まるでダメな男の日記

このブログでは趣味のゲームや読書感想など非生産的な駄文を書き連ねていく予定です。

第1840回 海軍士官クリス・ロングナイフ 7

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マイク・シェパード 海軍士官クリス・ロングナイフ 7「勅命臨時大使、就任!」
 Kris Longknife:UNDAUNTED


 前巻でクリスと死闘を行なったコルテス大佐は、そのままクリスに雇われてしまいました。(笑)

 クリスたち偽装調査船ワスプ号御一行は人類宇宙の辺縁リム星域を越え、未踏査領域の使えるジャンプ・ポイントを調査していた。
 既に滅んだらしい複数の種族が百万年~二百万年前に作り上げたジャンプ・ポイント網は、跳んでみるまでどこに出るかわからない。。
 人類=イティーチ戦争終結後の両者の緩衝宙域で新たに発見されたJPに探査ブイを投入したクリスは、宿敵グリーンフェルド連盟の巡洋艦とイティーチ族の《死の球(デスボーール)》艦の戦闘を目撃する。
 クリスの曽祖父レイが80年前に講和条約を結んだイティーチ族相手の戦闘行為はまずい。

 クリス「何を怖がっているの、兵曹長?」
 兵曹長「そりゃあ、恐怖を感じますよ。ご本人が恐怖を感じないもんだから。」

 さらなる問題はクリスの傲慢なる秘書コンピュータ《ネリィ》が翻訳した通信は、相手がイティーチ帝国の皇帝代理人で、クリスティン・アン・ロングナイフ王女との会見を望んでいるということだった。
 もっとまずいことに進化し続ける《ネリィ》は人間の悪癖であるユーモアのセンスを磨き始めている。
 異性種族由来のデータチップの解析が原因らしい。
 さて、イティーチ皇帝がレイ王に宛てたメッセージとはなんなのか?
                   クリスロングナイフ7 
 UNDAUNTED:恐れない,臆(おく)しない,剛胆な,不屈の

 イティーチ族も人類も、先の戦争で自分たちの種族は滅亡の危機に陥ったと退役軍人から教えられてきた。
 クリスと皇帝代理人ロンのチームは、この不可思議な戦争の記録を突き合わせていくうちに、80年前の戦争の真実を知る。
 コルテス大佐、あなたはもう悪魔の一族のプリンセスと契約してしまったんです。刑務所にいたほうが楽だったなんて言っても、もう逃げられませんよ。(笑)

 《クリス・ロングナイフ》シリーズの前に書かれた「人類統一戦争」の時代、若き日のレイモンド・ロングナイフの《人類協会》設立の物語を描く三部作が復刻されたようです。
 1. The First Casualty
 2. The Prince of Peace
 3. They Also Serve

 そしてクリスのもうひとりの曽祖父トラブルの「人類=イティーチ戦争」時代の執筆が行われているとか。
 1. To Do or Die

 前回、紹介した《ビクトリア・ピーターウォルド》シリーズを含めて、全体を《ジャンプ・ユニバース》と呼ばれるようです。
 KL07.jpg

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第1211回 海軍士官クリス・ロングナイフ 6

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 マイク・シェパード 海軍士官クリス・ロングナイフ 6「王立調査船 進撃!」
 Kris Longknife:INTREPID


                  クリス・ロングナイフ 7

 曽祖父のレイ王と大喧嘩して飛び出したプリンセス・クリスティン。
 前々巻で拿捕した海賊船に武器と研究設備を整えた調査船で向かう先は、人類の到達した宙域を超えた新たなるフロンティア! 
 のはずだった。
 しかし、ジャンプ点の向こうにはすでに10を超える先乗り植民星が存在し、海賊船が横行していたのである。
 違法な植民惑星への入植の資金はどこから出ているのか?
 敵対行動を取った海賊船に、こちらにはロングナイフ家の者が乗っていると告げたとたん、顔が引き攣り始める海賊たち。

 いきなり人質を取った交渉相手を24インチパルスレーザー砲でブリッジごと蒸発させるんですか! クリスティンさん(笑)
 クリス「人道的な仕事はまかせるわ。非人道的な仕事はこっちでやる。」

