まるでダメな男の日記

このブログでは趣味のゲームや読書感想など非生産的な駄文を書き連ねていく予定です。

第209回 境界線上のホライゾン(12)

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川上稔「境界線上のホライゾン Ⅱ(下)」 Horizon on the Middle of Nowhere : Ⅱ Part 2
 ・「第六十八章 夜蓄の食らい手」「第六十九章 火祭りの待合い人」「最終章 境渡りの欲深き者達」
第13話
 アニメ最終話「境渡りの欲深き者達」の元ネタ。駆け足で終わっちゃいましたね。
 
 戦況は動いている。「三征西班牙(トレス・エスパニア)」艦隊に直進する「武蔵」。後方から2隻の《サン・マルティン》が砲撃を掛けるが、「武蔵」の両舷についた「英国」私掠船団が援護にまわる。
 前方の「三征西班牙」艦隊は左右に別れながら砲撃密度を増し、「武蔵」後方に廻りこむように円弧を描き始める。
 そして正面には《機鳳》空母がいた。先行したマルゴット・ナイトが撃墜されたため、ホライゾンの「大罪武装(ロイズモイ・オプロ)」で撃沈を狙う。
 だが、敵が先に動いた。《機鳳》一番機が発進する。

 マルゴット・ナイトは目を覚ます。撃墜された後、半竜のウルキアガに救出されたのだ。だが怪我はないものの「黒嬢」は破壊され、戦力として役に立たなくなった。
 しかし、マルガ・ナルゼは「M.H.R.R(神聖ローマ帝国]からきた通神文(メール)を見せる。
 それは魔女(テクノヘクセン)御用達。彼女たちのスポンサーであり、テストモニターをやっている企業、「見下し魔山(エーデルブロッケン)」からのものだった。
 送られてきた《機殻(シャーシ)》は新型の「双嬢(ツヴァイ・フローレン)」。そして専用装甲服の腰にはレールウィングを兼ねた加速器、肩には大型装甲接続パーツがついている。(競合機「双鉄(ツヴァイアイゼン)」もあとで登場します。→第221回
 堕天の白魔女マルガ・ナルゼには、白い鉄の槍のような形状の「白嬢(ヴァイス・フローレン」。
 墜天の黒魔女マルゴット・ナイトには、木ホウキのブラシ部をバーニアとする「黒嬢(シュバルツ・フローレン)」。
 その性能はかつての「双嬢」の加速力、瞬発力、最高速度、旋回性能を凌駕していた。
 《機鳳》空母に今度こそ打撃を与えた二人は、Uターンして先に発進した《機鳳》を追う。
 2機の《機殻》が寄り添い、2人の肩と腰の接続装甲が合致する。レールウィングが動き、副翼を広げた姿は、《機鳳》によく似た形状だった。
 減衰を司る黒魔女と強化を司る白魔女の合体した「双嬢」は吸引と加圧を出力系に持ち、6つの加速器から流体光を放ちながら飛ぶ速度は、鈴の知覚でも表現が追いつかなかった。
双嬢

 先行した《機鳳》は「武蔵」直前にいた。
殴りかかるような機動で上から襲い掛かる「双嬢」。爆発する《機鳳》。
 直後、「浅草」に降りてきた「双嬢」はガス欠だった。とんでもなく燃費が悪かったのだ。
 (ラム・ジェットとターボ・ブースターですかっ)

 「武蔵」が向かっている《機鳳》空母は魔女たちの攻撃で、飛行甲板が破損し、壊れた《機鳳》の残骸で使用できなくなっている。
 アデーレは鈴の作った模造図をみて、戦場の動きにひっかかりを覚え、自動人形たちに緊急上昇を命ずる。
 「武蔵」全体が上昇軌道をとった直後、《機鳳》空母が自爆した。一度食らった、《爆砕術式》による自爆攻撃である。

 一応、躱したもののこれで《機鳳》空母を撃沈することは出来なくなった。でも、すでに直進したまま「三征西班牙」領海に入ってしまっている。
 ここで「武蔵」が取れる行動は二つ。自沈した《機鳳》空母の残骸を確保し、これを交渉材料として追撃戦終了を成立させること。
 まだ後方で戦闘を続けている「英国」艦隊に全権を委譲して、追撃戦を継続してもらうこと。
 先の案は「聖譜連盟」に敵対国の多い「武蔵」では無理であろう。後の案は、今回の「武蔵」の戦闘そのものが無駄になってしまう。

 アデーレは2択を迫られた。まだ上昇軌道で高速前進中の「武蔵」は、戻って《機鳳》空母を確保する時間が僅かしかない。後方には2隻の《サン・マルティン》が追ってきている。
 アデーレは周りに視線を向けて回答者を探すが、そこで「武蔵野」の舳先から自分を見ているトーリとホライゾンに気付く。
 馬鹿の笑みは「やばくなったら逃げちゃえ」と言ってるようで、返ってやる気が出てきた。
 ふと、鈴の作っている周囲30kmを知覚している模造図をよく見ようとして、横に廻る。
「・・・あれ?」視点を変えただけで思いついたことがある。
 アデーレはそのアイデアが可能か、模造図に航路を描いてその場にいる皆や自動人形たちに尋ねると、皆、一斉に息を飲んだ。
 その瞬間、ネシンバラが「足りない本部」に飛び込んできて指示を出そうとするが、アデーレたちのやっていることを見て叫んだ。「先にやられたっ!」

 「武蔵」を追う《サン・マルティン》艦橋ではフェリペ・セグンドとフアナが戦況分析をしていた。
 「武蔵」の残存流体燃料の量から逆算すると、加速はあと2回が限界である。しかし、その内、1回分を使って《ステルス障壁》を展開しだした。
 姿を隠して戦場から離脱するつもりか?しかし、高速状態のステルスモードでは離脱領域まで行きつけないはず。こちらを振り切る策か。
 不可視のステルス空間の下方に船影が現れる。2隻の《サン・マルティン》は進路を下方に向け砲撃を行うが、それは「武蔵」の各1番艦のバウに見せかけた大型輸送艦だった。
 ならば、「武蔵」はどこへ? 管制官が上空に巨大物体の出現を報告する。それは「武蔵」左右1番艦の舳先。それがどんどん上昇していき、「武蔵」本体の姿が出てくる。
 単なる上昇軌道ではない。真上に垂直上昇を掛けているのだ。全長8kmに及ぶ巨艦が直立していく。(マクロスの6倍ですよ!!)
 そして、その巨大物体がこちら側に倒れてくるのだ。
レヴァイアサン

 「武蔵」艦内は大混乱だった。
慣性制御システムは動いているが、もともと鉛直方向に1回転することは想定していない。
 艦内作業員は超突貫で移動物の固定や、自重の軽いものが動かないように《慣性制御》の”符”を貼り付けていく。
 学生寮の一角。ミリアムと東(あずま)くんの部屋で、2人は霊体の女の子と話をしていた。
(まだセ〇クスネタを引っ張るかw)
 夜中に「余と一緒にちゃんとセッ〇スしようよ」とドアを何度も叩いてはいけませんよ(笑)
ご近所迷惑です。  
 霊体の少女はまだ良く知りあう意味だと思い込んでるようです。

 「武蔵」が1回転する姿は「英国(イングランド)」「六護式仏蘭西(エグザゴン・フランセーズ)」「K.P.A.Itaria」「M.H.R.R(神聖ローマ帝国)」「阿蘭陀(オランダ)」諸国で観測された。
 周囲にいた艦群の甲板にいた人々は息を飲んで見上げる。直立した「武蔵」を支えるのは各艦の艦首側を取り巻く筒状の海。
 そう、「英国」到着時、垂直に不時着した輸送艦を2週間立たせていた方法である。そのまま、艦後部の推力で上昇していく。
 もう準バハムート級の艦船には見えない。まるで全竜(レヴァイアサン)級である。上部に当たった気流が艦体を下り、下方で濃密な霧を発生させる。
 上昇が止り、側部外壁が開いて最後の《重力航行》の加速が始まる。垂直から逆水平へ、そして艦首を下に落下軌道へ。目指すは《サン・マルティン》の背後である。
 背後にまわろうとする「武蔵」迎撃のため《サン・マルティン》も砲撃態勢に入る。しかし、落下中の「武蔵」の艦上にホライゾンが「大罪武装(ロイズモイ・オプロ)」《悲嘆の怠惰(リピ・カタスリプシ)》を構えていた。
 自身が最大の悪徳とされる「大罪武装」《焦がれの全域(オロス・フトーノス)》であるホライゾン・アリアダスト。
 魔獣レヴァイアサンに象徴される“大罪”を持つ銀色の髪の自動人形は、トーリに支えられて《悲嘆の怠惰》から「黒い掻き毟り」を発射する。
 だがフアナの持つ”対”の《怠惰》、「大罪武装」《嫌気の怠惰(アーケディア・カタスリプシ)》の「罪を捉える束縛の光輪」が迎え撃つ。
 最初は「掻き毟り」の爪先を光輪が抑え込んでいたが、トーリの「流体供給」を受けるホライゾンの黒い鉤爪が徐々に《サン・マルティン》に伸びていく。

 《サン・マルティン》に追いついてきた弘中・隆包、ディエゴ・ベラスケスがそれぞれの「聖譜顕装(テスタメンタ・アルマ)」で加勢する。江良・房栄も「道行き白虎」の超震動破壊砲を展開させる。
 徐々に光輪が黒い鉤爪を押し返し始める。《焦がれの全域》のため、出力も射程も大きいホライゾンの方が先に流体燃料不足になってきている。トーリの「流体供給」でも間に合わない。「武蔵」自体の流体燃料がもう無いのだ。
 ホライゾンは背後の格納空間から大型の盾を取り出す。ネシンバラがシェイクスピアから簒奪した「大罪武装」《拒絶の強欲(アスピザ・フィラルジア)》。
 どうやら他の「大罪武装」の予備バッテリー的な存在らしい。まだ《悲嘆の怠惰》を1回撃てる分の流体残量はあるが、一度に放出するにはセイフティを解除しなければならない。
 己が心に「強欲」を戻すことを躊躇するホライゾン。
 トーリはホライゾンに語る。「すでにお前は世界を救うことを望んだんだ。得ることだけを望め。その強欲が世界を救うさ。」
 どんなに敵対されようと、傷つけられようと、自分が世界を喪失から救えるならそれで満足だ。それが自分の「強欲」だ。そう記憶に刻んだ時、ホライゾンの周囲に莫大な量の表示枠(サインフレーム)が展開する。
 ”セイフティ解除:魂の起動:認識””大罪武装統括OS:Phtonos-01S:第二段階:更新”
”ようこそ感情の創世へ”
 左手の盾が黒い光を脈動させる。

 黒い鉤爪が光輪を押し返していく。押し切る直前、フアナ達の乗る《サン・マルティン》の前へ、もう一隻の《サン・マルティン》が飛び込んできた。
 2隻目の《サン・マルティン》を砕き、黒い鉤爪が消滅する。
 その瞬間、フェリペ・セグンドが砲撃命令をだした。1発目の着弾を待たず次弾の装填を指示する。だがフェリペ・セグンドはホライゾンとトーリの横に並ぶ新たな二つの影を見た。
 一人の忍者と、彼に寄り添う「英国」の制服姿。白の双剣を持ち、周囲に流体光の白い花を散らすのは《重双血塗れ(ダブルブラッディ)》。メアリ・スチュアートとメアリ・チューダーの二重襲名者である。

 2本1対の大剣《王賜剣一型(Ex.コールブランド)》は修復を終えた状態でフルチャージされていた。
だが「英国」の地を離れればもうリチャージできないだろう。
 彼女は左右の剣を合わせ、その大剣を捧げ持つ。《王賜剣(エクスカリバー)》発動により、空から白の一線が突き抜けた。
 その光爆の後に見えたのは上部甲板をほぼ破壊され、轟沈していく《サン・マルティン》だった。
 落ちていく《サン・マルティン》艦橋に通神が開く。「武蔵」アリアダスト教導院《副会長》本多・正純による「アルマダ海戦」終結宣言だった。

 「K.P.A.Itaria」ではインノケンティウス《教皇》が、《副長》立花・道雪、《第二特務》ガリレオと今後の情勢分析をしていた。
 「武蔵」は《総長兼生徒会長》と《姫》の望みを完遂できる能力を見せた。「三征西班牙」の最新鋭艦を戦闘不能に追い込んだのだ。
 しかし「三征西班牙」はその主力艦隊のほとんどを残して終戦した。大破に近い中破をした「武蔵」に倍返しで戦争を仕掛けるかもしれないが、それに乗る他国はいないだろう。
 あんなものが街に落ちてきたら終わりである、という恐怖を「武蔵」は与えたのだ。
 「英国」も今回の恩義で敵にまわらないだろう。これで、ヴェストファーレン会議における「三征西班牙」の発言力を削ぎ、「英国」を味方に付けた訳である。
 インノケンティウスはにやけていた。「三河」で自分を馬鹿呼ばわりした馬鹿が、とうとう歴史の舞台の壇上に役割を持って上がってきたのだ。

 「アルマダ海戦」から二日たった。主力艦隊をほぼ残しながら、敗戦国としてリスボンへ帰還する「三征西班牙」艦隊。
 これから衰退していく国の歴史再現を、どうやりくりするかがフェリペ・セグンドとフアナの悩みである。
 2人の乗る艦が港に入っていくと、急に太鼓の音と共に篝火が一斉に焚かれた。「火祭(ファリア)」が始まったのだ。
 集まったのはかつてセグンドと共に戦った者達や、味方してくれた人々。
 セグンドたちには、まだ仲間が残っているのだ。火の群れはさらに数を増やし、松明を持つ人の群れが列をなす。
 そう「三征西班牙」の人間は嫌なことは、すぐ忘れてしまう。楽しいことはこれからあるのさ。
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 「武蔵」の8隻の艦上でもいくつもの火が焚かれていた。破壊された表層部の、再生不可能な構造材が燃やされている。
 火の管理は神社関係者が行っていて、火を奉納しているのだ。葵・喜美と浅間・智のユニット名は「きみとあさまで」である。ネイトも入れてよく3人で演奏しているようだ。
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 ウルキアガの誕生日祝いは第4部の伏線である。

 エロ草紙や人型御神体(フィギュア)を燃やすチャンスと持ってくる彼らから受け取るのは、「三征西班牙」の制服姿の立花・誾。
 両肩の紋章を光らせ、重力制御で薪を投じていく。
 現在、「武蔵」は「IZUMO」の北15kmに停泊し、破損を隠す補修をしている。先に避難した人々に見せて不安を与えないためだ。
 誾は保護されて来賓扱いで残っていたが、敗れてしまった以上、いずれ自分も夫の立花・宗茂も襲名を解除されるだろう。
 復権を約束したのに、ごめんなさい、と呟く誾の正面に膝をついたのは、顔も体も痩せて外部からの作業人足の腕章を付けた夫の姿だった。
 「六護式仏蘭西」経由で乗り込んできた夫は、痩せて脚の筋肉も衰えた姿で、2人で強くなろう、と言う。
 本当の《西国無双》として立花・宗茂を襲名するから、その時はあなたが立花・誾でいてくれ、と。
 この夫はかつての自分の想像を超えた。だから自分はこの夫の無双を支えていこうと誾は誓う。
 
 「アルマダ海戦」から一週間後。転入手続きをしていたメアリを、正純が艦内を案内していた。
 既に「武蔵」は「IZUMO」沖まで来ており、避難民が合流したら《生徒会》はいろいろ説明やら補償やらが大変である。
 通りの向こうに立花夫妻が見え、こちらに会釈をする。襲名解除申請をしたらしいが「三征西班牙」の《書記》ベラスケスは悪いようにはしないと言っていた。
 メアリは3年梅組に転入することになるが、何か不可解なことがあったら、逃げるか、視線を逸らすようアドバイスをする正純。
 今後の進路を聞くメアリに、「IZUMO」で補修後、「M.H.R.R」に向かうつもりだと答える。「末世」を研究していた《大総長》カルロス一世のことを調べたいのだ。
 話をしている内に横丁長屋の1室の前に着く。点蔵は「武蔵」忍団の中で偉い人である父親に、「裏切り者めっ!」とたたき出されたようだ。
 ここが点蔵とメアリの新居となる。四畳ほどの間取りに簡易調理台と一畳分のベッドがあるだけの部屋。メアリは荷物もなく、嫁入り道具は《王賜剣一型》だけである。
 ベッドの下から”男子有志から”と書かれた箱を見つけたメアリが開けてみると、「絶頂!ヴァージンクイーン・エリザベス」と書かれたエロゲだった。

 補修中の「浅草」の舳先に立つのはホライゾンとトーリ。前方に浮遊島「IZUMO」が見える。下方には「六護式仏蘭西」の北岸、東には「三征西班牙」。
 西には「M.H.R.R」、さらにその向こうに「上越露西亜(スヴィエートルーシ)」、山と「IZUMO」の向こうには「K.P.A.Itaria」の光も見える。
 「末世」を調べながらホライゾンの感情を回収していく。
 人の持つ大罪を欲しなければ、人が持つ悲しみを理解できない。悲しみを世界から消すためには、最大の悲しみを理解しなければならない。
 でも、最後は笑えよというトーリに、その時、トーリは泣いてくれるかと聞くホライゾン。 
 「強欲」が入ってなにか変ったかと尋ねるトーリに、ホライゾンは眠くなった、睡眠欲も強欲の一つだから、と答える。
 「皆さんが幸いであれと眠る前に願うのは、・・・強欲でしょうか?」
END

 原作に3点、アニメに2点。合計は原作32-アニメ17。

 途中、第3部と第4部のキャラが顔見世してましたね(笑)
 アニメ第三期は予定がないようなので、このブログで第3部以降をダイジェストで紹介していこうと思ってます。第3部は波乱の激戦続きですよ。

