まるでダメな男の日記

このブログでは趣味のゲームや読書感想など非生産的な駄文を書き連ねていく予定です。

第2206回 境界線上のホライゾン Ⅹ(下)・後編

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川上稔「境界線上のホライゾン Ⅹ(下)」
  Horizon on the Middle of Nowhere Episode X-Part 3

 ネタバレが含まれています。

 共に全長八kmを超える赤と黒に塗り分けられた”大和”と、白と黒に塗り分けられた兄弟艦“武蔵”。
 二つの羽柴・藤吉郎の《大罪武装》と、ホライゾン・アリアダストの《大罪武装》の力を分け与えられた二艦が世界一周&宇宙への旅で優劣を争う。
 負けた方は勝った方の「創世計画」に従うこと。ただし、レースには妨害行為上等。

 P.A.Oda《臨時副長》立花・道雪に相対するは武蔵《副長補佐》立花・誾。
 空位となっている「立花・宗茂」の襲名を父と娘が争う。

 共に伊達家を出た二人。
 元・仙台伊達教導院《第二特務》鬼庭・綱元の《鬼形武神》“左月”が、元・仙台伊達教導院《副長》伊達・成実の《機動殻》“不転百足”と相打つ。

 “新・武蔵”の操艦に戸惑う武蔵《艦長代理》向井・鈴に襲いかかるは、真田教導院《副長》“天竜皇”真田・信繁と鍋島・直茂の朱い《機竜》“大気不足”。
 二体の前後の連携に苦戦する鈴だが、、まだ死にきれず死に場所を求める者がいた。
 北条・幻庵の残した黒い《機竜》“ヴリトラ”が朱い《機竜》を襲う。

 搭乗者のいない《自律型武神》“八房改”と対するのは里見教導院《生徒会長》里見・義康と《八犬武神》“義”。
 黒い《武神》が持つのは先代・義頼の姉と先代《総長》里見・義頼の戦闘データだった。
 いま、すべてを踏みにじりられた義康の怒りに、八玉駆動機を完全展開させた白き《総長専用武神》“八房”が起動する。

 「羽柴(M.H.R.R.)」に付いた真田教導院《副長》真田・信繁と、「松平」に付いた真田教導院《総長》真田・信之。
 はたして真田・信之は将来、本多・忠勝の娘を嫁取れるのか。
 “武蔵”に忍び込んだ《真田十勇士》はどちらに付くのか。

 序盤の戦いを終えて二艦は音速の十八倍で太平洋上を東へ向かう。
 そこには“神代の時代”に地球に帰還してきた者たちの遺跡があった。いや、その全長十五kmに達する遺跡艦群は垂直に海に突き立ったまま活きている。
 乱立する古代技術の塊の隙間を縫って“第二の月”を目指し、高度百kmに達したところで第二ラウンドが始まる。
 《大気干渉結界》が重なり合うほど接近した中、両艦から攻撃と迎撃が始まった。

 羽柴・藤吉郎の《大罪武装(ロイズモイ・オプロ)》と、ホライゾン・アリアダストの《大罪武装(ロイズモイ・オプロ)》は互角の性能を見せる、

 加藤・清正の《王賜剣三型(EX.カレトヴルッフ》に《王賜剣一型(EX.コールブランド)》を砕かれたメアリ・スチュアートは、妹の英国女王エリザベスから託された《王賜剣二型(EX.カリバーン)》の中から、再びに《王賜剣一型》を引き抜く。

 降下中の二艦から飛び立つのは二組の白魔女(ヴァイス・ヘクセン)と黒魔女(シュヴァルツ・ヘクセン)。
 外気温マイナス七十度の対流圏と成層圏の境目での戦闘は、父母の使っていた博物館行きの《機殻箒(シャーレベーゼン)》“黒后”と“白后”では厳しい。
 なにしろ加藤・嘉明と脇坂・安治の“黒姫(シュヴァルト・フュルスティン)二型”と“白姫(ヴァイス・フュルスティン)二型”は未来技術が使われている。
 マルガ・ナルゼとマルゴット・ナイトの勝利への道は、鍛え上げた技術(テクニック)だけだった。

 “武蔵”左舷二番艦“村山”に乗り込んだ島・左近with《機動殻》“鬼武丸”の前に立つのは、元・M.H.R.R.《総長》皇帝ルドルフ二世。
 不死身の“完成体”に挑む不死身の“試作体”。
 勝敗はどちらの手に?

