まるでダメな男の日記

このブログでは趣味のゲームや読書感想など非生産的な駄文を書き連ねていく予定です。

第1821回 銀河帝国興亡史3

Posted by ヒッター7777 on   0 comments   0 trackback

Seldon Project (著), サイドランチ (編集), 久間月慧太郎 (イラスト), アイザック・アシモフ (原作)
「銀河帝国興亡史3 ファウンデーション対帝国」


 3巻を出してくれました。最後までやってくれそうですね。
 本巻は第2部「ファウンデーション対帝国」の前半「将軍 The General」です。

 豪商ホバー・マロウの時代から40年。
 帝国最後の名将ベル・リオーズ将軍は帝国辺境の惑星シエナに伝わる“暗殺者”と“魔法使い”の噂に興味を持つ。
 若くして頭角を現してきた軍人は、常勝不敗の功績を上げるにつれ、諸侯からは“金髪の若造”と疎まれていた。

 “暗殺者”ドゥーセム・バーがベル・リオーズに語る“ある貿易商人”の不思議な話。
 まるで“魔法”にしか思えない科学技術を持った男は何処から来たのか?
 ドゥーセム・バーは長年の研究の中で、このシエナ出身の科学者ハリ・セルダンに行き当たる。
 『心理歴史学』という学問を確立し、銀河帝国の崩壊を予言して流刑地テルミナスに送られた男。
 その流刑地で彼は『ファウンデーション』を設立した。
 ベル・リオーズはその“魔法使い”の星へ向かう。

 発足後、200年経ったファウンデーションは《ビッグ・フォー》と呼ばれる4人の豪商が実権を握っていた。
 テルミナスに潜入したベル・リオーズは、この星の住民は子供に至るまで、いずれファウンデーションが第二銀河帝国を創ることになると信じている事を知る。
 そして銀河帝国は既に滅びさっていることになっていることも。
 しかも《ビッグ・フォー》はベル・リオーズに商売まで持ちかけてきたのだ。
 ベル・リオーズは今のうちにファウンデーションを叩き潰さなければならないと確信する。

 貴族ドゥーセム・バーはベル・リオーズ将軍がどんな手段を使おうと敗れるだろうと言う。ファウンデーションは『心理歴史学』という“魔法”で護られているのだと。
 ベル・リオーズ将軍は”死者の手”より”生者の意志”が勝ると言い、ドゥーセム・バーの挑戦を受けた。

 いまだに力を残している帝国艦隊の前に陥落するファウンデーション。
 はたして”セルダン・プロジェクト”は敗れ去ったのか。
                銀河帝国興亡史3

 コミック版では4度目のセルダン霊廟のホログラムは描かれませんでしたね。
 『心理歴史学』はすでにこの危機を予測していました。
 次はいよいよ「ザ・ミュール」ですね。
 ”セルダン・プロジェクト”最大の危機が訪れます。

スポンサーサイト

第1647回 銀河帝国興亡史2

Posted by ヒッター7777 on   3 comments   0 trackback

Seldon Project (著), サイドランチ (編集), 久間月慧太郎 (イラスト), アイザック・アシモフ (原作)
「銀河帝国興亡史2 ファウンデーション」


 原作第1巻の第四部「貿易商人」、第五部「豪商」が本巻に収められている。

 第四部「貿易商人」
 伝説に残る貿易商人リマー・ポエニッツ。
 この時代、ファウンデーション周辺の国家は、科学技術の衰退により、ファウンデーションによる原子力施設の供与と宗教的コントロールを受けていた。
 これは「セルダン・プロジェクト」に予言されていたことである。
 その中で惑星国家アスコーンは原子力技術を受け入れない頑迷な国家であった。
 商人を装って原子力布教活動を行ったとして投獄された友をっ救出するため、リマーはアスコーンに乗り込む。
 