第3部からルター・巴・御前。左腕にあるのは「聖譜顕装」《意欲の慈愛・旧代》
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御菓子の家の前に立つのは《人狼女王(レーネ・デ・ガルウ)》
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西の全裸王ルイ・XIV(エクシヴ)とヤンキー嫁、毛利・輝元
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北条・印度諸国連合《総長》北条・氏直。表示枠の中は里見・義康かな?
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第3部ラスボス。猿面冠者、羽柴・秀吉(サル子)。
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第4部から、四聖武神「青竜」の加護を得る、竜神と人のハーフ、伊達・政宗(右側)と機動殻「不転百足」に乗る、ウルキアガの未来嫁、伊達・成実(左側)
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 ナルミさんですよ、シゲザネじゃないよ(^^ 兜の前立てが有名だね。

奥州(シベリア未踏地域)の梟雄、九尾の狐、最上・義光。
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後ろにいるのは駒姫と走狗(マウス)の鮭延・秀綱
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 駒姫が持ってるのは古式神格武装「鬼切」かな?
 武田・信玄の襲名者、源・九郎・義経も出して欲しかったな。


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第208回 鉄腕バーディー EVOLUTION  完結

Posted by ヒッター7777 on   0 comments   0 trackback

ゆうきまさみ「鉄腕バーディー EVOLUTION 」完結
 「鉄腕バーディー」全20巻、鉄腕バーディーARCHIVE」全1巻、「鉄腕バーディー EVOLUTION」全13巻ということで完結です。
 「鉄腕バーディー EVOLUTION〜EPILOGUE〜」が収録されてて良かった。別紙に掲載されてたからね。
 鉄腕バーディー EVOLUTION 13

 前作(といっていいのかな?)の「鉄腕バーディー」ではどういう落とし所に持っていくのか不安でしたが、なるほど、こう来たか、と言うのが感想です。
 さすがSF通のゆうきまさみさんです。

 ヒッターは気付かなかったんですが、ゆうきまさみさんのデビュー作を雑誌掲載時に読んでたんですね。
 あの雑誌からデビューするとは趣味が合う訳です。(なんの雑誌かは調べてね)
 「究極超人あ~る」「機動警察パトレイバー」、「じゃじゃ馬グルーミンUP」その他の作品も大好きです。
 やはりSF作品は世界をきちんと構築して描く姿勢が大事ですね。
 世界設定を決めてから描きだすのと、後付けて辻褄を合わせるのでは全然違います。
 このへんはSF者たちと交流し、アイディアを膨らませた経験があったからでしょう。

 今回の終わり方は、全てに決着がついたわけではなく、まだ続編の含みもあるようで期待もあります。

 アニメ化された方は見ておりません。原作未完の時からアニメ化してどうするんだという気がします。
 どういう結末でアニメを終了する気なのだろう?と考えてしまいます。
 いや、区切りよく終わればいいんだけどね。第1部完とか、続きは劇場版でとか。

 次回作にも期待してます。(^^

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第207回 マルドゥック・スクランブル

Posted by ヒッター7777 on   0 comments   0 trackback

冲方丁「マルドゥック・スクランブル」Mardock Scramble
 沖方丁さんといえば、今「天地明察」「光圀伝」が旬ですが、ヒッターが最初に接したのが「マルドゥック・スクランブル」です。
 帯の文句が良かった。
 「マルドゥック」三部作の第1部ですね。
マルドゥック・スクランブル 完全版

 前に読んでいたんですが、完全改稿版が出たので読み直しました。
 いや、どこが変わったのか照らし合わす気がないので、新らたに読む感じで読み始めました。
 やはりカジノのシーンが良いですね。。何度読んでもここが面白いです。

 一度殺された少女娼婦ルーン・バロットとネズミ型万能兵器ウフコックの喪失と再生の物語。
 彼女らが得たのは自らの存在証明だった。 

 1.マルドゥック・スクランブル―The First Compression 圧縮
 2.マルドゥック・スクランブル―The Second Combustion 燃焼
 3.マルドゥック・スクランブル―The Third Exhaust 排気

 中国語版で翻訳されたタイトルは「殼中少女」でした。英語訳本、英語版コミックスも出ているようです。
 ハリウッドで実写映画化の話が出てますね。

 次は「マルドゥック・スクランブル」の前日譚というべき「マルドゥック・ヴェロシティ」Mardock Velocity
 三部作の第2部です。
 こちらも前に読んでいたのですが、新装版がでてしまいました。
マルドゥック・ヴェロシティ

 禁断の軍用兵器開発。ウフコックとディムズデイル・ボイルドの虚無と良心との訣別の物語。
 彼らが得たのは暗黒と失墜の結末だった。
 

 三部作の第3部、「マルドゥック・アノニマス」の発売が待ち遠しいです(^^
 (2011年刊行予定だったのに・・・)


 劇場版『マルドゥック・スクランブル 排気』は明日から公開です。

 『マルドゥック・スクランブル 圧縮』予告編


 『マルドゥック・スクランブル 燃焼』予告編


 『マルドゥック・スクランブル/排気』予告編


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第206回 岳飛伝(2)

Posted by ヒッター7777 on   0 comments   0 trackback

北方謙三「岳飛伝(2)飛流の章」
岳飛伝 二 飛流の章

 大水滸伝第三部 岳飛伝の第2巻です。

 梁山泊の頭領は呉用に決まる。
 梁山泊の本塞に招集された宣凱は、そのまま呉用の隣りで仕事をさせられる。
 行うのは決済だ。部下を与えられ、細かい作業は部下がやるが最終判断は自分が行わなければならない。
 夜は父、宣賛の残した書物を読み返すことを母に命じられる。
 そこには「替天行道」の旗に集まった者達が何をしたのか、細かく書き綴ってあった。

 元・梁山泊の医師、毛定は岳飛軍に招かれ、養生所を与えられていた。
 岳飛の右腕の切り口を診て感嘆する。こんな見事な切り口は見たことがない、と。
 岳飛は幻王・楊令に切られたのだと自慢げである。
 毛定がむかし、梁山泊で安道全から医術を学んだと知っても気にしなかった。
 毛定は岳飛に梁山泊の鍛冶師だった田峯を探させる。
 腕のいい鍛冶師がいれば、岳飛に右腕を生やしてやると。

 南宋水軍を預かる将軍、劉光世は梁山泊水軍に惨敗した。梁山泊の船は南宋の船より進化している。
 兵力で勝っても船の差で負けるのだ。
 劉光世は水軍の造船を指揮していて、病で故郷に帰った葉春を探しに行く。
 そこで劉光世は葉春の姪、梁紅玉と船大工、陳武と出会う。

 多くの若者たちが育った子午山では、公淑が亡くなった。
 王進も後を追うように亡くなり、王清と蔡豹は山を下りる。
 
 金軍と岳飛軍がぶつかる。
 兀朮(ウジュ)は戦法を変えて、1千騎単位の小隊をいくつも作り、戦場を駆け回らせて数カ所から淮水を渡ろうとする。
 金軍は本気の侵攻ではなかった。訓練を兼ねた戦闘だろう。
 内部に梁山泊という火種を抱えた金国は2正面作戦をする余力はない。
 早々に引き揚げていく。
 
 張朔は日本の十三湊から運んできた昆布を南宋の商人、梁興と取引していた。
 その後、さらに南方の地へ向かう。
 目的は新たな交易品、甘蔗(サツマイモサトウキビ)である。これがうまく手に入れば南北を結ぶ交易が可能になる。

 秦容は金軍の兀朮の軍を牽制する位置に軍を構えていた。楊令が死んでから心に黒いものが蟠っている。
 兀朮を討たなければ、楊令の戦いは終結せず、自分は前に進めないだろう。
 山を下りた王清が尋ねてくる。
 母、公淑と父とも思っていた王進の死を知らされた秦容は、自分を空っぽにすべく死域に入ろうとする。

 河水から長江を結ぶ道を拓いた王貴は、西域で韓成と合流した。
 これが東西を結ぶ新しい交易路となる。、

 緊急招集で梁山泊の軍、交易、文治のほぼすべての指揮官が集まった。
 梁山泊の今後に関して、存分に話し合うためである。
 呉用は楊令亡き後、主だった指示を出さなかった。各自の考えで動くようにし、自分は現状を保つように差配しただけである。
 替天行道の”志”の下に集まった梁山泊は、宋禁軍の童貫を倒した時点でほぼ目的を達した。
 腐った国「宋」は滅びた。
 ”志”は各自の胸の中にある。このまま一つの方向に舵を取るのか、それぞれの”志”を追うのか、結論は出なかった。

 兀朮の金軍と梁山泊軍がぶつかる。まず梁山泊を潰さなければ南進は出来ない。
 しかし梁山泊軍は岳飛軍以上の難敵だ。
 兀朮は楊令自身も知らなかった息子、胡土児(コトジ)を養子にしていた。従者として連れてきている。
 山育ちのまだ15歳であるが人並み外れた氣を見せる。武芸は習っていないが、山刀で虎を殺したのは12歳の時だと言う。

 戦況が膠着し、金軍は九紋竜・史進の遊撃隊が邪魔だった。
 やっとのことで夜間の居場所を見つけ、夜襲を掛けようとする。
 7千の夜襲部隊を出させた兀朮をじっと見て何か言いかける胡土児。翌朝、兀朮の聞いた報告は夜襲隊の全滅だった。
 兀朮は胡土児に、昨夜、何を言おうとしたのだと問う。胡土児は罠の匂いがしたのだと答える。

 う~ん。先が読めません。この三すくみ状態は何処で均衡が崩れるのか?
 歴史的にはあれがああなって、そうなって、またあれがやってきて、そのうち、日本に元寇が来て、神風が吹くわけですが、とりあえず、3巻を楽しみにしています(^^
 
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第205回 テルマエ・ロマエ(5)

Posted by ヒッター7777 on   0 comments   0 trackback

ヤマザキマリ「テルマエ・ロマエ」第5巻
テルマエ・ロマエV

 今年の春、実写映画化されたのが公開されましたね。ブログ第19回で紹介しました。
 イタリアで開催された第14回ウディネ・ファーイースト映画祭にて、インターネット投票1位の作品が選ばれる「マイムービーズ賞」を受賞したそうです。

 さて5巻目ですが、あいかわらず古代ローマと平たい顔の民族の世界を行ったり来たりするルシウス。ついにハナコ・・じゃなくてさつきちゃんと愛を確認するのですが、また元の世界に戻されてしまいます。ルシウスのいた時代というと、古代ローマ時代(西暦130年代)の五賢帝のひとり、ハドリアヌス帝の頃ですね。
 ルシウス・モデストゥスと言う人は実在の人物です。

 ヒッターはローマ時代というのに興味を持って、いろいろ調べていた時代がありました。このローマ帝国の成り立ちや、分裂して滅びた後の中世ヨーロッパ史なんか、いろいろ面白いんですね。
 このへんは後でまとめてみようかと思ってます。

 作者のヤマザキマリさんの「モーレツ!イタリア家族」も面白かったです。
 14歳でフランスやドイツを一人旅したり、17歳で単身イタリアに渡ったというすごい人ですね。
 西原理恵子さんの「人生画力対決 4」に登場したヤマザキマリさんも、雰囲気が出ていてよかったな。

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第204回 織田信奈の野望 最終回

Posted by ヒッター7777 on   0 comments   0 trackback

アニメ「織田信奈の野望」最終回
 今回のネタは昨夜、酔っぱらって書いていたので超辛口です。しらふに戻って読み返しましたが、別に間違ったことを書いてないので、そのままうpします。
 私的な意見なので、異論があればコメントください(^^; 普段は推敲してオブラートを100枚くらい被せるんだがな~。
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 最終回のタイトルが「天下布武」ですか、中途半端な終わり方でした。これから、武田信玄が出てくるのに。いや、もう第2期は作らなくていいです。
 原作は9巻まで出ています。まだ未完です。アニメになったのは4巻の途中までですね。
 原作では比叡山燃えてないぞ。ここまで原作無視した終わり方するか。

 さて、先週終った「アクセルワールド」は4巻分+2エピソード(3話分)で全24話でした。
 「織田信奈の野望」は4巻目の8割ぐらいで全12話です。どんだけ中身削って作ったかわかりますね。
 素材がとてもいいのに、料理人がへたっぴいということです。
 作画もいいのに、何が悪いかと言うと、シナリオライターが作品を生かし切れずダメアニメにしてしまったという所でしょうか。
 どうすればあんなに面白い原作を、こんなにつまらないアニメに改竄できるのか不思議でなりません。
 いや、企画段階で1クールはまずいと思わなかったのか?

 アニメ1~4話は、ほぼ第1巻の内容だったのでまあまあ普通に観てました。(この時点で1巻しか読んでなかった)
 第5話の半兵衛ちゃん萌えはブログ第148回、156回で紹介したほど良かったのですが、その後がとんでもない作りでした。

 原作者の春日みかげさんも、顔で笑って心でアニメ制作会社を焼き討ちしてしていることでしょう。
 原作どおり作れとは言いませんが、リンゴを剥いてくれと渡したら皮に果肉がほとんど付いて行って、芯だけ皿に盛られて出されたという感じです。
 原作付きアニメとは映像化することで+αして提供することに意味があるので、原作を削って魅力をマイナスするんじゃ作らないほうが良いだろうと思います。
 所詮は放映枠確保の為の穴埋めアニメになってしまった感があります。深夜アニメなんだから原作をもっと生かせよな!
 特に今回は明智十兵衛光秀ちゃんのあのシーンとかアレなシーンとか見れると思ってたのに!!
信奈12

 「ホライゾン」もそうでしたが、丹念に植樹して育てた樹木を、枝葉を切り落として根っ子もぶった切って、ただの角材にしたような作りのアニメを作られた小説家は怒りをどこに向ければいいのでしょうか?
 「アクセル・ワールド」「ソードアート・オンライン」のアニメ化をされた川原礫さんは、良い製作会社に当たって運が良かったと思います。
 「ヨルムンガンド」も第1期はとても良かったので、第2期にも期待が持てます。(全エピソードを13回にまとめたら、ク〇アニメになっていただろう)
 「人類は衰退しました」は全体で80点で及第としましょう。(わたしちゃんの声優の中原麻衣さんがマッチしていた)
 「めだかボックス」第1期もこないだ見終わりましたが、第2期が楽しみな出来栄えでした。

 こういう適当アニメが増えていくと、原作の提供を断る小説家や漫画家が増えていくでしょう。
信奈122
いや、もういいです。

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  酒を飲みながら観ていて、このネタを書きながら寝たようなので、目覚めたらPCつけっぱなしでした。
 よほど不満が溜まっていたようです。なんか光秀ちゃんのあのシーンとかアレなシーンを期待していたようです。
 基本的に本を読む方向に思考が行って、自分の構築した世界観(脳内イメージ)を壊されるのが嫌なようです  たまに自己分析をしてみるのも面白いもんです。いや、性格は治りませんが・・・

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第203回 岳飛伝(1)

Posted by ヒッター7777 on   0 comments   0 trackback

北方謙三「岳飛伝(1)三霊の章」
岳飛伝 一 三霊の章

 大水滸伝第三部 岳飛伝の始まりです。

 百年に1度あるかという大洪水は黄河の流れさえ変えてしまった。水運の利が無くなった梁山泊は、物流の流れが滞ってしまう。
 もともと洪水の多い黄河なので、重要施設は高台に建設してあったが、いまだに水の引かない領土内で、今年の農作は絶望的である。
 楊令暗殺により、三度、頭領を失った梁山泊の今後を、皆が考え始めていた。

 楊令軍に追われ、片足を切り落とされ開封府に逃げ戻った金国元帥・兀朮(ウジュ)は、酒におぼれ、幻王・楊令の恐怖から逃げようとしていた。
 金国を父・阿骨打(アグダ)と共に興した英雄を奇襲して、大反撃を受けたのだ。かつて楊令に頼み込んで、命を助けてもらった弟の訛里朶(オリド)も戦死した。
 兀朮を立ち直らせたのは撻懶(ダラン)将軍だった。軍を鍛え直した兀朮は、金軍を淮水まで南下させる。

 幻王・楊令と一騎打ちで右腕を切り落とされた岳飛。あの時、楊令は自分に殺されたかったのではなかったかと考えていた。
 自分が馬から落ちて楊令を見上げた時、既に楊令は毒で死んでいた。生き残ってしまった自分に残ったのは、幻王・楊令に対する恐怖だけだった。
 だが今は抗金の旗を掲げて、南宋の将軍となって戦う以外に自分を見い出せない。

 急激に膨張する領土を統御できない金国。金国を押し返す国力がない南宋。物流の力で両国を飲み込もうとしていた梁山泊。
 楊令がいなくなった今、誰にも先行きが判らなくなっていた。いや、楊令でさえ10年後を予想できなかったろう。楊令は夢を追っていたのだから。

 頭領不在の梁山泊で、呉用は特に指示を出さなかった。今までどおりに軍への補給や物資の運搬が出来るようにだけ差配する。
 何をするかは自分で考えてやるしかない。張清の子・張朔、扈三娘の子・王貴、宣賛の子・宣凱という新しい世代が台頭してくる。

 楊令伝が終わった時、悲しかったですが、まだまだ梁山泊は消滅したりしません。第1期梁山泊のメンバーも残り十数人となり、第2期を支えた奴らも、もう中年です。
 新時代の梁山泊はどう変わっていくのか、非常に楽しみであります。(^^

 戦闘シーンもあいかわらず激しい。金国VS梁山泊、金国VS岳飛軍、梁山泊水軍VS南宋水軍。
 北方謙三さんの書く戦場は目に浮かぶようです。

 このまま、第二巻 飛流の章を読みます。
 
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第202回 境界線上のホライゾン(11)

