まるでダメな男の日記

このブログでは趣味のゲームや読書感想など非生産的な駄文を書き連ねていく予定です。

第2049回 境界線上のホライゾン Ⅹ(上)・後編

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川上稔「境界線上のホライゾン Ⅹ(上)」
  Horizon on the Middle of Nowhere Episode X-Part 1


 後半です。ネタバレが含まれています。

 ・伊賀越え
 猛ダッシュの重力加速で《安土》を躱した《武蔵・改》だが、その挙動は読まれていた。
 高速三回転半側転ドリフトで追随する戦艦《安土》。
 「三河」まで逃げ切れば「伊賀越え」は成立。
 だが「三河」到達前に一発でも攻撃が当たれば「伊賀越え」は失敗となる。

 《安土》にスリップ・ストリームに入られた《武蔵・改》から投棄されるゴミ、同人草紙、等身大御神体の山を迎え撃つ《SPEER-08》糟屋・武則と異族部隊。そして戦艦副砲を単騎で抱えて撃ち出す島・左近。
 最初に《武蔵・改》に迫ったのは遠隔魔術師(マギノガンナー)、《SPEER-04》加藤・嘉明と《SPEER-05》脇坂・安治。《武蔵・改》の前方に配置された擬似戦艦《白鷺城》の池田・輝政との挟撃を狙う。
 さらに上空から空対地部隊吶喊中隊《叫食(シャウエッセン)》の加速突撃降下。
 下方から地対空機動殻騎士団《蛮族改(アルトバイエルン)》の突撃の四陣が待ち構えていた。(出番があって良かった(笑))

 ・山崎の合戦
 崩壊を続ける三河湾上空を周回する二隻の巨艦、《武蔵・改》と《安土》。
 「伊賀越え」の成否を不明にしたまま、「大返し」の続ききから「山崎の合戦」へと強引にもつれ込ませた竹中・半兵衛。
 「大返し」は羽柴・藤吉郎が居なければ成立しないはずだが、その自動人形のボディは前田・利家に回収され、本来の使用者である《情報生命体》石田・三成が二重襲名していた。
 全長8kmを越す八艦連結都市艦《武蔵・改》が強引な超信地旋回をしながら主砲《小兼定》発射体勢入るや否や、衝角(ラム)戦の準備をしていた六艦連結戦艦《安土》もハンドスプリング式側転で宙に跳ぶ。

 なぜ「羽柴」勢はここまで「武蔵」勢を止めたがるのか?
 三梃一組の神格武装《八咫烏》を持つ特務級スナイパー鈴木・孫一vsアリアダスト《第二特務》キヨナリ・ウルキアガ。
 機動殻《鬼武丸》を纏う島・左近と《病原(ウィルス)情報生命体》大谷・吉継に対峙するアリアダスト《第一特務補佐》立花夫妻。
 そして《第一特務》点蔵・クロスユナイトと《傷有り》メアリが《SPEER-02》加藤・清正と。
 《銀狼》ネイト・ミトツダイラが《SPEER-08》糟屋・武則と。
 《武蔵神道代表》浅間・智が《SPEER-06》平野・長泰と。
 《副長》本多・二代が《SPEER-01》福島・正則と向き合う中、ついに《十本槍》の出自が明かされた。

 読むの3日かかった。
 ホラ10上
 「創世計画」が阻止された未来の“未来の運命を抽出して作られた武蔵の者達の子供 ”。
 それが《二境紋》に狙われ続けた彼らの正体であった。

 伏線回収にかかってますねえ。
 《SPEER-04》加藤・嘉明と《SPEER-05》脇坂・安治はナルゼとマルゴットの血縁のようですが、とうやって子孫を残したのでしょうか。(笑)
 そうすると《SPEER-07》蜂須賀・小六は《第六特務》直政の娘でしょうが、《SPEER-10》片桐・且元は渉外役ということから《副会長》本田・正純の息子でしょうか。


 X巻は上中下の3巻となるようで楽しみであります。

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第2048回 マラサイ

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MG 1/100 RMS-108 マラサイ

 ロト6で3等が当たったヒッターは気が大きくなって前から気になっていた「MG 1/100 RMS-108 マラサイ」を購入。
 まあ、当分は作る気がないのだが(笑)、欲しいものは欲しい時に買わないと後悔するというのが持論なので仕方がない。
 marasai 02
 marasai 03

