まるでダメな男の日記

このブログでは趣味のゲームや読書感想など非生産的な駄文を書き連ねていく予定です。

第1932回 静粛に、天才只今勉強中! 5巻

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倉田 江美「静粛に、天才只今勉強中! 新装版」 5巻

 リヨンに赴任したジョゼフ・コティは1千人以上の市民を処刑し、虐殺者として告発を受ける。
 パリの公安委員会はマクシミリアン・ロペスピエールの、ほぼ専制政治に近い運営が行われていた。
 ジャコパバン党右派のジョルジュ・ダントンを処刑したロベスピエールは、ジョゼフ・コティと完全に袂を分かち、ふたりは暗闘にはいる。
 ロベスピエールの完全主義への反発を利用したコティは国民公会を操り、クーデターを起こす。

 ジャコバン党内部からも支持を受けられなくなったロベスピエールは弾劾され、派閥議員は全員逮捕された。
 だが、パリ市長をはじめとするパリ市議会(コミューン)は国民公会に抵抗しようとしていた。
                 星宿に!転載只今勉強中 5
 「テルミドールの9日のクーデター」ですね。
 この事件により、実質的に一連のフランス革命は終焉したと言われます。
 そろそろナポレオンの登場かな?

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第1901回 静粛に、天才只今勉強中! 4巻

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倉田 江美「静粛に、天才只今勉強中! 新装版」 4巻

 テュイルリー宮殿陥落により国王ルイ16世は逮捕され、国民議会は解散。新たな議員選出の選挙が行われる。
 ジョゼフ・コティは故郷ナントの代表議員としてパリに向かった。

 国民公会は穏健派(ジロンド)が多数を占め、マクシミリアン・ロペスピエールの急進派(モンターニュ)、そしてチフス・ド・ラ・ブルトンヌの属す中間派に分かれていた、
 コティはとりあえず優勢な穏健派に回るが、元国王ルイ・カペーの裁判において時勢を見取り、急進派に鞍替えする。
 ロペスピエールはコティにルイ・カペー処刑の立会人を要請した。
 ルイを断頭台(ギロチン)に送った国民公会は、続いてイギリス、オランダに宣戦布告をし、全ヨーロッパを敵に回す。

 パリでの食料の不足、治安の悪化、急進派と穏健派の権力闘争に飽き飽きしたコティは地方に避難することにし、低ロワール県派遣議員の枠に滑り込む。
 コティの手腕はここで開花するのか、愛国心の名のもとに革命委員会を名乗るならず者たちを使い、低ロワール県の貴族や市民の財産の没収、志願へ位の徴募、教会の破壊で急進派の中で名を挙げていく。
 この間にパリでは穏健派議員は次々に処刑されていった。

 公安委員会の代理人ジョゼフ・コティの名のもとにリヨン市民の虐殺、建造物破壊が行われるが、コティの関心はそんなところには無かった。
 そんなおり、亡命貴族狩りの手はマリー・ジョセーフローズに迫っていた。
              静粛に、天才只今勉強中 4
 えー、マリーアントワネットもギロチンの露と消え、革命政府は主導権争いをしながら周辺諸国と戦争をしています。
 まだまだジョゼフ・コティには雌伏の時代ですね。
 ナポレオン・ボナパーテくん、そろそろ活躍してくれ。

第1867回 静粛に、天才只今勉強中! 3巻

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倉田 江美「静粛に、天才只今勉強中! 新装版」 3巻

 故郷ナントに帰ってきたジョゼフ・コティは、僧院の教師を辞めて商人の多いナントで」政治的基盤を築き始める。
 従妹ソフィの友人である富豪の娘マリー・オベールを妻に迎え、町の名士として信頼を得ていくが立法国民議会選挙には立候補しなかった。
 マクシミリアン・ロペスピエールがパリで政治活動をしている今、議会外に居た方が自由に動けるという計算が働いていた。

 1781年。国王ルイ16世、王妃マリー・アントワネットと王子、王女らは変装して応急を脱出。
 王妃の実家であるオーストリアへ逃亡しようとするが、国境の手前のヴァレンヌで捕まり、パリに連れ戻される。
 マルティニック島へ戻っていたマリー・ジョセーフローズも、パリへ戻れば王妃となるという予言に惹かれ暴動の起きたマルティニック島から脱出する。
 
