まるでダメな男の日記

このブログでは趣味のゲームや読書感想など非生産的な駄文を書き連ねていく予定です。

第1974回 機龍警察 自爆条項 [完全版] (下)

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月村了衛 「機龍警察 自爆条項 [完全版] (下)」POLICE DRAGOON

 最大火力を持つ純白の竜騎兵《バンシー》の搭乗者イザ・ラードナー警部の壮絶な過去。
 なぜIRFの処刑人《死神》と呼ばれた彼女は組織を裏切ったのか。

 IRFの処刑人《墓守》を倒したが、テロリスト《詩人》キリアン・クインと処刑人《猟師》《踊子》を含むグループの所在は不明のままだ。
 英国の外交官が到着する十二月二日というタイムリミットが迫る十月二十八日、事態は急変する。
 IRFメンバーと共に殺されれていた中国の工作員の謎。
 ライザの目からすると、その特性がとても良く似ているという沖津特捜部部長と《詩人》キリアン・クイン。
 沖津は後手に回る盤面の読み合いを制することができるのか。

 キリアン・クインの《第3の目的》。中国情報部の暗躍。そして本来なら妨害に出るはずの特捜部の〈敵〉の不可解な動き。
 なぜ竜騎兵の搭乗員は警察官ではなく、特別契約による傭兵でなければならなかったのか。
               機龍警察 自爆条項 完全版 下

 6作目「機龍警察 狼眼殺手」が連載中のシリーズの2作目の改訂版。
 警察内部の政治力学により白眼視される特捜部。
 鏡写しのようなテロリスト・キリアンと特捜部部長・沖津。
 中世から続く北アイルランドに対する英国の圧力。
 さらに中国政府をバックに持つファン・コーポレーションも複雑な黒社会の事情を持つ。
 そして特捜部の〈敵〉はそれらのバランスを利用する。

 これは続けて読みたいですねえ。
 3作目の「機龍警察 暗黒市場」は2012年発表だから、もう文庫化されてもいいんじゃないか?
 まさかこれも [完全版]に改訂する予定なのか?

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第1960回 機龍警察 自爆条項 [完全版] (上)

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月村了衛 「機龍警察 自爆条項 [完全版] (上)」POLICE DRAGOON

 まさかこんなに早く出るとは思わなかった。単行本が出てから約1年ではないか。

 前巻の「地下鉄立て篭り事件」でSAT(特殊急襲部隊)の最新鋭機甲兵装『ボガード』6機を全滅させ、囮に使ったのではないかとさらに風当たりが強くなった警視庁特捜部(Special Investigators Police Dragoon)。
 横浜港大黒埠頭での軍用有人兵器・機甲兵装の密輸事件を発端に動き出した特捜部は、なぜか捜査中止の圧力が掛かる。

 警察庁警備局、外事情報部、国際テロリズム対策課よりも上からの指示。それは内閣官房室からのものだった。
 なぜ密輸事件の捜査に圧力が掛かるのか。
 それは特捜部部長・沖津の古巣である外務省の要請に端を発する。
 対中国、対韓国の反日感情と軍事力拡大対応に苦慮している日米協定は仲裁役を英国に求めようとしていた。
 近々来日するイギリスの高官を狙うIRF(Irish Republican Force)のテロの情報。
 すでに重要指名手配犯は日本に入国している。
 外交問題に関わる事案に警視庁特捜部だけでは抗しようもない。

 しかし、潜入したIRFの目的は他にもある。
 特捜部の3人の竜騎兵搭乗者の一人。元IRFの処刑人(エキュスキューショナー)ライザ・ラードナー警部の抹殺である。
 沖津部長は搦め手からIRFメンバーの行方を追うが、そこに絡んできたのはあのファン・コーポレーションだった。
 北アイルランドのテロ組織と中華系黒社会の関わりと軋轢の情報の中から、ひとつの有益な情報が浮かび上がる。
                機龍警察 自爆条項 完全版 上
 前に買った通常版(?)を掘り出す前に完全版を読み始めたので違いがわからんですが、上下巻になったということは結構加筆されたんでしょうな。
 さらに第3の目的があると知らされた特捜部。
 前作から姿を見せ始めた〈敵〉は警察内部、それも特捜部内の機密情報を知っているようだ。
 まだまだ竜騎兵の秘密も明かされそうがないですね。
 下巻に進む。

第1895回 機龍警察 [完全版]

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月村了衛 「機龍警察 [完全版]」POLICE DRAGOON

 完全版ということで購入して読む。
 まあ、内容は前に書いたので割愛。
 変更点は全体を3つの章に再編したこと。固有名詞の追加、改変。文章の加筆改稿ですね。
 
 2巻以降の内容との統一感を出すためということだが、2巻目の「機龍警察 自爆条項」の完全版が昨年出版された。
 こちらも文庫化を期待してます。
               機龍警察 完全版
 既刊
 1.「機龍警察」⇒「機龍警察 [完全版]」
 2.「機龍警察 自爆条項」⇒「機龍警察 自爆条項 [完全版]」
 3.「機龍警察 暗黒市場」
 4.「機龍警察 未亡旅団」
 5.「機龍警察 火宅」(短篇集)
 6.「機龍警察 銀眼殺手」(刊行予定)
 以下続刊

第688回 機龍警察

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月村了衛 「機龍警察」POLICE DRAGOON

 早川書房の2月の発売情報を調べていたら「機龍警察」の第四部「未亡旅団」が今月発売される。
 まだハードカバーの発売だし、第三部「機龍警察 暗黒市場」も文庫化されていないので焦らなくていいが、第二部「機龍警察 自爆条項(上・下)」を買ってきて未読の山に放り込んだままだ。
 第33回日本SF大賞受賞作品になったので、早めに読もうとしていたのに忘れ去っていた。
 いや、その前に第一部はどんな話だったか思い出さなければならない。
 記憶があやふやだと調べなおす。

 異形の未来兵器が活躍する“至近未来”を描いた警察小説。
 大量破壊兵器の衰退に伴い台頭した近接戦闘兵器体系・機甲兵装。
 警視庁特捜部はそれに対抗するため「龍機兵(ドラグーン)」と呼ばれる新型機を導入した。
 その特殊な兵装のため警察官を起用できず、警視庁は搭乗要員として傭兵、元ロシア警察刑事、元テロリストの女性の3人と契約した。
 しかしそれは閉鎖的な警察組織内に大きな軋轢をもたらした。
 密造機甲兵装による立て篭もり事件の現場で、特捜部はSAT(特殊急襲部隊)と激しく対立する。

 まだ二足歩行型対人兵装「龍騎兵」の性能がほとんど明らかにされていない。
 警察小説大好きな人でも読める近未来SF。
 ということで第二部「自爆条項」を掘り出さなければならない・・・

機龍警察01