まるでダメな男の日記

このブログでは趣味のゲームや読書感想など非生産的な駄文を書き連ねていく予定です。

第2294回 大宇宙を継ぐ者(68)

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ペリー・ローダン

 Nr.1131~1134
 566巻「宝石都市の廃墟」
 Planet der Deportierten/Die Toten und der Wächter
 567巻「アラトゥル始動」
 Duell in der Notzone/Im Innern einer Sonne
 ローダン566 ローダン567

 いまだ沈黙を続けている超越知性体《ゼト・アポフィス》。
 「四恒星帝国( Vier-Sonnen-Reich)」の補助種族ソールドッグ(Sooldocks )は、惑星マルシェンにある“大いなる知覚(Große Sinne)”を使って《ゼト・アポフィス》とコンタクトを取ろうとした。
 核戦争で廃墟となった都市にある“大いなる知覚”の中枢《アラトゥル(Arratur)》が使用可能なら望みはある。

 一方、“呪われたアルマダ工兵”ショブクロドンの罠に嵌ったローダン一行も、惑星マルシェンに流刑にされていた。
 ショブクロドンは《ゼト・アポフィス》の沈黙はテラナーのせいだとソールドッグに告げたのだ。
 ローダンは流刑者の亀に似た知性体チェルシー(Cheercy)から、この惑星にあるM-82銀河中に、いや、隣接銀河まで届く通信システム“大いなる知覚”のことを聞き、一計を案じる。
 自らマルシェンの流刑者たちの前で、《ゼト・アポフィス》の使者を名乗ったのである。
 M-82銀河中に分散した銀河系船団を一気に呼び集める計画だが、《アラトゥル》の起動には別の存在平面にある7つの“鍵”が必要だった。
 苦難と犠牲によろ探索行の末、ローダンは簡単なシグナルを発信した。テラナーなら解るが、他の種族には意味がわからない救難信号「SOS」である。
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 《無限アルマダ》に拿捕されたスター級巡洋艦《プレジデント》も、《フロストルービン》を通ってM-82銀河へ到達した。
 しかし、何らかのフィールドと衝突し、大破した《プレジデント》はその使命を終えようとしていた。
 イホ・トロトさえ諦めかけた《プレジデント》の運命だが、突然、鑑は特殊なフィールドによって異空間に引き込まれる。
 外部は直径6万4千kmの真空のフィールド。その向こうは絶対温度6千度から1万2千度の白く光り輝くゾーン。
 すなわち“恒星”の内部である。
 中央には地球とほぼ同じ大きさの球形構造体があり、おそらくフィールド発生装置はここにあるのだろう。
 だが、何者が何のためにこんな脱出不能に近い世界を作ったのだろうか。
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 さて、いくつかの謎が出てきました。
 テラナーと超越知性体《Es(それ)》の敵である超越知性体《ゼト・アポフィス》はネガティブな存在とされてきました。
 しかし「四恒星帝国」の戦乱を収めた《ゼト・アポフィス》は、ソールドッグ種族から善神として崇められています。
 シルクリン(Silkrine)種族が造った太陽の中の避難所。
 それは偏在する悪霊的精神存在(böse Geist)《チトアポフィス(Chtapofis)》からの避難所だった。
 《ゼト・アポフィス》の変節はいつから始まったのだろうか。

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第2283回 大宇宙を継ぐ者(67)

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ペリー・ローダン

 Nr.1127~1130

 564巻「永遠の奉仕者」
 Die Ewigen Diener/Weltraumtitanen
 565巻「指令コード」
 Der befehlende Kode/Aufstand im Vier-Sonnen-Reich
 ローダン364 ローダン365

 変節者《ヴィシュナ》にとって、《コスモクラート》に協力しているテラナーは敵である。
 しかしテラナーの有用性は理解しているので、自分の補助種族にしたい。
 太陽系侵攻を宣言した《ヴィシュナ》は手駒となる戦力として、互いに争う二つのロボット種族(Roboterzivilisation )クロングとパルスフを手に入れた。
 もともとはシャット=アルマロング(Schatt-Armarong)という文明のファミリーで、《ヴィールス・インペリウム》には〈指令コード〉の在り処が記録されていたのだ。
 停戦させた両種族の連合艦隊は全体で1立方光年を占める巨大なものだった。
 
