まるでダメな男の日記

このブログでは趣味のゲームや読書感想など非生産的な駄文を書き連ねていく予定です。

第1944回 恥知らずのパープルヘイズ

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上遠野浩平 「恥知らずのパープルヘイズ –ジョジョの奇妙な冒険より-」Purple Haze feedback

 文庫化されたので購入。
 「ジョジョの奇妙な冒険 Parte5 黄金の風」で組織〈パッショーネ〉のボス・ディアボロを倒したジョルノ・ジョバァーナ。
 彼が属していたブチャラティのチームがボスへの叛意を示したとき、ひとり離脱したパンナコッタ・フーゴ。

 ジョルノは正式に組織のボスであることを表明したことで、フーゴは自分が裏切り者でないことを証明しなくてはならくなった。
 ジョルノは組織の麻薬チームの殲滅を、忠誠心が疑わしい〈パッショーネ〉の構成員のチームを編成し、粛清に向かわせる。

 パンナコッタ・フーゴ:スタンド名 パープル・ヘイズ⇒ープル・ヘイズ・ディストーション
 シィラ・カペッツート(シーラE):スタンド名 ヴードゥー・チャイルド
 カンノーロ・ムーロロ:スタンド名 オール・アロング・ウォッチタワー

 麻薬チーム
 マッシモ・ヴォルペ:スタンド名 マニック・デプレッション
 ビットリオ・カタルディ:スタンド名 ドリー・ダガー
 アンジェリカ・アッタナシオ:スタンド名 ナイトバード・フライング
 ヴラディミール・コカキ:スタンド名 レイニーデイ・ドリームアウェイ

 ここにスタンド使い同士の闘いが始まる、
                  恥知らずのパープルヘイズ
 やっぱり「ジョジョ」は面白いですねえ。
 しかも執筆者は異能力同士のバトルものに秀でた上遠野浩平さんです。
 非常に使い勝手の悪いスタンド「パープル・ヘイズ」をうまく処理しましたねえ。
 文庫版であとがきが3つと解説まで先生が書いてるのでお得です。

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第1938回 製造人間は頭が固い

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上遠野浩平「製造人間は頭が固い」 No Control Man With No Future

 いつの頃からか、〈システム〉と言われる組織が「人類の守護」をテーゼとして活動し始めた。
 「人類の守護」とはすなわち「人類」を脅かす異物の駆逐であり、その対象は特殊能力を持つ「超人類」である。
 そのため、〈システム〉は「超人類」に対抗できる特殊能力を持つ兵器を製造した。

 製造人間ウトセラ・ムビョウ。
 能力は「処置」、すなわち人間を合成人間を変換する能力を持つ。そのため、多くの反〈システム〉組織は彼の確保を重要目標としていた。
 その作戦の一つでムビョウは、本来なら心臓の疾患で死ぬはずの赤ん坊を助けた。
 しかし、合成人間としての能力を現さないまま少年に成長したコノハ・ヒノオ。
 彼には〈未来〉が託されているのだろうか。
                  製造人間は頭が固い
 ・製造人間は頭が固い The Institutional Man
 ・無能人間は涙を見せない The Incompetent Boy
 ・双極人間は同情を嫌う The Injured Girls
 ・最強人間は機嫌が悪い The Invincible Man
 ・交換人間は平静を欠く The Interchangeble Man
 ・製造人間は主張しない The Industrial Man


 SFマガジンに掲載されたウトセラ・ムビョウを狂言回しとする6つの短編に、断章として
 ・奇蹟人間は気が滅入る The Incomparable Lady Act1~7
 を書き下ろしで挟んだ「ブギーポップ」シリーズのスピンオフ。

 ヤナギサワ・モトキって、何かに出てきたっけ?
 特別製(スーパービルド)合成人間のリミット(雨宮美津子)とリセット(雨宮世津子) は、ふたりとも少女時代はアーミャという姓だったようだが、ミッちゃん、セッちゃんのフルネームはなんなのだろう。
 さて、「ブギーポップ」シリーズの過去編であった本作。
 無能人間コノハ・ヒノオ少年は、この先、どういう形で本編、またはスピンオフに登場するのだろうか。
 物語の続きを楽しみにしています。

第1830回 螺旋のエンペロイダー(2)

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上遠野浩平 「螺旋のエンペロイダー Spin2」 The Emperoider Spin2 "Gravelly Empire"


 謎の能力を持つ才牙虚宇介、才牙そら兄妹と、姉・志邑咲桜の能力《ティピカル・コラプス》を引き継いだ志邑詩歌を狙う『統和機構』の合成人間たち。
 だが、その勢力は複数組あるらしい。
 
 虚宇介の能力の底を測る戦闘用合成人間ブルムベア&パンター。

 どこからかのの指令で兄妹調査命令を出した久嵐舞惟(ホルニッセ)。
 能力名は《アハト・アハト》

 志邑詩歌の力を危険視する特別製(スーパービルド)合成人間マキシム・G(ゴーリキー)。
 能力は制圧用巨人《ジェントル・ジャイアント》。

 マキシム・Gを狙うカチューシャ一派。
 能力は殲滅用無差別攻撃能力《粛清者のオルガン》

 なんだかんだで巻き込まれる《奇蹟使い》フェイ・リスキィ博士。
 特殊技能〈おせっかい〉。

 対戦闘用合成人間を広範囲無力化する6人チーム。
 能力名は《イグノーブル・イグニッション》。

 “吸血”の《奇蹟使い》流刃昴夕のいう“天敵波動”とはなんなのか。
 《能力》を強めていく風洞楓《ウィンド・チャイム》と御堂璃央《ホワイター・シェイド》、室井梢《アロガンス・アロー》。
 どれも他者を支配する能力へと強化されていく。
 《サルタン・オブ・スイング》の日高迅八郎も《支配者》の世界へと誘導されていく。

