まるでダメな男の日記

このブログでは趣味のゲームや読書感想など非生産的な駄文を書き連ねていく予定です。

第1815回 放課後地球防衛軍 1

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笹本祐一 「放課後地球防衛軍 1 なぞの転校生」
  A.S.E.G After School Earth Guard


 久々の新刊です。
 獅子座流星群の大規模流星雨が観測された翌日、過疎化の激しい田舎の高校に転校してきた少女・三日島悠美。
 岩江高校天文部に入部したいという彼女は、いきなり部室のパソコンと繋がっている近隣の電波天文台から、昨夜の流星雨のデータを取り寄せだした。
 不思議な地下トンネルへ続く天文部の部室。発見された第二次世界大戦時の謎の潜水艦。瞳孔の動かない瞳を持つ少女。電線の繋がっていない謎の素材で出来た住居。
 そう、彼女は地球人ではなかったのです。

 第一話 謎の転校生
 第二話 狙われた学園
 第三話 星空の向こうの国
 第四話 桶屋横丁の地球防衛軍
                  放課後地球防衛軍1

 ジュブナイルSFの王道とも言える設定ですね。
 実はこの田舎町には重大な秘密があったのです。天文部員の祥兵、マリア、雅樹はやがてそれを知ることになります。
 1巻はさわりということで、このシリーズ、どれだけ続くのだろうか。

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第1344回 星のダンスを見においで (2)

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笹本祐一 「星のダンスを見においで 2 宇宙海賊編」 Come to See The Dance of The Star

                  星のダンスを見においで 2

 かつて「笑う大海賊」は銀河系を周回する二つの銀河回廊を開拓した。
 銀河回廊西の22。通称・海賊航路の果てに《秘宝》を隠したと伝えられる。
 その在り処を知るのは生きている伝説 ジャンピング・ジャン・フラッシュのみ。
 夏休みに入った女子高生・冬月唯佳は《秘宝》を求めて旅立った。

 立ち塞がるは銀河中央連合最新鋭の巨大打撃戦艦ゼラとその艦隊。
 西銀河最強を誇った海賊船ヴァイパーも大破し、轟沈寸前に追い込まれる。

 しかし、海賊狩り艦隊に対抗するため、海賊たちも手を組もうとしていた。
 神輿に担ごうとしたJJF負傷の間、船長代理として海賊船ヴァイパーの修理を始めた唯佳は海賊たちの信頼を得ていく。

 「笑う大海賊の《秘宝》」を求める連合艦隊と海賊連合の闘いの最中、唯佳はついに《秘宝》の前に立つが?。
 唯佳は夏休み中に地球へ帰れるのだろうか?


 やはり笹本祐一さんの書く 戦闘シーンは良いなあ。
 海賊と言ったら衝角で敵船の腹をぶち破って、乗り込んでの白兵戦ですよね!
 これはもっと続きがあっても良いと思うのだが、その分を「ミニスカ宇宙海賊(パイレーツ)」に回したのだろうな。
 そっちも手をつけようと思うのだが、「妖精作戦」四部作も復刻されるようだ。
 楽しみである。

第1339回 星のダンスを見においで (1)

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笹本祐一 「星のダンスを見においで 1 地球戦闘編」 Come to See The Dance of The Star

 ミニスカ宇宙海賊(パイレーツ)」シリーズに進もうかと思っていたら、先に創元SF文庫から復刻版が出てしまった。

 かつて銀河を股にかけた「笑う大海賊」という一団があった。その副船長だったジャンピング・ジャン・フラッシュ。
 彼は海賊船ヴァイパーもろとも死を装い、かつての仲間の前から姿を消す。
 以来、18年の歳月が経った。

 「笑う大海賊の秘宝」とはなんなのか。
 地球の横須賀に住む女子高生・冬月唯佳は成り行きで海賊船の操縦をすることになる。


 いや~、今から23年も前の作品とは思えないほどリアリスティック(SF的に)な戦闘シーンです。
 こういうSF考証は好いですなあ。
 笹本祐一といえば女子高生と海賊とミリタリーですね。
 物語は徐々にエスカレートしながら後半の2巻に続いていきます。
                 星のダンスを見においで 1

第1293回 ARIEL SS(3)

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笹本祐一 「ARIEL SS(サイド・ストーリーズ) 終わりなき戦い」

 来年はARIEL30周年ですか。早いもんですなあ。

 プラス1話「終わりなき戦い」
 最新鋭電子戦艦ルキフェウス1隻しか持たない「オフィス・リムゲート」が受注したのは、3度の公示でも落札されずに価格が跳ね上がった、とっっっっても面倒くさい物件だった。
 拡大する銀河帝国の辺縁の自由貿易星系ロクサン18の惑星ユスルは、予てから癒着があった海賊組織を追い出し、主権を主張する。
 しかし海賊組織は利権を手放そうとせず、実力行使を行った。海賊に対抗するため、裏から手を回していた反帝国主義辺境連合軍もロクサン18に集結し、戦況が膠着し睨み合う中、帝国の侵略会社がいきなり出張るわけにはいかない。
 しかもゲドー社がユスル侵略を請け負ったことは公示されているのだ。。
 下手な介入をすればあっという間に予算超過になると苦悩するゲドー社のアバルト・ハウザー艦長。
 そこに通りかかったのはこともあろうに岸田博士であった。