 敵海賊船を撃破して人質と積荷を取り返したクリスたちだが、今度は保険会社からの報奨金の分け前で船内が揉める。なにせクリスが率いているのは元海賊と海兵隊と科学者とお目付け役メイドの寄せ集めなのだ。

 報奨金分捕りは腕利きの弁護士に任せて、次に向かうのは狂信教団の植民したザナドゥ星。
 ザナドゥ星で後半でのトラブルの種を蒔いたクリスが向かったのは万魔殿(バンデモニウム)星。(すごい名前だ!)
 そこで遭遇したのは新任少尉だったクリスを指導したかつての艦長ソープだった。(第1巻)
 クリスに艦内で反乱を起こされ、退役の憂き目を受け略奪者となった歴戦の艦長ソープと、強敵に飢えていた王女の死闘が始まる。

 ソープ「ロングナイフを駆逐せよ。」

 というところで本巻の前半ですね。
 いや、展開に笑ってしまった。かわいそうなコルテス大佐(笑)

 後半、クリス・ロングナイフのために5千人の民間人が犠牲になったと、大量殺人犯として法廷に立つことになりますが?

 メイド「私は心配していません。ロングナイフは排除不能ですから。」


 前回でも書いたがシリーズは現在12冊に達し、2016年までに14冊目まで契約が行われているという。
 中編も3本。ライバルのビクトリア・ピーターウォルドが主役のスピンオフが3冊予定という人気ぶり。
 どんどん翻訳して欲しいですね。

 INTREPID:勇猛な,大胆な

   Kris Longknife Intrepid Vicky Peterwald Survivor

第876回 海軍士官クリス・ロングナイフ 5

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マイク・シェパード 海軍士官クリス・ロングナイフ 5「特命任務 発令!」
 Kris Longknife:AUDACIOUS

  特命任務、発令 

 前巻で事実上左遷させられた基地で、またもや勇名を馳せてしまった王女様は新しい任地へ飛ばされた。
 今度は人類が400年前に最初に入植したエデン星。伝統あるこの惑星の統治の仕方には秘密があった。
 すでにいくつかの惑星で出入り禁止となっているクリスティン大尉は、いきなり暗殺者たちに襲われる。

 クリスは自分が殺したわけではない、船を砲撃したら結果的に死んだだけだと言う(いや、あんたのせいだろう!)ハンク・ピーターウォルドの妹、ビクトリア・ピーターウォルドに兄の仇と狙われる。
 さらにクリスの曾祖母ルースおばあさま(トードン中佐)が登場。海兵隊では伝説の存在となっているトラブル将軍夫人の語るエデン星の裏事情。
 百星の王、レイ・ロングナイフは何のためにクリスティンをこの星に送り込んだのか?

 エデン星出身のメイドのアビー・ナイチンゲールさんは15年ぶりに故郷を訪れる。
 偶然出会ったみすぼらしい少女はなんと妹の娘キャラであった。クリスたちに語られるアビーの過去。

 ・ロングナイフは人質をとった相手とは交渉しない
 ・ロングナイフは目的を達するために人的犠牲を厭わないことで有名だ
 ・ロングナイフですからね。理屈の通る相手じゃない
 ・救助者に感謝するどころか苦情を述べるのがロングナイフだ
 ・ボディアーマー無しにロングナイフの隣に立つのは危険だ、

 スーパー秘書コンピューター・ネリィ(最近、100g太った)ですら、その能力を発揮できない情報閉鎖システムのエデン星で、誘拐されたルースを捜索するクリス。
 地元ギャングを制圧したプリンセスは、ブラに高性能爆薬パッドを、スカートにスタングレネードを隠し、光学迷彩ドレスで舞踏会へ乗り込む。
 今回もおっぱい爆弾は活躍しましたね~

 無茶苦茶な任務にブチ切れたプリンセスは、100名の海兵隊を率いてゴールドラッシュとなった未踏星域へ乗り込んでいく。(次巻を待て)

 本国版は#12まで出ている。#10.5は外伝だろうか?
 胸のないことを気にしているクリスを見事に表現しているな。
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 AUDACIOUS:大胆不敵な。ずぶとい、厚かましいの意。
  KRIS #5

第560回 海軍士官クリス・ロングナイフ 4

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マイク・シェパード 海軍士官クリス・ロングナイフ 4「辺境星区司令官、着任!」
 Kris Longknife:RESOLUTE


辺境星区司令官、着任!