                  螺旋のエンペロイダー Spin2
 turn 7 "Under Her Voice"
 turn 8 "Giant & Organ"
 turn 9 "Ignoble Ignition"
 turn 10 "Scholer & Boy"
 turn 11 "Arrogance Arrow"
 turn 12 "Before Nightfall"


 少しずつ才牙兄妹の関係が見えてきました。しかし、使命を果たすためにこの地球(ほし)に生まれ落ちたというのはどういう意味なのだろう。
 兄妹の母親・才牙真幌も『統和機構』のメンバーなんですね。
 《最強》フォルテッシモがこの兄妹と仲がいいのが、また不思議なことです。パリパリ皮の焼き鮭が好きなんですね。目視できないスピードでご飯をよそう高速おかわりには笑いました。
 起・承・転・結の「承」のパートでした。

第1798回 螺旋のエンペロイダー(1)

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上遠野浩平 「螺旋のエンペロイダー Spin1」 The Emperoider Spin1 "Wormy Empire"

 『ブギーポップ』のスピンオフ第3シリーズ。先月、最終巻が出たので買っておいた1巻を読み始める。
 前作の「ヴァルプルギスの後悔」を出る度に買って読んでいたら、途中で話が解らなくなったので、今回は一気読みのタイミングを図っていた。

 Introduction
 『統和機構』最強の戦闘用合成人間フォルテッシモの腕の中に降ってきた少女・才牙そら。
 “虚無の王(エンペロイダー)”の物語は、この半年後から始まる。

 異能の力を持つ少年少女たちをスカウト、もしくは狩られて集めた塾「NPスクール」。
 人類より、より進化した存在《MPLS》を狩りだし、抹殺するために作られた『統和機構』の末端組織。
 集められた子供たちは監視され、教育され、研究され、利用されるが、抹殺されるほどの強い能力は持っていない。
 もし、その能力が危険と判定されれば、容赦なく抹殺される。

 室井梢:能力名は《アロガンス・アロー》
 日高迅八郎:能力名は《サルタン・オブ・スイング》
  箕山晶子:能力名は《クェーサースフィア》
 御堂璃央:能力名は《ホワイター・シェイド》
 志邑咲桜:能力名は《ティピカル・コラプス》
 風洞楓:能力名は《ウィンド・チャイム》
 反町碧:能力名は《ストレート・ノー・チェイサー》
 三谷文:能力名は《*****》
 虹上みのり:能力名は《ミューズ・トゥ・ファラオ》
 才牙虚宇介:能力名は《ヴィオランツァ・ドメスティカ》
 才牙そら:能力名は《ナイトフォール》

 『統和機構』の中でも一部の者が追い求める《エンペロイド》。
 螺旋の支配者《エンペロイダー》はいったい誰なのか。
 そして未来の“枢機王”流刃昴夕とは何者なのだろう。
              螺旋のエンペロイダー Spin1
 turn 1 "The Eraser"
 turn 2 "Hunting Unplugged"
 turn 3 "Hunging Girl"
 turn 4 "Paint It Black"
 turn 5 "Bitten by Fang"
 turn 6 "In Ruins"


 御堂璃央、《奇蹟使い》のフェイ・リスキィ博士も引き続き登場です。
 三谷文という少女がジィドに連絡を取り、ジィドがハールと呼んでいたということは、三谷文=パールなんでしょうか。
 キーアイテムの《エンペロイド金貨》は『酸素は鏡に映らない』、『ブギーポップ』シリーズ、『ソウルドロップ』シリーズにも登場しますね。
 起・承・転・結の「起」のパートでした。


第1469回 オルタナティヴ・エゴの乱逆

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上遠野浩平 「ブギーポップ・アンチテーゼ オルタナティヴ・エゴの乱逆」
 Boogiepop Antithesis :"Revolt of Alternative Ego"


                ブギーポップ・アンチテーゼ

 霧間凪の義弟・谷口正樹と、なんの能力も持たない合成人間・織機綺/カミールに接触してきた「統和機構」内の2つのサークル、〈カウンターズ〉と〈アンチタイプ〉。
 なぜ放置されたままの合成人間カミールを両者は取り込もうとしているのか?

 カミール自身さえも知らなかった合成人間製造の秘密。
 サークルの闘争の間に出没する“自動的”な漆黒の“死神”。
 自分のものではないのに、いつの間にか自身の“エゴ”となってしまったもの。
 それに囚われてしまった者たちに下った運命は・・・


 ここまで冊数が増えると、誰がどの巻で登場していたのか調べないと思いだせない。(笑)

 メロー・イエローさんは「沈黙ピラミッド」のほぼ主人公でしたか。
 マキシム・G(ゴーリキー)くんは「ヴァルプルギスの後悔」ですね、
 ふたりの特別製<スーパービルド>合成人間に対して臆さないカミールさんは、やはり自分の中の“もうひとり”の自分(アルター・エゴ)に気づいてしまったんですな。

 本編の物語の時制では正樹と綺が出会って1年経っていないらしい。(「ブギーポップ・リターンズ VSイマジネーター」)
 ネットで探したんだが誰も作品の時系列表を作れないようだ。
 作者は制作ノートでも作ってるのかな?