まるでダメな男の日記

このブログでは趣味のゲームや読書感想など非生産的な駄文を書き連ねていく予定です。

第2064回 火の鳥 鳳凰編・羽衣編・異形編

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手塚治虫「火の鳥 鳳凰編・羽衣編・異形編」

 買い込んでいた「火の鳥」を消化していかねば。

 ・鳳凰編
  無事に生まれた赤ん坊を抱いて山神への御礼に連れていった父親は、足を滑らせて崖から落ちて死に、赤ん坊は片目と片腕を失った。
  我王と名付けられた赤ん坊は成長し、強盗や殺人を繰り返していた。
  ある時、旅の仏師・茜丸と出会った我王は茜丸の利き腕を切りつけ、彫刻の技を奪ってしまう。

  運命のいたずらは二人を東大寺大仏殿大屋根の鬼瓦製作の勝負へと導いていく。

 ・羽衣編
  三保の松原の「羽衣伝説」をモチーフにした作品ですね。

 ・異形編
  男子として育てられた娘・左近介は八百年生きているという八百比丘尼を斬った。
  だが、国元に戻ろうとしても、道は比丘尼の住んでいた寺に戻ってしまう。
  戦で傷を負った人々が救いを求めてくるのを、比丘尼のふりをして寺にあった不思議な鳥の羽根で癒しているうちに、人でないものまでが訪ねてくるようになる。
               火の鳥 鳳凰編・羽衣編・異形編
 鳳凰編は昔読んだ記憶があるな。
 羽衣編は読みにくくて飛ばしました。(笑)
 異形編は読んだのか読んでいなかったのか、はっきりしないが、まあ、今回読めたから良いでしょう。

 残るは3冊。年内に片付けたいな。

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第1917回 ばるぼら

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手塚治虫 「ばるぼら」

 耽美派の転載小説家・美倉洋介は、新宿駅の片隅でボロボロの服を纏う野良猫のような女・バルボラを拾う。
 異常性欲症の美倉と、飲んだくれのバルボラの奇妙な生活が始まる。

 意外に教養のある所を見せるバルボラ。彼女が来てから美倉洋介の創作意欲は増し、ヒット作を生み出した。
 しかし、バルボラがいなくなってから美倉洋介は小説が書けなくなった。
 果たして彼女はさまざまな芸術家の前に、姿を変えて現れるミューズ(芸術の女神)なのか。
 それともブードゥーの黒魔術を使う魔女なのか。
 謎の美術品収集家ムネーモシュネー。
 彼女が消えてから6年後、美倉洋介はバルボラそっくりの女・ドルメンに出会う。

  ばるぼら 黒ミサ ばるぼら 狂気の世界

 これ、モデルは野坂昭如先生ですか? 友人は筒井康隆先生ですね。
 娘のバルボラを不幸にした美倉に、記憶を支配する女神ムネーモシュネーの与えた罰。
 こういう神話をモチーフにした作品を読むと「原典」を探したくなりますね。
 昨日読んだ「巨神計画」はオリンポス十二神のの一柱でしたが、こちらはティーターン十二神でした。
 そろそろ「火の鳥」を読まねば。

第1871回 地球を呑む

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手塚治虫 「地球を呑む」

 1942年8月。南太平洋ガダルカナル島でひとりのアメリカ兵が残した写真。
 手に入れた日本兵、関一本松は写真の女ゼフィルスの虜となる。

 戦後二十数年、ゼフィルスが日本にいるという噂を聞いた一本松は、息子の五本松を素性の確認に向かわせた。
 地球を飲み潰すのが夢だという五本松が出会った、ゼフィルスそっくりの女の正体は?

 文明を崩壊させ、原始の時代まで戻そうとする7人のゼフィルスの娘たちと、関六本松まで三代に渡って関わった男たちの物語。
  地球を呑む プレリュード 地球を呑む コーダ
 1968年から1969年に描かれた「大人向け漫画」ということで、それなりの描写はありますが、なんとなく纏まりのないストーリーでした。
 世界の経済文明は崩壊し、知恵と力あるものが生き抜いていける時代。
 手塚治虫先生は、やはり文明崩壊ものが好きなのかな。
 
 

第1786回 グリンゴ

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手塚治虫 「グリンゴ」

 昨年、コンビニで手に取っていつもどおり買って家に帰り、後ろの方の記事を見ると翌月に続きが出るようなのでまとめて読もうと買い置きの山に乗せる。
 翌月、続きを買ってまた後ろの記事を見ると、まだ続くようなのでまた買い置きの山に積む。
 さらに翌々月は買い逃してしまい、Amazonに注文しようとしたら在庫切れで入荷待ちということなので、支払いだけ済ませて届くのを待つ。

 やっと届いたので、まだ続きはあるのかと最後のページを見ると
 「手塚治虫氏は1989年2月9日、逝去され『グリンゴ』は未完の絶筆となりました。」の一文が・・・
 グリンゴ 1 文化果つるところ グリンゴ 2 逃避行

 うーむ、これも未完の作品だったのか。チェックが甘かった。
 そもそも未完だから、ヒッターは買わずにいたので未読作だったのかといまさら気づく。

 グリンゴ 文化果つるところ
 グリンゴ 逃避行
 グリンゴ 焼き畑の村にて


 日本の高度成長期。大手商社が海外に進出していく中、商社マン・日本 人(ひもと ひとし)は南米の商業都市カニヴァリに赴任する。
 有力派閥に属し、密命を受けて支店長としてやって来た日本(ひもと)は、異文化の地でいきなり挫折を味わう事になる。
 誘拐、裏切り、ジャパン・バッシング、革命ゲリラとの取引、日本人同士のいがみ合い。
 この国では日本(ひもと)とその家族はグリンゴ(よそ者)でしかなかった。
 グリンゴ 3 焼き畑の村にて

  「ネオ・ファウスト」と同時期の作品で、未完に終わったのが惜しい。
 晩年の方が面白い作品を描けていたのではなかろうか。
 廉価版で一気に読めたのは幸いである。

第1771回 怖い女

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手塚治虫「怖い女」

 女性の「業」を描いたアンソロジー。

 ・ラインの館にて
 ・人形の家(七色いんこより)
 ・ハエたたき(サスピジョンより)
 ・夜の声(空気の底より)
 ・女王シグマ(アポロの歌より)
 ・ハリケーン(ブラックジャックより)
 ・最上殿始末
                怖い女

 「女王シグマ」が面白かったですね。「アポロの歌」って読んだっけ?
 次点で「最上殿始末」か。

 「空気の底」は持っているが、なにせ読んだのがだいぶ前だし、この話は覚えてなかった。手塚作品を網羅するのは難しい。
 (「火の鳥」もまだ残ってるそ)
 この手の作品集はもっと出して欲しいな。