 “武蔵”右舷三番艦“高尾”に乗り込んだ可児・才蔵with《機殻槍》“笹群”の相対戦は一瞬で終わった。
 なにやら頭に棒状のものを載せて「ちょんまげ~」と叫ぶと情報を得られる技を習得しした人物らしい。
 (生きてたんですね?)

 その位置に立つ者は“未来”を変える。
 奪われた者、石川・数正。奪った者、オリオトライ・真喜子。
 “武蔵野”艦橋下でのふたりの因縁の対決を制したのは突如現れた第三者。
 細い金鎖を通した金の刀鍔で右眼を覆う無敵のイイ女である。

 《黒狼》糟屋・武則vs《銀狼》ネイト・ミトツダイラ。
 ふたりの《人狼女王(レーネ・デ・ガルウ》の後継者に、今、先代《人狼女王》の“銀剣”の審判が下る。
 
 《十本槍:SPEER-01》福島・正則vs武蔵総長連合《副長》本夛・二代。
 実力の伯仲する相対の中で、やっと先達の背が見えてきたふたり。
 しかし、もっと先があることを知る二代は、それを見たくはないかと福島に語りかける。

 劔神社代表《十本槍:SPEER-06》平野・長泰。
 巨大な剣状矢の発射システム“孤月”で、浅間神社代表の母の対艦砲クラス《神格装備》“梅椿”を破壊したはずだった。
 だが、今見る母のデータは浅間神社だけでなく、もう一つ所属が増えている。
 神格化した松平・元信を祀る東照宮代表を兼ねたことで、四本の“梅椿”を束ねた《対都市級左右四連装神格装備》“花祭”がその姿を現す。
              境界線上のホライゾン X
 この状態で自立しているのは、やはりすごい。(笑)

 え~、決着がつきましたね。
 これが後世でいう「関ヶ原の戦い」となるのでしょうか。
 こういう形で終わってよかったです。
 「聖譜記述」は1648年のヴェストファーレン会議に関する記述が最後ですから、まだ「大阪冬の陣/夏の陣」は有りそうですね。

 ナルゼとマルゴットの三代に渡る系譜。
 “双鉄(ツヴァイ・アイゼン)二型”が“双嬢(ツヴァイ・フローレン)一型”を受け継いだものなら、令嬢シリーズ三型“双嬢・后”は虐げられていた時代の父母たち魔女(テクノヘクセン)の精神をつぎ込んだもの。
 この登場の仕方が感動ものです。

 あの人が柳生・十兵衛の襲名者なら、家族関係から言っても有り得るのは判りませんでした。(笑)
 まさかの人がもう二人登場しましたね。
 元・皇帝ルドルフ二世の再登場にはビックリです。
 もう一人は「武田」が滅んでも「明」は残ってるからいいのか。でもこれも1644年までだな。

 「境界線上のホライゾン ⅩI」は今年中にでるかな?

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第2201回 境界線上のホライゾン Ⅹ(下)・中編2

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川上稔「境界線上のホライゾン Ⅹ(下)」
  Horizon on the Middle of Nowhere Episode X-Part 3


 ネタバレが含まれています。

 「新大陸(蝦夷地)」で“運命”の自殺の原因を知った「武蔵」勢に「羽柴」の戦艦“大和”の追撃がかかる。
 いまだ『極東』の世界は「羽柴」が牛耳っているが、しかし、これから「松平」の世が始まる。
 「武蔵」側に合流を望んだ最上・義光の三百m級三胴艦“山形城”の艦上で明かされる体育教師オリオトライ・真喜子の素性。
 (ここは第1巻冒頭の部分が伏線だったのか)
 オリオトライ(ORIOTRY)・真喜子とは誰と誰の子だったのか?
 彼女に剣を教えた近所のおばさんとは?

 「奥羽」経由で追撃する“大和”に対し、“門”を抜けて「三征西班牙(トレス・エスパニア)」領へ向かった“山形城”を、地中海(瀬戸内海)で待ち受ける九鬼艦隊。
 大艦隊を相手にした最上・義光は六隻の輸送艦を“一刀”に見立てて九鬼の旗艦を撃破するも、これは“狐狩り”の罠であった。

 再起する匪堕天の白魔女マルガ・ナルゼ。手にするのは両親の残した《機殻箒》“白后(ヴァイス・コーニギン)”。
 両親がマルガの両親と同じ日に結婚したという匪墜天の黒魔女マルゴット・ナイトは《機殻箒》“黒后(シュヴァルツ・コーニギン)”を受け取った。
 互いの相手の母親の名を与えられたた二人は、滅びた二つの村の“真実”を知る。
 そして再び、自分たちの娘たちとの闘いに赴く。