 太陽系に現れた直径2光月の巨大構造物《クロングヘイム(Klongheim)》と全長7光月の菱形構造体《パルスフォン(Parsfon)》、そして数千kmの大きさを持つ数千隻の飛行物体によって太陽系艦隊は壊滅的打撃を受ける。
 だがこの太陽系は自分が覚醒していなかった頃の地球(テラ)や月(ルナ)と比べて、何かがおかしいとと感じる。
 地球(テラ)にはひとりの人間も残っていない。
 《クロングヘイム》と《パルスフォン》の観測結果と《ヴィールス・インペリウム》の論理マシンからテラナーの欺瞞を見抜いた《ヴィシュナ》。
 だが、異宇宙に隠れた地球(テラ)と月(ルナ)は容易に姿を現さない。
 《時間ダム》を揺るがす時空振動攻撃をなんとか防ぎきる中、1隻の《ツナミ》艦がロボット種族クロングとパルスフの捕虜を得た。
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 共同で侵攻してきたはずのクロングとパルスフの捕虜たちは、両者を合わせると互いに相手を攻撃し始める。
 《時間ダム》を構築する《プシ・トラスト》のプシオニカーは、先の攻撃で精神に衝撃を受けた者の中から数人に特殊な能力が発現した。
 ロボット種族の上位者の〈指令コード(Befehlender Kode)〉を理解し始めたたのだ。
 数百万年前、シャット=アルマロングを構成する10ファミリーのうち、抗争を始めたクロングとパルスフの2ファミリーは追放された。
 《ヴィシュナ》がやっと現れた〈指令コード〉をマスターした“完壁体”ならば、プシオニカーたちは〈指令コード〉保持者である。
 クロングとパルスフの攻略は、両者がどちらに付くかで決まる。
 老獪なレジナルド・ブルは《ヴィシュナ》の計画(プラン)の裏をかけるのか。
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 意外と好きだったロボット種族クロングとパルスフ。
 のこりの8ファミリーはどうしたんでしょうね。
 〈指令コード〉をもたらした未来からの何かも気になります。

 M-82銀河で“呪われたアルマダ工兵”を追うローダンたちですが、そもそもここはネガティヴ超越知性体《ゼト・アポフィス》の支配銀河です。
 鳴りを潜めている《ゼト・アポフィス》の補助種族を利用する“呪われたアルマダ工兵”によって、ローダンたちは危機に陥ってしまいました。
 そろそろ《ゼト・アポフィス》には目を覚まして欲しいものです。(笑)
 三つ巴の戦いが見たいですね。
 なんとか今月は4冊処理できたな。

第2247回 大宇宙を継ぐ者(66)

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ペリー・ローダン

 Nr.1123~1126
 562巻「シンクロニト育成所」
 Brutstätte der Synchroniten/Das Armadafloß
 563巻「時間ダム構築」
 Einsatzkommando Synchrodrom/Der Psi-Trust
 シンクロニト育成所 時間ダム構築

 奪われたローダンの細胞サンプルは、グッキーとアラスカ・シェーデレーアの活躍も虚しく《アルマダ工兵》に持ち去られた。
 ローダンの《シンクロニト(Synchroniten-Einheit)》が造られれば、ローダンはシンクロン接続により操り人形になってしまう。
 しかしローダンの細胞増殖は遅々として進まなかった。
 ローダンの遺伝子コードにはクローン再生への抵抗因子となる誤情報が組み込まれているらしい。

 だが細胞サンプルを採取されたのはローダンだけではなかった。
 拿捕された銀河系船団にいたロナルド・テケナーも細胞サンプルを採取されていた。
 シンクロニト育成所の遺伝子エンジニア(Gen-Ingenieur)はテケナーのクローンも造ろうとするが、これも上手くいかない。完成する直前に急速に老化して死んでしまうのだ。
 オリジナルのペリー・ローダンとロナルド・テケナーは、特定の振動インパルスで細胞賦活要素を手に入れているようだ。
 《アルマダ工兵》の数は少ない。なんとしても“不死”の秘密を手に入れなければならない。
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 テラナーを敵と定めた《ヴィシュナ》が太陽系に現れる前に、偽の地球と月を創りだす「第二地球作戦」によって、プロジェクションの地球と月が誕生した。
 本物の地球と月は《時間堤防(Zeitdamm)》の“向こう側”に隠される。
 だが、その手段はパラノーマルな力を持つ者たち1万人による《プシ・トラスト》の形成が必要だ。
 障害となるのは《ゼト・アポフィス》の女工作員が《プシ・トラスト》要員にいたことだった。
 