Posted by ヒッター7777 on   0 comments   0 trackback

川上稔「境界線上のホライゾン Ⅱ(下)」 Horizon on the Middle of Nowhere : Ⅱ Part 2
 ・「第六十二章 高空の攻撃隊」「第六十三章 マウンド上の癒し人」「第六十四章 相国の意地張り人」「第六十五章 27.431mの思い人」「第六十六章 天上天下の送り人」「第六十七章 居場所の刃傷持ち」
第12話
第12話2

 アニメ第12話「居場所の刃傷持ち」の元ネタ。最終回の尺を取るためいやというほど詰め込んでますね。今回のネタ書くのに3日かかったのに。
 
 《第三特務》立花・誾VS《副長》本多・二代
 先代《西国無双》立花・道雪の娘である誾は、次代《西国無双》立花・宗茂の名を襲名するつもりだった。
 しかし、「神速(ヴェロシタード・デ・ディオス)」ガルシア・デ・セヴァリョスに敗れて宗茂の襲名を諦め、妻になってからも不意を襲ったり、食事に毒を入れたりしていたそうだが、全て負けたので認めることにした。
 その夫が”刺されて”ウケになってしまうとは・・・(誾さん、そんな知識をどこで・・・)
 そんなことを考えながら、双の義腕に十字双剣を構え、二律空間から《十字砲火(アルカプス・クルス)》を取り出す。
horizon121.jpg

 「武蔵」は2艦の《サン・マルティン》と武神団の攻撃を受けつつ、「三征西班牙」主力艦隊を追う。
 艦首を上げた状態で300m降下、その速度を利用して《重力航行》体勢に移行。加速した「武蔵」が主力艦隊を突破し、「三征西班牙」領海に入るまで200秒。
 このあと主力艦隊の砲撃有効性が高くなるので、「三征西班牙」揚陸部隊の「武蔵」艦橋制圧タイムリミットはそこまでである。
 「武蔵」側も散開しつつ逃げる「三征西班牙」艦隊の足止めを画策する。
武蔵の状況

 《第三特務》マルゴット・ナイトは先導する二人の黒魔女のスリップ・ストリームに入りながら、「三征西班牙」艦隊に向かうが、艦隊の奥に新大陸からの増援である《機鳳》隊の空母を見つける。
 これがカウンターで飛んできたら、突撃体制の「武蔵」は避けられない。
 二人のスリップ・ストリームから抜けたナイトは空母を撃つべく「黒嬢(シュヴァルツ・フローレン)」を駆る。

 《野球部員》ペデロ・バルデス&フローレス・バルテス兄妹VS《一般生徒》ノリキの3球勝負。
 バルデス兄妹の術式は豊後水軍・渡辺家に伝わる、航海の聖者セント・エルモに捧げる《導き焔(エル・フエゴ)》を己が身に纏い、燃える鉄球を任意の地点で消滅・再出現させる技である。
 対してノリキの術式は打撃強化の、創作術式《神奏術》第1段階「睦月」(弥生月の打撃が防御無視となる)、第2段階「如月」(弥生月の打撃が全てに通用する様になる)、第3段階「弥生月」(1回だけ認知できる全てを殴れ、打撃力を通す加護を得る)。
 術式を始める時に、対象を正確に認知するため「三発殴って〇〇を倒せ」の口上を唱え、打撃を奉納するため必ず段階を踏まなければならない。
 成功すれば物質・術式に限らず殴ることが可能である。

 第1投。放たれた2発の鉄球は一度、姿を消し、ノリキの30㎝手前に出現した。辛うじて拳を当てるが右胸に直撃を受け吹っ飛ぶ。
 作業用ベストから70度ほど曲がった鉄板を抜き出して放り投げ、再び構えるノリキ。
 第2投。立ち位置から一歩下って迎撃するノリキだが、バルテス兄妹も読んでいた。鉄球の出現位置を1m伸ばして出現させる。
 タイミングを読んだノリキはギリギリ弾くが、鉄球は右肩近くに当たり、回転しながら倒れる。
 口から血の混ざった唾を吐き、踏み込みを強くするため片足を上げ、一本足打法の構えを取るノリキ。

 それを「多摩」艦橋部で座布団に座り、お茶を飲みながら見ているトーリとホライゾン。
 第3投。バルデス兄妹の投げる2つの鉄球は、一度消えた後、専用の空間で加工され交差点から合成されて出現する。
 ノリキはその交差点を殴った。出現した鉄球は弾き返されバルデス妹の顔面へのピッチャーライナーとなる。
 とっさに利き腕の左手で鉄球を受けたバルデス兄の手から、爪が数枚剥がれ血が飛び散る。
 ライナーキャッチでアウト。しかし、もう術式は使えない。バルデス兄妹は砲撃班を連れて乗り込んできた小型艦で離脱していく。
 ノリキは勝負に負けたが、試合に勝ったのだ。

 《副長》《野球部部長》弘中・隆包VS《会計》シロジロ・ベルトーニ《守銭奴》。
 艦橋まで300m地点。十円硬貨を指弾で飛ばすシロジロ。バント防御術で全て叩き落す隆包。
 十円硬貨とはケチ臭いという隆包。シロジロは本当は1円玉にしたかったようだが、ハイディに”店の格が落ちる”と仕切られたようだ。
 シロジロは硬貨指弾に術式を掛ける。まず今回の戦いに参加した学生全員の契約書。その給料の1/10をシロジロが支払う代わりに、戦闘攻撃力の1/10を供与するという、例の「金で力を買う」術式契約書。
 そして、その攻撃力を硬貨指弾に分け与える商人の分配術式、左脇に抱えるのは内部を拡大空間化した壺。すなわち小銭の弾丸倉庫である。
 高速で十数枚の硬貨を隆包に撃ち出すシロジロ。いわく、金は使うために稼ぐのだ。

 「多摩」右舷後部に揚陸した小型艦を護っているのは、「三征西班牙」アルカラ・デ・エナレス教導院《書記》ディエゴ・ベラスケス。弘中・隆包らを回収するため待機中。
 
 マルゴット・ナイトは「三征西班牙」暫定国境を越えたあたりを進攻中。《感知系魔術》「嫌われ者の焦がれ糸」で対空砲火を避けながら進むが、巨大な流体反応を持つ武神と擦れ違う。
 四神級武神「道行き白虎と《第二特務》江良・房栄が増援に向かったのだ。

 「武蔵」では《第六特務》直政が白虎出陣の報を聞いて、「地摺朱雀」の発進準備を始める。

 アデーレは外を見て、光る《聖術符》のチャフが無くなってきていることに気付く。自動人形たちはまだ自己閉鎖機動中だが、全部、掃除してしまえば「武蔵」全体の流体通神網が復活する。
 しかし、今、自動人形たちを掃除に回すと運航に支障が出る。総艦長”武蔵”は自動人形を上回る操艦能力を持つ人物が居ると告げる。
 それは向井・鈴であった。鈴は最初から《サン・マルティン》に気付いていた。鈴はみんなも同じものが認識できていると思っていたのだ。
 目の見えない鈴の対物感知システム《音鳴りさん》に「武蔵」の知覚系である音響、重力、熱源系の外部情報を有線入力する。自動人形は全てのデータを精査してから結論を出すが、人間は一瞬で優先順位を判断する能力がある。
 外部入力を受け入れた鈴が感知したものは、周囲30km圏内の全ての物の動きだった。

 鈴が「武蔵」を掌握するまでの時間稼ぎと、「三征西班牙」艦の砲撃牽制の為、対艦砲撃装備《梅椿》を展開した浅間・智の放った二重式大型矢が、「三征西班牙」主力艦隊の一艦の艦橋に突き刺さる。
 その中空の矢から現れたのは、ピンクの全裸だった。三年梅組、伊藤・健児くん(インキュバス)は友好の印に、精気を吸いに来ましたと艦橋に居る者に告げる。
 パニックに陥った皆がドアに殺到するが、鍵穴が粘着質なもので埋まっている。その粘着質がしゃべった。三年梅組、HP3のスライム、ネンジくんだった。
 この様子を知ったのか僚艦は《防護障壁》を厚くし、砲撃が薄くなった。こんなものをまた撃ちこまれたらたまったもんじゃないのである。
horizon122.jpg

 アデーレは絶句し、自動人形である”武蔵野”も茫然としていた。鈴が作り出した流体光の模造図は周囲30kmを僅かな誤差で完全に知覚し、再生されている。
 後方のステルス艦の位置や前方の「三征西班牙」艦船のような巨大なものから、鳥や風や雲や海や人間まで。自動人形は同じデータを受け取っても、波の動きとか変化する音を全部精査するが、鈴は適当に手を抜いているので処理速度がべらぼうに早いのである。
 鈴は目標に達しつつある、墜天の黒魔女の姿も知覚していた。

 マルゴット・ナイトは主力艦隊の一番奥にいる《機鳳》空母に奇襲をかけるべく上昇機動に入る。狙いは飛行甲板と出撃体勢に入った最初の1機、出来れば艦橋も。
 しかし、発見されているはずなのに対空砲火がこない。不意に背後に気配がした。そこにいたのは「第二次アルマダ海戦」開始時に自分が落としたはずの武神。
 中破したまま自分を狙っていたのだ。《砲撃術式》に入っていたため回避できない。《機殻(シャーシ)》を破壊された「黒嬢」とともにマルゴットは墜落する。

 「武蔵」上の防衛隊の学生たちは疲弊していた。「多摩」艦橋付近まで揚陸部隊が押してきている。防御にも伝達に人手が足りないのだ。もう諦めかけているものも出てきた。
 「武蔵野」の舳先で馬鹿とホライゾンが、この状況を見ていた。そして、馬鹿はこう言った。「戦況が芳しくない所に俺が慰問に行く。」
 「武蔵」中の防衛隊が悲鳴を上げた。「頑張らないと馬鹿が邪魔しに来るぞっ!」「来るな!来るなよ!マジに来るな!」「全員、前に出ろ!ちゃんとやってるように見せないと馬鹿が来て瓦解するぞ!」
 国宝級の嫌われ方だとホライゾンが言う。小等部の時の記憶から変わってないらしい。士気はなんとか持ち直した(?)が、人手不足はどうしようもない。
 「だったら、てつだうど?」。そこに声を掛けたのは犬鬼(コボルド)だった。ハワード卿の贈り物(アニメで伏線カット)は犬鬼の住む鉱石だった。犬鬼に雑務を任せて防衛隊は戦闘に専念する。

 しかし、「三征西班牙」揚陸部隊も自国の衰退をかけて乗り込んできたのだ。後方、《サン・マルティン》や武神団からの砲撃で、次第に「武蔵」側は押され始める。
 そこにようやく「英国」から正純たちが輸送艦で戻ってきた。そして北側からフランシス・ドレイク卿、南からは[IZUMO」に避難民を送りに行っていたジョン・ホーキンズ卿とトマス・キャベンディッシュ卿の英国艦隊が参戦してくる。
 英国艦隊は参戦しないはずだ。だが、国の意向に従う海賊は海賊とは言わない。その矜持を持って戦闘に加わる「女王の盾符」たち。これは「英国」艦隊ではなく「英国」私掠船団だ。
 《刑場》の塔上からエリザベス《妖精女王》はその光景見て、《国璽尚書》ニコラス・ベーコン卿に国璽発行「出撃許可」を出させる。夜空に輝く巨大な「英国」の印判。
 そして、《海戦長》チャールズ・ハワード卿には戦闘終了後の「IZUMO」までの「武蔵」護送を命じる。
 倫敦塔前の路上ではミルトンとウォルター・ローリーもその光景を見ていた。ミルトンは思い出す。《尼子十勇士》の生き残り3人の最後の男、秋上・久家(あきあげ・ひさいえ)。
 二十年前に別れたあの男が「英国」に来ていれば面白いものが見れたのに、と。忍者で金髪巨乳好きなど、あの頃のあの馬鹿にそっくりなのが来たのに・・・。

 シロジロは金をばらまき続けていた。高速で飛来する十数枚の硬貨をことごとくバントで叩き落す弘中・隆包。
 金を貯めこんでいるやつは馬鹿だな、この快感を知らないとは、と脳内麻薬が出まくっているシロジロにハイディから注意が入る。
 すでに大量に甲板に散らばった小銭に目もくれない隆包に、金を粗末にするなと叫ぶシロジロ。それはお前の方だと言い返す隆包に、金庫壺を一つ追加してダブルばら撒きをかけるシロジロ。
 長尺バットを短く持ち替え、踊るような動きを見せる隆包。隆包の周りに大量の硬貨が散らばった
 シロジロは視界に入る限りの金を支配する術式《跳ねろ上前》発動。隆包の周りに散らばった十円硬貨が一斉に跳ね上がり、隆包を襲う。
 神速の大振り、バント、左右スイッチにより、全てをノックする隆包。打ち返しながらシロジロの方へ弾幕の薄くなるように操作しダッシュする。
 隆包の残り時間はもうわずかしかない。艦橋まで残り200m。

 風景画への描き込みを現実化する術式で援護しているディエゴ・ベラスケスに「聖譜顕装」《身堅き節制(クルース・テンペランティア)・新代(ノウム)》発動をさせる。
 その効果は”敵が発動した能力を使用回数分だけ分割減する”。これでシロジロの術式の威力が削がれる。
 そこに現れたのは御広敷・銀二、ペルソナくん、ハッサンの武蔵救護班だった。救護ベッド付き屋台を引っ張る彼らを「武蔵」慈善事業かと思ったベラスケス。
 小生の慈善を「三征西班牙」の幼女たちに広めろという御広敷の足元に穴を描いて落とし、炒飯を注文するベラスケスだが、何度注文してもハッサンはカレーしか出さない。
 思わずカレー皿を叩き落したベラさんに周囲の味方の目が冷たくなる。慈善事業の配給品を拒否して叩き落としたのだ。これは記録に残るとまずい。
 フォローを入れようと前に出たベラさんの持つ筆の先が、カレーに突っ込んだ。援護で池や小川を描いていた辺りがカレー色に染まっていく。
 慌てたベラさんが洗浄するからテレピン油はないかと聞くと、出てきたのはまたしてもカレーだった。しかもビーフカレーらしい。牛を食ってもいいのかと聞くと、ハッサンは神道だから構わないという。
 神道でカレーを崇めるなと言うと、カレーは神の食べ物ですねーと返ってくる。諦めたベラスケスは保温器ごと受け取り、撤退準備に入る。

 ベラスケスの「聖譜顕装」の効果が残っている内に、隆包も自分の「聖譜顕装」《身堅き節制・旧代(ウエストス)」を発動させる。
 その効果は”効果範囲にいる敵の時間を倍に引き延ばす”。シロジロに迫った隆包の長尺バットは、商人をクリーンヒットした。
 だが、1/2の速度で飛んでいくシロジロの顔には笑みが浮かんでいる。打撃部の破れた衣服の下には五円玉鎖帷子(チェーンメイル)があった。
 さらに上空の輸送艦から大型木箱に詰められた大量の硬貨が隆包に降り注ぐ。春季合同祭で稼いだ80億円の一部を両替してきた怒涛の大盤振る舞いである。
 1/2の速度で降り注ぐ硬貨を打ち払いながら、これは足止め策と気付き、自分の「聖譜顕装」を止め前に出る。
 「多摩」艦橋まであと100m。ヘルメットにひびを入れながら進む隆包の背後から、硬貨の奔流が襲う。
 辛うじて防御する野球部員達が身を犠牲にして吹っ飛んでいく。残りはバルデス兄妹を除く精鋭(スターティングメンバー)8人。

 残り85m。左右上方から魔女隊の砲撃をライトとレフトがダイビング阻止をする。
 残り63m。正面から矢の斉射。前進守備のセンターが道を開ける。
 残り57m。商人の硬貨弾攻撃。横っ飛びでセカンドとファーストが処理。
 残り41m。右手側路から来た防衛隊をサードが食い止める。
 残り30m。背後でキャッチャーがその肉体で巨大な硬貨弾砲撃とぶつかった音がする。
 残り21m。商人が追いついてきて硬貨弾を撃つ。それを打ち返し、そのまま商人の脇腹を打つ。肋骨の折れる音と共に前方に吹っ飛ぶシロジロ。
 だが隆包は空中でシロジロが痛みをこらえて言った言葉を聞く。「報酬を払おう! 英国の猟犬と武蔵の銀狼!」

 月光の空から降り注ぐのは128枚の刃。「女王の盾符」”2”F・ウオルシンガムの《千本薔薇十字(Wars of the roses)》。
 残り16m。さらに十字槍砲撃を撃つウオルシンガムの攻撃を、全て打ち返して横に弾く。
 《銀鎖》に掴まれた大型木箱4つが四方から飛んでくる。それを追って《銀鎖》の打撃が襲う。
 これを凌いで残り13m。前方にいるネイトを打撃しようとした瞬間、ネイトがその身を伏せる。
 その向こうにいたのは、千数百の表示枠を重ねた加速砲を持つ商人。
 「最後の金だ!」。砲口から水蒸気爆発が起きると同時に高速貨幣弾が隆包に向かう。背後にはまだ野球部員たちが居るので避けられない。
 フルスイングで迎撃した隆包の長尺バットは、まっぷたつに折れた。そして「三征西班牙」艦隊から限界時間の合図のサイレンが鳴る。 
 膝をついた商人が血を吐きながら叫んだ。「ゲームセット」。
 残り距離12m。「聖譜顕装」《身堅き節制・旧代」を抜き、特攻する隆包。《銀狼(アルジョント・ルウ)》の《銀鎖》の防御陣の奥から《猟犬(ガンドッグ)》の砲撃が来る。
 直撃の寸前、横からタックルを掛けられた隆包は、野球部員達と共に「武蔵」から落ちていく。
 この段階で「三征西班牙」揚陸部隊は全面撤退を始める。そして入れ替わりに「道行き白虎」が「多摩」上部に到着した。
 後にウルキアガが語るが、各教導院の総長連合《副長》というのは戦闘馬鹿であり、特務レベルでも相対するのが困難な馬鹿ばかりであると。