 第五部「豪商」
 アスコーンがファウンデーションに飲み込まれてから20年。宗教活動によって拡大してきたファウンデーション。
 だがまだ原子力技術を残しているらしいコレル共和国との接触は、ファウンデーションに新たなる敵が現れたことを意味する。
 そしてファウンデーション内部にも貿易商人の台頭による政治的権力闘争が起きていた。
 第2次セルダン危機をサルヴァー・ハーディンが解決してから75年。
 内と外に同時に驚異が訪れたのは、第3次セルダン危機の予兆なのか。
 コレル共和国に潜入した貿易商人ホバー・マロウは、そこで銀河帝国の残滓を見る。

 ファウンデーションは銀河の端に設置された。
 では銀河帝国が滅びてから1世紀半の間、帝国中枢部はどうなったのだろうか。
 マロウは一路、帝国へ向かう。
 科学技術による宗教的拡大が限界に来たファウンデーションの、次なる武器は?
               銀河帝国興亡史2

 うーん、面白い。ほとんど忘れているのでコミックで読み返せて楽しかった。
 これ、3巻は出るのかな?

第572回 銀河帝国興亡史

Posted by ヒッター7777 on   0 comments   0 trackback

Seldon Project (著), サイドランチ (編集), 卯月 (イラスト), 久間月慧太郎 (イラスト), アイザック・アシモフ (原作)
「銀河帝国興亡史1 ファウンデーション」


銀河帝国興亡史1 ファウンデーション

 まさかコミック化されているとは思わなかったので、つい買ってしまった。
 これは良い出来だ。
 原作第1巻の「心理歴史学者」、「百科事典編集者」、「市長」までが本巻に収められている。
 第一部の「心理歴史学者」には後出の「ファウンデーションへの序曲」、「ファウンデーションの誕生」も参考に書かれていて興味深い。
 第二部に登場したアルーリンの友人とはもしや・・・。
 時間があれば原作を読み返したいところだが、この名作は時代を超えて愛されるSFであろう。
 コンピュータという概念のない時代によくこれだけの発想が出来たものだ。
 古臭さを感じさせない。

 コミックの方も登場人物が魅力的に描かれている。
 市長サルヴァー・ハーディンの時代を経て、豪商ホバー・マロウの登場する時代へと移っていくファウンデーション・シリーズの序盤であった。
 次巻も楽しみだ。

市長

第125回 銀河の歴史がまた1ページ(5)

Posted by ヒッター7777 on   2 comments   1 trackback

「新・ファウンデーション・シリーズ」
 「ファウンデーション・シリーズ」の公認サイド・ストーリー.。
 アシモフ没後、アシモフが書かなかったセルダンを3人の作家が書いています。
 3人ともSF作家としては一流どころで、ヒッターはハードカバー三冊一気に読みました。(あの頃は体力があって若かったなあ・・・)
 イニシャルから「キラーB’s」と呼ばれています(?_?)

・グレゴリィ・ベンフォード
新・銀河帝国興亡史 1 「ファウンデーションの危機」Foundation's Fear
ファウンデーションの危機
 アシモフの「ファウンデーションへの序曲」の直後の時代設定。
 新・シリーズの狂言回し、「模造人格」“ジャンヌ・ダルク”と“ヴォルテール”が登場する。
 皇帝クレオン1世により帝国の首相の地位についたセルダンは、敵対勢力に命を狙われる。
 その結果、トランターを脱出し、まだ壮年のセルダンと妻のドースは様々な惑星へ旅をするが、その旅には「心理歴史学」を完成させる重大な要素があった。
 しかし、なぜ、銀河系には「人類」しか居ないのか?ほかの「知的生命体」は存在しないのか?という疑問が浮上する。

・グレッグ・ベア
新・銀河帝国興亡史 2 「ファウンデーションと混沌」Foundation and Chaos
ファウンデーションと混沌
 アシモフが書下ろしで発表した「心理歴史学者」と時代が重なる。
 晩年のハリ・セルダンは「ファウンデーション」設立計画のため、わざと当局に逮捕され裁判を受けていた。
 「心理歴史学」の計算により、「第一ファウンデーション」は「第二銀河帝国」へと発展していくだろう。
 しかし、想定外の要素は必ず存在し、その対処は「第二ファウンデーション」を以って修正しなければならない。
 当然、ミュールのような「突然変異体」の出現すらもある程度、予想に含まれていたのだが、人間でないものの行動は予測不能なのだ。
 しかし、セルダンは孫娘のワンダの特殊能力に目をつけていた。
 「計画(プラン)」には2つの「ファウンデーション」を、それぞれの目的で設置することになる。
 そして、セルダンの妻、ドースの隠された秘密とは?
 「銀河帝国」創設以前に起こったR・ダニール・オリヴォーらロボットたちの間に起こった抗争とは?

