島本和彦 「アオイホノオ」 18巻
新連載の原作第1話を渡された炎尾燃は、雁屋哲の緻密な設定とストーリーに打ち拉がれる。
どうすればこの膨大な設定を32ページにまとめればいいのか。
しかもメカデザインの出渕裕の設定画など、到底描けるものではない。
追い打ちをかけるように大学の先輩・矢野健太郎が週刊ヤングジャンプで「ネコじゃないモン!」の連載を開始。
そこには自分と同じ新人漫画家・井上紀良の「男は天兵」も掲載されていた。
原作者は自分と同じ雁屋哲。だが作画技術が凄すぎる。
プレッシャーの連続に炎尾燃が見出した一筋の光明とは?

ああ、井上紀良さんもこの頃デビューだったのか。でもアシスタント経験があすんだよね。
炎尾燃と出渕裕の初対面の結果は、この先30年経ってもくり返し言われる大失敗となった!
「炎の転校生」ドラマ化記念の小冊子(前編)付き。
内容が面白すぎる。(笑)

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島本和彦 「アオイホノオ」 17巻

なるほど、漫画家と原作者の関係がよく解りました。(笑)
編集部は危ない漫画家さんをちゃんと把握しているんですね。

「風の戦士ダン」はヒッターも持っていますが、このような制作秘話があったとは当時の読者にも想像できないでしょう。(笑)
しかし、この初連載作品が後の雁屋哲作品に影響を与えていくとは、島本先生も思っていなかったでしょうね。
連載100回記念初版限定(?)小冊子「アオイホノオ被害者の会」付きです。

島本和彦 「アオイホノオ」 16巻
ついに漫画家デビューを果たした炎モユル。
しかし、周りの反応は?
ああ、懐かしいな、高橋留美子「戦国生徒会」が載っていたのか。
墓まで持っていく秘密を描いちゃっていいんですか!? 島本先生(笑)
ずっと思っていたけど、島本和彦さんは新人マンガ家としては恵まれていると思ってたんだが、大学生デビューで週刊連載までやっていたとは、当時は知らなかった。
アシスタント経験もなく、カラー絵など描いたこともなく、雁屋哲先生の原作がつくとは、少年サンデー編集部は太っ腹なのかリスク管理ができてないのか、無謀な企画だと思うんだが。(笑)
まあ、このタッグが後に「美味しんぼ」に繋がったというのは何かで読んだな。

「戦闘メカ ザブングル」はやっぱり良いよね。
小樽のラーメンを食いに行きたいです。
島本和彦 「アオイホノオ」 15巻
とりあえず第9回小学館新人コミック大賞佳作にとおった炎尾燃。
しかし、その前途は多難のようだ。
炎尾の作品を一番褒めてた斎藤次郎ってだれ? 教育評論家?
知らんがな~
一方、「ダイコンフィルム」メンバーの山賀は、石黒昇監督のニメ制作会社「アートランド」に潜り込もうとしていた。
うーん、この時期は松本伊代のデビューした時期か。
新谷かおる先生は「ふたり鷹」「エリア88」「ファントム無頼」連載中ですか! 懐かしいな。

あだち充さんは最近、何を描いてるんだろう?
1982年が始まります。

島本和彦 「アオイホノオ」 14巻
たしかにこの時代はペンギン村カフェが多かった気がする。
ディスコでも「ジンギスカン」がかかっていたな。
ついに新人コミック大賞の佳作を受賞したホノオモユル。
しかし20歳の彼でも5人の受賞者の中では年長組だった。
しかも編集部の対応はホノオに冷たく、喜んでいいのか落ち込んでいいのか解らなくなるホノオだった(笑)
いやいや、これフィクションだというのを盾にとって、当時のことを脚色してますよね~(笑)
すごい悪人っぽく描かれていますが、担当編集者たちはこれを読んでどう思っているのか。
とりあえずマイナススタートというところか。
