まるでダメな男の日記

このブログでは趣味のゲームや読書感想など非生産的な駄文を書き連ねていく予定です。

第1716回 珈琲店タレーランの事件簿 5

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岡崎琢磨「珈琲店タレーランの事件簿 5」この鴛鴦茶がおいしくなりますように

 アオヤマが純喫茶「タレーラン」で理想のコーヒーに出会ってから2年が経った頃。
 アオヤマは11年ぶりに、中学生のころの初恋の女性に再会する。
 だが、8歳年上だった彼女には暗い翳りが・・・

 『源氏物語』をベースに語られる6つの謎。
 プロローグ 大きな川の流れる風景
 第一章 少女のショートカットはなぜ魅力的だったのか
 第二章 猿が辻にて濡れる袖
 第三章 ワールド・コーヒー・ツアーズ・エンド
 第四章 コーヒードール・レゾンデートルへ
 第五章 大長編は幕切れの地へ
 第六章 嵐の夜に浮かぶ舟
 エピローグ この鴛鴦茶がおいしくなりますように

 今回のテーマは「不倫」ですねえ。ヒッターは『源氏物語』を読んだことがない非国民です。(笑)
 鴛鴦(おしどり)って繁殖期ごとにパートナーを変えてるんですか?
 まあ、種の繁栄としては遺伝子をいろいろミキシングしたほうが有利ですよね。
 新しいマスコットになるかと思われた《垂井蘭》ちゃんは可哀想なことに...
 前作よりは楽しめました。
 作者も手馴れてきたのかな?
            喫茶店タレーランの事件簿5

 特別収録「このアップルパイはおいしくないね」を併録。

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第1072回 珈琲店タレーランの事件簿 4

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岡崎琢磨「珈琲店タレーランの事件簿 4」ブレイクは五種類のフレーバーで

 4巻目はなんか惰性で買ってしまった。
 コーヒーに関するトリビアがだんだん少なくなってきている。

 「銀ブラ」のブラはブラジルコーヒーのことだったのか!
 銀座のカフェーでブラジルコーヒーを飲むのが文化的だった時代の名残なんですね。
 銀座でブラブラすることかと思っていた(笑) 

 「午後三時までの退屈な風景」
 「パリエッタの恋」
 「消えたプレゼント・ダーツ」
 「可視化するアール・ブリュット」
 「喫茶店タレーランの庭で」
 「リリース/リリーフ」
 を収録。

 「日常の謎」ものミステリーはいいのだが、どこかレトリックで誤魔化そうとしているように感じる。
 短編ばかりで、ストーリー的に盛り上がる部分がないのが欠点であるな。
              タレーラン4

 http://ja.wikipedia.org/wiki/%E9%8A%80%E3%81%B6%E3%82%89

第763回 珈琲店タレーランの事件簿 3

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 岡崎琢磨「珈琲店タレーランの事件簿 3 心を乱すブレンドは」

珈琲店タレーランの事件簿 3 ~心を乱すブレンドは

 コーヒーネタはまだ尽きなかった。
 3巻発売にはあまり期待していなかったが、出してくれたようだ。

 第1作、第2作に比べてよい出来だ。
 連作短編だとストーリーが切れ切れになるのでミステリー小説には不向きなようだ。
 一貫性のあるストーリーで、話が追いやすかった。
 「名探偵、皆を集めて、さてと言い」の推理小説を久々に読んだ気がする(笑)

 「第5回関西バリスタコンペテイション」本戦に出場決定した美星さん。
 6名の出場者が二日間にわたってエスプレッソ部門、コーヒーカクテル部門、ラテアート部門、ドリップコーヒー部門で腕を競う。
 しかし、いきなり第1部門エスプレッスで材料のコーヒー豆すり替え事件が。
 続く第2部門コーヒーカクテルにもパウダーソルトすり替えが起こり、出場者達は疑心暗鬼で互いを疑いだす。
 二日目の第3部門ラテアートでも互いの監視の中、ミルクに食紅が混入されていた。
 いったい誰がなんの目的で行ってるのか。控え室前で見張りをしていたアオヤマまで疑いの目が向けられる。

 2年前の第4回大会で何が起こったのか? そのせいで昨年は大会そのものが中止になった。
 第4部門を棄権してまで調査を行う美星が到達した推理は?

 ミステリー小説ではあるが推理小説ではないな。実際に出されたヒントでこれを推理しろと言うのは無理がある。 
 でもまあ、このまま第4作も期待してよさそうだな。

第437回 珈琲店タレーランの事件簿 2

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岡崎琢磨「珈琲店タレーランの事件簿 2」彼女はカフェオレの夢を見る
珈琲店タレーランの事件簿 2 彼女はカフェオレの夢を見る

 まさか出るとは思わなかった第2作。
 登場人物は前作と同じ僕(アオヤマ)と切間美星バリスタ。
 猫のシャルルがこの店に来て1年経った頃から始まります。
 相変わらず、京都に住んでる人しかわからない推理だが、こういうのでローカル・ミステリーという、新しいジャンルが生まれていくのだろうか?

 美星さんの妹、美空ちゃん登場。母の名は美月。 
 切間家の事情が徐々に明かされていく。
 そして、終盤で明かされる意外な展開。
 くそう、レトリックか!騙されたぜ!!(これには脱帽 orz)

 タイトルの意味はラストで明かされます。

 全体として、第1作より出来は良かったと思う。
 シリーズ化されるだろうから、次作にも期待します。

第285回 珈琲店タレーランの事件簿

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岡崎琢磨「珈琲店タレーランの事件簿」また合えたなら、あなたの淹れた珈琲を
珈琲店タレーラン

 良いコーヒーとは、悪魔のように黒く、地獄のように熱く、天使のように純粋で、そして恋のように甘い。

                    シャルル・モーリス・ド・タレーラン・ベリゴール(仏)

 第10回「このミステリーがすごい」で最終選考に残った作品を補強して隠し玉出版。
 まあミステリー物としては「ビブリア古書堂の事件手帳」の喫茶店版というか、コーヒーの知識は増えますね。
 実際、ああそうだったのかと思うトリビアがあり、面白かったです。
 
 ただ、一人称で書かれた物語ですが、最終章とエピローグで混乱しました。ここはいまひとつの展開でしたね。