで入れると、史記は百三十巻に及ぼうとしていた。

 李陵はかつての騎馬隊の部下だった焦徳と孫広の軍とぶつかった。
 焦徳を切り、落馬した孫広には漢主・劉徹への言付けを託す。
 「もう漢の李陵は死んだ。今いるのは匈奴の将軍になった李陵だ」と。

 李広利も騎馬五千を鍛え上げ、李陵を追うが、反撃に遭い壊走する。

 狐鹿姑単于は、漢との戦を終わらせるために最大の痛手を負わせたい。
 そのため、漢の大軍を引き出させようと、頭屠と李陵に負けないが勝ちもしない戦を国境沿いで連続させる。
 その後は略奪などせず、闇市や西域との交易を匈奴で行いたい。
 子供たちに文字を教え、書見をさせたいとと考える。

 流刑地で蘇武は訪ねて来た李陵を迎える。
 異郷で凄まじい運命の変転を味わってきた幼馴染の二人。
 二人とも、一度死んで死にきれず生きているのだ。

 漢主・劉徹も在位五十年になり老齢のため、体の衰えを覚える。
 多くの人間を落としれてきた江充は、劉徹の庇護の下で仕事を行ってきたのであり、劉徹が崩御すれば命が危うい。
 劉徹が生きているうちに難敵、丞相・公孫賀と、自分を誹謗した皇太子を排除しようと画策する。



 いよいよ次巻で完結である。
 皇帝といえども死は訪れる。老齢に入った劉徹は死を恐れながらも天の子たる自分が死ぬはずがないと、自分を誤魔化そうとする。
 始皇帝に始まる代々の皇帝にも達成できなかった業績はあるのに、劉徹は孤独な存在だった。
 不死を望み、傍らにいるのを許すのは唯一、友と呼べるかも知れない桑弘羊だけだった。
 その劉徹を見つめる司馬遷の冷徹な視線。

 なるべく早く読もう。

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第580回 ログ・ホライズン

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アニメ「ログ・ホライズン」 LOG HORIZON

 今期、一番注目しているアニメ。
 原作小説は2010年から、現在6巻まで発売されている。

 MMOーRPG「エルダー・テイル」。拡張パック「ノウアスフェアの開墾」が導入され、バージョンアップが行われた日、ログインしていたプレイヤーが全員、ゲーム世界に閉じ込められた。
 この日が「大災害の日」と呼ばれる。
 ログアウト不能のゲーム世界で死んだらどうなるのか?
 数万人のプレイヤーはサバイバルを開始する。

 設定は「ソードアート・オンライン」に似ていますが、あちらも元ネタはあるのでパクリではありません。
 MMOーRPGを十数年やっているヒッターとしては面白いですね。
 パーティの組み方。ギルドの設立、多くのプレイヤーと共同で行わなければクリアできないクエスト。

 さっそく第1話を見る。
 視覚情報にコマンド操作画面が。実際にこれを出しながら戦闘するのは超ムズい。
LH01.png

 男性キャラでログインしていた暗殺者(アサシン)アカツキは実は女の子だった。
 男性型だと動きに違和感があるのでリアルの姿かたちに変形する。
LH02.png

 ギルド「三日月同盟」での情報交換。現在、5つの都市との転移ゲートは封鎖されていて移動できない。
 エリアは弧状列島ヤマトを大きく5つに分け、「エッゾ帝国」(北海道+青森)、「自由都市同盟イースタル」(東日本)、「神聖皇国ウェストランデ」(西日本)、「フォーランド公爵領」(四国)、「ナインテイル自治領」(九州+山口の下関辺り)が存在する
 主人公たちはイースタルの街の一つ「アキバ」にログインした。
 街から出て徒歩で移動するしかないが、外にはモンスターがうろついているのだ。
LH03.png

 ギルドメンバーやフレンド登録している者は、電話をかけるように遠距離でも会話が可能。
 ギルドの一人、セララはエッゾ帝国の街「ススキノ」から救援コールを送るが・・・
 遠いだろう、北海道まで徒歩では。
LH04.png

 これは楽しめそうだ。 

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第579回 多重人格探偵サイコ

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(画)田島 昭宇、(著) 大塚 英志 「多重人格探偵サイコ」19巻