 ミニATG機関を備えた2隻で1組の特殊艦《ツナミ》50隻でしか、本物の地球とコンタクトできない。
 事故で決壊した《時間堤防》により、異なる時代の情景と人間が地球上に出現する。
 その原因と修復を行ったのは、《Es(それ)》に統合されたダライモク・ロルヴィクのアミュレットのせいだった。
 ワリンジャーとホーマー・G・アダムスを乗せた《ツナミ48》は、5万4千年前の過去に投げ出される。
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 久しぶりにロルヴィクさんが出てきましたが、ブリーが見たのは幻だったのか。
 5万4千年の過去に投げ出された《ツナミ48》と、3億年の過去から帰還した《ツナミ38》はレムリア=マークス戦争の時代から戻って来れるの?

第2219回 大宇宙を継ぐ者(65)

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ペリー・ローダン

 Nr.1119~1122
 560巻「アルマダ工兵の謀略」
 Gestrandet unter blauer Sonne/Geschäfte mit dem Tod
 561巻「恒星ハンマー」
 Der Sonnenhammer/Raubzug der Armadaschmiede
 アルマダ工兵の謀略 恒星ハンマー
 キャラモンが入手したデータ収集船のフライトレコーダー。これがあれば《アルマダ年代記》に通じる鍵が見つかる。
 だが、目的の星系では《ゼト・アポフィス》の補助種族艦隊と《無限アルマダ》の一部隊が戦闘状態に入っていた。
 目標惑星に接近したロワ・ダントンの搭載艦《オーメン》は、監視船に砲撃を受けて惑星に不時着を余儀なくされた。
 そこにはクランドホル公国のクラン人の宇宙船も不時着していた。
 《無限アルマダ》内から独立したグループらしい《白いカラス(Weiße Raben)》がクラン人をここに誘導したらしい。
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 ローダンは《アルマダ炎》を入手するため《白いカラス》と取引しようとする。
 交渉材料は〈コスモクラートのリング(Ring der Kosmokraten)〉と〈ライレの目(Laires Auge)〉。
 この二つと引き換えにローダンは《アルマダ炎》を与えられることになった。
 個人調整が必要だとローダンの細胞サンプル(Zellprobe)を要求されたが、それは《白いカラス》の中の裏切り者“まだら(Befleckte)”の罠だった。
 《シンクロドーム(Synchrodrom)》でローダンの細胞サンプルから造られたドッペルゲンガー存在(Synchroniten)は、オリジナルのローダンに影響を与える。
 ブードゥー魔術(Voodoo-Zauber)のようなリモート操作が可能なのだ。
 裏切り者を追ったグッキーとアラスカ・シェーデレーアは、ローダンの細胞サンプル奪還作戦を開始する。
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 自分のドッペルゲンガーが造られる恐怖の中、ローダンは別人のように落ち着いたゲシールにある申し出を考えていた。
 結婚の申し出である。

 ローダンが橋頭堡とした惑星《バジス=1》に、恒星内部から発せられる攻撃。
 《恒星ハンマー(Sonnenhammer)》と名付けられた兵器は恒星の深々度にあり、テラナーの科学力では手を出せない。
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 ローダンがゲシールにプロポーズしたのはここだったのか。
 ゲシールの変化は《ヴィシュナ》成分が抜けてしまったからでしょう。
 でも〈ひとつ目〉のタウレクに不信感を持っているのがわかりましたね。
 〈ひとつ目〉とは何を意味するのか。
 こいつとはまだずっと先まで付き合うことになるんだよな。

 今月はもうちょっと先まで進めるかな。

第2161回 大宇宙を継ぐ者(64)

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ペリー・ローダン

 Nr.1115~1118
 558巻「第二地球作戦」
 Bote des Unsterblichen/Projekt Zweiterde
 559巻「思考プラズマ」
 Das Gedankenmonster/Der Admiral und der Silberne
 第二地球作戦 思考プラズマ

 超越知性体《Es(それ)》は、敵対するネガティヴ超越知性体《ゼト・アポフィス》が何らかの原因でショック状態に有り、活動を休止していることを感知した。
 そして新たなる脅威として復活した《ヴィシュナ》と新生《ヴィールス・インペリウム》の問題も察知した。
 しかし、自分の《力の球形体(Mächtigkeitsballung)》防衛のため動けない《Es(それ)》は、自分に内包した意識体から17名のミュータントのプロジェクションを呼び出し、テラへのメッセンジャーをひとり選出せよと告げる。
 メッセンジャーは多くの任務を行ってきたエルンスト・エラートに決定した。