 前巻で大活躍をしたものの、プリンセス・クリスティンの扱いに困り果てた海軍首脳部は、大尉の階級ながらも1管区の司令官として赴任させる。
 要は体の良い島流しである。(20年の)
 
 お馴染みのメンバーを引き連れて赴任した、惑星《ラストチャンス》軌道宇宙ステーションは無人であった。
 ロングナイフが来るというので3週間前に全員、退職していたのである(笑)

 ・部下の一人「ああ、よかった。船を盗んで来いと命じられなくて」
  護衛「そんなことを命じるわけがない。船を盗むときは、彼女は自分で盗む」
 ・クリス「黙っていればいいのよ。知らなければ文句は出ない。」
 ・「ロングナイフの名は出さないほうがいい。引き受け手がなくなる」

 メイドのアビーさんは今回、21個の自走式トランクを持ち込みました。
 どういうわけか、彼女はクリスが巻き込まれる厄介事を感知できるようです。

 誰もいない宇宙ステーションにいてもしょうがないと、片道分の燃料さえないのに惑星降下シャトルに乗り込み、惑星側管制塔から
 「着陸復行する推力はあるか」
 クリス「ない」
 護衛「この女性の配下で勤務するかと言われて、はいと返事した時点で何もかも手遅れさ。」

 この時代でもPCでソリティアをやっているのか(笑)
 
 名言が多い
 ・老いたロングナイフは人を騙す。若いロングナイフは人を騙すことを目指す。
 ・重要なことは政府に任せない。
 ・船長「お嬢さん、次からは勝手にこんな騒動を起こさんでくれ。」
  クリス「誓うわ。」
  護衛「無理だ。ありえない。彼女の家系は遺伝的にそれができない。」
 ・ロングナイフに人の殺し方を教えるなんて釈迦に説法だったわ。ああ、今回は殺さないのね。
 (直後に撃ち殺しちゃいましたが・・・)

 さて、ロングナイフが一隻で出かけると二隻になって帰ってくると言われるように、海賊も真っ青な行為でクリスが新造船を鹵獲してくると、途中で発見した未確認ジャンプ・ポイントへ侵入作戦が行われる。
 クリスの本当の目的はこっちだった。
 前3冊の物語の中でずっと登場していた異星人3種族のデータベース。
 人類が現在使用している宇宙航行用のジャンプ・ポイントは数百万年前に異星人の作ったもので、その航路図はクリスの曽祖父のレイ・ロングナイフがもたらしたものだった。
 スーパー秘書コンピューター・ネリィの解析には、その航路図以外のジャンプ・ポイントが記されていた。
 訪れた二つの星系には数百万年前の異星人技術の機能が生きている遺跡があった。
 人類の技術を超えたオーバーテクノロジーに通じる秘密を握ったクリスは、この赴任先の管区を最小の戦力で防衛しなければならない。。
 そして敵が現れた。ピーターウォルド家の軽巡6隻がやって来たのだ。

・ロングナイフは悪いニュースだけ持ってくると思っていたら、良いニュースまで厄介事に変えてしまう 。

 使える軍用艦0、宇宙ステーションは太陽光システムで維持されていたので、核融合炉を再起動するところから始めなければならない。
 ロングナイフ家の宿敵、ピーターウォルド家のやり方は判っている。
 暴れた乗組員を拘束して留置所に入れれば、”捏造された罪”だと称して”テロリスト”の手から奪還しに来て、その過程で政府は倒れ、惑星は彼らの手に落ちるのだ。
 