 ここでヒッターが最初にちょっとだけ提示した「カオス理論」が出てきます。(これは後でブログネタにします)
 「心理歴史学」と相容れない「混沌」をどう処理するか?
 アシモフが「ファウンデーション」を書き始めたとき、この理論はまだ知られていませんでした。

・デビッド・ブリン
新・銀河帝国興亡史 3 「ファウンデーションの勝利」Foundation's Triumph
ファウンデーションの勝利

 「ファウンデーションと混沌」の直後から話は続いていきます。
 惑星ターミナスに「第一ファウンデーション」を設立しおわり、トランターでわずかな余生を送っているセルダン。
 彼はある「人類以外の生命体」と「混沌」に関する情報に導かれ、最後の旅に出ます。
 なぜ、銀河系には「人類」しか居ないのか?ほかの「知的生命体」は存在しないのか? の解答が示される。
 過去のロボットたちの、「ロボットの人類に対する第零原則」の解釈の違いから起こった、分派抗争は何をもたらしたのか?
 そして「ファウンデーション」計画が成就した先には何があるのか?

 これはぜひ読んで欲しいですね。
-----------------------------------------------------------------------------------------
 長々と紹介した「ファウンデーション」シリーズですが、アシモフさんは自分の書いた作品を「未来史」としてまとめる構想の中にこのシリーズを入れました。
 その中には「ロボット」シリーズや、人類が宇宙に進出し「銀河帝国」を作る途中の段階の話。
 そして、「ファウンデーション」の時代よりもっと未来の話なども含まれています。
 ミステリーも書いているアシモフさん、作品のラストに「どんでん返し」「大どんでん返し」があるので、その部分は隠しておきましょう(笑)
 アシモフさんにはもっともっと書き続けて欲しかったですね~(ノД`)シクシク
 学生時代は「アシモフの科学エッセイ」が愛読書でありました。
 今でも「第一ファウンデーション」の設置された惑星は?と聞かれると、「テルミナス」と言ってしまいそうです・・・
 
 アイザック・アシモフに捧ぐ


 初期三部作やロボットものについて、ヒッターの記憶がだいぶ薄れていたので、この方のHPを(読みいって)参考させていただきました。
 再度紹介します(^^。ありがとうございました。
 http://snudge.blog38.fc2.com/?tag=%B6%E4%B2%CF%C4%EB%B9%F1%B6%BD%CB%B4%BB%CB&page=0
アシモフの未来史については、ここを参考にすると良いでしょう。ヒッターはほぼ全部、読んでました。
 http://www2s.biglobe.ne.jp/tetuya/MS/asimov.html
ブログランキングに参加中です(^^
今日のブログの内容がオモシロかったら
ポチッと押してください"ρ('-'* ) ピッ
     ↓

にほんブログ村 本ブログ 読書日記へ
にほんブログ村 

第123回 銀河の歴史がまた1ページ (4)

Posted by ヒッター7777 on   0 comments   1 trackback

アイザック・アシモフ「ファウンデーション・シリーズ」(3)
 「ファウンデーション・シリーズ」の後期4作。
 なんと初期三部作から30年もの間を空けて書かれています。(バスタードもこうならないように・・・)
 2作は初期三部作以後の時代を描いたもの。
 2作は初期三部作以前の時代を描いたものです。