 エラートは惑星レプソのスプリンガー、メルグの肉体に憑依するが、《Es(それ)》の計画では憑依するのは兄のヤミシュの方だった。エラートは強欲な密輸業者メルグの意識体から激しい抵抗を受ける。
 逮捕されたメルグ=エラートは統合失調症と診断されるが、あるキーワードがテラの細胞活性装置保持者の注意を引く。
 かつて「ドルーフ宇宙」の時間平面が交差したとき、重要な役割を果たしたドルーフ人科学者の名前「オノト」。
 レジナルド・ブルは、この囚人スプリンガーがエルンスト・エラーとであることを確認する。

 《Es(それ)》のメッセージは《ヴィシュナ》がテラを物理的に破壊し、自分のために再構成して支配下に置くつもりだということ。
 《コスモクラート》の裏切り者《ヴィシュナ》の力は、超越知性体《Es(それ)》を上回る。
 恒星ソルを挟んで反対側の軌道に複製の地球と月を物質化させ、本物を《Es(それ)》が別の座標に隠す。
 テラナーは全科学技術を投入して「第二地球作戦(Projekt Zweiterde,)」を遂行しなければならない。
 エラートが持ってきた「メンタル物質化装置(Mentalmaterialisator)」の設計図と、首席テラナー、ジュリアン・ティフラーの呼びかけでプロジェクトは始まるのだが?
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 決定的な瞬間にメルグ=エラートの肉体はメルグの意識が優勢化した。
 エラート抜きでは必要なファクターが欠けていたのだ。
「第二地球作戦」に参加した数百万人のテラナーは《パラノーマル不調和(paranormalen Disharmonie)》という精神疾患を抱えている。
 地球と月の複製が現れる予定だった空間には精神エネルギー・プラズマが誕生し、攻撃に対して本能的に反撃する怪物(Gedankenmonster )と化していた。。
 《Es(それ)》には2度目の作戦決行の余力はない。
 ふたたび肉体の主導権を握ったエラートは、数百万のテラナーと《Es(それ)》の精神エネルギーを結合させる”触媒(angestrebten Katalyse)”としての役目を果たす。
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 クリフトン・キャラモン元・提督の500m級高速巡洋戦艦(Schneller Schlachtkreuzer)《ソドム(SODOM)》は、、ディノサウルス級艦隊テンダー(DINOSAURIER-Klasse Flottentender)《白雪姫(SCHNEEWITTCHEN)》とコンタクトを取ろうとしていたが応答がない。
 満身創痍の《ソドム》はどうしても《白雪姫》で修理と補給をしなければならないのだが、どうやらアルマダ工兵(Armadamonteuren)に占拠されたらしい。
 1千名以上の乗員は人質にされており、攻撃を受けた《ソドム》はなぜか《白雪姫》への着艦を許可された。

 《無限アルマダ》は中枢部との連絡が途絶え、各部隊が独自に権力を得ようと動き始めた。
 《白雪姫》を占拠した銀色人はキャラモンの肉体と能力に興味を抱いて配下にし、修理した《ソドム》を使って、さらに銀河系船団の船を鹵獲するつもりだ。
 もうひとつ、《アルマダ炎》を持たないテラナーにしか出来ない仕事があった。
 《無限アルマダ》の起源と目的を記した《アルマダ年代記(Armadachronik)》のデータ収集船がある惑星に墜落した。
 内部には《アルマダ炎》を持つ者は入れない仕組みらしい。
 灼熱の溶けた鉛の湖に墜落した船からデータは持ち出せるのか?
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 懐かしい名前がたくさん出てきましたね。
 ベティ・タウフリー、タコ・カクタ、ウリウ・セング、ソン・オークラ、キタイ・イシバシ、アンドレ・ノワール、タマ・ヨギタ、ラルフ・マルテン。他にロード・ツヴィーブス、リバルド・コレッロ、ダライモク・ロルヴィル、タッチャー・ア・ハイヌなど登場です。
 
 アルマダ工兵の銀色人はどうやら馬鹿しかいないようですが(笑)、この先はローダンは《アルマダ年代記》を追っていくようですね。
 本国版1118巻の表紙は耐熱宇宙服のようですが、日本版559巻のキャラモンさんがカッコイイです。