 防衛戦力0と言っていい惑星《ラストチャンス》の総力を結集した艦隊戦ならぬ、歓待戦が始まる。


 RESOLUTEとは「決然とした」,「断固とした」,「毅然(きぜん)とした」.「堅い決意をもって」の意。

 既に本国では11作が発表されている人気シリーズ。
 どんどん翻訳して欲しいものです。
 原版の表紙はこれですが、うーん、どっちがいいかなー。180cmの長身のクリスのアーマー装備バージョンですね。
Kris Longknife Resolute

 プリンセスバージョンはないのだろうかと探したら、こんな素晴らしいのがありました。
 投稿者様、ご苦労様です。2巻の表紙のリアルバージョンですね。感激!
KRIS.jpg
参考にさせてもらいました。
http://typer747.blog43.fc2.com/blog-entry-184.html

第81回 海軍士官クリス・ロングナイフ 3

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マイク・シェパード 海軍士官クリス・ロングナイフ 3「防衛戦隊、出陣!」Kris Longknife:Defiant
 クリス・ロングナイフの3巻目を読む。
 当初の3部作の最後ですね。3冊の中で一番、面白かったです(^^
 1巻では反乱兵として中尉に昇進、2巻で脱走兵として大尉に昇進ですか(笑)

 前半、1/3くらいまでは、50人以上の人質を取ったテロリストに対する救出ミッションです。
 武装解除に30分はかかると言われ、海兵隊員より銃の腕の良い「ロングナイフ家」のメイドさんがこの巻でも大活躍です。(笑)

 「ロングナイフ家」の男たち。クリスの曽祖父のロイ王(サンチャゴという部下に爆弾入りアタッシュケースを持たせて敵の所へ行かせて暗殺した人)、同じく曾祖父のトラブル(本名は別にあるがニックネームでしか呼ばれない(笑))。
 大富豪の祖父、アレックス(社会の裏で何をやっているかわからない人)。父で首相(だった)のウィリアム(今でも影響力大)。政治家の兄、ホノビ(その父親をコントロールする人)。
 全員、一癖も二癖もありそうな一族ですね~。
 伯母のトゥルー(スーパー秘書コンピュータ「ネリィ」の開発者)は、研究費が足りなくなると宝くじを当てるという技を持ってるしね(-_-;)

 敵に誘い出されて他星系の防衛に艦隊が出向いている隙に侵攻してきた巨大戦艦6隻。
 いきなり降伏勧告をしてくるが、クリスの父に不信任決議をした新政権は及び腰で何もできない。
 防衛力0の主星に残されたのは、新造で訓練中の高速パトロール艇12隻と駆逐艦1隻だけ・・・
 戦艦が攻撃可能圏内に到達するまで96時間しかないが、戦力差は100対1以下・・・  
 あきらめるという単語が辞書にない一族のプリンセス・ロングナイフの出した、「ロングナイフ」一族でさえやめろと言った無謀極まりない防衛計画とはっ!!
 手に入る物は盗んででも防衛計画に徴収し、金に糸目をつけない改造をし、多くの一般人を生命保険付きの軍属にして練りに練った作戦の成否は?

 タイトルの”Deserter”の意味を調べたら、権力または対抗勢力に大胆に抵抗する、挑戦的, 反抗的とでました。

 面白いのは「ロングナイフ家」に対する、敵、味方、世間の評価ですね。
 ・ロングナイフが来たら貴重品を隠せ。
 ・このやり方がロングナイフだ!(サンチャゴ家の子孫)
 ・「ロングナイフ家ではメイドでさえ海兵隊並なのか。」「いや海兵隊の軍曹並だ。」
 ・ロングナイフを怒らせると、怒り狂って地上で殺戮の限りを尽くす。
 ・ロングナイフが率いると聞いた時、死ぬのを覚悟した。
 ・あらゆる幸運はロングナイフが独占する。

 どちらもロングナイフに関わったら人生の最後だと考えるようです(笑)
 本国では9巻まで出版されてるそうです。翻訳お願いします、早川書房さん(^^
クリス・ロングナイフ

 ヒッターは中学生のころから趣味で「帯」を収集しています。
 もう、30数冊になりました。このノートの最終ページになりましたね。
クリス・ロングナイフ3

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