 このシリーズが好きで、ずっと愛読している。

 雨宮一彦の”スペア“を若女のヒットマンにより射殺されてしまう。
 弖虎、犬彦たちは再び東京に取って返す。
 しかし、一行を武装ヘリで執拗に襲撃するガクソ追討隊。
 
 敵側に回った伊園若女との直接対決を果たすため、弖虎は単身東京へ向かう。
 発動する史上最大規模の「ルーシー・ヘブン」。
 弖虎の目標は若女の”スペア”だった。

 まだ終盤が見えてこない。24~5巻までいくだろうか?

 最初に読んだのが1997年。インパクトのある第1巻だった。
 もともと田島昭宇・大塚英志コンビは「魍魎戦記MADARAシリーズ」を集めていたので作風が好きだった。
 かっこいい最終巻を待っています。 
 

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第578回 天啓の殺意

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中町 信「天啓の殺意」 The Apocalyptic Fugue 

天啓の殺意

 第537回 「模倣の殺意」のリベンジ。
 今回は騙されないぞとメモを取る。

 プロローグ~ 第1章 事件
 殺害された主婦は大金を所持していたはずだが、それは見当たらない。
 放火された郵便受け。
 容疑者はアリバイのない夫に絞られる。

 序盤に刑事が作った時系列表がなんか怪しい。
 疑われた夫は、容疑を晴らそうと事件を推理する。

 第2章 追及
 女性編集者と犯人当てリレー小説というのが出てくるので、「模倣の殺意」の編集者かと思ったら名前が違っていた。
 女性編集者の元へ届いた小説の問題編は、先の章の現実の事件を元にしたものだった。
 何故、作家はこの事件を取り扱ったのか?
 未解決の事件に、どうやって解決篇を書くつもりなのか。
 自殺した作家に不信を持った女性編集者は調査に向かう。

 うーん、この調査で新たな事実が浮かび上がり、ヒッターも幾つかの推理をする。
 まだ起承転結の”承”なので保留。
 非常に引っ掛かる台詞を友人の女性記者が言っているのだが、前作を匂わせるので要注意だ。

 読み進めていたら、展開ががおかしくなってきた。
 容疑者死亡。意外なところから目撃者出現。

 ええ?! 真犯人判明だとっ? まだ半分も進んでないぞ?
 だが、推理の説明が完璧に思えるし・・・
 
 この章のラスト。
 えーー? そんな!!

 ・・・・最初から読みなおす。

 第3章 捜査
 読み直したが、どこに穴があるのか解らず、後半を読み始める。
 ・・・起承転結の「転」だ。
 登場人物が次々と殺されていく。  
 客用のカップが重要な小道具だとは判っているが、もっとも疑わしくない人物とはだれか?
 ダイイング・メッセージの謎が解けない・・・
 ここまで来ると容疑者はほぼ確定なのだが、トリックが解らない。

 降参である。

 第4章 真相~エピローグ
 やられた。
 最初から叙述トリックものだと解っていたのに、ここまで騙されるとは。
 もう、ストーリーそのものを疑わなければならないのだな。


 3冊目は騙されないぞ(´д`、)

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第577回 おうぎフォーミュラ

Posted by ヒッター7777 on   0 comments   0 trackback

西尾維新 「終物語 第一話 おうぎフォーミュラ」

           おうぎフォーミュラ

 先行発表された第一話を読む。

 十月下旬のある日の昼休み。
 阿良々木暦は神原駿河から転校してきた1年生、忍野扇を紹介された。
 (はてな? 十月下旬に紹介されたのか? また時間感覚がおかしくなっている気がする。「終物語」は「囮物語」より時系列が先にスタートするのか)
 まるで羽川翼と戦場ヶ原ひたぎの不在を狙いすましたように現れた扇。
 (ここから先々月の時点で、暦は駿河にある危険人物を紹介したと言っている。となれば、あの夜、学習塾跡で起こった事件のことだろうか?)

