まるでダメな男の日記

このブログでは趣味のゲームや読書感想など非生産的な駄文を書き連ねていく予定です。

第2191回 風雲児たち 幕末編 第30巻

Posted by ヒッター7777 on   0 comments   0 trackback

みなもと太郎「風雲児たち 幕末編」(30)

 「寺田屋の変」で臥竜窟一党を京から一掃した島津久光。
 孝明帝の覚え目出度く、江戸幕府への「三箇条の勅」を持っていく勅使の護衛、補佐を任じられた。
 「公武合体策」を進めるが、その前に国元の大島三右衛門(西郷隆盛)の処分を決めなければならなかった。

 文久2年(1862年)1月2日。
 寺田屋事件から6日後、高杉晋作は長崎から上海に旅立つ。
 幕府が主導し、多くの藩からエリートちをたちを選出した視察団である。
 イギリスやフランスの租界として清帝国の実権が及ばない上海。
 日本が開国すれば、上海のような租界がまた生まれる。
 この上海遊学で高杉晋作の攘夷の意思は固まった。

 ガチガチの親・徳川派の主君・山内容堂と参政・吉田東洋が牛耳る土佐藩を脱藩した坂本龍馬。
 武市半平太率いる土佐勤王党は吉田東洋暗殺へと動く。
               風雲児たち 幕末編 30
 文久2年前半だけでもいろいろありますねえ。
 「太平天国の乱」が収束に向かう頃ですね。
 遣欧使節団のエピソードも面白い。前年のオールコック事件があとを引いていますね。
 「ロンドン覚書」で、使節団は屈辱的の交渉結果を日本に持ち帰ることになります。

 次巻では「生麦事件」に始まる薩英戦争と、露西亜での樺太交渉ですか。
 楽しみにしています。

スポンサーサイト

第2117回 風雲児たち 蘭学革命篇

Posted by ヒッター7777 on   0 comments   0 trackback

みなもと太郎「風雲児たち 蘭学革命(れぼりゅうし)篇」

 第1部「風雲児たち」から、江戸時代中期に「たあへるあなとみあ」を翻訳し「解体新書」を完成させた前野良沢、杉田玄白、平賀源内のパートを編集したもの。
 一気読みするとすごく面白い。

 長崎に留学したものの、蘭語をさっぱり覚えられなかった前野良沢。
 江戸へ戻ってきてから杉田玄白らと、「オランダいろは(アルファベット)」を覚えることから始める。
                風雲児たち 蘭学革命篇
 おお、「オストアンデル」は平賀源内の発明でしたか!(昔読んだのにすっかり忘れている)
 日本最初の「腑分け」で図表と見比べ、次は単語の判読だが、蘭語辞書にも無い単語を日本語に置き換えなければならない。
 ここはもう連想ゲームですな。(笑) これがすごく面白い。
 いやあ、苦労しましたね。
 足掛け四年掛かって「解体新書」全5巻を発表した面々の苦労が忍ばれます、
 「大黒屋光太夫篇」も作ってくれないかなあ。
 

第1911回 風雲児たち 幕末編 第29巻

Posted by ヒッター7777 on   0 comments   0 trackback

みなもと太郎「風雲児たち 幕末編」(29)

 「大蔵谷回駕事件」と「寺田屋事件」、そして「日向送り」と、薩摩藩メインの巻でした。
 まだ倒幕への道は長いのですね。

 この「寺田屋事件」の詳細が実にすばらしい。
 このあたりで薩摩藩強硬派はほとんど粛清されてしまうのですね。
 そして文久二年(1862年)、島津久光の上京により「文久の改革」が始まるのは次巻ですね。
               風雲児たち幕末編29

 カラー口絵の「立ち絵」を作る場合は2冊買わなきゃならないんですか。(笑)
 やめときます。

第1737回 風雲児たち 幕末編 第28巻

Posted by ヒッター7777 on   0 comments   0 trackback

みなもと太郎「風雲児たち 幕末編」(28)

 幕末編と言いながら本当の幕末に入ったのが26巻からということで、「倒幕」に機運が高まりながらも慎重派と強硬派が牽制しあうのを日和見派が機を逃すまいと見定めています。
 文久二年。幕府も井伊大老が「桜田門外の変」で倒れたあと、新たに二人の老中が任命された。
 「寛政の改革」を行った松平定信の孫、板倉勝清。
 「天保の改革」を行った水野忠邦の息子、水野忠精。
 この二人によって長州藩が提案した公武合体の肝、「航海遠略策」は潰され、長州藩も反幕府側へ寝返ることになる。

              風雲児たち幕末編 28

 ああ、「関ヶ原の戦い」での“島津の退き口”で、九州の南端の薩摩藩を恐れた徳川家が、その上の肥後(熊本)に譜代の細川家を置き、抑えとしたのは聞いたことがあるな。
 熊本から江戸を攻めるには、熊本城、姫路城(兵庫)、大阪城、名古屋城を抜かないと攻めて来れないわけですね。
 やっと土佐藩脱藩者・坂本竜馬が活躍しそうですな。

第1515回 風雲児たち 幕末編 第27巻

Posted by ヒッター7777 on   0 comments   0 trackback

みなもと太郎「風雲児たち 幕末編」(27)

 文久2年1月15日、「坂下門外の変」。
 水戸浪士6名による老中・安藤対馬守信正襲撃。
 煽りを食って長州藩士・桂小五郎の拘留。
 14代将軍・徳川家茂への和宮降嫁による「公武合体策」。
 薩摩では大島三右衛門(西郷吉之助盛)の帰参と島津久光との確執が始まる。
 時代は清川八郎の遊説により倒幕への準備が進み始める。
                    風雲児たち 幕末編27

 なるほど、「桜田門外の変」は旗本の部屋住みたちに仕事を与えてくれたんですね。(笑)
 一英斎芳艶「鎌倉殿中慶賀の図」か家紋まで全部描いてあるんですなあ。
 この年(1862年)にはロンドンで第2回万国博覧会があるんですねえ。こちらは次巻で紹介するのかな?