まるでダメな男の日記

このブログでは趣味のゲームや読書感想など非生産的な駄文を書き連ねていく予定です。

第2182回 ケイリン探偵ゆらち

Posted by ヒッター7777 on   0 comments   0 trackback

高千穂遥「ケイリン探偵ゆらち 女流漫画家殺人事件」

 S級2班、既にピークを越えたが現役の競輪選手・捲五郎は、売れっ子女流漫画家・立科姫子の取材協力で彼女の自宅を訪れた。
 しかし、約束の時間なのに出迎えはなく、連絡もつかないので仕方なく帰宅した。
 翌日、練習を始めようとした五郎に二人の警視庁の刑事が訪れる。
 立科姫子が自宅で殺害されたということで、彼女の家の近辺で目撃された目立つ車(ナンバーが111(ピンピンピン))の所有者・捲五郎が浮上したわけだ。
 それを聞きつけたのは五郎の弟子である大星由良。
 ODAIBA60でセンターを2年間務めた元アイドル・ゆらちである。
 アウティヴな性格で、気が付けば守りの人生に入っていた自分を鍛え直すために、叔父の五郎に弟子入りして競輪界のセンターを目指すガールズケイリン選手である。

 容疑者は当日に立科邸を訪れた捲五郎。
 第一発見者で実妹のマネージャー。
 5人のアシスタントたち。
 ファンクラブの会長。
 元・夫の落ちぶれたプロデューサー。
 だが、ゆらちが調査を続けると、立科姫子の人間関係からさらに怪しい人物たちが浮上してくる。

 はたしてミステリマニアのケイリンガールは真実にたどり着けるか!?
             ケイリン探偵ゆらら
 200万人を超えるというODAIBA60のファンクラブ会員番号291番。
 かなり初期メンバーでないと、この3桁の番号は持てないと自慢する南大寺定信警部(41)が居なければ、ゆらちの調査は進まなかったでしょう。
 捜査情報がダダ漏れです。(笑)
 練習とイベントの合間を縫っての聞き取り調査がスムーズに行くのも、元アイドルとしての知名度ゆえなのか。
 漫画界の暗闇に迫るエンターティメント・ミステリでした。
 競輪選手に喧嘩を売ってはいけませんね。鍛え方が違います。

スポンサーサイト

第2167回 グランプリ

Posted by ヒッター7777 on   0 comments   0 trackback

高千穂遥「グランプリ」Grand Prix

 日本に3500人いると言われる競輪選手。
 身体の衰えに限界を感じる男。挫折を味わい去っていく男。夢を捨てざるを得なかった男。
 そんな男たちの背を見送って、1年に一度、12月30日に1レースだけ行われる「KEIRINグランプリ」への出場権を賭けて戦う男たちがいた。
 優勝賞金は1億円である。
 出場枠は9枠。
 グランプリに挑む競輪選手たちの群像劇。

 第一章 日本選手権競輪
 第二章 高松宮記念杯競輪
 第三章 寛仁親王牌・世界選手権記念トーナメント
 第四章 読売新聞社杯 全日本選抜競輪
 第五章 オールスター競輪
 第六章 朝日新聞社杯競輪祭
 第七章 KEIRINグランプリ
                    グランプリ
 賞金総額順、もしくは出場権が懸かったレースでの優勝という条件で選抜された9人の漢たち。
 はたしてグランプリの栄冠を掴んだのは?