 かつて東西南北に配置されたという四聖武神のうち、所在が分かっているのは白虎と青竜の2機のみ。
 朱雀と玄武は行方がわからなかった。そのため、多くの偽物が模造されていたが、本物は四聖武神の由縁たる「山川道澤(さんせんどうたく)」の能力をひとつずつ受け継いでいる。
 ”どんな場所も足場として回避を行う「大道」を作る”《道》の「道征き白虎」を操るのは《第二特務・陸上部部長》江良・房栄。
 迎撃に出たのは「武蔵」総長連合《第六特務》直政。初戦の借りを返すかのように「道行き白虎」に射出される。
 房栄は「超震動破砕砲《咆哮列化》」で迎え撃つが、見えてきたのは脚部の緩衝用装備。「地摺朱雀」は上下逆になって飛んできたのだ。
 超震動が緩衝用装備を破砕する直前、それを蹴って横に飛ぶ「地摺朱雀」。「武蔵」には飛行武神が居ないはずである。しかし、「地摺朱雀」の背には2基の飛翔器があった。
 それは「三河」で墜天の魔女と堕天の魔女が撃墜した「三征西班牙」の武神の翼だった。機関部の三科・大が超特急で取り付けたものだ。

 白の武神は朱の武神に体当たりを受ける。右腕の裏拳でカウンターを取ろうとするが、その腕を掻い潜り脚を絡める。そのまま背後にまわり、左腕も取って絞り上げる。
 パワーでは「道行き白虎」に大きく劣っていることは、初戦でわかっているので関節攻めしかない。
 もがく「道行き白虎」の揺さぶりに「地摺朱雀」の駆動系が悲鳴を上げる。飛翔器を使ってさらに両腕を絞り上げ、そのまま背面へスープレックスを掛けて、頭から何処かに叩きつけようとする直政。
 その眼が「道行き白虎」の肩にいる江良・房栄の眼と合った。房江の周囲に「道行き白虎」のOS(オペレーション・システム)の表示枠がいくつも浮かぶ。
 そのOSは白と朱の武神を巻き込み、「地摺朱雀」の背面に”道”を作った。背中から「道行き白虎」とともに”仮想地面”に激突する「地摺朱雀」。
 衝撃に震えながら立ち上がる「地摺朱雀」の胸部に「道行き白虎」の鉤爪が食い込み、装甲を剥す。そこには外部搭乗型武神の全身統御の神経主幹器があるはず。
horizon125.jpg

 房栄がそこに見たものは対爆硝子のシリンダーの中、青白い賢水に浮かんでいる年端もいかない少女。しかも頭部と上半身と各部の散らばりしかない。
 その少女は直政の妹。むかし、直政たちの村が襲撃された時、修理改造中の「地摺朱雀」は起動できなかった。息も絶え絶えの妹を救うため、武神の流体槽に入れるしかなかったのだ。
 「道行き白虎」のOS同一処理を契機として「地摺朱雀」の欠損していたOSが補完処理を終え、初起動する。
 「四聖式武神三型・地摺朱雀」の能力は《澤》。その効果は”無限に落下加速する平面空間「矛盾の湖沼」を作る”。
 ”仮想地面”の上を”仮想水面”が転化していく。そこに見えるのは無限の厚みを持つ蒼空だった。
 落ちていく二機の武神は「多摩」上空30mから、しかし「矛盾の湖沼」による超々高度から「道行き白虎」を下にしたボディスラムで甲板縁に叩きつけられた。
 そのまま落下していく房栄が見たのは、二つの月の前に浮かんでいる「地摺朱雀」の姿だった。

 「多摩」の反対側の区画では立花・誾と本多・二代の戦闘が続いていた。
 両義腕のもつ十字双剣と両脇に浮かぶ砲台による連撃に対するは、神格武装《蜻蛉切》。
 誾は考えていた。相手は完全な防御的攻撃馬鹿だと。正面から砲撃しているのに、ほぼまっ正面から突っ込んでくるのだ。
 なるほど、正面からの攻撃は点としての貫通か砲撃。これは前に出て当たる場所をずらせばいい。
 線としては斬撃。線は長いが当る軌道を掻い潜ればいい。面としては範囲術。面は広いが迂回して前へ出ればいい。
 ならばどれもできないようにするには? 
 
 二代は考えていた。相手は完全な攻撃的防御馬鹿だと。こちらの攻撃に対して迎撃防御を重ね、回避運動を重ねた攻撃をぶち込んでくる。
 なるほど。攻撃に対し双剣をぶつけてくるのは打ち返すためでなく、反動で身を躱すため。
 回避する時は払い、攻めが強い時はバランスを崩すように”転(ころばし)”を掛けてくる。
 常に退路を確保する位置にいて、こちらは速度で躱すががあちらは完全に体術のみで躱している。

 戦闘の合間に洋風家屋の石造りの壁を1周するように深い傷を付ける立花・誾。
 その建物を挟んで対峙した二代はその家が真上に吹っ飛ぶのを見た。裏口への砲撃で内部の爆風で建物ごと浮き上がったのだ。
 この攻撃なら二代は《蜻蛉切》の伸縮機構で建物を飛び越してくるはず。誾は下から砲撃するつもりだった。
 しかし、上空に見えたのは《蜻蛉切》の柄だけだった。二代は正面玄関をくぐり加速する。手に持つのは1mほどの短い柄をつけた《蜻蛉切》。
 上空に気を取られていた誾の両義腕を切り落とす。両の《十字砲火(アルカプス・クルス)》も落下する。
horizon123.jpg

 決着がついたと思った二代は、落ちている《蜻蛉切》の柄を繋ぎ直すが、不意に背後に堅い音を聞く。
 それは誾の肩に背負っていたケースが落ちた音。そのケースから出てきた黒い腕が誾の肩に接続されていく。
 両肩に十字の紋章が光り、さらに二丁の長大な《十字砲火》を引き出す。
 落ちている義腕から二本の双剣を取り、宙に4丁の《十字砲火》を浮かべる立花・誾。短期決戦用で父、道雪や宗茂に使用禁止されていた攻城武装。
 そして、立花・宗茂と最後に戦った時の完全装備であった、と二代に告げる。《四つ角十字(クアトロ・クロス)》の砲撃が二代を包み込む。

 小《十字砲火》の砲撃を掻い潜り、二本の双剣を躱し、大《十字砲火》の打撃旋回で町を破壊し、《蜻蛉切》で家屋を割断しながら戦闘は続く。
 いつの間にか周囲50m内に腰より高いものが無くなっていた。誾の正面に立つ影を除いて。
 誾は冷静に分析する。この加速路を作るために、街を破壊したのか。一直線に向かってくる二代の姿に宗茂の姿が重なる。
 かつて何度倒されようと、傷が治るたびに立ち向かってきた青年。強くなるたびに負う傷は深くなるが、自分の戦い方に似てくる青年は、いつしか自分の技量を上回った。
 この装備で戦い、まだ生身であった両腕を肩から切り落とされ、骨の見えている傷口を両手で押さえてくれた感触が忘れられない。

 二代は加速しながら考えていた。立花・宗茂はどうやってこの立花・誾に勝ったのか。二人とも主武器は剣である。誾の剣の刃は左右で4本ならば。
 飛来する砲弾を《蜻蛉切》の柄で浅く弾く。アデーレの《機動殻》の傾斜装甲の応用である。正面から突っ込む標的に左右に並んだ砲は射線が読みやすい。
 《蜻蛉切》の柄は6つに分解できる。二本を右の小《十字砲火》の砲身に突き入れ破裂させる。左の大《十字砲火》を打ち下ろすがさらに二本の柄がつっかえ棒になって受け止める。
 足元をすくうように旋回した大《十字砲火》が放つ砲弾を、背中に回した《蜻蛉切》で割断し、誾の前に立つ。
 左右から振られる十字双剣。左の剣を柄の空洞で受け、そのまま右にまわりながら《蜻蛉切》で割断する。
 誾の背後にまわった二代に逆サイドの十字双剣が振られるが、これは読まれていた。誾は防御するために攻撃するのだ。
 最後の双剣を弾き飛ばし武器を完全に奪う。

 誾に近づいていく二代。誾は両の義腕を落とす。この腕を落としていいのは夫の立花・宗茂だけだ。
 他の者に落とされたくはない。それは立花・宗茂に並ぶ存在となるのだから。
「私が負けです。」

 二代は察する。自分は立花・宗茂に至らなかったのだと。ここに決着はついた。

 つづく・・・

 次回、最終回!! 

 原作に3点、アニメに2点。合計は原作29-アニメ15。

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第201回 アクセルワールド 最終回

Posted by ヒッター7777 on   0 comments   0 trackback

アニメ「アクセルワールド」最終回
 うまくまとめられた最終回でした。
 ほぼ原作通りの展開だったので、安心して観れました。
 原作4巻分+外伝2話分で、2クールでちょうどいい長さにしていましたが、第2期があるとすれば5~9巻になると思うので2クールにぎゅぎゅっと詰め込みになるでしょうね。
 内容を知りたい人はブログ第132回を読んでください。ネタバレですので読んだら記憶を消去してください。
 記憶消去に関してはブログ第190回をご参考に。

 ブラック・バイスの声優さんの声ってあんまり聞き覚えがなかったので、また原作者を引っ張り出したのかと思ったら、Zガンダムのカミーユ・ビダンの声優さんだったとは・・・(覚えてねーよ)

 電車の中の赤く光る眼が怖いですね(笑)
AW242

 エンディングで巫女姿のういういが登場していたのは、視聴者からはよ2期を作れという圧力をかけさせる狙いがあると思う。
AW241

 このバスに乗っている美少女は、まさか・・・。病院にお見舞いに行くところか。
 ヒッターブログ第132回参照で。
AW243

 この人の合流は第3期でないと無理だろうな。
AW244
 ハーレム・ワールドになりそうだな。

 ゲーム「アクセル・ワールド -銀翼の覚醒-」のおまけだったOVAもEX01となってるので、02以降も作って欲しいですね。(いや、ゲームは出さんでいいから)

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第200回 トータル・イクリプス

Posted by ヒッター7777 on   0 comments   0 trackback

アニメ「マブ-ラヴ オルタネイティヴ トータル・イクリプス」(Muv-Luv Alternative Total Eclipse)
 2012年夏アニメ。12話までを一気に見終わりました。2クールらしいので24~26話
 これ原作を知らないんですが、ロボットアニメかと思ったら、元は、アダルトゲームメーカー「âge(アージュ)」から発売された、PC用恋愛シミュレーションゲームのスピンオフ作品の小説版が原作と言う複雑なものでした(^^。
 どうせなら18禁でやって欲しいかなとも思うが、これはこれで面白い。
 ヒッターは第1話、第2話の「帝都、燃ゆ(前・後編)」ではまっちゃいました。

 なにせスピンオフ作品と言うから、本体の「マブ-ラヴ」、「マブ-ラヴ オルタネイティヴ」(18禁版と全年齢版がある)のほうも知りたいものです。

 「トータル・イクリプス」原作小説は調べたところ5巻まで出版されていますね。
 1.朧月の衛士 (2007年12月25日発売)
 2.宿命の動輪 (2008年5月30日発売)
 3.虚耗の檻穽 (2008年12月28日発売)  
 4.懺業の戦野 (2009年1月30日発売)
 5.蠱主の細瓮(2011年10月29日発売)


 1944年
 第二次世界大戦において日本はに連合国と講和条約を締結し、敗戦はしたものの無条件降伏を回避している。
 そのため日本は原爆攻撃を受けていない(原爆は連合軍による欧州反攻時ドイツに2発投下されている)。
 国号は「大日本帝国」から「日本帝国」となっている
 
 1958年
 火星で初めての地球外知的生命体が発見される。

 1967年
 月面での初接触。以来、人類は劣勢に追い込まれる。
 この生命体はBeings of the Extra Terrestrial origin which is Adversary of human race(人類に敵対的な地球外起源種)と呼ばれた。

 1973年
 中国・新疆ウイグル自治区喀什(カシュガル)にBETAAを満載した降下ユニットが飛来。侵略が始まる。BETAは人間を食うことが確認される。 

 1974年
 カナダ・サスカチュワン州アサバスカにBETAの降下ユニットが飛来する。米軍は戦術核を使用。カナダ東半分が死の領土となる。
 人類は対BETA戦用人型兵器「戦術歩行戦闘機(Tactical Surface Fighter)」、通称、戦術機開発によりBETAに反撃をもくろむ。
 しかし、この戦術機の開発、運用は各国独自の技術で作られ、統一規格がなかった。
 BETAにユーラシア大陸のほぼ全域を支配される。この年までに世界人口の約3割が死亡。
 
 1987年
 日本帝国主導の対BETA諜報計画「オルタネイティヴIV」計画発動。この時点で全世界の人口の半分が失われた。
 1998年
 朝鮮半島より、BETAの日本侵攻。首都京都陥落。日本人は日本列島を捨て世界に散らばる。

 2001年
 人類は国連軍アラスカのユーコン基地で各国協働による「先進戦術機技術開発計画」通称「プロミネンス計画」を行っていた。

 さてアニメの方はだいたい前半が終わったあたりですので、後半が楽しみです。
 今回は原作を読まずに楽しんでみましょう(^^ いや、読むのがいっぱいありすぎて手が付けられないのだ。

 ED曲いいね。「signs ~朔月一夜~」


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第199回 王狼たちの戦旗

Posted by ヒッター7777 on   0 comments   0 trackback

ジョージ・R・R・マーティン 氷と炎の歌 第2部「王狼たちの戦旗 (上)、(下)」改訂新版
A SONG OF ICE AND FIRE Ⅱ:A Clash of Kings

Pictures17.jpg

 ブログ第63回の続き。
 10月に第3部「剣嵐の大地」(上)(中)(下)巻が文庫で出るので、連休を利用し、いそいで読む。
 改定前の文庫版(全五冊)は読んでいたのだが、ちょっと忘れていたので、第3部を読む前にはちょうどいい。

 ターガリエン家を滅ぼし「七王国」を統一したロバート・バラシオン《鉄の王》の暗殺により、内乱の時代に入る。「鉄の玉座」を求める5人の王による「5王の戦い」。
 ジョフリー・バラシオン:先王の長男。《少年王》
 スタニス・バラシオン:先王の上の弟。ドラゴンストーン公。《狭い海の王》
 レンリー・バラシオン:先王の下の弟。《ハイガーデンの王》
 ロブ・スターク:先代スターク公《王の手》の嫡男。《北の王》。
 ベイロン・グレイジョイ:《鉄諸島の王》。

 そして滅ぼされたターガリエン王朝の最後のひとり、デナーリエン女王は3匹のドラゴンと共に、大陸を東へ向かう。

 物語の語り部が複数なので、視点が定まらないのですが、読み始めると止まりません。
 ここいら人間関係が複雑で、登場人物も多く、上手く書き切れません。読んでください。(^^;

 王座の争いとは別に、七王国の北部、《壁》に迫る脅威。《壁の外の王》マンス・レイダーの数万人の戦士たちが北から侵攻しようとしている。

 七王国に十数年ぶりに《冬》が訪れようとしている。

 シリーズは7部作の予定とか。
 第3部「 剣嵐の大地」A Storm of Swords 2012年10月、早川文庫予定。
 第4部「 乱鴉の饗宴」、A Feast for Crows 2013年1月、早川文庫予定。
 第5部 A Dance with Dragons(未翻訳)2013年、早川文庫予定。
 第6部 The Winds of Winter (予定)
 第7部 A Dream of Spring (予定)

 海外TVドラマも第2シーズンが放映されていますね。


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第198回 テラ・フォーマーズ

Posted by ヒッター7777 on   0 comments   0 trackback

橘賢一「TERRA FORMARS」①、②以下続巻
 週刊「ヤングジャンプ」で連載中ですが、面白かったのでコミックスを買おうとしたら1巻が品切れで無い。
 とりあえず2巻を買っておいて、1巻の重版を待つ。やっと手に入ったので買ってきました、
Pictures16-001.jpg

 どうも最初の方を読んだ記憶がなかったので、調べたら掲載誌が違ったのね。

 21世紀中盤。火星の地球化(テラ・フォーミング)ぬ着手した人類は、火星の凍っている二酸化炭素を温めて温室効果による気温の上昇、苔類の増加による酸素濃度、気圧の上昇を図る。
 太陽光を有効活用するために、苔類は黒い色のものを。そして、その苔を食べ繁殖していく黒い生き物を送った。ゴキブリである。

 2579年。緑の星となった火星のゴキブリ駆除に向かった宇宙船「バグズ1号」は着陸後、音信不通となり、遭難したとされる。 

 2599年。第2次ゴキブリ駆除隊「バグズ2号」に乗った15名の宇宙飛行士は、火星で進化したゴキブリ「テラ・フォーマーズ」と遭遇する。
 火星の過酷な環境が、3億年も進化しなかったゴキブリに進化を促したのだ。
 この作戦で生き残ったのはたった二人。なんとか地球へ戻ってくる。

 2619年。火星より飛来したと思われるウィルスが地球に蔓延する。

 2620年。大型宇宙艦アネックス1号は100名の乗員を乗せて火星に向かう。 

terra formars
 ゴキちゃんがたくましくて、抱かれたい昆虫の上位にノミネートされそうです。
 最強の昆虫ってなんでしょうね? カブトムシではないと思いますが。

 まだまだ謎に満ちている火星のピラミッド群? 失われた第5惑星とは? 今後も楽しみです(^^

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第197回 人類は衰退しました 最終話

Posted by ヒッター7777 on   0 comments   0 trackback

アニメ「人類は衰退しました」最終話
 「妖精さんの、ひみつのおちゃかい」第11話、最終話の2回で放送。なかなかの出来具合です。
 85点。
 病んでるセン童話でしたね。良い最終回でしたが、原作には及びませんでした。
じんるい120

 原作の第5巻、前半のお話でした。ヒッターのブログカテゴリー>小説 参照。
 原作は現在、7巻まで発行されており、1、2、4~7が各二話。3巻だけ丸ごと1つのお話になっています。
 3巻の話「妖精さんの、おさとがえり」は3週でも良かったくらい削られてたな。”人類衰退”の原因に関わる話だったのに。
 海外版は台湾で5巻まで中文翻訳版《人類衰退之後》が刊行されているようです。漢字であの妖精さんの雰囲気が伝わるのだろうか?