 1792年。植民地の離反活動が高まる中、砂糖などの値段は高騰し、ドイツへ逃亡した亡命貴族はオーストリア軍、プロイセン軍を率いてフランスへ進軍してくる。
 迎え撃つフランス軍は腰が引けているが、その中にナポレオン・ボナパーテの姿もあった。
 8月10日、ロベスピエールに扇動されたパリ市民による「テュイルリー宮殿襲撃事件」が起きる。

                 静粛に!天才只今勉強中 3
 終盤でマルセイユの義勇兵たちが行進しながら歌っているのが、後のフランス国歌「ラ・マルセイエーズ」ですね。
 「テュイルリー宮殿襲撃事件」というのは、フランス革命のひとつの節目になる「8月10日の革命」と呼ばれるものです。
 ブルボン家の王権廃止、王党派であったフイヤン派の失脚、ブルジョワジー政治の終焉という流れが次巻で描かれるのでしょう。
 ナポレオンとコティが表舞台に出てくるのはまだ先ですね。

第1835回 静粛に、天才只今勉強中! 2巻

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倉田 江美「静粛に、天才只今勉強中! 新装版」 2巻

 貴族、僧侶、第三身分(平民)からなる国民議会(三部会)招集を求める高等法院(パルルマン)と、高等法院抜きで財政改革を推し進めようとする国王側。
 軍隊を出して司法制度改革を強行すると、高等法院議員を守ろうとするグルノーブル市民が衝突する。
 フランス王国はほぼ国庫が底を尽き、国に金を貸していた貴族たちも連鎖して破産していった。
 離婚した夫から贈られた宝石類の返還を求められたボアルネ子爵夫人ジョセフィーヌも、娘を連れて故郷のマルティニック島へ戻る。

 国民議会(三部会)にはそれぞれの階層から同数の議員を出さねばならない。
 アルトワ州では8人の第三身分代表にマクシミリアン・ロベスピエール、チフス・ド・ラ・ブルトンヌも選出された、
 ヴェルサイユで開催された三部会は、まず評決方法ぼ選定から揉める。
 ロベスピエールは第三身分の部会の演説で、英国風の国民代表議会設立を標榜した。
 コティは特権身分がのさばる僧侶階級の中で、平民僧たちを糾合して僧侶部会と第三身分部会の協同を呼びかける。

 王政改革を認めないルイ16世はヴェルサイユを2万の軍隊で固め、外人傭兵部隊を雇い始める。
 議会に扇動されたパリ市民はバスティーユ要塞を攻撃、占拠して収監されていた政治犯を解放。虐殺した司令官の首を槍の先に付けて行進したという。
              静粛に、天才只今勉強中 2
 さあ、いよいよ本格的にフランス革命が始まりました。
 コティはまだ様子見の段階で議会に参加していません。アラスの修道院を追い出されたコティは、どこでフランスの運命と関わっていくのでしょうか?
 2巻にはナポレオン・ボナパーテが出てこなかったな。

第1819回 静粛に、天才只今勉強中!

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倉田 江美「静粛に、天才只今勉強中! 新装版」

 懐かしい! 満を持しての歴史大河作品の復刻版です。
 旧版全11巻は持っているのですが、旧版を再編集すると書いてあるので新装版も集めようと思います。
 新たな楽しみとなるでしょう。

 西暦1787年のフランス。
 変な発明ばかりしている田舎町ジューイの修道院の物理教師ジョゼフ・コティ。
 コティの奇行に困り果てた修道院は、権威あるアラスのアカデミーの教職を推薦し、コティを送り出す。
 途中、パリに寄ったコティは赤貧の弁護士ファンクと知り合い、彼の友人へのパリ情報誌を預かる。

 別れた夫からの送金が途絶え、年金も届かず日々の支払いが滞ってい金策に苦しんでいる美貌のボルペス侯爵夫人。
 8人兄弟で弟妹のため家への仕送りをしている金のない軍人ナポレオン・ボナパーテ。
 貴族に反抗的で睨まれている若き弁護士マクシミリアン・ド・ロベスピエール。
 市民に人気のない王妃マリー・アントワネット。
 時代はフランス革命と向かっていく。
                静粛に、天才只今勉強中! 新装版1

 主人公のジョゼフ・コティは実在の人物ジョゼフ・フーシェをモデルとしており、ナポレオン1世の帝政時代に権力を握った人物です。
 昔、仕事仲間もこれを読んでいて、酒の席で話題になった記憶があるなあ。

 「ジョジョの詩」「一万十秒物語」も復刻してくれないかなあ。