 競輪というレースでの駆け引きが凄いですね。
 ある程度はラインを作りながらでも、周りは全て敵です。
 数日続く試合では以後のレースの組立も考えなければなりません。
 負けた者は去るのみ。

 面白かったです。第三章が好きでした。
 一本木蛮さんは「KEIRINマガジン」になにか寄稿されているのですか?
 もうちょっと松岡蘭子ちゃんを活躍させて欲しかったです。もったいないですねえ。
 調べたら「ケイリン探偵ゆらち 女流漫画家殺人事件」というのを見つけました。注文したいと思います。

第1661回 ガブリエルの猟犬

Posted by ヒッター7777 on   0 comments   0 trackback

高千穂遥 クラッシャー・ジョウ 13「ガブリエルの猟犬」

 忘れた頃に出てくるシリーズですな。

 前作での苦い経験をリカバーするの1年かけたジョウのチーム。
 舞い込んできた胡散臭い仕事に、再び 全巻の鈴鈴と蘭蘭の双子姉妹が絡んできます。

 クラッシャー、虎の一族、竜の一族、《ルーシファ》。それぞれの思惑で惑星フェアリーガーデンの無人兵器《猟犬》と対峙する。
 進化を続ける《猟犬》は、かつて銀河連合宇宙軍をも退けた頃よりも性能が上がっている。
 失われた古代金貨は誰が手にいれるのか。
              ガブリエルの猟犬

 これは次作に続くエンディングですね。
 それよりも劇場版アニメが4Kリマスターで、OVA2作が2KリマスターでBOX発売ですか。
 買いたいような気がしないでもありません。(笑)
 特典映像の「座談会」は要らないですから安くしてください。
 

第1086回 美神の狂宴

Posted by ヒッター7777 on   0 comments   0 trackback

高千穂遥 クラッシャー・ジョウ 12「美神の狂宴」

 前回の記事はいつだったろうかと見ると第383回で「水の迷宮」を取り上げていたな。
 2年近くぶりの新刊である。

 はぁ~~、鈴鈴と蘭蘭はもう30代ですか。
 まあ、ジョウの母親があの人だとするとそれくらいの年頃になっちゃうんですね~。
 飛竜破岩掌、強いですな~。

 今回はリッキーが大活躍です。タロスが出番がないとぼやいています(笑)
 鬼門五獣帝、懐かしいですな。
 今後は虎の一族を追うことになるんですかね。敵がどんどん増えてきますな。
               美神の狂宴

 ハヤカワ文庫で「神拳 李酔竜」シリーズを新装版でだす前振りか?

第673回 高千穂 遥

Posted by ヒッター7777 on   0 comments   0 trackback

高千穂遙 

 このところ「ソンビーハンター」、「エマノン」、「魔界都市<新宿>」など80年代作品を思い起こすネタが多かったので思い出したのが高千穂遥さんである。
 この頃に始まった高千穂遙さんの「クラッシャージョウ」、「ダーティペア」シリーズ、その後、スピンオフの「神拳 李酔竜シリーズ」などが発表されていく80年代日本SF復興期に当たる時代のことである。
 映画「スターウォーズ」、「E.T」など公開されSFブーム到来。
 「月刊OUT」や「アニメージュ」などの雑誌が発売されたあたりですな。
 「ダーティペア」はアニメより断然、原作小説の方が面白い。
ダーティペアの大帝国
 「ダーティペアの大征服」「ダーティペアの大帝国」の2部作はMMO-RPGワールドにユリとケイが乗り込むとどういう結末を迎えるかという・・・以下略。(もお、乗り込まれた時点で判りそうなものだ)

 80年代当時の高千穂遙さんは自らSF小説を書く傍ら、株式会社「スタジオぬえ」の代表を務め、漫画の原作もこなし、SFというものに一家言持つ『SFマインド』を語る論客でした。
 初期の「宇宙戦艦ヤマト」がTVアニメ放映されたとき制作にも携わったし、この人がいなければ、現在まで続く機動戦士ガンダム・ブームはなかったかもしれません。
 栗本薫さんがグイン・サーガを書こうとしたのは、高千穂さんの「美獣」が書かれたのにインスパイアされたからです。
 
 最近はクラッシャージョウの新作をポツポツ出すだけで、新作があまり出ませんなぁ

 暗黒拳聖伝シリーズやザ・ドラゴンカンフーシリーズのようなものをもっと書いて欲しい。
 暗黒拳聖伝〈1〉闇の覇王