 アニメの第2期を期待したいところですが、1クールでやるにはネタが多すぎ、2クールでやるには足りないという半端なところですね~。
 ヒッターとしては2巻のハムスターの話とか、6巻の鳥人類コンテスト、5巻後半の万物ゲーム機の話とか、7巻のヒト・モニュメント暴走、クスノキの里壊滅とかもやって欲しいのですが、あれ?うまくやれば2クール分ありそうな気がするな(笑)
 まあ、8、9巻が出たころに第二期スタートを期待しましょう。

 さて「妖精さんの、ひみつのおちゃかい」ですが、アニメの構成的に不満があります。
 ↓原作
 わたしちゃんは昔から耳の奥の方で時々、しゃわしゃわと音がすることに気がついていました。
 病院に行ったけど治らなくて、いつの間にか気にしなくなっていたのですが。
 
 わたしちゃんの部屋にできた妖精さんの隠れ里のメンバーが、町内会旅行へ出かけるので挨拶に来るのですが、行先は行ってみないと解らないという。
 妖精さんたちが出発して静かになった部屋の中でお茶をしていると、昔のことを思い出したりします。 

 (ここからアニメスタート・・・)
 わたしちゃんもダークですが、それを上回る「野ばら会」の面々。Y嬢との1匹狼の協同組合を組みます。
 アニメでは「野ばら会」をただのお茶会サークルとしてしか表現していません。
 元々は「野ばら会」は”学舎”歴代の「妖精のお茶会」捜索チームでした。Y嬢はその膨大な資料を調べていたんですが、思わぬ秘密も見つけてしまいます。
 歴代の「野ばら会」が探索して集めた資料は、30年前とか170年前とか1800年前とか、最も古い資料は石板に刻まれてるとか「学舎」っていつからあったの?

 200年間、「学舎」推薦スポーツのクリケットだと思ってたのが、実はボーリングだったというネタはスルー。

 2大「妖精のお茶会」捜索サークル、「野ばら会」と「2匹の狼少女の会」の手打ち。魔女先輩と花先輩の卒業。AB先輩は実家の都合で途中退学。わたしちゃんとY嬢は6級生(たったふたり)になり、巻き毛ちゃんと3人部屋に。
 もう学舎に入学してくる子供もいなくなり、廃校が決定する。

 「野ばら会」の最後の3人のメンバーは、おそらく最後のデッドスペースで、ロボットたちの墓場を見つける。わたしちゃんは思い出します。あの妖精さんのことを。
 壁にぶつかっているRYOBOに、「家に来ませんか?友人として。」というと、友人という言葉に反応したのか、「その後、ご学友は出来たのでしょうか?」「これからもあなたに妖精の御加護がありますように。」と言って去っていくRYOBO。

 (アニメ→閉校・卒業)

 友人Y嬢が帰った後、町内会旅行へ行っていた妖精さんたちが、わたしちゃんの耳から、すぽぽぽぽぽーんと出てくるんですね。
 妖精さんはだれかひとり、そこに居れば会いに行けるそうです。
 そう、学舎時代に初めて会った妖精さんはどこに消えたのか? それはわたしちゃんの頭の中だったんですね。
 町内会旅行の行先は、わたしちゃんの過去の思い出の中だったのです。

 Y嬢の持ってきたRYOBOを見た、町内会旅行帰りの妖精さんたちは「じつぶつだー」「たびさきでみたやつだー」とざわざわ。
 するとRYPBOの中からガサゴソ音がし、すぽぽぽぽーんと色とりどりの妖精さんがでてきます。「おつとめしゅうりょー。」
 最初からいた妖精さんたちと混じってしまい、びっくりした妖精さんたちは一斉にいなくなります。
 わたしちゃんは気がつきます、学舎での妖精さんのお茶会はどこで開かれていたのかを。

 その夜、わたしちゃんは夢を見ます。そこには白いクロスのかかった丸テーブルと椅子、お茶のセットが置いてあり、その横には妖精さん用のテーブルと椅子、そして、あの妖精さんがいました。
 「お久しぶりですね。」
 「いつもいっしょだったですが?」
 「そんな気はしませんでした。」
 「まだ、さみしい?」
 「いいえ、頭の中でいつもお茶会が開かれているようなものですから。」
 誰かが居れば誰かが来るのです。お茶会が開かれれば、きっとお客は来るのです。
 だから私は知ったのです。どんな相手とだってわかりあえるのだと。
 「あなたは、あなた自身はさみしくないの?」
 「せんきゃくばんらいですからー」
じんるい1201

 この前後のエピソードでお話がふくらむというか、アニメはこれを(半分)削っているのでメルヒェン度が下がったと言うか、どっちがいいと思いますか?

 ついでにアニメの第10話「妖精さんたちの、ちきゅう」。この最終回でもちょっと触れています卒業式。
 これは原作第1巻の第1話なんですが、どうせなら第1話冒頭の卒業式のエピソードもやって欲しかった。
 人類最後の「学舎」閉校ですべてのクラスの生徒12名が「学舎」を離れることになったエピソード。
 卒業式で絶対に泣かないと誓った12名を襲ったのは、恐るべき教師たちの攻撃でした。
 生演奏のショパンの「別れの曲」が流れる中、ひとりずつ壇上に上がり、卒業証書を渡されるのですが、ここで教授陣が「その生徒との思い出を語ってきかせる」という儀式がありました。
 技巧の極みともいう語彙の選択が適度に卑怯で、多彩な修辞がさんざめき、表現の倒置は効果的に認識を揺さぶり、冷徹に写実したかと思えば、擬人化した花鳥風月にあらゆる抒情を演じさせ、センテンスの切れ目に浮かぶ静寂が饒舌に伝えるのも束の間、朴訥さをもって畳みかける祝辞の輪唱は気付けば韻文学の旅情を讃え、壇上に立つ卒業生の眼が必要以上に潤むところで区切りよく軽やかに収斂してゆく。
 全員が泣かされるという公的いじめにも似た卒業式だったようです。(笑)
 これはアニメで見たかった。

 さて、就任したY嬢のクスノキの里における、ヒト・モニュメント計画は、わたしちゃんの協力により、壮絶な結果をもたらします。
 さすがは最後の人類の知識を受け継いだ者たち。その結果は・・・

 人類は本日も絶賛衰退中です。(^^
じんるい12

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第196回 境界線上のホライゾン(10)

Posted by ヒッター7777 on   0 comments   0 trackback

川上稔「境界線上のホライゾン Ⅱ(下)」 Horizon on the Middle of Nowhere : Ⅱ Part 2
 ・「第五十六章 劇場の咆哮者」「第五十七章 控え位置の双者」「第五十八章 花畑の合格者」「第五十九章 塔上の王」「第六十章 戦後の認め人」「第六十一章 高空の防衛隊」「第六十二章 高空の攻撃隊」
第11話
第11話22

 アニメ第11話「花畑の合格者」の元ネタ約6章分。今回も大幅省略。省き過ぎだろう。
 「第五十六章 劇場の咆哮者」終盤から

 「女王の盾符(トランプ)」”10”ウイリアム・セシル《副会長》の《聖術(テスタメント・サイン)》「分け与え」VS 葵・喜美《変な女》の《神奏術》「高嶺舞(たかねまい)」。
 喜美の「高嶺舞」は自分への干渉を無効化する《神奏術》なので、いくら荷重をかけても無効。
 「女王の盾符」”10”ロバート・ダッドリー《副長》の左手の「聖譜顕装(テスタメンタ・アルマ)」《巨きなる正義(ブラキウム・ジャスティア)・旧代(ウエストス)》の能力は”効果範囲にある武装を使用者ごと遠隔操作する”。
 マルガ・ナルゼ《漫研部部長》のペンは武器と見なされなかったようだ。《白魔術(ヴァイス・テクノ)》「加速線」で空中に絵を描きアーバレスト(大型のクロスボウ)の8本の矢を打ち返すが、ロバート・ダッドリーの右手は《聖術》「打ち払い」でさらに打ち返す。
 6mの距離を挟んでラリーが続くが、ダッドリーはさらに矢数を2倍の16本に増やす。マルガは「徹夜(ピンチ)モード」に突入。笑っているのは、意識がハイになっているらしい。
この状況は、《薬詩人(ドーピング・ポエマー)》ベン・ジョンソンや《文芸部副部長》トマス・シェイクスピアも同様の状態になるので危機感を覚えるダッドリー。
 セシルもダッドリーも女王の側近として、ここで負けるわけにはいかない。ダッドリーは聖譜記述により、何も知らずに投獄された少女だった。何度も自害をしようとしたが、それを救ったのは、牢獄の壁をぶち抜いてやってきたエリザベスだった。
 セシルも聖譜記述により太っているというだけで襲名した《フード・ファイター》の農家の娘だったが、女王の友人として最後を看取ってもらうまでここでは負けられない。
 喜美がセシルに近づくほど「分け与え」の《聖術》が解除され、高度が落ちていく。
 ダッドリーはさらに矢数を4倍の32本に増やす。左手の「聖譜顕装」を外す瞬間、さらに8本追加し、右手の「打ち払い」だけで32本ラリーを続ける。
 32本+追撃の8本が時間差でマルガを襲うが、命中の瞬間、マルガの《白魔術》の術式が展開する。マルガが描いていた術式のストーリーは”生意気な女が、友に叩かれて目が醒める”。
hori1101.jpg
 「打ち返し」の術式だった。「入ー稿ーー!」とガッツポーズで叫んで倒れるマルガ。40本の打ち返された矢がダッドリーに向かう。
 ダッドリーの「打ち払い」が空を切った瞬間、上からの荷重で40本の矢が叩き落される。セシルは荷重対象がなくなったので落下し始める。
 真下に居た喜美の術式は”弾く”もので”受け止める”ことは出来ない。ダッドリーの術式も”打ち払う”ものだ。
 そこに駆け付けた戦士団が辛うじて”受け止めた”直後につぶれるが、これを相対への介入として、ノーコンテストとなる。

 倫敦塔へ向かう《第一億務》点蔵・クロスユナイトを阻止しようと現れたのは、「女王の盾符」”1”ウオルター・《トライデント》・ローリー。かつての《尼子十勇士》の生き残り、元・山中・幸盛である。(《トライデント》は山中を縦書きにすると三又の槍に見えるから)。重力刀による切腹式《分身の術》で点蔵に迫るが、点蔵の背中から《八咫烏》のミルトンが飛び出す。
 山中・幸盛と同じく《尼子十勇士》の生き残りである元・横道・兵庫助のミルトンは分身の一方の顔面に飛びかかる。分身しただけで、元はひとりの人間なので知覚を乱され、もう一方の動きが鈍った瞬間、両脚の下を擦り抜ける。
 振り返ったウオルター・ローリーの重力刀は点蔵の背中を浅く切っただけだった。
 
 倫敦塔手前。最後の障害はアーバレストを構えた戦士団。動体感知型・流体感知型合成の追尾式の矢を放つが、点蔵の脱ぎ捨てた血の付いた上着に誤誘導され外れる。(この場面は第3部での伏線。当然、第3期の予定がないのでカット)
 ウオルターから奪っておいた重力刀を投げつけ、戦士団が防楯を構えたところを飛び越えて倫敦塔の北西塔、《刑場(アンダミオ・デラ・エジェクション)》に辿り着く。
 そこに居たのは、エリザベス《妖精女王》のふりをしたメアリと、メアリのふりをしたエリザベスであった。
 バストサイズの違いで見破った点蔵は、メアリに告白するが、ここでセリフ噛むなよ(笑)
 ここで本多・正純が、初の自力実況通神(チャット)に参加。息抜きでアデーレ、ネイト、「大罪武装」をゲットしたネシンバラも点蔵の状況を見に来る。
 メアリに国の為に犠牲になってはいけないと説得する点蔵。メアリとの口づけを出来なかった言い訳を、結婚する条件として”巨乳信仰”の合否確認していなかったからと誤魔化す。
 まあ、ここは合格ですね。今回のサブタイトルです。「好きです」のセリフをまたも噛む点蔵。ここで全ての動きと音が止ります。なぜか「武蔵」と「三征西班牙」の戦闘も。
 「私もです」と答えるメアリの周りに次々と白い水連が咲き始める。
hori1102.jpg
 チャット場面は小説に及ばないな。原作の方が圧倒的に面白い。

 処刑を拒否した《重双血塗れ(ダブルブラッディ)》メアリ・スチュアートの責任を問うエリザベス。この場で処刑を宣告し《王賜剣二型(Ex.カリバーン)》に手を掛ける。 
 点蔵は今まで誰も抜けなかった《王賜剣(エクスカリバー)》をメアリが抜くと言い放つ。「土に刺さった300の剣を抜く方法」を知っているか?と。
 かつてヘンリー八世《総長》は《王賜剣》は抜けると豪語していた。そして彼は《花園(アヴァロン)》を作り、「圧縮空間」や「末世」の研究をしていた。
 さらにホライゾンの「大罪武装」の格納システムを聞いていた点蔵は、《王賜剣》が地殻を鞘にしているのではないと想像した。
 エリザベスが発射した《王賜剣二型》の流体光の中に、メアリの手を包み込んで差し入れる点蔵。
 流体光が突然消え、エリザベスは抜けた1m強の長さの《王賜剣二型》を持っていた。そしてメアリの側には長さ1m半の、中央で二つに分かれた2本で一組の大剣。《王賜剣一型(Ex.コールブランド)》が宙に浮いていた。
 《王賜剣二型》は折れて地脈の中で補修されていた《王賜剣一型》の保管庫の鍵であり、その鍵は王に対して剣を抜く「奉剣の儀式」で開かれる。
 エリザベスがメアリに向かって剣を向けたため、エリザベスはメアリに剣を捧げた格好になり、メアリは向けられた剣を受け取ったのだ。
 ヘンリー八世《総長》は自分が2本の剣を持つよりも、二人の娘、メアリとエリザベスに《王賜剣》を託した。
 「英国」の王がもう一人の王に剣を捧げた。そして、メアリ処刑の条件に《王賜剣》を抜くことが出来なかったという項目があり、それが覆された。
 ここで本多・正純の介入により、次期「英国」の王として聖譜記述に基づきメアリの子、ジェームズ1世に王位の譲渡を条件とし、それまでの保護とメアリの「武蔵」への亡命を宣言する。
 アニメ、省略しすぎ。
hori1103.jpg

 「アルマダ海戦」のほうは「Program5.グラベリン沖海戦」が終わり、「Program6.英国南西沖で終了」のはず。
 「三征西班牙(トレス・エスパニア)」のフェリペ・二世(セグンド)も、乗員を退艦させ船と共に最期を迎えるつもりだった。
 アニメではいきなり「第二次アルマダ海戦」に入っていくが、理由を説明せんか!
 原作ではここに「K.P.A.Italia」の《教皇》インノケンティウスの妹・オリンピア、元《西国無双》の立花・道雪(誾の実父)が実況通神(チャット)で登場。
 これは「M.H.R.R.(神聖ローマ帝国)」から「聖譜連盟」へ横やりが入ったため。「武蔵」に傭兵業を横取りされた前田・利家が本国経由で抗議したらしい。
 「武蔵」の傭兵業は越権行為であり、フアナ達がフェリペ・セグンドを救いに行ったため、「アルマダ海戦」は終わっていないと言う難クセである。
 「M.H.R.R.」が「武蔵」の傭兵業を認めたくないのは皇帝の旧派(カトリック)と敵対する改派(プロテスタント)領邦に「武蔵」が雇われるとやっかいだから。
 改派寄りの「英国」はこの通達を無視したい。同じく「六護式仏蘭西(エグザゴン・フランセーズ)」は「M.H.R.R.」に抗議。「K.P.A.Italia」は「武蔵」は異教であっても異端ではないので、傭兵として雇うことも視野に入れているが「 三征西班牙」に潰されても痛くはない。
 各国の思惑の中で最終的に「M.H.R.R.」の言い分が通って「第二次アルマダ海戦」に入る。ここで「武蔵」と「三征西班牙」は20kmの距離を置いて両陣営とも協議に入る。

 弁当タイム。トーリの弁当に入っていたのはホライゾンの作った「青雷亭」名物、素材100%の”革コロッケ”。浅間神社の葛の葉弁当の名称は「葛野郎」である。ミトツダイラの商館から届いた焼肉弁当は、オリオトライ先生が縦に積み重ねてガツガツ食っていたようだ。