 “武蔵・改”が轟沈した大阪湾上空で、猛攻をかける九鬼艦隊の砲撃で被弾した“山形城”。
 沈みかける“山形城”守る巨大な防護障壁。
 はたして松平・元信が縦横十六kmの「新名古屋城」で造っていたのは“大和”一艦だけだったのか?
  八艦連結式都市艦 武蔵

 さあ、ホライゾン・アリアダストの《大罪武装(ロイズモイ・オプロ)》が真の姿を現しました。
 中央に"焦がれの全域(オロス・フトーノス"を置いて、残り八つの《大罪武装》が“武蔵”の形状と連携をとる。
 右舷一番艦“品川”にあたる部分に"悲嘆の怠惰(リピ・カタスリプシ)"、左舷一番艦“浅草”にあたる部分に""嫌気の怠惰(アーケデイア・カタスリプシ)" というところまでは判明しました。
 《断罪武装》が巨大な人型だったことを考えれば、トランスフォーメーションもできるようです。(笑)

 「ランス10」と「FFXI」を同時にやりながら読んでいるので、なかなか先に進めない。
 「武蔵」勢と「羽柴」勢の最終決戦。ちょっと先読みしたら、マルガとマルゴットがデンドロビウム化してましたね。(笑)
 もうちょっとかかりそうです。

第2199回 境界線上のホライゾン Ⅹ(下)・中編

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川上稔「境界線上のホライゾン Ⅹ(下)」
  Horizon on the Middle of Nowhere Episode X-Part 3


 ネタバレが含まれています。

 共にP.A.Oda《五大頂》四番を拝命し、神格武装"癒使(イスラフィル)"を与えられた前田・利家と佐々・成政。
 羽柴(M.H.R.R.)に付いた前田・利家と、織田(P.A.Oda)として残った佐々・成政は敵味方に分かれて闘う運命にあった。

 「うどん王国(四国)」を旅立った「武蔵」勢は、「三征西班牙(トレス・エスパニア)」から“門”を抜けて「新大陸(蝦夷地)」へ向かう。
 《カルロス一世のメモ》の暗号の、まだ解かれていなかった一文。
 “何処にもない教導院”「天津乞神令教導院」。それはカルロス一世の母、“大狂女”フアナの幽閉された場所。
 その途中で車椅子を残して消失したミリアム・ポークウ。
 東宮と幽霊少女だけが覚えていて、艦の記録にも人々の記憶にも残っていない。
 それはなにかの原因でミリアム・ポークウとこの世界の“縁”が切れたということなのか。

 無敗の三征西班牙チャンピオン・《狂女王》フアナ(霊体)登場。
 彼女が梅組のメンバに見せた過去の出来事。

 「天津乞神令教導院」。そこは三十年ほど前、松平・元信、元康兄弟や織田・信秀、明智・光秀、メアリの父母やホライゾンの母、浅間・智の母、本夛・正純の母たち三十人ほどが“末世”の解決の研究をしていた“結界”の中。
 最初のきっかけはホライゾンの母となる少女マリアの指輪が消失したことからだった。
 “運命”とのコンタクトに《二境紋》が使われたのは、この指輪の円形に横二本を「No」、横一本を「Yes」として会話がスタートしたことにある。
 明かされる《公主》の名前。《公主》そのものが言葉遊びのアナグラム。《首肯》とは肯定を意味する。
 人格を与えられた“運命”に付けられた祝福される名前。
 その“運命”とのコンタクトの成立にキーパーソンとなった“車椅子”に乗った少女がいた。
 同じ語源の名前を持つマリアとミリアム。
 “《公主》には《母》が要る”
 トーリたちはここで『真実』を知った。
                ホライゾンX下
 いやはや、ここでも第1巻からの伏線が明かされましたねえ。
 「天津乞第零教導院」、それは「武蔵」が六艦から八艦編成に大改造されるのと同時に、その紋章としてデザインされていたんですか。
 本多・正純だけが見た「御霊平庵」の幻影。それは喉に“魂”を封じた“指輪”を持つホライゾンが「通し道歌」歌った時が重なると現れる。
 流体存在である『帝』の子・東宮が「武蔵」にやってきた時、“運命”はミリアムとその子供を返した。

 ここまでで5割強か。分厚いぞ下巻。

 アリアダスト教導院

第2197回  境界線上のホライゾン Ⅹ(下)・前編

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川上稔「境界線上のホライゾン Ⅹ(下)」
  Horizon on the Middle of Nowhere Episode X-Part 3