・銀河帝国興亡史(4)「ファウンデーションの彼方へ」Foundation's Edge
ファウンデーションの彼方へ
 「ファウンデーション」設立から500年が経過する。
 ミュールの脅威が去り、順調に発展している「第一ファウンデーション」だが、ターミナス議会の議員トレヴィズは順調すぎる(?)と疑問を持ってた。
 滅ぼしたはずの「第二ファウンデーション」が裏で動いているのでは?と、市長ブラノはトレヴィズに探索を命じる。
 果たして「第二ファウンデーション」は何処にあるのか?(前三部作を読んだ人は知っていますね)
 トレヴィズは人類発祥の星「地球」がターミナスと対になる「第二ファウンデーション」ではと考える。
 そして、「地球」の座標がわからぬまま、古名と同じ名を持つ惑星「ガイア」へ向かう。

 一方、「第二ファウンデーション」では、かつてミュールに狂わされたセルダン計画(プラン)の修復が、計算以上に上手くいきすぎている(?)ことに疑問を持っていた。
 ミュールと同等の能力を持つ彼らに干渉する「アンチ・ミュール」の能力者の存在が疑われる。

 惑星「ガイア」で二つの「ファウンデーション」と「アンチ・ミュール」の三つ巴の戦いが行われるが、トレヴィズはそのさなかである「決断」を迫られる。 

 「アンチ・ミュール」とはいったい何者なのか?(R・ダニ○ル・オリ○ォーの一派ですね)

・銀河帝国興亡史(5)「ファウンデーションと地球」Foundation and Earth
ファウンデーションと地球
 前作に続きトレヴィズたちは「地球」を探しています。
 一行はソラリアやオーロラ等、数箇所の惑星に導かれるように立ち寄り、ついに「地球」ヘたどり着きます。
 そこで登場する意外な人物。(もうおわかりですね)
 そして明かされる秘密。
 「心理歴史学」の盲点とは?。
 もう「心理歴史学」は不要になったのか?

 「ファウンデーション」シリーズではこの作品以降の時代は書かれていません。
 是非、ここまで読んで欲しいですね。

・銀河帝国興亡史(6)「ファウンデーションへの序曲」Prelude to Foundation
ファウンデーションへの序曲
 ハリ=セルダンの若き頃を書いた長編。
 「心理歴史学」を考案し、「銀河帝国」の主星トランターにやってきたセルダン。
 皇帝は「心理歴史学」が国民の統制に役立たないかとセルダンに協力を要請する。
 しかし、「心理歴史学」はまだ実用段階には程遠かった。
 現在の銀河の状況は、大規模かつ複雑で計算しきれないのだと断る。
 数日後、セルダンは何者かに襲われるがジャーナリストだという男に助けられる。
 彼は「銀河帝国」が衰退に向かっており、セルダンの「心理歴史学」が必要だと告げる。
 彼の正体は?(R・ダ○ール・オ○ヴォーですね)

 書き忘れてましたが、初期の「ファウンデーション」三部作にはコンピューターが登場しないんですね。
 どうやって複雑な計算をしていたんだろう?
 まあ、初期三部作が書かれたのは1940~50年代ですからね(笑)
 ここで「プライム・レィディアント」という計算機が登場して、やっと「心理歴史学」に進展が見られます。
 
・銀河帝国興亡史(7)「ファウンデーションの誕生」Forward to Foundation
ファウンデーションの誕生
 惑星トランターで「心理歴史学」の研究と「ファウンデーション計画」を進めていたセルダン。
 彼を支援しているのは宰相のデマーゼル(実はR・ダニー○・○リヴォーですね)だったが、ある事件で失脚し、セルダンが新しい宰相となる。
 しかし、彼が「銀河帝国」の滅亡を予言しているとして妨害運動が始まる。
 ハリ・セルダンの孫娘、ワンダ・セルダンはその精神感応能力で危機を回避する。
 彼女の能力は「第二ファウンデーション」を作るアイデアの元となった。

 アシモフの遺作となった作品です。

 そしてこのシリーズは後継者たちによって、書き続けられます。
 次回。最終回!
ブログランキングに参加中です(^^
今日のブログの内容がオモシロかったら
ポチッと押してください"ρ('-'* ) ピッ
     ↓
にほんブログ村 本ブログ 読書日記へ
にほんブログ村