 「アルマダ海戦」は既にProgram6.まで終わっており、両陣営で談合で済ますには「聖連」の監視が厳しくなっている。
 あとは「三征西班牙」の撤退戦で、「武蔵」が「三征西班牙」領域で「三征西班牙」艦船を沈めること。本国側に逃げ追われつつ撃沈されたことにするわけだが、1,2隻の撃沈では「聖連」も納得しない。
 なにせ、本来の「超祝福艦隊」はそっくり残っているのだ。落とすなら旗艦《サン・マルティン》級でなければならないだろう。
 「三征西班牙」は戦後の戦力温存ために「武蔵」の撃沈、または撤退戦を失敗させ、「聖連」の指示に従ったが「武蔵」が遂行できなかったため、Program6.での「アルマダ海戦」終了を認めさせる方針を固める。「聖連」の指示による作戦の失敗は「聖連」自身が認めないからだ。
第二次アルマダ海戦

 距離15kmを切ったところで戦闘が始まる。《聖術符》のチャフはまだ残っているが、あと12分ほどで消滅予定。
 ハワード卿の贈り物は伏線カットしてたので、突然でてきたな。
 「三征西班牙」の武神団「サンチャゴ騎士団(カバレイロ)」の攻撃。やはりサンライズですな。この辺は力入ってる。
 魔女(テクノヘクセン)隊21名の一斉砲撃で「サンチャゴ騎士団」2機撃墜。のこり1機をマルゴット・ナイトの「黒嬢(シュヴァルツ・フローレン)」が落とす。
 「三征西班牙」旗艦《サン・マルティン》のステルス攻撃に裏をかかれまくるアデーレ。その中で、向井・鈴はまたあの音を聞く。
 そこへ《副長》弘中・隆包率いる野球部・陸上部・混成揚陸部隊が襲撃を掛ける。

 《サン・マルティン》が1隻ではないと見抜いたアデーレは、2艦の推定位置に砲撃を掛ける。その内、1艦に砲撃したのは《茶道部部長》浅間・智。《狙撃巫女》から対艦《砲撃巫女》に昇進です。左右の眼の色が違うのは左目が照準義眼”木の葉”だから。対艦砲撃装備”梅椿”着用。
 姿を現す2隻の《サン・マルティン》。しかし、鈴は「英国」到着時に聞いた音が別方向にあると言う。
 3隻目は正面に居た。正面砲撃に防御が間に合わない。そこに突っ込んで防御したのは「女王の盾符」”4”《海賊女王》グレイス・オマリ(種族:木霊)の高速艦《グラニュエール》。
 「武蔵」が「英国」に到着したとき、このステルス艦の砲撃を《重力障壁》で弾けば「英国」側に跳弾する可能性があった。あえて被弾したことと、その時、《緩衝障壁》でオマリの船を守ったことを借りとし、恩をひとつ返すと言って後方の《サン・マルティン》1隻を道連れにする。

 「武蔵」艦上の3箇所で相対戦が始まろうとしていた。
 《副長》《野球部部長》弘中・隆包VS《会計》シロジロ・ベルトーニ《守銭奴》。
 《第四特務》《野球部員》ペデロ・バルデス&《第五特務》《野球部員》フローレス・バルテス兄妹VS《一般生徒》《近接格闘師》ノリキ。
 《第三特務》立花・誾《砲撃人妻》VS《副長》本多・二代《蜻蛉切》。

 いや~二代さん。まだ「セッ〇ス」って、互いのことをよく知り合う意味の英語弁だと思ってたんですか(笑)
 東(あずま)くんは周りの空気がおかしいので、図書館で調べて意味を知ったようです(^^; 
 しかも、立花・宗茂さんと五分で二度の”戦闘”をして、たいした”速度”だったとか、誾さんは普段ならもっと持つ、とおっしゃられますが。(笑)
 広報委員の中継で全国放送していたが「三征西班牙」は旧派なのでカットしていたのではとか、”出血”したとか、50回くらい”刺した”とか、”刺された”のは宗茂さんの方だったとか爆笑会話でした。(原作では)
 アニメでもこれで落ちを全部持っていきましたね(^^;

 次回は「山川道澤(さんせんどうたく)」を司る四神武神対決。
 ”どんな場所も足場として回避を行う「大道」を作る”《道》の「道征き白虎」VS 初起動したOS”無限に落下加速する平面空間「矛盾の湖沼」を作る”《澤》の能力の「地摺朱雀」の対戦が楽しみです。
013-001.jpg

 つづく・・・

 あと2回に無理やり詰め込め!
 原作に3点、アニメに2点。合計は原作26-アニメ13。

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第195回 OVA アクセル・ワールド

Posted by ヒッター7777 on   2 comments   0 trackback

OVA アクセル・ワールド #EX01 「Reverberation;残響」
 番外編ということで見ましたが面白かったです。
 この中で登場した加速世界「アクセル・アサルト」は、やはりグリーン・グランデに言っていた、廃棄された「アクセル・アサルト2038」計画だったのか?
 「コスモス・コラプト2040」って宇宙で格闘でもするんかな?

 ヒロユキとタクムはイメージ力が弱かったのか、空飛ぶブタと便利な武器にしかなっていません。
 特にタクムはチユの腕に装着されるとき、なにかに目覚めたようです。(笑)
アクセルワールドEX01

 ヒッターもMMORPG「Final Fantsy XI」を10年ほどやっていますが、ゲーム世界が過疎化していくと、寂しくなるのは解りますねー。
 まあFFXIは英仏独版も出ていて海外からもアクセスしているゲーマーも多いし、初期から中華系の人も入ってましたからね。
 ただ日本語が通じないと言うのは、やはりパーティを組んで遊ぶのに苦労します。英語圏の人もフランス語とか解らないらしく、どうしてもグループ化してしまうようですね。
 ゲームを初めて1年ほどして北米版が発売された時、一気に外人さんが入ってきましたが、日本人とのメンタリティの違いが大きくて、つまらなくなったと止めていった人も多かったです。

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第194回 ヒプノスの回廊

Posted by ヒッター7777 on   0 comments   0 trackback

栗本 薫 グイン・サーガ外伝22「ヒプノスの回廊」(THE PASSAGE OF PAST)
ヒプノスの回廊―グイン・サーガ外伝〈22〉

 2009年5月に栗本薫さんがお亡くなりになり「グイン・サーガ」正伝130巻、外伝22巻を最後に、もう二度と栗本さんの作品は読めないのかと、ヒッターはショックのどん底に落ち込みました。
 思えば高校生の時から読んでたんだなぁ。
 それで、この外伝22巻は読まずに封印していました。これを読んだらもう本当に「グイン・サーガ」の最後だと、思っていたんです。

 今月から「グイン・サーガ・ワールド」の第2期が始まり、久美沙織さんによる外伝23「星降る草原」(THE STARRY STEPPE)も出版されました。
 第2期の方ではなんと正伝の続編が五代ゆうさん、宵野ゆめさんによって書き続けられるとか。
 栗本版「グイン・サーガ」はもう読めませんが、栗本さんの夢を受け継いで、書き継がれていくというのは1読者として嬉しいものであります。

 フランク・ハーバートの「デューン 砂の惑星」、アイザック・アシモフの「ファウンデーション・シリーズ」、ロバート・ジョーダンの「時の車輪」など、後の作家が書き継いで世に出たものは、まあファンにとって賛否両論はあるでしょうが、嬉しいものです。(書いた人も熱烈なファンだったのです)。
 最近では早世された伊藤計劃さんの未完だった「屍者の帝国」を円城塔さんが完成させてくれました。
 だれか吉田直さんの「トリニティ・ブラッド」書いてくれんかな。第二部の第1話執筆中に亡くなってしまったが、第三部のラストまでのプロットは残されて公開されているので。 

 さて、読み始めた外伝の22巻は短編集です。
 外伝1「七人の魔導師」(THE SEVEN SORCERERS)が正伝の125巻「ヤーンの選択」(THE DECISION OF DESTINY)で繋がると誰も思っていなかったように、この「ヒプノスの回廊」は正伝のかなりとんでもないところに繋がりそうです。
 なにせ出てくるのは、グインが目覚めた時に覚えていた二つの単語。”グイン”という自分の名と”アウラ”という言葉。
 この秘密に迫っていきます。

 追放された”王”・グイン。《暁の女神》アウラ。グインが突然戻った《ランドック》という世界。
 「グイン・サーガ」という物語の最後の秘密に迫る短編でした。
 時期的にはグインがマリウスと旅をしているあたりから、外伝2「イリスの石」(AMULET OF AERIS)ぐらいの時かもしれません。
 これは正伝の終盤に繋がる短編だと思います。

 ヒッターがこの短編集で一番、気にいったのは「氷惑星の戦士」でした。
 「グイン・サーガ」を栗本薫さんが書くきっかけになった作品ですね。
 「ダーティ・ペア」で一躍有名な高千穂遥さんの「美獣」でヒロイック・ファンタジー分野で先を越されたと思った栗本さんが、企画したのが「グイン・サーガ」です。
 この時代はSF一辺倒の業界からファンタジー世界を取り入れた新分野が日本に芽生えた時代だと思います。昨今のライトノベルの遠い祖先が誕生した時代ですね。

 最後に、グインサーガ正伝。できれば道標である「カリンクトゥムの扉」、「ノスフェラスの彼方」、「ランドックを求めて」、「ラゴンの反乱」、最終巻と目された「豹頭王の花嫁」まで書いてほしいものです。
 サブタイトルには苦労したそうですが(^^;

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第193回 ソードアート・オンライン(5)

Posted by ヒッター7777 on   0 comments   0 trackback

川原 礫「ソードアート・オンライン」(既刊10冊)
 実に面白い巻でした。詳細を話せないのが悔しい(^^;
 第10巻 「ソードアート・オンライン10 アリシゼーション・ランニング」
ソードアート・オンライン〈10〉アリシゼーション・ランニング

 西暦2026年。「SAO}事件から4年。ニューロ・リンカー普及の6年前。「アクセル・バースト2039」実験の13年前。「アクセル・ワールド」の20年前。

 第2章 アリシゼーション計画 西暦2026年7月
 救急車で運び込まれた病院から拉致されたキリト。アスナ達はその行方を追う。
 彼女は茅場晶彦の恋人だった神代凜子と共に、「RATH(ラース)」の菊岡(二等陸佐)の元に乗り込む。
 そこで聞かされたのは。
 ここは非常に重要な情報を含むパートなので、細かく書くことは控えます。

 ・現在、人工知能と言えば莫大な情報量を元に、対応を蓄積学習していくトップダウン型のA.I.だけである。
 ・理論上だけであったボトムアップ型のA.I.(Artificial Intelligence)。それは人間の脳と同様の教育をしなければならない。
 ・人間の反応と変わらないNPC(ノン・プレイヤー・キャラクター)
 ・新生児から抽出された”魂”のコピー。《人工フラクトライト》
 ・1辺5cmの立方体で人間の脳と同量の記憶素子を持つ《光量子ゲート結晶体》
 ・ポリゴンにテクスチャーを貼りつけるのではなく、”魂”に直接、視覚データを書き込む《ニーモニック・ビジュアル・データ》
 ・クロックアップ(加速)上限は理論上無限だが、”魂”の寿命問題があるらしい。
 ・「SAO」事件の前から計画されていたプロジェクト。
 ・千倍に加速されたシミュレーションワールドで16名の《精神原型(ソウル・アーキタイプ》から300年で8万人に増えた世界。
 ・善人しかいない世界に与えられた食料供給に関する「過負荷試験」。その結果はその地域のNPC全員の餓死だった。
 ・日本独自の兵器テクノロジー。VR技術の軍事転用。
 ・”禁忌”を破れないはずのNPC《アリス》による《移動禁止アドレスへの侵入》。
 ・戦争で〇を〇せるA.I.の条件とは・・・
 ・《人工高適応型知的自立存在》”Artificial Labile Intelligence Cyberneted Existence”《A.L.I.C.E.》
 ・《プロジェクト・アリシゼーション》 “Project:Alicization”「アリス化計画」
 ・あの看護士のお姉さんは実は・・・。
 ・キリトが《アンダーワールド》で「SAO」のスキルを使用できた理由は・・・。
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 あれ?いっぱい書いちゃったな

 第3章 ザッカリア剣術大会 人界暦378年8月
 キリトから《アインクラッド流剣術》を学びながら《青薔薇の剣》で《悪魔の樹 ギガスシダー》に撃ちこみを掛けるユージオは、200年も前倒しで《ギガスシダー》を5日で切り倒してしまった。
 ユージオは《天職》を解放され、《剣士》を目指してキリトと共に「ルーリッドの村」を出る。
 キリトたちを観察する謎の《使い魔》。(いや~この使い魔ちゃん、好きです^^)
 5か月後、年に一度、ザッカリアの街で開催される「ノーランガルズ北域剣術大会」に参加した二人は、《アインクラッド流剣術》で勝ち進む。(←これは何か卑怯っぽいw)
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 第4章 帝立修剣学院 人界暦380年3月
 一年半後、ザッカリアで推薦状を手に入れた二人は《央都セントリア》の「帝立修剣学院」にいた。
 《アンダーワールド》で2年を過ごしたキリトは、《フラクトライト・アクセラレーション》の現実との加速比が千倍なら、まだ18時間しかたっていない。
 キリトは切り倒されるまで378年という時間を刻んだ《ギガスシダー》の最頂部の部分を削りだした《漆黒の剣》を手に入れる。
 ついにキリトは「事象の上書き」による《心意(インカーネーション)》技を・・・・
 キリトとユージオは《セントラル・カセドラル》で待つ、というアリスに再会できるのか。
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 11巻は2013年2月予定です。 

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第192回 秋のハムスター

Posted by ヒッター7777 on   0 comments   0 trackback

秋のハムスター
 9月もほぼ半ばだと言うのに、まだ暑いですねー。
 ハムっこの難儀もまだ続きそうです。
 それでも8月は1日2回、ケージの底の保冷材を交換してましたが、今月に入ってからは1回ですんでいます。
 冬は冬で大変ですが(^^;

 8月にグレ子さんがお亡くなりになり、現在4匹になりました。

ハム0
ハム1
ハム2
ハム3
保冷材のあるあたりは涼しいので寝やすいらしい。

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第191回 十二国記

Posted by ヒッター7777 on   0 comments   0 trackback

小野不由美「十二国記」既刊9巻(講談社版)現在未完
 出版が講談社から新潮社に移り、完全版として7月より発行が始まっています。
 原作は読んでいなくても、2003年にNHK-BS2でアニメ放映されたのを見た人は多いでしょう。
 ヒッターは友人からまわってきたDVDで知りました。
 最初は取っ付きにくかったですが、しばらく見ているとハマッちゃいました。
 特に「風の万里 黎明の空」(第23話~第39話)が好きですね~。
 
 原作が未完ということで、アニメも区切りのよいとこで終わったようです。
 アニメ化された時点で発表されていなかった作品によって、現在、アニメ世界と原作で矛盾が生じているらしい。
 原作小説は読んでいなかったのですが、今回、完全版として出版された分から読んでいきます。

 新潮文庫(完全版)
 Episode 0 魔性の子 (講談社文庫には入っていない。初版は1991年)
 Episode 1 月の影 影の海(上)(下) 初版は1992年

 予定
 Episode 2 風の海 迷宮の岸  10月発売予定
 Episode 3 東の海神 西の滄海
 Episode 4 風の万里 黎明の空(上)(下)
 Episode 5 図南の翼
 Episode 6 黄昏の岸 暁の天
 Episode 7 華胥の幽夢
 オリジナル短編集
 書き下ろし長編

 アニメの音楽が好きだった
 十二國記 ED─「月迷風影」


 やはり38~39話が良い回だった。
 The Twelve Kingdoms - 38 - A Great Distance in the Wind


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第190回 ソードアート・オンライン(4)

Posted by ヒッター7777 on   0 comments   0 trackback

川原 礫「ソードアート・オンライン」(既刊10冊)
 第11巻のアリシゼーション編、第3話は来年2月になりそうなので、とりあえず読み始める。
 今巻はかなり「アクセル・ワールド」に近づいていきます。

 第9巻 「ソードアート・オンライン9 アリシゼーション・ビギニング」
ソードアート・オンライン (9) アリシゼーション・ビギニング

 西暦2026年。ニューロ・リンカー普及の6年前。「アクセル・バースト2039」実験の13年前。「アクセル・ワールド」の20年前。

 プロローグⅠ 人界暦372年7月
 そこは「ルーリッドの村」と呼ばれる、この世界の北の果てにある村。
 キリト(11才)は友人のユージオ(11才)と《天職》として与えられた《巨樹の刻み手》として働いていた。ふとしたことで幼馴染みの村長の娘、アリス(11才)と3人で《北の峠》の洞窟へ《氷》を探す冒険に出る。(日帰り)
 《北の峠》の洞窟で首尾よく《氷》を発見するが、洞窟を守っていたはずの《白竜》の骨を見つけ、帰り道に迷って洞窟を抜けて《ダーク・テリトリー》側へ出てしまう。
 そこで見たものは上空で飛龍に乗って戦う《整合騎士》と《黒騎士》だった。敗れた《黒騎士》の方へ1歩踏み出したアリスは、警報に引っ掛かってしまう。
 村へ逃げ戻る3人。翌日、村へ現れた《整合騎士》は「禁忌条項」に抵触したと、アリスを連行していく。キリトとユージオにはどうすることもできなかった。

 プロローグⅡ 西暦2026年6月
 《死銃事件》から半年。
 現実世界のエギルの経営する喫茶店兼バー「ダイシー・カフェ」に集まった朝田詩乃(シノン)、桐ケ谷和人(キリト)、結城明日奈(アスナ)。
 招集をかけたシノンは第5回GGO(ガンゲイル・オンライン)BoBに二人の参加要請をする。
 第4回で準優勝だったシノンは、第1回、第4回の優勝者、《サトライザー》に勝ちたいらしい。銃器がメイン武器のGGOで《軍隊格闘術(アーミー・コンバティブ)》で勝ち続ける《サトライザー》は異常な存在だった。
 キリトは《サトライザー》が普通のゲームプレーヤーではなく、軍人か何かのプロフェッショナルではないかと予測する。