 地球が侵略されてから数年。帝国所属になることで先進技術を手に入れた地球人類は、数隻の超光速宇宙船を入手し、銀河系へと乗り出した。
 惑星ユスルの情報収集のため、ソル3所属・超光速宇宙調査船「摩利支天」(中古練習船大幅改造)に便乗したハウザー艦長一行は、宇宙に乗り出したばかりの未開人が銀河の外交的力学関係を学ぶためだという岸田博士の口車に乗るのだが?

 やはりあれは艦首波動砲なんですな。そんな改造するなよ(笑)

 うん、やはり「ARIEL」は面白いな。
 新作を期待したいが「ミニスカ宇宙海賊」がまだ続いているので難しそうだ。
 次はあちらにも手を出してみよう。

 「ARIEL07」に書き下ろされたマイナス7話「戦士と乙女」も収録でした。

                 終わりなき戦い

第1236回 ARIEL(10)

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 笹本祐一 「ARIEL EX」

 長々と完全版全10巻を読み返してきたが、本来、ここからが本題である。
 1回目に書いたように朝日ソノラマ文庫で出ていた「ARIEL」全20巻と番外編1「侵略会社の新戦艦」は買って読んでいたのだが、番外編2「家出艦長の里帰り」をなぜか買い逃していた。
 この「ARIEL EX」には番外編2冊+書き下ろし短篇「終わりなき戦い(後編)」を収録。

 #1 謎の実験戦艦
 #2 ルキフェラス出航
 #3 ルキフェラス対第三艦隊
 #4 家出艦長の里帰り
 #5 幸せに効く薬


 無事に太陽系第三惑星・地球の侵略業務を終えたアバルト・ハウザー艦長率いる戦艦オルクスだったが、艦齢2世紀以上という老朽艦に今回の激戦続きの業務は堪えた。
 代替艦を探すハウザーたちに打診されたのは、オーナー(ダイアナ・ハウザー)が本編でトマス・ゲルニカから巻上げた試験戦艦ルキフェウスだった。
 ビッグ3の大手侵略会社ゲルニクスがフラグシップとして通常とは一ケタ違う製造費をかけ、1隻で銀河の半分を敵に回して戦えるという電子戦装備、外観は透明化まで可能なパールホワイト光学迷彩仕様、最高級豪華戦艦と言われる環境設備はあるのだが、カタログデータのみで実戦経験が無い。
 ハウザーたちの新しい任務(のひとつ)はこの戦艦の運用評価(モニター)である。

 だが、伝説の怪物の名を冠した文字通りモンスター級の電子戦艦の運用試験などどうやってやればいいのか?
 試験運用でのデータならいくらでも集められるが、この戦艦の100%の限界を試せる状況というのはどんなものか。
 眠らない魔女・長姉ダイアナが呼び寄せたのは電子戦の魔女・次姉シンシア・ハウザーだった。
 二人の姉に逆らえないアバルトはずるずると泥沼へとハマっていく。
 シンシアが標的としたのは父ゲルハルト・ハウザーが率いる帝国第三艦隊および、演習中の難攻不落の電子要塞と言われた統合参謀本部のセントラルパーティだった。
 銀河中の通信ネットワークをハッキングした同時多発攻撃はバレたらただでは済まない。

 第三艦隊司令ゲルハルト・ハウザーも馬鹿ではなかった。
 模擬訓練相手であるセントラルパーティが一瞬で陥落したことから、即座に犯人の見当を付ける。
 演習にハプニングは歓迎だが面目がある。電子戦から機動対艦戦に切り替え、包囲網を敷く“コンドルの脳髄”から“タレ目の鷹”は逃げ切れるのか?
 そして今回のミッションの最優先オーダーがアバルト・ハウザーを待ち受けていた。
 
 田舎に帰るっていうのは好いものですなあ。それも10年振りともなると、すごい街並みが変わってたりしますよね。
 ハウザー家の執事の名はセバスチャンなんですね(笑) 運転手(ショウファー)はギャリソンさんですか。
 いやはやこち亀の中川邸の比ではありませんな。敷地が広すぎです。
 ついに年貢を納めるときが来たアバルト・ハウザー。
 やはり結婚の許可をもらいに嫁さんの実家に行くのは、男にとってシンドイ作業でよね~

 キャラたちの後始末も終わったところで旧文庫版については ようやく長年の懸案事項が解決した。
 さすがに初読の分は面白かったな。

 プラス1話「終わりなき戦い(後編)」については次回で。

                     ARIEL EX