 この際、古くなって挙動が怪しくなっているパソコンも新調しようと考えている。
 「継続は力なり」。宝くじは買わないと当たらないんだよね。

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第2047回 宝石の国

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アニメ「宝石の国」

 コミックスは購入していたが、アニメ化されるとは思っていなかったので嬉しい。

 この星は六度流星が流れ、六度欠けて六個の月を産み、やせ衰えて陸が一つの浜辺しかなくなった。
 すべての生物は海へ逃げ、貧しい浜辺には不毛な環境に適した生物が現れた。
 月がまだ一つだった頃、繁栄した生物のうち、逃げ遅れ海に沈んだ者が海底に棲まう微小な生物に食われ、無機質に生まれ変わり、長い時をかけ、規則的に配列し、結晶となり、再び浜辺に打ち上げられた。

 

 フォスフォフィライトたちは人型をした宝石生命体のような存在。
 かつて「人間」と呼ばれたものは“魂”と“肉”と“骨”に分かれた。
 アドミラピリス族は“肉”になり、生殖と死を細やかに繰り返しながら知を重ね継ぐ特性を受け継いだ。
 一方、“骨”は他の生物と契約し、長い時を渡る術を身につけ、陸に戻った。
 そして“魂”は清らかな天地を得、再興のために“肉”と“骨”を取り戻すべくさまよっている。
 宝石の国

 主人公のフォスフォフィライト(燐葉石)は傷つきやすく、何度も壊れながらも「人間」の謎を追い求めていきます。
 アニメは1クールなら3巻くらいまでかな。

 

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第2046回 境界線上のホライゾン Ⅹ(上)・前編

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川上稔「境界線上のホライゾン Ⅹ(上)」
  Horizon on the Middle of Nowhere Episode X-Part 1


 相変わらず分厚い。

 織田・信長/羽柴・藤吉郎を乗せて月軌道へ向かう“本能寺”を見送り、「本能寺の変」は終了した。
 だが明智・光秀を襲名したトーリたち「武蔵」勢には、これから「山崎の合戦」が待っている。
 ここが事実上の《SPEER-09》竹中・半兵衛と《SPEER-03》石田・三成が指揮する「羽柴」との最終決戦だ。
 先行された「賤ヶ岳の戦い」で疲弊しながらも実力を上げた《十本槍》たちを乗せた戦艦《安土》が大返しで急行する。
 体当たり上等の同型艦に《武蔵・改》は「三方ヶ原の戦い」の再戦を望む。
 数の上では八艦対六艦。同数刺し違えても二艦残れば《武蔵・改》の勝ちだ。

 最大加速で衝角(ラム)戦を挑む《安土》に対し、分厚い集中砲撃を浴びせる《武蔵・改》の副砲群と魔女(テクノヘクセン)航空機動団。
 だが《SPEER-01》福島・正則が突破口を開いた先には《武蔵・改》の姿は無かった。
 全速力で東方に逃げたのである。
 後の松平三大危機のひとつ、《伊賀越え》の歴史再現発動である。
                境界線上のホライゾン X(上)            

 「M.H.R.R.(神聖ローマ帝国)」の地対空機動殻騎士団《蛮族改(アルトバイエルン)》。
 前に登場した空対地攻撃部隊《叫食(シャウエッセン)》と対を成す部隊の活躍の機会はあるのか?
 さあ、松平の《伊賀越え》は途中で犠牲者が続々と出ますが、犠牲者を出さないという理念の「武蔵」勢は、この歴史再現をどうクリアするのか。
 上巻の後半に進みます。

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第2045回 緑の草原に・・・・・

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田中芳樹「田中芳樹初期短篇集成1 緑の草原に・・・・・」
Early Works of Yoshiki Tanaka


 1978~79年に李家豊名義で雑誌「幻影城」に発表していた9篇を収録。
 
 ・緑の草原に・・・・・(第三回 幻影城新人賞受賞作)
 ・黄昏都市(トワイライト・シティ)
 ・いつの日か、ふたたび
 ・流星航路
 ・懸賞金稼ぎ
 ・白い断頭台
 ・品種改良
 ・深紅の寒流
 ・黄色の夜
                緑の草原に

 いくつか読んだ記憶があるのは徳間文庫の「戦場の夜想曲(ノクターン)」、「流星航路」、「夜への旅立ち」にも収録されていたからだな。
 この創元SF文庫版は中公文庫版の再編集のようだ。
 「銀河英雄伝説」の発表が発表されたのが1982年なので、デビューから4年でヒット作を掴んだんですなあ。
 前にも書いたが無印「銀英伝」は売れるかどうかわからなかったので、初版には「1.黎明編」という文字は入っていなかったのである。 
 すこし懐かしい作品集でした。

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