 話は変わってキリトが元SAO対策チームであった菊岡に紹介されたバイトの話になる。この2か月ほどそのバイトをしていたのだ。
 キリトが紹介されたバイトは、新理論による次世代型フルダイブ・システムのインターフェイス・モニターだった。
 開発会社の名は「RATH(ラース)」。アスナによると「鏡の国のアリス」の中の《ジャヴァウォックの詩》にでてくる空想上の生き物らしい。
 その装置はかなり大きく、この「ダイシー・カフェ」いっぱいくらいになるそうだ。
 元になった理論は、現在の「ナーヴギア」「アミュスフィア」の脳細胞レベル接続ではなく、”魂”への量子力学的な接続、《ソウル・トランスレ-ション》という技術。
 人間の”魂”は何処にあるのかという推測に基づく部位は、脳内にある微小な直径数ナノメートルの中空の骨だった。
 その中に詰まっている光子の集合体、《揺れ動く光Fluctuating Light)》。略して《フラクトライト》。
 《ソウル・トランスレーター(STL)》によって《フラクトライト》の双方向の翻訳・書き換えが「ラース」の目的なのか?
 さらに情報秘匿のため、キリトにはダイブ中の記憶が封鎖されているという。自分が約3日のダイブ中の出来事を現実世界(リアル)に持ち帰れないらしい。
 バイトを始めた当初は、この記憶封鎖は行われておらず、その時の印象は「SAO」や「ALO」などと比較にならないほど、キリト並みのプレイヤーでも「仮想世界」だとわからなかったようだ。
 その世界でキリトは自分のものではない、他者の記憶かシステムが構築した《リアル・ワールド》を体験した。
 まるで「」の中で出来事を経験しているような感覚。それはさらにもう一つのことを示している。
 時間感覚の加速である。現在の《STL》の加速比は1:3。キリトがこの3日のバイトで過ごした「仮想世界」内部時間は。約9~10日であった。 
 これは、思考クロックを上げる技術、《フラクトライト・アクセラレーション(FLA)》と呼ばれる。
 そのダイブ世界の名は《アンダーワールド》。これも「不思議の国のアリス」に出てくる名前である。
 ここでキリトは何かの単語に引っ掛かりを覚える。

 転章Ⅰ
 「ダイシー・カフェ」を出たキリトとアスナ。
 キリトは来年になったら、アメリカの大学で研究している《ブレイン・インプラント・システム》の勉強に行きたいと語る。これは現在の「アミュスフィア」に継ぐ脳リンクの正常進化系である。
 《ソウル・トランスレ-ター》の設計思想には茅場晶彦の気配がする。茅場晶彦の思考模倣プログラムはどこかで生きているのだ。
 キリトはアスナに、一緒にアメリカについてきて欲しい、と告げる。アスナは当然承諾するが、キリトはアスナの父親には印象がいいが、母親の覚えが悪い。
 その二人を襲撃したのは《死銃事件》実行犯、最後の一人。元「ラフィンコフィン」《ジョニー・ブラック》金本敦。
 キリトは《死銃(デス・ガン)》で撃たれながら、金本を倒す。
 駆け付けた救急車の中でキリトのバイタルは”0”に近づいていく。

 第1章 アンダーワールド 人界暦378年3月
 キリトは目覚める。「ダイシー・カフェ」を出て、アメリカの大学に行きたいとアスナに告げたところで、記憶が途切れている。
 自分がだれか。どういう人生を送ってきたか、すべて覚えているのに。

 ということで、キリトくんは《アンダーワールド》でレベル1からスタートします。ここまでで9巻の半分くらいですので、残りは買って読んでください。(^^

 さあ。太字は「アクセル・ワールド」との共通キーワードです。アニメを観た上で、わからないのは右のカテゴリーから小説>アクセル・ワールド(第132回)を読んでください。

 第10巻 「ソードアート・オンライン10 アリシゼーション・ランニング」 へ続く。
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第189回 うみねこのなく頃に(5)

Posted by ヒッター7777 on   0 comments   0 trackback

竜騎士07「うみねこのなく頃に」
出題編 Episode4 『Alliance of the golden witch ~黄金の魔女の同盟~』
うみねこのなく頃に Episode4

 第4話はヒッターが一番悩んだエピソードです。このエピソードにはどんな意味があるのか?
 Ep.3の続編という位置なのか? 当然、Ep.1、2のワインボトルのメッセージではありませんね。

 《奇跡の魔女》ベルカステルの「12年後」の新たなる駒。前作で1986年の六軒島の事件から生還した者が亡くなり、すべての親族を無くして、ただ一人となった1998年の右代宮縁寿(うしろみや えんじぇ)は、12年前の事件の真相を暴こうと動き出す。
 莫大な右代宮家の財産を相続することになった縁寿は、命を狙われながらも六軒島へ向かう。
 ベルンカステルの誘い(魔女のの誘惑)に乗った縁寿は1998年とベアトリーチェのゲーム盤、双方で真相究明にかかるが・・・。
 Ep1,2,3と異なるシチュエーションで起こる連続殺人。戦人はこの惨劇の原因が自分にあるとベアトリーチェに言われる。
 右代宮戦人とは一体、何者なのか? 《黄金の魔女》ベアトリーチェとは一体、何者なのか?
 右代宮明日夢が自分の母親でないと知り、自己喪失に陥る戦人のため、《最後の魔女》エンジェ・ベアトリーチェは命を賭ける。

 今回から登場の青文字システム。”真実の青”は”赤き真実”で否定されない限り有効となる戦人の武器である。
 二人は互いに謎と推理を武器に決闘を行う。
 Ep4までで全てのヒントが出され、あなたは真相に辿り着けるか? ミステリーで解決しなければならない、フーダニット(誰がやったか)、ハウダニット(どうやってやったのか)、ホワイダニット(動機は何か)は解けるのでしょうか?(無理です;;)

 今までの中で一番、破綻しているストーリーですね。
 ヒッターは、なにがなんだか解らなくなりました。(ノД`)シクシク
 右代宮金蔵が家族の前に姿を現した? この爺さん、生きていたのか?
 真里亞は人の外見だけでなく、精神状態で人間を区別する。
 人格が変われば別人だと判断するのか・・・なるほど。ではベアトリーチェと判断していたのは、別の人物でいいわけだ。
 魔女は二人いなければ「魔法」を使えない。しかし、《始原の魔女》マリアはひとりで世界を創りだせる。
 《マリアージュ・ソルシエール》に参加したのは3人。マリア、ベアトリーチェ、エンジェ。
 縁寿が調査中の寝具店で発見したものはなんだったのか?
  ベアトリーチェに不可能だった、「さくたろう」の復活を縁寿ができた訳は?
 六軒島に上陸した縁寿が「魔法」を使えた理由は?

 思えば、エヴァ・ベアトリーチェからエンジェ・ベアトリーへと《黄金の魔女》を継承した二人は右代宮家当主になってるが、、右代宮金蔵に黄金を与えた、初代《黄金の魔女》ベアトリーチェって誰だったの?
 初代ベアトリーチェ、楼座が出会ったベアトリーチェ(死亡?)、連続殺人を行うベアトリーチェ、エヴァ、エンジェと5人もベアトリーチェがでてきた。
 これはなにか意味があるのか?

 さて、《黄金の魔女》ベアトリーチェの目的は何なのでしょうか?
 戦人に存在を認めてもらうこと? 戦人に謎を解いてもらうこと? 黄金郷へいざなうこと?
 Ep.1~Ep.3では戦人以外の全員が黄金郷へ入りました。
 そう、戦人だけが入っていないんですね。これは何を意味するのか。

 うーん、謎だらけで推理も何もできません。
 最後に一人だけ生き残った戦人を殺すものとは?「私はだぁれ?」

「うみねこのなく頃に」はPC版、PS3移植版、PSP移植版、原作者による小説化版、コミックス版があります。
 お勧めはPS3版ですね。フルボイスで、魔女たちの表情も、とても邪悪です(笑)
 PSP版は邪悪な表情がないので不評のようです。

 PS3版「うみねこのなく頃に 魔女と推理の輪舞曲(ロンド)」


このあとはカテゴリーをゲームに切り替えて第256回 うみねこのなく頃に散(1) につづく
http://hitter7777.blog.fc2.com/blog-entry-257.html


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第188回 境界線上のホライゾン(9)

Posted by ヒッター7777 on   0 comments   0 trackback

川上稔「境界線上のホライゾン Ⅱ(下)」 Horizon on the Middle of Nowhere : Ⅱ Part 2
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 ・「第五十三章 距離空きの遭遇者」「第五十四章 距離詰まりの衝突者」「第五十五章 火事場の立役者」「第五十六章 劇場の咆哮者」
第10話
 アニメ第10話「劇場の咆哮者」の元ネタ。すんごい省略してますね。(ノД`)シクシク

 第2次「武蔵」-「英国」相対戦
 《第五特務》ネイト・ミトツダイラVS「女王の盾符」”2”F・ウオルシンガム《首輪知らずの猟犬(ノーキーピング・ガンドッグ)》 第2戦。
 もともと異族の多い「英国」は「アルマダ海戦」の予定を満月時に設定していたので、これはウォルシンガムに分が悪い。
 夜空に二つある月の一つは賢鉱石(オレイ・メタロ)の塊で流体光を発している。
 檸檬を投げつけて注意を逸らし砲撃する《猟犬(ガンドッグ)》。噴水に入れた《銀鎖》を使い大量の霧を発生させた《銀狼(アルジョント・ルウ)》。
 《銀鎖》を迎え撃つ《千本薔薇十字(Wars of the roses)》。だが、今回は《銀鎖》を縫いつけることが出来ない。
 ホライゾンのリンゴの剥き方をヒントにした技で、《千本薔薇十字》を防いだのだが、アニメでは伏線からカット。
 かつて「六護式仏蘭西(エグザゴンフランセーズ)」で処刑された、異族の娘「聖なる小娘(ジャンヌ・デ・アーク)」は《天使》の血を引いていた。
 フランシス・ドレイクがマルガ・ナルゼに言っていた話ですね。
 仏蘭西側の異族部隊が駆け付けた時には、すでに処刑は終わっていたとされるが、実は彼女は使命を終えたと、自ら灰となって天に帰った。
 異族部隊は彼女の遺品を持ち帰った。その一つが《銀鎖》。《天使》を縛る力を持ち、聖女の血肉と灰で聖別され、さらに不死系異族の力を付与改造された自律道具(インテリジェンス・アイテム)。
 前回、ウォルシンガムに砕かれた2本の《銀鎖》が賢鉱石の月の光を浴びて蘇ってくる。
 《銀鎖》を避けて後ろ向きになったウォルシンガムに、先ほどの檸檬を拾い上げ投げつけた時、一瞬、ウォルシンガムがネイトを見失う。
 ウォルシンガムの髪からOS本体(カワイイw)を引っ張り出してネイトの勝ち。
ホライゾン10

 《書記》トゥーサン・ネシンバラVS「女王の盾符」”6”トマス・シェイクスピア、第2戦。
 第十三無津乞令教導院でネシンバラはNo.13(トゥーサン)、シェイクスピアはNo.14(トマス)だった。
 ネシンバラの”奉納した文章を願掛けとして再現する”《神奏術》「幾重言葉(いくえことは)」とシェイクスピアの《聖術》「宮内大臣一座」の戦いであるが、「大罪武装(ロイズモイ・オプロ)」《拒絶の強欲(アスピザ・フィラルジア)》を持つシェイクスピアが有利だ。
 その機能は”使用者が受けたあらゆる痛みを流体に変換し、使用者の内燃拝気として内部に流体を蓄積する効果”。
 倫敦全土で鑑賞される演劇に、シェイクスピアを応援する市民たちはネットで非難文や攻撃的文章を書いて応援する。
 過熱した腕を冷却しながら切りこんでくるネシンバラに、シェイクスピアは「宮内大臣一座(ロード・チェンバレンズ・メン)」で全演劇を披露する。「ハムレット」「オセロ」「ヘンリー6世」・・・(全部書けません;;)
 最後にそれらを集合させて作り上げたのは「第四悲劇(リア王)」だった。双剣を振るう「リア王」に対抗して現れる、雷光剣を持った「天神・道真(みちざね)」
 この辺はネシンバラが”神下ろし”をしてるんですね。権限超越であとで浅間・智に射殺されるそうです。(笑) ネシン→ネ申
 戦いの最中、ネシンバラは思い出す。かつて少女は自分のことを「私」と呼んでいたことを。
 「リア王」の双剣の一本と雷光剣は相打ちになって折れる。「道真」の顕現は消えていくが、代わりに「第二悲劇(マクベス)」が立ち上がる。
 「悲劇の王」と「王位簒奪者」はともに消えていく。
 シェイクスピアは自分が「私」だったのか「ぼく」だったのかわからなくなった。かつてはどちらも自分だったのに、ネシンバラと別れた時、どちらかがいなくなったのだ。
 どちらが本当の自分だったのだろうと問う少女に、僕を好きだった方だと答えるネシンバラ。 
 少女が袋から出したのは限定50部の、ネシンバラの初出版本であった。(例の「ノル○○○ンクエスト3」ですね。挿絵はマルガ・ナルゼだったようだ)
 和解したシェイクスピアから《拒絶の強欲》を簒奪していくネシンバラ。(シェイクスピアはこの後、ネシンバラのストーカーになります。メール半日で3000通とか)
ホライゾン101

 《第一特務》点蔵・クロスユナイトと《第四特務》マルガ・ナルゼの小等部時代の話は半分くらいだった。
 いままで視線を合わせたこともなかったナルゼに、いきなり”犬のような匂い”がすると言われて、こいつは生涯の敵だと思った点蔵(笑)
 ナルゼはそのことを覚えていなかったが、3年の2学期に席替えで隣同士になった時、ナルゼは点蔵がだれだかわからなくて、ずっと口を利かなかったらしい。
 点蔵はその2学期のおかげで女子に嫌われていると、トラウマを負ったそうな。(-∧-)
 「女王の盾符」”10”ウイリアム・セシルの《聖術》「分け与え」から点蔵をガードして倒れるナルゼ。そこに現れたのは葵・喜美だった。
 「女王の盾符」”10”ロバート・ダッドリー達とのタッグマッチは来週に持ち越し。

 《副会長》本多・正純VS「女王の盾符」”3”《大法官》クリストファー・ハットン、第2戦。
 戦闘能力の無い正純を追う動死体(リビング・デッド)達。怪我をしたアリクイの走狗(マウス)が目覚めたのは、主人に危機が迫ったため。
 だが経験の少ない走狗なので、どうすればいいのか判らない。ヘルプ機能で「地脈間移動」をすればよいと出るのだが、主人と親密な関係を持つ走狗でないと失敗するらしい。
 正純のことをよく知らないので困っているところへ、正純の巻いた包帯の匂いで「黒藻」たちが出てくる。
 「黒藻」たちがアリクイの走狗に教えたのは、「せーじか」「ぜーきん だいすき」「うすいの」「すべりきゃら」等である。(これでわかるのか?)
 浅間・智が駆けつけていたのは通神管理者なので、正純の危機通知を受けたから。走狗に術式を持たせて送るつもりだった。 
 アリクイの走狗は、浅間から受け取った《対霊用御禊式除霊術式》を持って、正純のもとへ駆けつける。
 水で書いた正純の顔がカワイイ。
ホライゾン102

 先週、ウルキアガがニコラス・ベーコンと戦ってるシーンがあったが、原作にもないし、アニメでもやらんかったな。

 「アルマダ海戦 Program2.ポートランド沖海戦」「Program3.補給タイム」は原作でもあっさり省略。
 「武蔵」が追っている「三征西班牙(トレス・エスパニア)」の艦船は6隻なので、1隻を破損させて「Program2」を終わらせる。
 「Program3」は先行した「三征西班牙」艦隊に「Program1」での小艦群が合流。
 次はカレー沖海戦なのでカレーネタ。
 甲板上ではハッサン・フルブシと御広敷・銀二《調理部部長》が、戦勝祈願のカツカレーの屋台を開いている。
 アデーレに出された飲み物「レモンカレー」をのどに詰まらせ、動作不能になる。(ホライゾン曰く、ゲロの匂いがする)

 「Program4.カレー沖海戦」は「英国」が火船を送り込んで混乱させる手筈であった。50m級輸送艦8隻に《火炎術式》を搭載して発進させた途端、「三征西班牙」艦隊が逆行して衝突する。
 「武蔵」が追っていた6隻は《爆砕術式》を搭載した囮艦隊だった。フェリペ・セグンドは小艦の方に移乗していた。
 事実上は「三征西班牙」側が火船で被害を受けたと解釈できる。「武蔵」は艦首側「品川」「浅草」の装甲を大破。さらに《聖術符》のチャフで自動人形たちの流体通信網がダウンする。
 ここに新大陸からの増援、《機鳳》「赤鷲(ロジョ・アゾウル)」10機が攻城杭を投下、後部の「高尾」と「青梅」も被弾する。
 アニメでは「三征西班牙」領の暗黒大陸(九州)の西側の《門》から、新大陸(北海道)東側の《門》に開拓に行ってるなんて説明は一切ない。(笑)
 さらに小艦群は「武蔵」各艦の間に入り、乱戦を開始する。
 チャフのせいで各艦は連絡が取れず、もう終わりだと思ったアデーレ・パルフェットの前に全裸が現れる。
 全裸の馬鹿の「もう少し歴史を回してみろよ」発言に気を持ち直したアデーレは、仲間の救援を呼びかける。

 「三征西班牙」の小艦群の前に障害物が現れた。「武蔵」の有力商人たちの大型輸送船数十隻が防護壁代わりとなる。
 シロジロが管理していた輸送艦の牽引帯が”偶然”、展開したと誤魔化す。
 本来、商人たちは戦闘に出なくても良かったのだが、「武蔵」や他国の戦力情報を生で得るために残っていたのだ。その参加費としてシロジロは所有貨物艦を供出させていたのだ。

 攻城杭を補給した《機鳳》10機の第2波攻撃。迎撃に出た魔女(テクノヘクセン)隊に2機が落とされる。
 自己閉鎖状態で再起動した自動人形達による《重力障壁》も再起動する。
 右舷側から接近する《機鳳》から水平発射された攻城杭に対し、「武蔵」は右舷艦の外壁のハッチを全開にし、縦町輸送路を全開放して反対側に通り抜けさせる。
 軌道修正は重力制御を利用した《侍女式レシーブ》である。
 この通り抜けた攻城杭は、各艦の内側で砲撃をしていた「三征西班牙」の小艦群を直撃する。
 上昇軌道に入った《機鳳》に作業用武神が投げつけた攻城杭でさらに1機撃墜。
 《武蔵王》ヨシナオがアデーレを見て、しっかりやっているな、呟いたのは、ヨシナオのかつての領地の”野獣の紋章”を継ぐ娘だからである。
 内側に入った小艦群を追い出すため「武蔵」は八艦を個別操縦させ、蛇行運転に入る。
 チャフで連絡が取れないので、魔女隊が各艦の前方と左右で術式灯火カンテラを持って並走誘導する。
 つづく・・・(説明しないと意味が解らんアニメの作り方ってどうなのかな?)