 ネタバレが含まれています。

 幼い頃から周りに感情を伝える練習をしていたからではないかと推察されていた、葵・トーリの“内燃拝気”。
 その“拝気”量は通常でも巫女である浅間・智を大きく上回っていた。
 さらに芸能神ウズメ系・ミツバと上位契約を結ぶことで、全長八kmを超える“武蔵”の流体燃料の4分の1を自在に他者に分け与えるという能力、創作術式《流体供給》を得る。
 芸能神の感情伝播の加護を転用した、契約者の全能力の伝播と分配。その条件は、契約者が芸能の奉納として“嬉”の感情を持ち続けること。
 だが、この術式はり彼と共に戦う者は年齢に関係なく無限に術式を使用することが出来るようになるが、絶大な効果を持つ反面、「“嬉”の感情を持ち続けなければならず、哀しみを得ると全能力を消失する」、すなわち、“死ぬ”というリスキーなものであった。

 《聖連》から松平・元信のを襲名を許されたが、故郷ともいうべき八艦連結型都市艦“武蔵”の轟沈と、仲間たちにかけた心配はトーリに哀しみを与えた。
 すなわち、その力を失い黄泉路へ旅立ったのである。
 しかし、この術式を管理していた浅間神社副代表、浅間・智はある“仕込み”をしていた。
 トーリの術式契約を一手に引き受けていた浅間神社の主神・サクヤは、この契約を受理した際にひとつ“ミス”をおかした。
 それこそが産屋の神・サクヤを巻き込んだ“仕込み”であり、葵・トーリが“黄泉帰る”方法であった。
 いま、神格化の歴史再現のためのR-元服実況中継が始まる。
 (エロ本になってしまった(笑))

 ひとりあたり1千八百回オーバーの合体を体感時間三週間でこなしたが、問題はこの先にあった。
 人間を産み出すイザナギの術式に、娘のアマテラスが待ったをかける。
                 境界線上のホライゾン X(下)
 第1巻にいろいろと伏線があったことが判明しましたね。
 《副会長》本多・正純が三河から“武蔵”に来てから、よく読書に使っていた場所。
 しかし、三年梅組の純“武蔵”勢はそこには廃屋があるだけだという。

 元・武蔵アリアダスト教導院教諭、石川・数正の艦隊が「うどん武蔵野」に強襲をかける中、天津神の最高神アマテラスの『天岩戸』に対抗して天津神の芸能神ウズメを顕現させる葵・喜美。
 ここは最高に盛り上がりましたねえ。
 武蔵勢の中でも最強でしょう。

 ここまでで3割くらいか。残りの展開が楽しみです。

第2110回 境界線上のホライゾン Ⅹ(中)・後編

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川上稔「境界線上のホライゾン Ⅹ(中)」
  Horizon on the Middle of Nowhere Episode X-Part 2


 ネタバレが含まれています。

 「山崎の合戦」最終決戦。

 役職者を退艦させた八艦連結式都市艦“武蔵”の指揮を取る大久保・忠隣/長安。
 羽柴・藤吉郎を乗艦させた“武蔵”型二番艦である六艦連結式戦艦“安土”。
 全長8キロに及ぶ二艦が大阪湾(地中海)で激闘を繰り広げる。
 “青梅”を犠牲にしながらついに“安土”を下した“武蔵”だが、“安土”の敗北は羽柴・藤吉郎にとって「P.A.ODA」の軛を外すこととなった。

 《大罪武装(ロイズモイ・オブロ)》を与えられなかった「P.A.ODA」には独自の《六天魔軍》専用武装“使”があった。

 第二天 柴田・勝頼の"擬神"(ミカール)
 第三天 丹羽・長秀の"炎使"(ウーリエル)
 第四天 明智・光秀の"力使"(ジブリール)
 第五天 前田・利家、佐々・成政の"癒使"(イスラフィル)
 そして織田信長の第一天“理想郷(アルファーデラ)”P01-M。

 織田・信長が“安土”の始末をつけずに行ってしまったため、第六天は解放されずにいたが、“武蔵”がその役を果たした。
 羽柴・藤吉郎に与えられた第六天“竜(ツーバン)”。それは羽柴・藤吉郎にとっての大阪城、“武蔵”型三番艦艦長“大和”であった。
 
 超展開でした。
 完璧なる敗北。
 “武蔵”を失った「武蔵」勢は「うどん王国」を居留地として過ごす。
 力を失ったトーリには松平・元信の襲名を許されたが、仲間に心配を掛けた悲しみには耐えられなかった。
 悲しみを抱けばトーリへの加護は無くなり、その命を代償とする。
 死んだトーを蘇らせる手立ては?

 分厚かったです。 下巻を待つ。
 ホライゾンX中