 その日の放課後。
 忍野メメの姪だという忍野扇と共に謎の密室に閉じ込められた阿良々木暦。
 (臥煙伊豆湖が忍野メメの妹を名乗った話は読んでいないが、これはいつか語られるのだろうか?)
 ドアも窓も開かず、外から光は入ってくるが、音はシャットダウンされている。
 ガラスを割ろうにも、机をぶつけてもビクともしない。
 かれこれ、1時間は経つのに時計の針は午後5時58分からピクリとも動かない。
 暦は扇との会話からあることを思い出す。
 それは2年前。暦が1年生の時のことだった。
 2年前の7月15日に、その教室で何があったのか?
 学級裁判の議長になった暦は、その日から「友達を作ると人間強度が下がる」主義に変わったのだ。(ここでその設定が出てくるのか!)
 
 当時の学級委員長、老倉育(おいくら そだち:通称 ハウマッチ)が発案した試験問題カンニング疑惑の「犯人当て」。
 犯人が特定されるまで、誰も教室を出てはいけない。
 参加者は38人。
 しかし、この日は犯人が特定できなかった。
 これがこの密室の怪異の原因なのか?
 ここで、暦が犯人を推理できなければ、この密室教室から脱出できないのか?
 
 さあ、ここからは推理小説です。
 最初に上がった有力容疑者は勉強会に参加した19人。
 彼らのプロフィールと容疑が紹介される。
 しかし、試験で高得点を取ったものも怪しいと異論が起きる。
 クラス全員の試験結果の点数は公表されているので、90点以上取ったものも容疑者に入る。(暦は唯一の100点だった。しかし暦は誰とも利害関係がない人間とされていた。二人組を作るときも、三人組を作るときも、四人組を作るときも、いつも一人だけ余されていたのだ。)
 最終的に議論はグダグダになって(ここは視覚的にグダグダになっているのが判るw)、下校時間が迫ったことにより多数決で決めることになったのだが。
グダグダ


 ここで回想は終わる。
 扇は暦に言う。「これではこの教室から出られない。阿良々木先輩、あなたはあの時、犯人に見当がついていたのではありませんか?」

 読者への挑戦。
 あなたには犯人が解るでしょうか?
 (実際に読まないと判らんよw)
      犯人

 解答編は本編をお読みください。
 論理的な解答です。
  
 そして、2年間不在だった幽霊クラスメイトが登場する。

 終物語(上)
 第一話 おうぎフォーミュラ
 第二話 そだちリドル
 第三話 そだちロスト

 終物語(下)
 第四話 おうぎダーク

 ここまでタイトルが決まっている。下巻はもっと話数が増えるのであろうか。

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第576回 魔界都市ブルース

Posted by ヒッター7777 on   0 comments   0 trackback

菊地秀行 「マン・サーチャー・シリーズ」

 「吸血鬼ハンターD・シリーズ」を読んだことで、溜まっている他の小説を読もうと、買い置きの山から引っ張り出す。

 読んでいなかったものから、短編が読みやすいかなと選んだのが
 「魔界都市部ルーズ 12 愁哭の章」
 5本の短編が掲載されている。

 主人公はおなじみ西新宿の老舗煎餅屋「秋せんべい店」の三代目の主人・秋せつら。
 長編シリーズもいいが、あちらはとんでもない奴らばかり出てくるので、普通(?)の人捜し(マン・サーチャー)をしている方が読むのに楽だ。

 「魔界医師メフィスト」ものが3冊、「魔界都市ノワール」ものが1冊、その他5冊ほど菊地秀行さんの小説が、まだ山に眠っていた。
 早く片づけたいのだが・・・
魔界都市ブルース 愁哭の章

 既刊
 1.魔界都市ブルース 妖花の章
 2.魔界都市ブルース 哀歌の章
 3.魔界都市ブルース 陰花の章
 4.魔界都市ブルース 蛍火の章
 5.魔界都市ブルース 幽姫の章
 6.魔界都市ブルース 童夢の章
 7.魔界都市ブルース 妖月の章
 8.魔界都市ブルース 孤影の章
 9.魔界都市ブルース 愁鬼の章
10.魔界都市ブルース 幻舞の章
11.魔界都市ブルース 恋獄の章
12.魔界都市ブルース 愁哭の章

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