 原作に3点、アニメに1点。合計は原作23-アニメ11。

 次回は点蔵の嫁取りですな。

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第187回 バンシィ(9)

Posted by ヒッター7777 on   0 comments   0 trackback

 バンシィ(9)
 今年は果物の出来が悪いらしい。値段が高くなりそうだな。フルーツ好きとしては悲しい。(ノД`)シクシク
 
 ショルダー部の製作。ここはデカールが2種類あるのでどっちにするか迷う。
ショルダー

  足首部の仮組。
足首

 両脚部の仮組。。
両脚

 これで仮組は一応、終了。
 これからちょこっと塗装したり、デカールを貼りながら組み上げていきます。

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第186回 10月の新作アニメ

Posted by ヒッター7777 on   0 comments   0 trackback

10月の新作アニメ
 9月も早や1週間が過ぎ、秋の気配が濃くなってきました。
 今月いっぱいで終わるアニメも多く、そんなに数は見れませんが、終了するのが残念なものが多いですね。
 10月から何が始まるのかざっと見たところ、ヒッターが見たいと思うのは
 
 ・ヨルムンガンド(第2期) PERFECT ORDER
 ・ジョジョの奇妙な冒険 
 ・『銀魂』の新作エピソード&特選再放送
 
 ↑このへんは内容が判っているので、アニメスタッフが上手く作ってくれるかに期待しています。

 ・めだかボックス アブノーマル
 ↑西尾維新さん原案のコミック化のアニメ化の第二期ということで、すいません、第一期見てませんでした、これから見ます(笑)
 詳細はWikiで
http://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%82%81%E3%81%A0%E3%81%8B%E3%83%9C%E3%83%83%E3%82%AF%E3%82%B9

 ・俺の妹がこんなに可愛いわけがない。
 ・えびてん-公立海老栖川高校天悶部-
 ・となりの怪物くん 
 ・神様はじめました
 ・絶園のテンペスト 
 ・武装神姫 
 ・お兄ちゃんだけど愛さえあれば関係ないよねっ 

 ↑このへんは見てみようかなと思ったもの。だいたいタイトルだけで決めてます。

 ・頭文字(イニシャル)D Fifth Stage 
 ↑微妙なところ。コミック何巻から買ってなかったかな? 話がどこまで進んだか覚えていない。

 来年の予定として
 ・機動戦士ガンダム THE ORIGIN 
 ・西尾維新 「全物語」アニメ化 
 ・鬼灯さん家のアネキ ←コミックス全巻買った
 ・あるゾンビ少女の災難
 

 あいかわらずコミック、ラノベ系からのアニメ化が多いですが、まあ、人気作品をアニメ化すれば失敗が少ないという理由でしょうね。
 アニメ・オリジナル!ってやつを最近見てない気がします。
 良い脚本家が育ってなのでは?

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第185回 楊令伝(15)

Posted by ヒッター7777 on   0 comments   0 trackback

北方謙三「楊令伝(15)天穹の章 」
 大水滸伝第2部「楊令伝」文庫版15巻、完結。
楊令伝 15 天穹の章

 こんなものを作ってみました。
 楊令伝一覧

 ヒッターは今まで以上に目から汗をかきました。本当に悲しかったです。
 読んでいて心が熱くなる小説とは、良いものです。
 最終巻を読んでこのネタ帳を書くのに10日ほど冷却期間を取りました。(4回書き直しました。力入って長くなりすぎて)
 救いなのは、これで終わりではなく、まだ第3部の「岳飛伝」が残っていることですね。

 第1部「水滸伝」全19巻も熱かったが、第2部はさらに熱い。冬場に読めばよかった!

 ちと、冷まそう。うまくまとまるかな?
 梁山泊の交易による自由市場戦略は、金国、南宋に打撃を与えた。
 1割の税で交易を許す国家と、5~8割も税を取る国家。商人にとって旨味があるのは?
 国家の税収を揺るがす戦略に南宋は自由経済を拒絶するが、梁山泊からの物資供給は南宋の経済システムを凌駕しつつあった。
 金国の2代皇帝もこの危機を見抜き、物流を支配する”幻王”楊令の抹殺を遺勅として没する。

 梁山泊は南宋との決戦を目前としていたが、100年に一度の大洪水に阻まれる。
 中原全土を襲った天災に梁山泊も被害を受けが、楊令は岳家軍との決戦を決定する。

 南宋代表”岳家軍”VS”梁山泊”VS”金軍”の3つ巴の戦いが始まる。
 当初、兵力で上回った”岳家軍”も精強な”梁山泊軍”に3日の間に削られ、戦力差は逆転する。
 そこに奇襲をかける”金軍”だが、”金軍”を信用していなかった楊令の逆襲に大打撃を受ける。
 
 南の”岳家軍”と北の”金国軍”に挟まれた”梁山泊軍”。
 しかし、「抗金」の旗を掲げる岳飛は”金国軍”との共闘を選ばなかった。
 楊令はまず”金国軍”を壊走させ、岳飛と対峙する。
 金軍総帥・兀朮(ウジュ)は片足を楊令に切り落とされ、弟の将軍・訛里朶(オリド)は戦死する。

 (´;ェ;`)ウゥ・・・、この後は書けません。激闘に次ぐ激闘です!

 最終巻でも多くの漢達が散っていきます。
 第1次梁山泊を支えた、天間星《入雲龍》公孫勝、天傷星《行者》武松、地傑星《醜郡馬》宣贊、地理星《九尾亀》陶宗旺、地狗星《金毛犬》段景住、地平星《鉄臂膊》蔡福。みな精一杯生きた。
 そして第2次梁山泊を率いた第2世代たち、《神箭》花飛麟、《九転虎》張平、《御竜子》班光、韓伯竜、欧元。まだまだ生きていてほしかった。
 岳飛を支えて戦ってきた漢たち。張俊、牛坤、軻輔、干楷、斡乾吉、龐仲、趙乗。岳飛の戦いはまだまだ続くのに。

 このまま第3部「岳飛伝」ハードカバーに手を付けます。文庫になるまで待ってられるかっっ!!!
                                                   
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第184回 ソードアート・オンライン ⑨

Posted by ヒッター7777 on   0 comments   0 trackback

アニメ「ソードアート・オンライン」第9話
 「ソードアート・オンライン」については、原作を紹介してきました。
 (右のカテゴリからをチェックしてみてね)

 2クールということで「フェアリィダンス編」凸乳は確実ですね。
 アニメ第9話でとうとう、キリトはユニークスキル「二刀流」をつかい、74層のボスを倒してしまいました。
 ここからは怒涛のように、終局に雪崩れ込んでいきます。
 なにせ75層で「アインクラッド編」は終わってしまうのですから。
 残されたエピソードもあとわずか。ユイが出て出てきたらフラグアップですな。次に繋がらんから。
 結婚初夜イベントはアニメ化されるのか? 微妙なとこで「始まりの街」の地下迷宮はちゃんとやるのかな?
 「フェアリィダンス編」では現実にも対応しなきゃならんから、大変なんだがOPでアスナが鏡合わせでリアル/アバターやってる絵があるので何とかするんでしょう(^^

二刀流
 さて、キリトのユニークスキルですが、この世界ではユニークスキルは限定10種類です。
 キリトの「二刀流」、ヒースクリフの「神聖剣」以外は出てきませんでした。後の「アインクラッド」再起動時にはこの隠しスキルは削除されます。
 しかし、カーディナルシステムのコピー版を基幹(メインフレーム)としていた「フェアリィダンス編」の「アルヴヘイム・オンライン」でキリトは「二刀流」アビリティを持ち越します。
 パラレルワールドでのシルバー・クロウとのデュエルでも「二刀流」してましたからね。(黒ずくめで)
 この辺は便利ですね~。
 でも、このスキル。右脳と左脳を交互に働かせる必要があるようです。(器用な・・・)

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第183回 バンシィ(8)

Posted by ヒッター7777 on   0 comments   0 trackback

バンシィ(8)
 残暑も少し落ち着いてきたのか、ビールの消費量が減った気がします。
 
 バックパックの製作。ユニコーンモード時
バックパック1

 デストロイモード時
バックパック2

 腰部の仮組。前側。
腰部1

 腰部。後ろ側。うっかりデストロイモードにするとバラバラになるので、デカールを貼ってから変形させよう。
腰部2

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第182回 境界線上のホライゾン(8)

Posted by ヒッター7777 on   0 comments   0 trackback

川上稔「境界線上のホライゾン Ⅱ(下)」 Horizon on the Middle of Nowhere : Ⅱ
 ・「第四十九章 市場の嘘つき」「第五十章 集合場所の仲間外れ」「第五十一章 集合場所の合流者」「第五十二章 夜空の別離者」「第五十三章 距離空きの遭遇者」
第9話
 アニメ第9話「夜空の別離者」の元ネタ。
 
 フアナが書いている手紙の内容を手先の動きだけで読み取る立花・誾、さすが「郵政の雄」ガルシア・デ・デヴァリョスの嫁ですね。
 夫の手伝いで「砲弾型郵便」というのを考えたそうですが、試験的に貴族連中の家に撃ちこんだら家屋を貫いて隣家に誤配になったそうです。
 豚骨系麺類屋台で誾が頼んだのは、豚骨刀削麺大盛り、野菜炒め、餃子、もち帰りで春巻きだったがアニメでは描くのが面倒だったらしい。

 浅間・智がネシンバラに小等部時代に書いた小説の小冊子「ノルマンコンクエスト3」を差し出す。
 初めての出版物だったが、なぜ「3」なのかと浅間が聞くと、1と2は未発表の前作があったとか。
 最初の3文字目から5文字目まで太字なのは、トーリの悪戯だったらしい。
 ここでネシンバラくんは「初心」を思い出すんですね~。

 「武蔵」の作戦立案本部「足りない本部」で検討しているのは、「防衛」をミトツダイラが、「攻撃」をアデーレが担当。
 自分に足りないものを検討するって、大丈夫なの?

 ナルゼを諌める喜美の技は「トルネード平手打ち」。マルゴットとナイゼの通り名《双嬢(ツヴァイフローレン)》は又が二つで女が襄ると覚えるらしい。
トルネード

 点蔵の「退学届け」は「拝啓」で始まっていた。彼を追いかける「三年梅組」メンバー。
 このパートで保留していたホライゾンの方針が決まるのですが、この辺はうまく伝わったのだろうか?
 視聴者はそんなこと忘れてたんじゃないか?
 ここで「武蔵」勢は二手に分かれます。「アルマダ海戦」に向かう傭兵部隊。傭兵を拒否した武蔵残党。
 残党組はメアリ・スチュアートの救出に向かうことになる。「もしもし、エリザベスさんのお宅ですか?」の正純の相対宣言により、第2次相対戦が始まる。

 「アルマダ海戦」に向けて発進する「武蔵」。発令部でアデーレが過負荷状態の「武蔵野」を休ませるシーンがカット。ここは伏線なのに。
 ちなみに「武蔵」各艦を管轄する8体の艦長「品川」「浅草」「多摩」「村山「高尾」「青梅」「武蔵野」「奥多摩」を統括する9体目の総艦長「武蔵」が居ることをアニメでは今まで全く説明していません(笑)
 戦闘シーンはいいですねー。アニメスタッフがんばってますねー。
 「アルマダ海戦」は「英国(イングランド)」が「三征西班牙(トレス・エスパニア)」を追撃しながら「英国」本土を一周することになるので、「武蔵」は進軍してくる「超祝福艦隊(グランデ・フェリシジマ・アルマダ」の後方に付こうとする。
 向井・鈴はあることに気付きます。今までにも時々聞こえていた音ですね。
 作戦はフェリペ・セグンドの方が周到だった。かつての「レパント海戦(厳島の戦い)」の生き残り部隊を「超祝福艦隊」と名付け、本隊を後退させて温存する。
 「アルマダ海戦 Program1.プリマス沖海戦」開始。しかし、4戦しなければならないので、ここで徹底交戦はしません。
アルマダ海戦

 一方、武蔵残党組も第2次「武蔵」-「英国」相対戦を開始していた。目的は《第一特務》点蔵を倫敦塔へ到達させること。
 
 あと4回に無理やり詰め込むんだろうなーーー。

 原作に1点、アニメに2点。合計は原作20-アニメ10。

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第181回 人類は衰退しました 第九話

Posted by ヒッター7777 on   0 comments   0 trackback

アニメ「人類は衰退しました」第九話
 いや~この回はネ申回でしたね。いままで2話で1エピソードでしたが、今回は1エピソードを駆け足で詰め込んでました。良いテンポでした。
 アニメスタッフの作り方がよく解らんのですが、面白そうなエピソードから作ってます?
ようせいさん

 ヒッターのブログで原作紹介してますが(第138回、第141回)
 アニメ 1,2話 原作 第4巻前半 「妖精さんの、ひみつのこうじょう」
  このエピソードを最初に持ってきた意味が解らん。私ちゃんがいきなり髪を切られている。
 アニメ 3、4話 原作 第6巻後半 「妖精さんたちの、さぶかる」
  私ちゃんの友人Yがいきなり登場。視聴者のこと考えて作ってほしい。
 アニメ 5,6話 原作 第3巻全部 「妖精さんの、おさとがえり」 
 今まで1冊の半分を2週にしてたのに、詰め込み過ぎだろう。3回くらいにしろよ。人墜衰退の謎を明かす回だったのに。
 アニメ 7,8話 原作 第2巻後半 「妖精さんたちの、じかんかつようじゅつ」
  原作でもっとも難解とされたエピソードを、上手く編集してました。これはヒッターも評価。
 アニメ 9話 原作 第4巻後半 「妖精さんの、ひょうりゅうせいかつ」
  パイナッポー発電は私ちゃんが子供の頃、お祖父さんに「パイナップルを食べると舌が痺れるのは電気が通ってる」と騙されていたため。
  電磁波は発生しないので妖精さんにも優しい発電。
  っていうか、第1巻を読んでいると、妖精さん文明は集合と離散を繰り返し、1~2週間しか持たないというのが通例なのですが(笑)

 この回に作者の人類文明に対する風刺があるとか、そんなことは考えていません。おそらく、作者もそんな気持ちで書いたのではないと思っています。
 それは見る側が勝手に解釈しているのだから、作者の意図と違っていても構わないのですが、むかし、筒井康隆さんが自分の小説を教材に使われ、作者の意図を書きなさい、という問題で自分が考えてもいなかったことを正解として示された時、唖然としたという記事を読みました。
 まあ、ヒッターは面白ければいいんですがね^^

 OP見ると原作第5巻の私ちゃんの学舎時代の話もあるようなので、これを最終回(前後編かな?)にもってくるかな。
 私ちゃんのダークな部分を醸成したお話ですね。
 ヒッター的には第2巻前半をやってほしかったのですが~。
 ”妖精のお茶会”楽しみであります。

 私ちゃんの身長は一般的な女の子より高く、170cm台であることをアニメでは強調してないね。

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第180回  蔵書管理 8月

Posted by ヒッター7777 on   0 comments   0 trackback

蔵書管理 2012.08 8月読んだ本をチェックする。
 ACCCESSデータベースに登録した蔵書は2012年8月31日で 20,612冊(先月増+38冊)となった。

 内訳は
 小説  6,443 冊
 コミックス 13,733 冊
 エッセイ、NF他 436 冊 である。

 かなり読書量が落ちた。だが「境界線上のホライゾン」が第4部まで消化できたのは大きい。

・9月の予定
 前々からの予定の夢枕獏さんの「大帝の剣」。

 「FATE/ZERO」全6巻のうち残り4巻。

 ペリーローダンが9月は433巻まで出ちゃうので、未読の420巻以降を追いつかねばならない。
 バルディオク・サイクルが終わってしまう。

 北方謙三さんの「史記 -武帝紀ー」全7巻も読みたい。

 松岡圭佑さんの「万能鑑定士Q」シリーズは6巻まで読んで止まっているので、続きを読まねば。

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 青森県の北端、大間崎といえばマグロ。名物「大間まぐろカレー」はどうですか?
青森ご当地カレー

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