まるでダメな男の日記

このブログでは趣味のゲームや読書感想など非生産的な駄文を書き連ねていく予定です。

第1871回 地球を呑む

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手塚治虫 「地球を呑む」

 1942年8月。南太平洋ガダルカナル島でひとりのアメリカ兵が残した写真。
 手に入れた日本兵、関一本松は写真の女ゼフィルスの虜となる。

 戦後二十数年、ゼフィルスが日本にいるという噂を聞いた一本松は、息子の五本松を素性の確認に向かわせた。
 地球を飲み潰すのが夢だという五本松が出会った、ゼフィルスそっくりの女の正体は?

 文明を崩壊させ、原始の時代まで戻そうとする7人のゼフィルスの娘たちと、関六本松まで三代に渡って関わった男たちの物語。
  地球を呑む プレリュード 地球を呑む コーダ
 1968年から1969年に描かれた「大人向け漫画」ということで、それなりの描写はありますが、なんとなく纏まりのないストーリーでした。
 世界の経済文明は崩壊し、知恵と力あるものが生き抜いていける時代。
 手塚治虫先生は、やはり文明崩壊ものが好きなのかな。
 
 

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第1786回 グリンゴ

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手塚治虫 「グリンゴ」

 昨年、コンビニで手に取っていつもどおり買って家に帰り、後ろの方の記事を見ると翌月に続きが出るようなのでまとめて読もうと買い置きの山に乗せる。
 翌月、続きを買ってまた後ろの記事を見ると、まだ続くようなのでまた買い置きの山に積む。
 さらに翌々月は買い逃してしまい、Amazonに注文しようとしたら在庫切れで入荷待ちということなので、支払いだけ済ませて届くのを待つ。

 やっと届いたので、まだ続きはあるのかと最後のページを見ると
 「手塚治虫氏は1989年2月9日、逝去され『グリンゴ』は未完の絶筆となりました。」の一文が・・・
 グリンゴ 1 文化果つるところ グリンゴ 2 逃避行

 うーむ、これも未完の作品だったのか。チェックが甘かった。
 そもそも未完だから、ヒッターは買わずにいたので未読作だったのかといまさら気づく。

 グリンゴ 文化果つるところ
 グリンゴ 逃避行
 グリンゴ 焼き畑の村にて


 日本の高度成長期。大手商社が海外に進出していく中、商社マン・日本 人(ひもと ひとし)は南米の商業都市カニヴァリに赴任する。
 有力派閥に属し、密命を受けて支店長としてやって来た日本(ひもと)は、異文化の地でいきなり挫折を味わう事になる。
 誘拐、裏切り、ジャパン・バッシング、革命ゲリラとの取引、日本人同士のいがみ合い。
 この国では日本(ひもと)とその家族はグリンゴ(よそ者)でしかなかった。
 グリンゴ 3 焼き畑の村にて

  「ネオ・ファウスト」と同時期の作品で、未完に終わったのが惜しい。
 晩年の方が面白い作品を描けていたのではなかろうか。
 廉価版で一気に読めたのは幸いである。

第1771回 怖い女

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手塚治虫「怖い女」

 女性の「業」を描いたアンソロジー。

 ・ラインの館にて
 ・人形の家(七色いんこより)
 ・ハエたたき(サスピジョンより)
 ・夜の声(空気の底より)
 ・女王シグマ(アポロの歌より)
 ・ハリケーン(ブラックジャックより)
 ・最上殿始末
                怖い女

 「女王シグマ」が面白かったですね。「アポロの歌」って読んだっけ?
 次点で「最上殿始末」か。

 「空気の底」は持っているが、なにせ読んだのがだいぶ前だし、この話は覚えてなかった。手塚作品を網羅するのは難しい。
 (「火の鳥」もまだ残ってるそ)
 この手の作品集はもっと出して欲しいな。

第1736回 鳥人大系

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手塚治虫「鳥人大系」 Since 1971

 もう一度読みたいなと思って調べたら、今年の夏にコンビニ本が出ていたらしいので注文。
 読み返したら、え? こんな話だっけ?! と驚愕。
 ヒッターの子供の頃は感性が麻痺していたのだろうか。今読むと、すごい怖い話じゃないか。
 ところどころ覚えているが、ほとんど初見みたいな感じで読んでいた。
 まあ、猿だろうが鳥だろうが知恵の実を食った動物はロクな事をせんな。
            鳥人大系

 人類滅亡後のSFで好きだったのは「地球の長い午後」だな。やはり動物より植物の方が種の存続には向いてる気がする。

第1650回 イースター島航海

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手塚治虫「三つ目がとおる イースター島航海」

 手塚治虫先生の作品は雑誌連載時とコミック版が違うのが有名だが、コミック版も出版社で内容が違ったりしている。
 この辺は三上延さんの「ビブリア古書堂の事件手帖5 ~栞子さんと繋がりの時~」を読んで欲しい。

 さて「第1382回 三つ目がとおる」でコンビニ版を紹介したが、これが現在のところ、未収録作品も入った完全版に近いらしい。
 だが、「イースター島航海編」は雑誌連載時とかなり違うらしく、「復刻版」を購入してみた。
                 イースター島航海
 読み比べた結果は?
 まあ、これは巻末の解説にコミックス収録時にいろいろとカットされた経緯が書いてある。
 収録ページ数調整でカットされるなんて、出版社の良心を疑うところだ。
 マンガ家が苦労して描いたものなんだから、いくらか値段が高くなっても全部収録すればよいではないか。

 と昨夜、ウィスキーを舐めながら読んでいて腹が立ったという愚痴でした。(笑)